転職が当たり前になったこの時代、「そろそろ次のステップへ…」と考えたとき、多くの方が「転職エージェント」の利用を検討するのではないでしょうか。
しかし、同時にこんな不安も聞こえてきます。
- 「本当に無料で使えるの?何か裏があるんじゃ…」
- 「どの転職エージェントを選べばいいか分からない」
- 「しつこく連絡が来たり、希望しない求人を押し付けられたりしない?」
私自身、キャリアアドバイザーとして日々多くの方の転職をご支援する中で、転職エージェントの選び方一つで、キャリアが大きく変わる瞬間を何度も目にしてきました。
この記事では、業界の裏側も知るプロの視点から、転職エージェントの仕組みといった基本的な知識から、忖度なしのおすすめエージェント比較、そして最大限に活用するための裏技まで、あなたの転職成功に必要なすべてを網羅しました。
この記事を最後まで読めば、あなたは自分に最適な転職エージェントを見つけ、自信を持って転職活動の第一歩を踏み出せるはずです。さあ、一緒に最高のキャリアを掴み取りましょう!
攻めキャリエージェント:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
転職エージェントとは?
まずは基本の「き」から。転職エージェントがどのようなサービスなのか、転職サイトとの違いは何かを明確に理解しておきましょう。
転職エージェントの概要と役割
転職エージェントとは、厚生労働省から認可を受けた「有料職業紹介事業者」のことです。
簡単に言えば、「転職したい人(求職者)」と「人材を募集している企業(求人企業)」を繋ぐ、プロの仲介サービスです。
私たちキャリアアドバイザーは、求職者一人ひとりと面談を行い、これまでの経験やスキル、今後のキャリアプランなどをヒアリングします。その上で、数多くの求人の中から最適な企業を提案し、応募書類の添削から面接対策、さらには内定後の年収交渉や入社日の調整まで、転職活動の全プロセスを無料でサポートします。
転職エージェントと転職サイトの違い
「リクナビNEXTやマイナビ転職のような転職サイトと何が違うの?」という質問をよく受けます。両者は似ているようで、役割が全く異なります。
比較項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
主体 | キャリアアドバイザーが介在 | 求職者が自分で活動 |
求人 | 非公開求人が多数 | 公開求人が中心 |
サポート | ◎(書類添削、面接対策、交渉代行など) | ×(基本的に自己完結) |
スケジュール | アドバイザーが調整を代行 | 自分で管理 |
メリット | ・プロの客観的視点が得られる ・非公開求人に出会える ・手間が省ける | ・自分のペースで進められる ・多くの求人を自由に閲覧できる |
デメリット | ・担当者との相性がある ・コミュニケーションの手間がかかる | ・全ての工程を自分で行う必要がある ・客観的なアドバイスは得られない |
おすすめな人 | ・初めて転職する人 ・忙しくて時間がない人 ・キャリア相談をしたい人 | ・自分のペースで進めたい人 ・希望業界や職種が明確な人 ・多くの求人を比較したい人 |
結論として、両者はどちらが良い・悪いではなく、併用するのが最も効果的です。
転職サイトで市場感を掴みつつ、エージェントで専門的なサポートを受けるのが成功への近道です。
転職エージェントの仕組み
「なぜこんなに手厚いサポートが無料なの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
転職エージェントは、求職者からは一切費用を受け取りません。
その代わり、紹介した求職者が企業に入社した時点で、その企業から「成功報酬」として年収の30%~35%程度を受け取るビジネスモデルになっています。

この仕組みがあるからこそ、転職エージェントは求職者の転職成功に向けて真剣にサポートを提供するのです。
あなたの転職成功が、私たちの成果に直結するわけです。
転職エージェントを活用するメリット・デメリット

便利な転職エージェントですが、当然メリットとデメリットが存在します。両方を正しく理解し、賢く活用しましょう。
メリット1:プロのアドバイスが受けられる
最大のメリットは、転職市場を知り尽くしたプロの視点から客観的なアドバイスを受けられる点です。
- 自己分析の深化:自分では気づかなかった強みや適性を引き出してくれる。
- キャリアプランの明確化:市場価値や将来性を踏まえたキャリアパスを一緒に考えてくれる。
- 専門的な選考対策:企業ごとに特化した職務経歴書の書き方や、面接での効果的なアピール方法を指導してくれる。
これらは独力での転職活動では得難い、非常に価値のあるサポートです。
メリット2:非公開求人にアクセスできる
転職市場に出回る求人のうち、約8割は非公開求人だと言われています。これらは、企業が「競合他社に知られずに採用を進めたい」「特定のスキルを持つ人材に絞ってアプローチしたい」といった理由で、一般には公開していない求人です。
転職エージェントは、こうした優良な非公開求人を多数保有しており、あなたの経歴や希望にマッチした求人を紹介してくれます。思わぬ優良企業との出会いが期待できるのも、エージェント利用の醍醐味です。
メリット3:面接日程調整や条件交渉などを代行してくれる
働きながらの転職活動は、時間との戦いです。特に面倒なのが、複数の応募企業との面接日程調整。これを全てエージェントが代行してくれるため、あなたは面接対策に集中できます。
さらに、言い出しにくい年収交渉や入社日の調整といった条件交渉も、プロがあなたに代わって行ってくれます。 個人で交渉するよりも有利な条件を引き出せるケースも少なくありません。
デメリット1:コミュニケーションの手間がかかる場合がある
担当のキャリアアドバイザーとの面談や、メール・電話でのやり取りが発生するため、ある程度のコミュニケーションコストはかかります。また、アドバイザーとの相性が合わないと、ストレスを感じる可能性もゼロではありません。
デメリット2:求人を絞りすぎて選択肢を狭めてしまう
アドバイザーはあなたの希望に基づいて求人を紹介しますが、時にそれがあなたの可能性を狭めてしまうこともあります。紹介された求人だけに目を向けるのではなく、自分でも転職サイトで情報を集めるなど、視野を広く持つことが大切です。
複数の転職エージェントを併用する利点と注意点
「1社に絞った方がいいの?」と聞かれますが、私の答えは**「NO」**です。本気で転職を成功させたいなら、最低でも2~3社のエージェントを併用することを強く推奨します。
複数利用の利点:より多くの求人を比較検討できる
各エージェントは、それぞれ独自の非公開求人を持っています。複数のエージェントに登録することで、出会える求人の母数が圧倒的に増え、選択肢が広がります。A社にはなかった優良求人がB社にはある、というケースは日常茶飯事です。
複数利用の利点:エージェントとの相性を見極められる
キャリアアドバイザーも人間です。あなたとの相性の良し悪しは必ずあります。複数のアドバイザーと話すことで、「この人は親身になってくれる」「この人は業界に詳しい」といった違いが見えてきます。最も信頼できるアドバイザーをメインに据えて活動を進めるのが賢い方法です。
注意点1:スケジュール管理が複雑になる
複数のエージェントから求人紹介や面接の連絡が来るため、スケジュール管理が煩雑になりがちです。Googleカレンダーなどを活用し、どのエージェント経由でどの企業の選考がどの段階にあるのか、一元管理することを徹底しましょう。
注意点2:同じ求人へ重複応募しない工夫が必要
異なるエージェントから同じ求人を紹介されることがあります。この場合、重複して応募してしまうと企業側に「管理ができない人」という悪印象を与えかねません。どの企業に応募したかをExcelやスプレッドシートで管理し、重複応募は絶対に避けましょう。もし紹介された場合は、「その求人は他社様から応募済みです」と正直に伝えれば問題ありません。
転職エージェント利用の基本的な流れ
ここでは、転職エージェントに登録してから内定・入社するまでの一般的な流れを5つのステップで解説します。
ステップ1:エージェントへの登録手続き
まずは各転職エージェントの公式サイトから登録します。基本情報や学歴、職務経歴などを入力しますが、この段階では完璧でなくても大丈夫です。5分~10分程度で完了します。
ステップ2:面談・カウンセリングで希望条件を共有
登録後、担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、面談(現在はオンラインが主流)の日程を調整します。面談時間は60分~90分程度。ここで、これまでの経験や転職理由、希望条件(業種、職種、年収、勤務地など)を詳しく伝えます。
【東田のワンポイントアドバイス】 この面談が最も重要です!少しでも良く見せようと嘘をつくのはNG。あなたの本音やキャリアの悩みを正直に話すことで、アドバイザーはより精度の高い求人を紹介できます。
ステップ3:求人提案と応募書類の準備
面談内容をもとに、アドバイザーがあなたに合った求人を複数提案してくれます。興味のある求人があれば、応募の意思を伝えます。同時に、履歴書や職務経歴書の添削を受け、応募企業に最適化された書類を準備します。
ステップ4:面接対策とスケジュール調整
書類選考に通過すると、いよいよ面接です。エージェントが企業との間に立ち、日程を調整してくれます。面接前には、過去の質問傾向や企業の社風を踏まえた模擬面接など、実践的な対策を行ってくれるので、安心して本番に臨めます。
ステップ5:内定・条件交渉・入社準備
無事に内定が出たら、年収や役職、入社日などの条件交渉をエージェントが代行します。あなたが納得できる条件で入社できるよう、最後までサポートしてくれます。現職の退職手続きに関するアドバイスも受けられるので、円満退社が可能です。
転職エージェントの選び方
数ある転職エージェントの中から、自分に合った一社を見つけるための4つの視点をご紹介します。
選び方1:求人数と業種・職種の幅を確認する
まずは「求人数の多さ」が重要です。求人が多ければ多いほど、選択肢は広がります。特に、幅広い選択肢の中から自分に合う企業を見つけたい方は、業界最大手である「総合型」のエージェントを必ず一つは登録しましょう。一方で、特定の業界・職種への転職を希望する場合は、その分野に特化した「特化型」エージェントも併用するのがおすすめです。
選び方2:キャリアアドバイザーの質・対応力
転職の成否は、担当のキャリアアドバイザーにかかっていると言っても過言ではありません。以下の点をチェックしましょう。
- 専門性:あなたの希望する業界・職種に精通しているか。
- 傾聴力:あなたの話を親身に聞き、本質的な課題を理解しようとしてくれるか。
- 提案力:あなたの希望を鵜呑みにするだけでなく、プロとして別の可能性も提案してくれるか。
- 対応の速さ:連絡がスムーズで、ストレスなくやり取りできるか。
選び方3:サポート体制やサービス内容をチェック
書類添削や面接対策はほとんどのエージェントが提供していますが、その質は様々です。企業ごとの詳細な情報提供、独自のセミナー開催、無期限のサポートなど、プラスアルファのサービス内容も比較検討の材料になります。
選び方4:口コミや評判など実際の体験談を参考にする
最終的には、実際に利用した人の声が最も参考になります。SNSや口コミサイトで、良い評判だけでなく、悪い評判にも目を通しましょう。ただし、口コミはあくまで個人の感想です。最終的にはあなた自身が面談を受けて、自分との相性を確かめることが最も重要です。
総合型転職エージェントおすすめ

まずは、業界や職種を問わず幅広い求人を扱う「総合型」エージェントから。転職を考えるなら、まずこの中から1〜2社は登録必須です。
リクルートエージェント:圧倒的な求人数と実績
- 特徴:業界No.1の求人数と転職支援実績を誇る最大手。非公開求人も10万件以上。
- 強み:全業種・職種を網羅しており、地方の求人も豊富。各業界に精通したアドバイザーが多数在籍。
- どんな人におすすめ?:転職を考え始めた全ての人。豊富な選択肢から比較検討したい人。
doda(デューダ):求人検索とエージェント機能が一体化
- 特徴:転職サイトとしても利用でき、自分で求人を探しながらエージェントのサポートも受けられる。
- 強み:IT・Web系に強く、若手からミドル層まで幅広い層に対応。独自の「年収査定」や「キャリアタイプ診断」も人気。
- どんな人におすすめ?:自分のペースで求人を探しつつ、プロのアドバイスも欲しい人。
マイナビエージェント:若手を中心に丁寧なサポートが魅力
- 特徴:20代~30代前半の若手層の転職支援に定評がある。中小企業の優良求人も多数。
- 強み:一人ひとりにかけるサポート時間が長く、丁寧なヒアリングと親身な対応が評判。初めての転職でも安心。
- どんな人におすすめ?:初めて転職する20代。手厚いサポートを求める人。
パソナキャリア:女性向けやハイクラス求人にも幅広く対応
- 特徴:人材派遣大手のパソナグループが運営。顧客満足度が非常に高い。
- 強み:女性のキャリア支援に力を入れており、管理部門やハイクラス層の転職にも強い。年収アップ率67.1%という実績も魅力。
- どんな人におすすめ?:キャリアアップを目指す女性。質の高いサポートを求める人。
エンエージェント:企業文化を重視したマッチングが特長
- 特徴:入社後の活躍・定着を重視し、企業文化や働きがいまで踏み込んだ情報提供を行う。
- 強み:独自の適性テスト「3Eテスト」を活用し、客観的なデータに基づいたマッチングを実現。
- どんな人におすすめ?:給与や待遇だけでなく、社風や働きがいを重視する人。
専門・特化型転職エージェントおすすめ
特定の領域でキャリアを築きたい方は、専門知識が豊富な特化型エージェントの活用が不可欠です。
JACリクルートメント:グローバル・ハイクラス求人に強い
- 特徴:管理職・専門職・外資系・グローバル企業の転職支援に特化。年収600万円以上がメインターゲット。
- 強み:コンサルタントの質が非常に高く、企業の経営層と直接繋がっているため、質の高い求人が多い。
- どんな人におすすめ?:年収アップを目指す30代以上のハイキャリア層。語学力を活かしたい人。
ビズリーチ:スカウト制が特徴のハイクラス転職サービス
- 特徴:登録すると、経歴を見た企業やヘッドハンターから直接スカウトが届く。
- 強み:年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占める。自分の市場価値を知りたい人にも最適。
- どんな人におすすめ?:自分のペースで転職活動を進めたいハイキャリア層。管理職や専門職。
type転職エージェント:首都圏中心のIT・Web分野をリード
- 特徴:IT・Web業界を中心に、営業職や企画職の求人も豊富。一都三県に強み。
- 強み:IT業界に精通したアドバイザーが多く、専門的なキャリア相談が可能。年収交渉にも強い。
- どんな人におすすめ?:首都圏でIT・Web業界への転職を考えている人。
レバテックキャリア:ITエンジニア専門でサポート充実
- 特徴:ITエンジニア・クリエイターに特化した転職エージェント。
- 強み:年間3,000回以上の企業ヒアリングを行い、現場のリアルな情報を提供。技術的な話が通じるアドバイザーが揃っている。
- どんな人におすすめ?:全てのITエンジニア。キャリアアップを目指すクリエイター。
ギークリー:IT・Web・ゲーム業界の求人豊富
- 特徴:IT・Web・ゲーム業界に特化。独占求人も多数保有。
- 強み:スピーディーな対応が魅力で、マッチング精度も高いと評判。
- どんな人におすすめ?:IT・Web・ゲーム業界で早く転職先を決めたい人。
マイナビITエージェント:多彩なエンジニア求人
- 特徴:マイナビグループが運営するIT・Web業界特化型エージェント。
- 強み:SIer、事業会社、コンサルなど幅広い求人を保有。大手ならではのネットワークが強み。
- どんな人におすすめ?:大手からベンチャーまで、幅広い選択肢を検討したいIT人材。
年代別おすすめ転職エージェント
年代によって求められるスキルやキャリアプランは異なります。自分の年代に合ったエージェントを選びましょう。
20代向け:未経験求人や手厚いサポートを重視
20代はポテンシャルを重視される年代。未経験からのキャリアチェンジも可能です。手厚いサポートで転職の基礎から教えてくれるエージェントがおすすめです。
マイナビジョブ20’s:完全20代特化で安心
全求人が20代対象。社会人経験の浅い方や初めての転職でも、専任アドバイザーが親身にサポートしてくれます。
UZUZ(ウズキャリ):面談や研修を通じた徹底サポート
第二新卒・既卒に特化。一人あたり平均20時間の丁寧なカウンセリングと研修で、入社後の定着率96.8%という高い実績を誇ります。
ハタラクティブ:正社員経験が浅い層へのフォローが手厚い
フリーターや既卒など、正社員経験がない・浅い20代の就職・転職支援に強み。人柄を重視する未経験歓迎求人が豊富です。
30代向け:キャリアアップと専門性確立を狙う
30代は即戦力としてのスキルと、今後のポテンシャルが問われます。これまでの経験を活かしたキャリアアップや、専門性を高める転職を目指しましょう。
リクルートエージェント:豊富な求人データベースで多彩な選択肢
圧倒的な求人数を誇り、30代向けのキャリアアップ求人も多数。多様な選択肢の中から最適なキャリアを検討できます。
doda X:30代後半のハイクラス層にも対応
年収800万円以上のハイクラス層に特化。ヘッドハンターによるスカウトと、自分で求人検索も可能なサービスです。
JACリクルートメント:高年収・専門領域に強み
30代後半~40代のミドル・ハイクラス転職の王道。専門性を活かして年収アップを狙うなら登録必須です。
40代向け:マネジメント経験や高度な専門スキルを活かす
40代はマネジメント経験や高度な専門性が評価されます。これまでのキャリアの棚卸しをしっかり行い、即戦力として貢献できる企業を探しましょう。
ビズリーチ:スカウトを活用した高収入案件へのアプローチ
管理職や役員クラスの求人が豊富。待っているだけで優良企業から声がかかるため、忙しい40代に最適です。
リクルートダイレクトスカウト:ヘッドハンターからの直接オファー
こちらもスカウト型のサービス。審査がなく誰でも登録可能で、様々な業界のヘッドハンターからアプローチがあります。
パソナキャリア:女性や管理職の転職支援に定評
特に女性管理職の転職支援に強み。丁寧なサポートで、40代のキャリアプランを一緒に考えてくれます。
50代向け:シニア層の経験を活かした再就職・継続キャリア
50代の転職は、豊富な経験と人脈が最大の武器になります。これまでのキャリアをどう活かすか、専門家のアドバイスが不可欠です。
マイナビミドルシニア:50代以上歓迎の求人に強み
40代~60代のミドル・シニア層に特化した人材紹介サービス。年齢を理由に諦める必要はありません。
FROM40:40代~50代の豊富な経験を評価する企業とマッチ
40代・50代専門の転職サイト・エージェントサービス。スカウト機能もあり、経験を求める企業と出会えます。
ビズリーチ:エグゼクティブ層の転職にも対応
CEO、COOなどの役員クラスや顧問といった、エグゼクティブ層の求人も多数扱っています。
第二新卒・既卒・フリーター・ニート向け転職エージェント
経歴に自信がない方でも、手厚いサポートで正社員就職を実現してくれるエージェントがあります。
- マイナビジョブ20’s:20代に特化しており、第二新卒や既卒者向けの求人が豊富。
- DYM就職:書類選考なしで面接に進める求人が多く、スピーディーな就職が可能です。
- 就職カレッジ:無料の研修でビジネスマナーやスキルを学んでから就職活動に臨めます。
- ウズキャリ既卒:第二新卒・既卒に特化し、独自の研修で高い定着率を誇ります。
- キャリアスタート:マンツーマンのサポートに加え、地方からの上京者向けに住居サポートも行っています。
ハイクラス・外資系転職エージェント
年収アップやグローバルな環境を目指すなら、ハイクラス・外資系に特化したエージェントが必須です。
- ビズリーチ:年収1,000万円以上の求人が多数。スカウトで自身の市場価値を測れます。
- JACリクルートメント:外資系・グローバル企業の管理職・専門職に圧倒的な強みを持ちます。
- ランスタッド:世界39カ国に拠点を持つ世界最大級の総合人材サービス。グローバルなネットワークが魅力。
- ロバート・ウォルターズ:イギリス発祥の外資系・グローバル人材に特化したエージェント。
- リクルートダイレクトスカウト:年収800万円以上の非公開求人が多く、優秀なヘッドハンターが多数在籍。
IT・Web業界に強い転職エージェント
成長著しいIT・Web業界は専門性が高いため、業界特化型のエージェント利用が成功のカギです。
- レバテックキャリア:ITエンジニア・クリエイター専門。技術的な知見が豊富なアドバイザーが揃っています。
- ギークリー:IT・Web・ゲーム業界に特化。スピーディーな対応とマッチング精度に定評あり。
- ワークポート:未経験からIT業界を目指す人へのサポートも手厚い総合型エージェント。
- マイナビITエージェント:大手からベンチャーまで、幅広いIT・Web企業の求人を網羅。
転職エージェントを利用する際の注意点
エージェントを最大限活用するために、以下の点に注意してください。
担当アドバイザーとの相性を見極める
もし「この人とは合わないな」と感じたら、遠慮なく担当変更を申し出ましょう。合わない担当者と無理に続けても、良い結果は生まれません。
経歴や志望を正確に伝えておく
少しでも良く見せようと経歴を偽ったり、本音の希望を伝えなかったりすると、ミスマッチな求人を紹介される原因になります。正直に、正確に伝えることが最善手です。
意向に合わない求人を無理に紹介される場合の対処法
興味のない求人を勧められた場合は、「今回は見送ります。その理由としては〇〇だからです」と、理由を添えてハッキリ断りましょう。これにより、アドバイザーはあなたの希望をより深く理解し、次からの紹介精度が上がります。
スケジュール管理や連絡対応を徹底する
アドバイザーからの連絡には、可能な限り迅速に返信しましょう。良い求人はすぐに埋まってしまいます。転職意欲が高いと判断されれば、より優先的にサポートしてもらえます。
転職成功のコツ・ポイント
自己分析をしっかり行い強みを把握する
「自分は何がしたいのか」「何ができるのか」を明確にすることが全ての始まりです。これまでの経験を棚卸しし、自分の強みを言語化できるようにしておきましょう。
業界研究・企業研究を徹底して面接に備える
なぜその業界なのか、なぜその企業なのかを自分の言葉で語れるように、徹底的に研究しましょう。エージェントから提供される情報だけでなく、自分でも企業のウェブサイトやニュースをチェックすることが重要です。
アドバイザーの意見を参考にしつつ主体的に動く
アドバイザーはあくまで伴走者です。提案を鵜呑みにするのではなく、最終的な判断は自分で行うという主体的な姿勢が大切です。自分のキャリアの主導権は、常に自分が握りましょう。
応募書類や面接対策を入念に行う
エージェントのサポートを活用し、応募書類は完璧な状態に仕上げましょう。面接対策では、想定問答集を作るだけでなく、声に出して話す練習を繰り返すことが効果的です。
転職エージェントに関するQ&A
Q1:転職エージェントは本当に無料で利用できるの?
A1:はい、完全に無料です。 前述の通り、転職エージェントは採用が決まった企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者から費用をいただくことは一切ありません。
Q2:登録後の連絡がしつこい場合はどうしたらいい?
A2:連絡の頻度や時間帯の希望をハッキリと伝えましょう。 「平日の日中は電話に出られないため、連絡はメールでお願いします」「連絡は週に1回程度で結構です」などと伝えれば、柔軟に対応してくれます。それでも改善されない場合は、担当変更や退会を検討しましょう。
Q3:転職エージェントは複数登録するべき?
A3:はい、複数登録(2~3社が目安)を強く推奨します。 複数のエージェントに登録することで、より多くの求人に出会え、担当者との相性も比較できるため、転職活動を有利に進められます。
Q4:紹介された求人を断ると印象が悪くなるの?
A4:全く問題ありません。 むしろ、断る理由を明確に伝えることで、あなたの希望がより正確に伝わり、次の紹介の精度が上がります。遠慮なく断りましょう。
まとめ|自分に合った転職エージェントで最適なキャリアを実現しよう
今回は、転職エージェントの仕組みから選び方、具体的なおすすめサービス、そして活用術まで、網羅的に解説してきました。
転職は、あなたの人生を大きく左右する重要なターニングポイントです。不安や迷いもあると思いますが、一人で抱え込む必要はありません。信頼できる転職エージェントをパートナーにつけることで、その道のりはより確実で、心強いものになります。
さあ、まずは第一歩として、気になった総合型エージェント2社と、あなたの希望に合う特化型エージェント1社に登録してみましょう。
そこから、あなたの新しいキャリアが始まります。
私たち攻めキャリエージェントも、あなたの挑戦を全力で応援しています。もしキャリアに関するお悩みがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
あなたの輝かしい未来を、心から願っています。
新卒3年目、25歳までの転職なら【攻めキャリ】

株式会社CAREER FOCUSが運営する転職系チャンネル
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