「20代で圧倒的に成長したい」 「自分の市場価値を高め、若いうちから高年収を目指したい」
向上心あふれるビジネスパーソンにとって、「証券営業」は魅力的な選択肢の一つでしょう。
しかし、その華やかなイメージの裏には、「激務」「厳しいノルマ」といったネガティブな噂も付きまといます。
実際のところ、証券営業とはどのような仕事なのでしょうか?
今回は、新卒でSMBC日興証券に入社し、証券営業として3年間勤務した元社員の方のリアルな声をもとに、謎に包まれた証券営業の世界を徹底解剖します。
この記事を読めば、20代のキャリア戦略を考える上で、証券会社という選択肢が自分に合っているのか、
具体的なイメージを描けるようになるはずです。
第二新卒層の転職に特化【攻めキャリ】

株式会社CAREER FOCUSが運営する転職系チャンネル
第二新卒層に特化した転職サービス
「攻めキャリエージェント」を展開中!
誰もが夢中になれる、そんな熱いキャリアを共に築く
そもそも「証券営業」って何するの?銀行員との決定的な違い

「証券マン」と聞くと、スーツをビシッと着こなし、企業の経営者や富裕層を相手にしている姿を想像するかもしれません。しかし、具体的に何をしているのか、銀行員と何が違うのかを明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。
動画の元社員の方によれば、証券営業の主な仕事は「株式、債券、投資信託といった金融商品をお客様に提案し、その売買から生じる手数料をいただくこと」です。
銀行が企業にお金を「貸す(融資)」ことを主な業務とするのに対し、証券会社は個人や法人からお金を「預かり、育てる(資産運用)」手助けをするのが役割です。つまり、お客様の大切な資産を、専門的な知識を駆使して将来のために増やしていく、非常に専門性と責任感が求められる仕事と言えるでしょう。
特に、SMBC日興証券のような大手では、個人のお客様だけでなく、法人の大規模な資産運用にも関わるチャンスがあります。これは、金融のプロフェッショナルとして、自身の市場価値を飛躍的に高める経験に繋がります。
朝5時45分起床は当たり前?元社員が語る証券営業のリアルな1日

高い専門性が求められる証券営業の1日は、想像以上にストイックです。
【証券営業のタイムスケジュール】
- 5:45 起床。
小学生の時よりも早いというこの時間に起き、まず日経新聞を読み込みます。前日のアメリカ市場の動向が今日の日本市場にどう影響するかを予測し、お客様に提案するための情報をインプットする重要な時間です。 - 7:30 出社。
多くの会社員より一足早く仕事をスタート。 - 9:00
日本市場が開くと同時に、お客様への電話営業を開始。「今日の相場はこうなりそうです」「この銘柄が面白いかもしれません」といった情報提供や売買提案を行います。 - 午前中〜午後
事前にアポイントを取得したお客様のもとへ訪問。企業の社長や個人資産家に対し、対面で市況の報告や新たな金融商品の提案を行います。 - 15:00
市場が閉まった後も、レポート作成や翌日の準備、上司への報告などで業務は続きます。 - 18:30〜19:00 帰宅
残業代は1分単位で支給されるとのこと。この点は、大手企業ならではのクリーンな労働環境と言えるでしょう。
このスケジュールからわかるのは、証券営業が単なる「営業職」ではなく、常に最新の経済情報を学び続ける「知識労働者」であるということです。日々のインプットとアウトプットの繰り返しが、お客様からの信頼と自身の成長に直結するのです。
【衝撃】本当の年収は600万円超え?最強の福利厚生「家賃補助75%」の実態

20代の転職希望者が最も気になるのは、やはり「お金」の話でしょう。
元社員の方は、入社2年目までの年収を「400〜450万円」と明かしています。
「20代前半でこの金額なら悪くないけれど、想像よりは…」と感じた方もいるかもしれません。
しかし、本当の魅力はここからでした。
SMBC日興証券には、他の企業を圧倒するほどの強力な福利厚生が存在します。
それが、「家賃補助75%」という制度です。
動画によると、関東圏勤務の場合、家賃の75%を会社が負担してくれるというのです。
例えば、都心で家賃11万円の部屋に住んだ場合、自己負担はわずか2万数千円。
つまり、年間約100万円近くが会社から補助されていることになります。
これを年収に換算すると、実質的な年収は550万円以上。可処分所得で考えれば、額面年収600万円以上のビジネスパーソンに匹敵する、あるいはそれ以上の生活水準が実現可能です。
20代のうちからこれだけ手厚いサポートを受けられる企業は、そう多くはありません。経済的な安定は、仕事への集中や自己投資への意欲にも繋がる大きなアドバンテージです。
3年目以降はインセンティブも発生し、トッププレイヤーの中にはボーナスだけで数百万を手にする人もいるというから驚きです。
「地獄のノルマ」は本当?証券営業の光と影
高年収の裏には、厳しい世界が待っているのも事実です。
証券営業と切っても切れないのが「ノルマ」の存在です。
ノルマについて「個人の能力に応じて、達成できるギリギリのラインを攻めたものが課せられる」と語ります。
これは、常に成長を求められる厳しい環境である一方、個人の実力を見てくれている正当な評価制度とも言えます。
しかし、営業として最も葛藤するのは、会社の方針として「自分が心から良いと思っていない金融商品を、お客様に提案しなければならない時」だそうです。これが週に2〜3回のペースで発生することもあったと言います。
お客様の資産を預かる責任感と、会社員としての目標達成義務との間で苦しむ。
これは証券営業が向き合わなければならない「影」の部分であり、強い精神力が求められる所以でしょう。
一方で、それを乗り越えた先には大きな「光」があります。 自分が自信を持って提案した商品が値上がりし、お客様から「ありがとう」と直接感謝された時の喜びは、何物にも代えがたいやりがいになります。
お客様の人生に深く関わり、信頼関係を築きながら資産形成をサポートできるのは、この仕事ならではの醍醐味です。
あなたはどっち?証券営業で成功する「2つの人物像」

では、どのような人が証券営業として成功できるのでしょうか。
活躍する人材には2つのパターンがあると分析します。
- 情熱と行動力の「体育会系」
目標達成への強い意欲や、どんな状況でも粘り強くアプローチできる精神的なタフさを持つタイプです。
コミュニケーション能力が高く、お客様の懐に飛び込んでいける力は大きな武器になります。 - 知的好奇心あふれる「勉強家」
日々刻々と変化する経済状況を学び続け、それを論理的に分析し、お客様に分かりやすく説明できるタイプです。真面目にコツコツと知識を積み上げ、それをアウトプットすることに喜びを感じる人は、お客様からの絶大な信頼を得ることができます。
もちろん、このどちらか一方だけでは不十分です。
大切なのは、「学び続ける意欲」と「高いコミュニケーション能力」を両立させること。学歴よりも、入社してからの学びの姿勢がキャリアを大きく左右する世界です。裏を返せば、向上心さえあれば、文系・理系を問わず誰にでもトップを目指せるチャンスがあるということです。
まとめ:20代で市場価値を高めたいなら、証券営業は最高の環境かもしれない
リアルな証言から見えてきたのは、証券営業が「厳しいが、若いうちに圧倒的な成長と高待遇を得られる魅力的な仕事」であるという事実でした。
- 常に学び続ける環境で、金融という専門性が身につく
- 実質年収600万円以上も可能な、業界トップクラスの福利厚生
- お客様の人生に深く関わる、大きなやりがいと責任
もちろん、厳しいノルマや精神的なプレッシャーはあります。しかし、その環境を乗り越えた先には、20代で揺るぎない自信と市場価値を手に入れた自分が待っているはずです。
「自分の限界に挑戦したい」「どこでも通用するビジネスパーソンになりたい」 そう考えるあなたにとって、証券営業は最高のキャリアの選択肢となるかもしれません。
今回ご紹介した内容について、さらに詳しい本音トークが展開されています。
元社員の方の生の声を聞きたい方は、ぜひこちらの動画をご覧ください。
▼【証券営業のリアル】SMBC日興証券を新卒3年目で退職した元社員とNGなしの本音トーク|前編 https://www.youtube.com/watch?v=uNPt2ESTRzw
第二新卒層の転職に特化【攻めキャリ】

株式会社CAREER FOCUSが運営する転職系チャンネル
第二新卒層に特化した転職サービス
「攻めキャリエージェント」を展開中!
誰もが夢中になれる、そんな熱いキャリアを共に築く
転職するか迷っていても大丈夫。
まずはお気軽にご相談ください。