本記事では営業から事務への転職理由をどう書けばいいのか解説します。
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営業から事務への転職を考えたとき、多くの方が「どう転職理由を伝えれば採用担当者に納得してもらえるか」と悩みます。本音の転職理由がネガティブなものであっても、まったく問題ありません。大切なのは「なぜ事務職なのか」を自分の言葉でポジティブに言い換えて伝えることです。
採用担当者が「営業から事務への転職」に対して懸念するのは、主に以下の3点です。
| 採用担当者の懸念 | 払拭するための伝え方 |
|---|---|
| 責任逃れ・プレッシャー回避ではないか | 「裏方からチームを支えることへのやりがい」という前向きな動機を伝える |
| 事務への貢献意欲があるか | 営業経験で得たスキルを事務でどう活かすかを具体的に示す |
| 育成コストに見合う人材か | 即戦力となれる部分(PC操作・書類作成・顧客対応経験など)をアピールする |
これらの懸念をひとつひとつ払拭する内容が盛り込まれていれば、「営業から事務」という転職理由は十分に説得力を持ちます。以下では、転職理由・志望動機を書く際の4つのポイントを解説します。
なぜ事務なのかを明確にする
志望動機の中で最も重視されるのが「なぜ数ある職種の中から事務職を選んだのか」という理由です。ここが曖昧だと、採用担当者に「営業が嫌になっただけで、事務である必要はないのでは?」と受け取られる可能性があります。
「なぜ事務なのか」を明確にするためには、まず自分が事務職に興味を持ったきっかけや転換点を振り返ることが重要です。営業職を経験したからこそ気づいた「事務職への関心」を言語化しましょう。
| よくある転換点の例 | 志望理由への変換例 |
|---|---|
| 営業の書類作成や事務処理が得意で評価された | 「書類作成や資料整理に注力するほど業務が円滑になる経験から、事務という形で組織を支えたいと考えた」 |
| 営業事務の担当者と連携する中で、バックオフィスの重要性を実感した | 「営業を裏側から支える事務の仕事の重要性を身をもって感じ、その役割を担いたいと思うようになった」 |
| チームのサポートや調整役にやりがいを感じていた | 「個人の数字を追う仕事より、チーム全体の目標達成を支える仕事にやりがいを感じている」 |
事務でどう貢献できるかを考える
「なぜ事務なのか」と同様に重要なのが、「事務職としてどう貢献できるか」を具体的に伝えることです。営業経験者が事務職に転職する際の強みは、一般的な未経験者とは異なります。営業の現場を知っているからこそ発揮できる貢献を明確にしましょう。
| 営業経験で身についたスキル | 事務職での活かし方・貢献内容 |
|---|---|
| 顧客対応・コミュニケーション力 | 取引先からの問い合わせ対応、社内外の調整業務をスムーズに進められる |
| 資料作成・プレゼン資料の制作経験 | 見積書・提案書・報告書など営業をサポートする書類を的確に作成できる |
| 数字管理・売上データの集計・分析 | 売上管理・数値集計・Excelを使ったデータ整理を正確に行える |
| 優先順位の判断・マルチタスク処理 | 複数の依頼を同時にこなしながら期日通りに処理できる |
| 営業プロセス・業務フローの理解 | 営業担当が何を必要としているかを先回りして準備できる。業務効率化の提案もしやすい |
志望動機に一貫性を持たせる
採用担当者が志望動機を読む際、最も注目するのは「なぜ今の仕事を辞めるのか」「なぜ事務職なのか」「なぜこの会社なのか」という3つの問いの一貫性です。この3つがバラバラだと、「本当に事務がやりたいのか疑わしい」という印象を与えてしまいます。
- 退職理由(なぜ今の仕事を辞めるのか):ネガティブな理由でも「だからこそ事務職でこうしたい」という形で前向きに言い換える
- 職種選択の理由(なぜ事務なのか):営業経験から得た気づきや転換点を具体的に語る
- 企業選択の理由(なぜこの会社なのか):「事務職ならどこでもいい」ではなく、この会社ならではの理由を一文加える
長期的なビジョンが合致しているか
採用担当者は「この人は長く働いてくれるか」という観点でも志望動機を評価します。特に事務職は比較的離職率が安定しており、長期的に活躍してくれる人材を求める傾向があります。
自分の長期的なキャリアビジョンと事務職・志望企業の方向性が合致していることを伝えることで、採用担当者に「この人は長く働いてくれそうだ」という安心感を与えられます。
| 伝えておきたいビジョンの例 | ポイント |
|---|---|
| 「将来的には事務スキルを高め、マルチに対応できる事務担当を目指したい」 | 成長意欲と長期的な貢献意欲を示せる |
| 「育児・結婚などライフステージが変わっても長く安定して働きたい」 | 定着率の高さをアピールできる。ただし「条件面だけ」にならないよう注意 |
| 「簿記資格を取得し、経理スキルと事務スキルを組み合わせたキャリアを築きたい」 | 自己投資への意欲と専門性の向上を示せる |
株式会社CAREER FOCUS/東田尚起営業から事務への転職で大切なのは、『逃げの転職』ではなく『選択(挑戦)の転職』として伝えることです。営業経験で培った顧客対応力や資料作成スキルは、事務職の現場でも確実に活きる素養です。「なぜ事務なのか」を自分の言葉で一貫して語れれば、採用担当者の印象はまったく変わります!
営業から事務へ転職する人が多い理由は?
営業職から事務職への転職を希望する人は多く、転職エージェントや転職サイトの相談でも上位に入る職種チェンジのパターンです。本音の理由はさまざまですが、特に多い理由を4つ紹介します。面接では本音をそのまま伝えるのではなく、ポジティブに言い換える工夫が必要です。
ノルマや数字のプレッシャーが辛いから
営業職最大の特徴のひとつが、売上目標やノルマによる数字のプレッシャーです。毎月・毎四半期ごとに数字を追い続けることに疲弊し、「数字に追われない仕事がしたい」と感じて事務職を目指すケースは非常に多くあります。
ただし、面接でこのまま伝えてしまうと「プレッシャーから逃げてきた」という印象を与えてしまいます。以下のようにポジティブに言い換えましょう。
| 本音の理由 | 面接でのポジティブな言い換え例 |
|---|---|
| ノルマが辛く、数字のプレッシャーが限界だった | 「個人の数字を追うよりも、チーム全体の目標達成をサポートする立場で貢献したいと考えるようになった」 |
残業が多いから
営業職は顧客の都合・商談のスケジュールに合わせて動くことが多く、勤務時間が不規則になりやすい傾向があります。月60時間を超える残業が常態化しているケースも珍しくなく、「プライベートの時間を確保したい」という理由で事務職を志望するケースは多くあります。
この場合も面接では「残業が嫌だから」という言い方は避けましょう。
| 本音の理由 | 面接でのポジティブな言い換え例 |
|---|---|
| 残業が多く体力的・精神的に限界だった | 「業務の効率化や正確な処理を通じて、組織全体の生産性向上に貢献できる事務職で力を発揮したいと考えた」 |
人と話すことが苦手だから
「営業=外向的でコミュニケーション上手な人が向いている」というイメージがある一方で、実際には「人と話すことが苦手だったが、就職活動で営業職に就くことになった」という方も少なくありません。内向的な性格で、日々の商談・飛び込み・テレアポに強いストレスを感じ、事務職への転職を希望するケースもよく見られます。
この場合は「コミュニケーションが苦手」という部分を前面に出すのではなく、「サポートする仕事が向いている・好き」という切り口で伝えることが有効です。
| 本音の理由 | 面接でのポジティブな言い換え例 |
|---|---|
| 人と話し続けるのがストレスで、営業が合わなかった | 「フロントに立つよりも、正確な処理と細やかな気配りで組織やチームを裏方から支えることに適性を感じている」 |
ワークライフバランスを重視したいから
結婚・出産・育児・親の介護といったライフイベントを見据えて、規則的な勤務時間で働ける仕事に就きたいと考える方も多いです。営業職は顧客の都合に合わせてスケジュールが変動しやすく、将来の生活設計が立てにくいと感じるケースが増えています。
事務職は業務量が比較的安定しており、定時退社しやすい環境が整っている企業が多い傾向があります。面接では「ワークライフバランスを大事にしたい」という本音は持ちつつも、あくまで「長期的に安定して貢献できる環境を求めている」という表現にまとめましょう。



営業から事務への転職を希望する方の本音は、【ノルマ・残業・適性のミスマッチ】など人それぞれです。大切なのは、その本音を否定せず『自分はどんな環境で力を発揮できるか』という言葉に変換し、信じること。転職理由は、自己理解の深さを伝えるチャンスでもあります。
営業経験が生きる事務職の業務は?
営業から事務へ転職する際、「事務の経験がないと採用されにくいのでは?」と不安になる方も多いでしょう。しかし、営業職で身についたスキルは事務職のさまざまな場面で活かすことができます。ここでは、特に営業経験が生きる4つの事務職の種類を紹介します。
| 事務の種類 | 主な業務内容 | 営業経験が活きる場面 | 転職のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 営業事務 | 見積書・契約書作成、受発注管理、売上管理、顧客情報管理 | 営業フローの理解・顧客対応経験・数字管理 | ◎ 最もしやすい |
| 一般事務 | 書類作成、データ入力、電話・来客対応、備品管理 | コミュニケーション力・PC操作スキル・マルチタスク処理 | ○ しやすい |
| 経理事務 | 伝票処理、入出金管理、請求書発行、売上集計 | 数字管理・売上データの把握・正確な処理能力 | △ 簿記資格があると有利 |
| 総務事務 | 社内規定管理、備品・施設管理、社内イベント運営、各種手続き | 社内外の調整力・コミュニケーション力・段取り力 | ○ しやすい |
営業事務
営業経験者が最も転職しやすく、かつ経験を最大限に活かせるのが営業事務です。営業担当者の活動をバックオフィスからサポートする仕事であり、見積書・契約書の作成、受発注業務、顧客情報の管理、売上データの集計などが主な業務です。
営業経験者が営業事務に転職する最大のメリットは、「営業担当が何を必要としているかを先回りして動ける」点です。営業の現場を知っているからこそ、担当者の意図を素早くくみ取り、的確なサポートができます。書類作成や資料準備でも「使いやすい形」がわかるため、営業未経験の事務担当と比べて即戦力として活躍しやすい職種です。
一般事務
一般事務は、企業のさまざまな部署に関わる幅広い事務業務を担う職種です。書類の作成・データ入力・ファイル整理・電話や来客への応対・備品の在庫管理など、組織の日常業務が円滑に進むよう裏方から支える役割を担います。
営業経験者が一般事務に転職する際の強みは、コミュニケーション力・マルチタスク処理能力・PC操作スキルです。営業職で身についた「複数の顧客・案件を同時に管理する力」「優先順位をつけながら動く力」は、一般事務でも高く評価されます。
経理事務
経理事務は、企業のお金の流れを管理する仕事です。伝票処理・入出金管理・請求書の発行・会計ソフトへの入力・月次・年次決算の補助などが主な業務となります。正確性と責任感が特に求められる職種です。
営業経験者が経理事務に転職する際は、日商簿記2級・3級などの資格を持っているか、取得に向けて勉強中であることをアピールすることが選考通過のポイントになります。営業職では売上管理や数字管理を日常的に行っているため、数値への理解と正確な処理能力を伝えやすい点が強みです。
総務事務
総務事務は、社内の環境整備・規定管理・備品や施設の管理・社員の各種手続き・社内イベントの運営など、組織全体の運営を裏方から支える業務を担います。特定の部署に限らず全社に関わる仕事であるため、社内外との調整力・コミュニケーション力が特に求められます。
営業経験者が総務事務に転職する際の強みは、「社内外の多様な関係者と調整してきた経験」「段取り力・優先順位の判断力」です。営業で培った折衝・調整スキルは、総務事務でも直接活かせます。



営業経験者が事務職に転職する際、最もスムーズなのは営業事務です。営業の現場を知っているからこそ、担当者が何を必要としているか先回りして動ける。『事務未経験』というハンデより、『営業経験者』というアドバンテージの方がずっと大きい職種です。
まとめ
本音の転職理由がネガティブなものであっても、適切な言い換えで採用担当者に伝えることで十分に内定を獲得できます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| なぜ事務なのかを明確にする | 営業経験から気づいた転換点を具体的に言語化する |
| 事務での貢献を具体的に示す | 営業で身についたスキルを事務でどう活かすかをセットで伝える |
| 志望動機に一貫性を持たせる | 退職理由→職種選択→企業選択の3つが一本の軸でつながっているか確認する |
| 長期ビジョンを伝える | 資格取得・スキルアップなど長く働く意欲を示す |
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