【元教員が語る】リクルート転職の完全戦略|未経験から市場価値と年収UPを叶えた方法の全て

攻めキャリエージェント

「教員の仕事はやりがいがある。でも、このままでいいのだろうか…?」
「自分の市場価値を高めたい。未経験からでも、成長できる環境に挑戦したい」

公務員という安定したキャリアを持つ教員の方々から、私たち「攻めキャリエージェント」には、このようなキャリアに関するご相談が数多く寄せられます。

この記事では、元公立中学校教員というキャリアから、営業未経験でリクルートへの転職を成功させたAさんのリアルな体験談を、担当エージェントである私、東田との対談形式でお届けします。

この記事を読めば、以下のことが具体的にわかります。

教員からリクルートへ転職する際のリアルな難易度と本音
・「失敗する転職活動」と「成功する転職活動」の決定的な違い
・営業未経験のハンデを覆す「教員の経験」を武器に変える超具体的な方法
・元リクルートの私が明かす、リクルートの選考で本当に見られているポイント

もしあなたが本気でキャリアチェンジを望むなら、これは単なる成功体験談ではなく、あなたの未来を変えるための具体的な行動マニュアルとなるはずです。

この支援を担当した人

攻めキャリエージェント:東田 尚起

攻めキャリエージェント なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

目次

「このままでいいのか」教員から営業へ。市場価値を求めた転職理由

攻めキャリエージェント

なおき: まずはじめに、Aさんが教員という安定したキャリアを手放して、なぜ営業未経験からリクルートに挑戦しようと思ったのか、改めて聞かせてもらえますか?

Aさん: はい。教員の仕事にはもちろんやりがいを感じていました。しかし、30歳を目前にしたとき、ふと「自分の市場価値は一体いくらなのだろう?」と考えてしまったんです。
「このまま担任を続けていく人生で、社会で通用するスキルは身につくのか」という漠然とした不安が大きくなりました。 どうせ一度きりの人生なら、もっと社会に大きな影響を与え、自分の実力で評価される世界で勝負したい。そう考えたとき、人材業界でトップを走り、個の成長を重視するリクルートで営業職に挑戦する、という選択肢が最も魅力的に見えたんです。

なおき: 周囲の反対や不安も大きかったのではないですか?特に教員からの転職は前例が少ないですよね。

Aさん: めちゃくちゃ勇気がいりました(笑)。友人のほとんどが公務員で、「安定を捨てるなんてもったいない」と何度も言われました。でも、「教員だから無理」「未経験だから無理」という他人の評価で自分の可能性を閉ざしたくなかった。
何も実績がないゼロからの挑戦でしたが、「やると決めたからにはやりきる」という覚悟だけはありましたね。

【転職の分かれ道】9割が間違うエージェント選び。なぜ「元リク」の私を選んだのか

なおき: 転職活動の第一歩は、何から始めましたか?

Aさん: 最初は転職業界にいる友人に相談し、紹介された大手のエージェントに登録しました。
しかし、教員特有の「3月末退職」というスケジュールがネックになり、なかなか親身になってもらえず…。
正直、「教員からの転職は難しい」と遠回しに言われているようで、心が折れかけました。

なおき: 転職活動期間は2年近くと、かなり長かったですよね。私で3人目のエージェントだったと記憶しています。最終的に、私をパートナーとして選んでくれた決め手は何だったのでしょうか?

Aさん: 理由は3つあります。

  1. 元リクルート出身という圧倒的な内部情報量
  2. リクルートが求める人物像を熟知した上での具体的な選考対策
  3. 同い年で何でも話せる「伴走者」としての信頼感

特に、「リクルートの面接官は、候補者の『当事者意識』を見ています」 といった、内部にいたからこそわかるリアルな情報には何度も助けられました。LINEで深夜に相談に乗ってもらったり、単なるサポートではなく、本当に「二人三脚」で戦ってくれる存在だと感じました。

なぜリクルートだったのか 「一流の営業力を身につけたい」という想い

攻めキャリエージェント

なおき: 営業未経験から挑戦する上で、数ある企業の中からリクルートを第一志望にしたのはなぜですか?

Aさん: シンプルに「日本で一番、営業力が身につく環境」だと考えたからです。未経験というハンデがあるからこそ、育成の仕組みが整っており、かつ高いレベルが求められる環境に身を置きたかった。 リクルートの営業は「きつい」という評判も聞いていましたが、それは成果へのこだわりが強いからこそ。中途半端な環境で妥協するより、最高の環境で自分を試したかったんです。

なおき: 教員の経験と営業職。「信頼関係を築く」という点では共通していますが、成果が数字で明確に出る世界への怖さはありませんでしたか?

Aさん: もちろんありました。でも、それ以上に「自分の介在価値が数字でわかる」ことへのワクワクの方が大きかったです。生徒の成長という定性的なやりがいから、顧客の事業成長への貢献という定量的なやりがいへ。全く違う世界だからこそ、挑戦する価値があると思いました。

【公開】元教員がリクルートの選考を突破した、超具体的な3つの準備

なおき: Aさんのように営業未経験からリクルートの選考を突破するのは、正直かなり狭き門です。ここを読んでいる方のために、具体的にどんな準備をしたのか、余すところなく教えてください。

Aさん: はい。特別なことは何もありません。地道な準備の積み重ねです。

準備1:教員の経験を「営業の言葉」に翻訳するスキル言語化

なおき: Aさんの面接練習で最も印象的だったのが、この「スキルの言語化」でした。教員の経験を、見事に営業現場で活かせるポータブルスキルとして語れていましたね。

Aさん: なおきさんと一緒に、教員の業務を分解して「営業で活かせるスキル」に変換する作業を徹底的にやりました。

教員時代の経験営業職で活かせるスキル(面接でのアピール言語)
保護者対応・三者面談年齢や立場の異なる多様なステークホルダーとの折衝・調整能力
授業計画の作成ゴールから逆算し、達成までのプロセスを設計・実行する計画力
生徒指導・進路相談相手の潜在的な課題やニーズを引き出し、目標達成まで伴走する傾聴力・関係構築力
部活動の顧問チームの目標達成に向け、メンバーを動機づけ、主体性を引き出すリーダーシップ

この作業のおかげで、面接官に「この人は未経験だが、現場で活躍するイメージが湧く」と思ってもらえたのだと思います。

準備2:「なぜリクルートか」を自分の言葉で語るための徹底的な企業研究

Aさん: 自己分析で「なぜ転職?」「なぜ営業?」を固めた後、なおきさんから「リクルートの社員以上にリクルートを語れるようになれ」と言われ、企業研究を徹底しました。

  • ホームページや採用サイトは隅々まで読み込む
  • 中期経営計画・IR情報で会社の未来の方向性を理解する
  • OB訪問アプリで若手の元リクルート社員に話を聞き、リアルな働き方を知る

ここまでやって初めて、「数ある企業の中で、なぜリクルートでなければならないのか」を自分の言葉で語れるようになりました。

準備3:10回以上の模擬面接で「圧倒的な当事者意識」を示す

なおき: リクルートの面接で最も重視されるのは、スキルよりもマインド、特に「圧倒的な当事者意識」です。「あなたはどうしたい?」を常に問われます。Aさんとは10回以上、模擬面接を繰り返しましたね。

Aさん: はい。最初の頃は「教えてください」というスタンスでしたが、なおきさんから「それだと一生受からない。面接は『自分がこの会社をどう成長させるか』を提案する場だ」と指摘され、意識が変わりました。 最終面接では「私がもし入社したら、教員の人脈を活かして教育業界のクライアントを開拓し、3年後にはこの領域でトップセールスになります」と宣言しました。ハッタリかもしれませんが、その覚悟が評価されたのだと思います。

5. 「やっぱり無理かも…」心が折れかけた時期と、支えになった言葉

なおき: 選考の途中で、他の企業からお見送りになったこともありましたよね。心が折れそうになった瞬間はありましたか?

Aさん: めちゃくちゃありました。特に、同じ人材業界の競合他社に落ちた時は、「やっぱり営業は向いていないんじゃないか」と本気で悩みました。最終面接の前夜は、プレッシャーで一睡もできなかったです(笑)。 でも、その度に、なおきさんが「Aさんの市場価値は、Aさんが決めることじゃない。市場が決めること。そして、向かうべきゴールはリクルートですよね?どこを向いてるかが大事です」と言ってくれて。その言葉で何度も自分を奮い立たせることができました。

転職後のリアル──「想像以上に刺激的」な毎日と成長実感

攻めキャリ

なおき: 実際に入社してみて、リクルートはどんな会社ですか?

Aさん: 一言で言うと「想像以上に刺激的」です。
周りは目標達成意欲が異常に高いメンバーばかりで、毎日が勉強です。最初は営業未経験ということにコンプレックスもありましたが、リクルートには未経験者を育てる文化と研修制度がしっかりあるので、前向きに頑張れています。
もちろん、契約社員(※リクルートの多くは契約社員スタート)としてのスタートですが、正社員登用の道も明確ですし、何より「元リク」というキャリアが、今後の自分の市場価値を大きく高めてくれると確信しています。
あの時、挑戦して本当によかったです。

最後に──これから挑戦する人たちへ

なおき: 最後に、これから営業職やリクルートへの挑戦を考えている人たちへ、Aさんからメッセージをお願いします。

A: 「未経験だから」「自分には無理かも」と感じている方こそ、挑戦してほしいです。大事なのはスキルよりも覚悟と行動。僕もゼロからのスタートでしたが、「やりきる」と決めて動き続けたことで未来が開けました。

迷っている方がいたら、まずは一歩踏み出してみてください。そして、信頼できるエージェントと出会えるかどうかもすごく大事です。僕にとって、なおきさんの存在は間違いなく転職成功のカギでした。

なおき: こちらこそ、本気で向き合ってくれてありがとうございました。これからのAさんの活躍を心から応援しています!

この支援を担当した人

攻めキャリエージェント:東田 尚起

攻めキャリエージェント なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

転職するか迷っていても大丈夫。
まずはお気軽にご相談ください。

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