【年収3000万の真相】M&A営業の「きつい」リアルと転職の全貌|未経験から年収1億を目指した男

攻めキャリエージェント

“やり切った半年間。面談は40回以上。支えてくれたのは、攻めキャリエージェントの丸尾さんだった”

こんにちは、「攻めキャリエージェント」代表の丸尾です。

私はこれまでリクルートでの経験を経て、数多くの20代・30代の「攻め」のキャリアチェンジを支援してきました。その中でも、今最も熱い視線を集めているのがM&A業界です。

「M&A業界に転職すれば、20代で年収3,000万も夢じゃない」
「M&A 営業は激務で死ぬほどきついらしい」

様々な情報が飛び交う中、あなたも「本当のところはどうなんだ?」と情報を探しているのではないでしょうか。

結論から申し上げます。 M&A業界の「高年収」は事実です。しかし、それは「楽して稼げる」という意味では断じてありません。

この記事では、M&A業界への転職を本気で考えるあなたが知るべき「年収の真相」と「営業のリアル」について、転職支援のプロとして、そして実際に未経験からM&A業界への転職を成功させた転職者のリアルな声と共にお届けします。

転職者の紹介

佐野様

M&A 転職

大手ハウスメーカー(積水ハウス)で
営業トップクラスの成績を残した後、
丸尾の支援の元、半年間にわたる徹底した準備を経て、
未経験からM&A仲介会社への転職を成功させる。

この支援を担当した人

攻めキャリエージェント:丸尾 明大

攻めキャリエージェント:丸尾

新卒で株式会社積水ハウスに入社。
その後株式会社リクルートへ転職。
リクルート卒業後には個人事業主として転職支援、
キャリアコーチング事業に従事。

自らの転職経験、様々な雇用形態の就業経験、
これまで数百人を超える転職成功を実現。

目次

第1章:M&A業界の「年収」の真相|なぜ20代で3,000万円が可能なのか?

M&A仲介業界の平均年収は、一般的な上場企業の平均(約630万円)を遥かに凌駕します。

  • M&Aキャピタルパートナーズ:約2,987万円
  • ストライク:約1,515万円
  • 日本M&Aセンター:約1,202万円 (※各社有価証券報告書等参照。年により変動あり)

これらはあくまで「平均」です。トッププレイヤーや成果を出した若手は、20代で年収2,000万円、30代で5,000万円、さらには1億円を超えることも珍しくない世界です。

M&A業界の年収が「異常に」高い3つの理由

なぜ、これほどまでに高い年収が実現するのでしょうか。それには明確な3つの理由があります。

1. 圧倒的な利益率(仕入れゼロのビジネスモデル)
M&A仲介業は、製造業や小売業と異なり「仕入れ」が存在しません。商品(サービス)は、アドバイザーの「知識」「経験」「労働力」そのものです。人件費や交通費、広告費などを除けば、売上の大部分が利益となる高収益構造が、高い給与水準を支えています。

2. 高額な成功報酬(レーマン方式)
M&A仲介の主な収益源は、M&Aが成約した際に発生する「成功報酬」です。これは多くの場合「レーマン方式」と呼ばれる計算方法で算出され、取引金額が数億円、数十億円になれば、報酬も数千万円、数億円と跳ね上がります。

3. 市場拡大と深刻な人材不足
現在、日本は「大事業承継時代」を迎えています。後継者不在に悩む中小企業が急増しており、M&Aによる事業承継の需要が爆発的に高まっています。しかし、この高難易度なディール(取引)をまとめ上げられる「専門人材」は圧倒的に不足しています。この需要と供給のアンバランスが、M&Aプレイヤーの市場価値(=年収)を押し上げているのです。

年収のカラクリは「インセンティブ」|前職年収は関係なし

丸尾: M&A業界の給与体系は、多くが「基本給+高額なインセンティブ(成果報酬)」で構成されています。

重要なのは、前職の年収は一切関係ないということです。

1年目は「仕込み」の期間であり、2年目以降に1年目の成果がインセンティブとして反映され、年収が1,000万円、2,000万円、人によっては4,000万円と跳ね上がっていきます。

 第2章:「M&A 営業」の仕事内容|「きつい」と言われる業務のリアル

丸尾: 高年収の対価として、M&Aの営業担当者は一体何を求められるのでしょうか。ここからは「M&A 営業」のリアル、特に「きつい」と言われる部分に深く切り込みます。

M&A営業の2大業務:「ソーシング」と「エグゼキューション」

M&A営業の仕事は、大きく分けて2つです。

  1. ソーシング(案件発掘)
    「会社を売りたい」という経営者を見つけ出す、最も泥臭く、最も重要な業務です。会社の未来に悩む経営者を探し出し、信頼関係を築き、M&Aという選択肢を提示します。
  2. エグゼキューション(案件執行)
    「会社を買いたい」という企業を探し(マッチング)、双方の条件交渉、企業価値の算定(バリュエーション)、契約締結(クロージング)まで、M&Aの全プロセスを専門家(弁護士や会計士)と連携しながらリードします。

なぜ「きつい」のか? M&A営業 1年目のリアル

M&A営業が「きつい」と言われる理由は、以下の4つの側面に集約されます。

1. 【量】圧倒的な行動量:1日100~300件のテレアポ
丸尾:「ソーシング(案件発掘)」は、まさに「量」との戦いです。特に経験のない1年目は、まず電話帳やリストを元に1日100件、200件、多い時は300件のテレアポをすることが求められます。 この「量をやり切る」タフさがなければ、スタートラインにすら立てません。

2. 【質】終わらない勉強:財務・法務・税務の知識
丸尾:経営者と対等に話すためには、付け焼き刃の知識は通用しません。企業の財務諸表を読み解く「財務」、契約を理解する「法務」、税務上の問題を把握する「税務」など、膨大な専門知識を、業務と並行して死に物狂いでインプットし続ける必要があります。

3. 【時間】ハードワーク:繁忙期の残業は80時間超え
丸尾: M&Aのディールは、いつ何時動くか分かりません。複数の案件が同時に動く繁忙期には、月間の残業が80時間~100時間に達することも覚悟しなければなりません。 ただし、これは「成果」を出すための時間であり、メリハリをつけて働く(M&A総研の密着動画では土日祝は休み、長期休暇も取得)ことが推奨されている企業も増えています。

4. 【精神】成果主義とプレッシャー
丸尾: M&Aは、経営者にとって「人生そのもの」である会社を扱う仕事です。その重い決断を背負うプレッシャーは想像を絶します。そして、あなたの評価は「プロセス」ではなく、成約という「成果」が全て。この成果主義への適応が求められます。

第3章:【対談】未経験者が語る「M&A 営業」のリアルと「武器」

丸尾: ここからは、この「きつい」と言われるM&A業界へ、未経験から飛び込んだ佐野さんにお話を伺います。佐野さん、よろしくお願いします。

佐野: よろしくお願いします。

丸尾: 佐野さんがM&A業界を目指したキッカケは、やはり「年収」でしたか?

佐野: はい。理由は大きく2つあって、1つは「20代で年収1億円を実現できる環境がある」と知ったことです。2つめは「成長環境」ですね。ビジネス界の総合格闘技とも言われるM&A業界に飛び込むことで、自分自身も成長したいと思いました。

丸尾: M&A営業の「きつさ」として、特に「行動量(テレアポや飛び込み)」が挙げられます。佐野さんは前職(積水ハウス)での経験が活きましたか?

佐野: まさに「行動量」は私の武器でした。前職時代には、ポスティング月3000件、飛び込みピンポン1日300件など、数字としても残るレベルでやり切っていました。M&A業界も「量」が重要な世界。この経験は面接でも非常に高く評価されたと感じています。

丸尾: やはり「行動量」の裏付けは強いですね。もう一つの「きつさ」である「勉強量」については、どう乗り越えましたか?

佐野: 転職活動中から必死でした。M&A企業の社長インタビューや業界解説など、YouTubeは本当に関連動画を見尽くしました。食事中も電車の中もずっと動画を流していましたね。

丸尾: 本も10冊以上読んでいましたよね。

佐野: はい。M&A業界の入門書から専門書まで買い揃えて、分からない用語をメモして、自分でまとめて、面談の場でも話せるように準備していました。簿記や決算書の読み方も、基礎から独学で学び直しました。

丸尾: その「インプット力」と「やり切る力」が、未経験転職を可能にした最大の要因ですね。

第4章:【プロの視点】M&A営業の「やりがい」と「キャリアパス」

丸尾: 佐野さんのような「きつさ」を乗り越えた先に、M&A営業は何を得られるのでしょうか。

報酬だけではない、圧倒的な「成長環境」

最大の対価は、年収(カネ)だけではありません。

  • 経営者との対峙
    普段の生活では決して出会えない、百戦錬磨の経営者たちとパートナーとして対峙し、彼らの「人生の決断」に立ち会う経験。
  • 社会課題の解決
    後継者不足という日本社会の大きな課題を、M&Aという手法で解決する「社会貢献性」と「使命感」。

これらを通じて得られる視座の高さ、専門知識、交渉力は、他のどんな業界の3年間よりも濃密であり、あなたの市場価値を飛躍的に高めます。

その後のキャリアパス:独立、PEファンド、事業会社CFO

M&A仲介で数年間、圧倒的な成果を出した後のキャリアパスは非常に多彩です。

  • M&A仲介として独立
  • PEファンド(投資ファンド)への転職
  • 事業会社の経営企画室やCFO(最高財務責任者)

一度この業界でトップの実績を積めば、キャリアの選択肢は「選ぶ」側から「選ばれる」側へと変わります。

第5章:【対談】未経験からM&A転職を成功させる「たった1つの本質」

丸尾: 佐野さんのように、M&A業界は未経験からでも転職可能です。ただ、佐野さんの道のりも決して平坦ではありませんでした。私たちは半年間で面談練習を40回以上重ねましたよね。

佐野: はい。今だから言えますが、最初は自己分析が甘く、面談で全然話せませんでした。

丸尾: 「M&A業界に行きたい」というフワッとした思いだけでは、面接官には通用しませんからね。

佐野: まさに。丸尾さんに面談練習で毎回「何で?本心は?」と深掘りされ続け、「言語化」を徹底的に鍛えてもらいました。「本心で思っているからこそ言葉にできる」という基本の大切さを実感しましたね。面接は場数です。やれば、絶対に上達します!

丸尾: 私が転職エージェントとして意識していたのは「即レス」と「寄り添う姿勢」です(笑)

佐野: 本当に助かりました(笑)。LINEを送ったら30秒以内に返事が来る。これは本当に安心感がありました。半年間、週1回の面談をずっと続けてくれて、単なる転職サポートではなく、人生単位で関わってくれた感じがしました。

丸尾: ありがとうございます。佐野さんのように「現職での圧倒的な営業実績」があり、「異常なまでのインプット力」と「素直さ」を持ち、「年収と成長への強烈なハングリー精神」がある方なら、未経験でも道は必ず開けます。

まとめ|M&A業界は、覚悟とリターンが比例する場所

M&A業界は、「楽して稼げる」場所では断じてありません。

それは、佐野さんのように「行動量」で道をこじ開け、「勉強」で信頼を勝ち取り、その対価として、他の業界ではあり得ない「年収」と「成長」を手に入れる場所です。

もしあなたが今、現職でトップクラスの実績を出し、その環境に「物足りなさ」や「限界」を感じているならば、それはM&A業界への挑戦のサインかもしれません。

あなたのその「覚悟」は、本物ですか?

攻めキャリエージェントは、その覚悟を「年収とキャリア」という最高の結果に変えるため、M&A業界という戦場への切符を掴むサポートを全力で行います。

あなたの「攻め」のキャリア相談を、お待ちしています。

この支援を担当した人

攻めキャリエージェント:丸尾 明大

攻めキャリエージェント:丸尾

新卒で株式会社積水ハウスに入社。
その後株式会社リクルートへ転職。
リクルート卒業後には個人事業主として転職支援、
キャリアコーチング事業に従事。

自らの転職経験、様々な雇用形態の就業経験、
これまで数百人を超える転職成功を実現。

転職するか迷っていても大丈夫。
まずはお気軽にご相談ください。

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