- freeeへの転職は、経験と募集要件の一致度で難易度が決まります。
- 人気のSaaS企業で競争は高めですが、中途採用には積極的です。
- 従業員数は1,901人、平均年収は688万円とされています。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起freeeは職種ごとに求められる経験がかなり違います。まずは自分の経歴がどの職種に近いかを意識しながら読み進めてください。
freee転職の難易度と中途採用の実態


freee転職の難易度は「高め」と紹介する媒体が多数派です。ただし中途採用には積極的な企業でもあるため、一律に難しいわけではありません。
難易度を左右するのは企業名の知名度よりも、応募する職種の要件と自分の経験がどれだけ重なっているかです。
難易度が高いとされる理由
freeeはクラウド会計ソフトを軸に事業を広げるSaaS企業で、社会貢献性の高いミッションも相まって応募者が集まりやすい企業です。応募者が増えれば、書類選考で要件との一致を厳しく見られやすくなります。
さらに、ミッションへの共感やカルチャーへの適合を重視する採用姿勢がうかがえます。公式の採用サイトでは、ミッションの実現を本気で目指せるメンバー、挑戦を楽しめる人が求める人物像として示されています。
経歴別の難易度の目安
転職エージェントのすべらない転職(アクシス)は、営業職の難易度を経歴別に3つへ区分しています。あくまで同メディアの見解ですが、応募前の自己診断に使いやすい整理です。
| 経歴 | 難易度の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| 営業未経験・短期離職 | 高 | 営業職の要件を満たしにくい |
| 課題解決型の法人営業経験者 | 易〜中 | 3年以上が目安(有形・無形は問わない) |
| 第二新卒 | 易〜中 | 職種経験を求める求人も多い |
※すべらない転職(アクシス)の記事をもとに整理
この表から読み取れるのは、営業経験の有無と年数が最初の関門になるという点です。経験が足りない場合は、職種を変えて応募する、経験を積んでから挑戦するといった選択肢も検討できます。
中途採用に積極的とされる背景
freeeは売上高254億円(2024年6月期)、有料課金ユーザー企業数53万社超と、成長を続けてきた企業です(ワンキャリア)。事業の拡大に合わせて、採用も継続的に行われています。
公式の採用サイトでは、キャリア、新卒、アルバイト、障害者雇用の4つの募集区分が案内されています。入口としてカジュアル面談も用意されており、いきなり選考に進まず話を聞ける形になっています。
「freeeは難しい」と一括りにせず、募集要項の応募要件を読み、満たしている項目を数えてみてください。要件の大半に実務で触れていれば、カジュアル面談を入口に挑戦する価値は十分にあります。
freee(フリー株式会社)の会社概要と事業内容


応募ポジションを選ぶ前に、会社の規模感と事業の広がりを押さえておくと、志望動機を組み立てやすくなります。ここでは公式サイトで確認できた情報を中心に整理します。
freee株式会社の基本情報
freee株式会社(商号はフリー株式会社)は、2012年7月に設立された企業です。本社は東京都品川区大崎のアートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階にあります。


掲げるミッションは「スモールビジネスを、世界の主役に。」です。会計に限らず、スモールビジネスの経営の手間を減らし、経営を楽しめる社会を目指す方針が示されています。
主なサービス
公式サイトには、freee会計、freee人事労務、freee販売、freee申告、freee請求書、freee支出管理、freeeサイン、freee会社設立、freee開業、freee AIなどが並んでいます。
- 会計や申告など、お金まわりの業務を支えるサービス
- 人事労務や支出管理など、バックオフィス全般を支えるサービス
- 会社設立や開業など、事業の立ち上げを支えるサービス
3つに共通するのは、スモールビジネスの経営を一気通貫で支える点です。応募先の部門がどの領域を担うのかを把握しておくと、面接で話が通じやすくなります。
従業員数の推移
従業員数は、2024年6月末の1,722人(ワンキャリア)から、2025年6月末には1,901人(freee公式の会社概要)へ増えています。差し引き1年で179人、約10%の増加です(いずれも連結)。
組織が拡大している局面では、新しいポジションが生まれやすい一方で、分業が進んで担当領域が細かくなる傾向もあります。成長の実感を得られるかどうかは、配属先の役割に左右されます。
会社概要は数字の確認に向いていますが、仕事の雰囲気までは伝わりません。公式の採用サイトにある仕事とチームの紹介や採用ブログも読み、応募職種のイメージを具体的に持っておきましょう。
freeeの募集職種と仕事内容


freeeのキャリア採用では、複数の職種カテゴリが公式に示されています。どの職種を選ぶかで、求められる経験も入社後の働き方も変わります。
公式採用ページの職種カテゴリ
公式の採用サイトでは、セールス、マーケティング、カスタマーサクセス、プロダクトマネージャー、エンジニア、バックオフィスの6カテゴリが案内されています。


6つのうち、中途で応募者が集まりやすいのは営業系とCS系とされます。ただし、募集の有無や人数は時期によって変わるため、最新の募集要項の確認は欠かせません。
セールスとカスタマーサクセスの特徴
セールスは、見込み顧客に自社プロダクトを提案し、契約まで導く職種です。課題解決型の法人営業の経験が重視される傾向があります。
カスタマーサクセスは、導入後の顧客が製品を使いこなせるよう支援する職種です。サブスクリプションの継続を支える役割のため、SaaS企業では事業の根幹に近い仕事といえます。
エンジニア・PdM・バックオフィス
エンジニアとプロダクトマネージャーは、顧客の課題をプロダクトに反映する職種です。採用サイトにはエンジニア向けの専用ページがあり、開発環境の説明も掲載されています。
バックオフィスは人事、経理、法務などの管理部門です。freeeは自社のサービスで経営を支える企業なので、管理部門でも事業への理解が求められやすい点が特徴です。
営業経験がある人は、セールスとカスタマーサクセスを併せて比較してみてください。どちらも顧客の課題に向き合う仕事ですが、新規開拓か継続支援かで日々の動きが大きく変わります。
freeeの年収と待遇


freeeの平均年収は688万円(2025年6月期、平均年齢33.1歳)と紹介されています。ただしこれは全社平均で、職種や等級による差は反映されません。
平均年収の推移
過去数年の平均年収は679万〜717万円の範囲で推移したとされ、直近は688万円です(migi-nanameueの記事)。大きく跳ね上がる局面は見られず、700万円前後で安定していると読み取れます。
| 項目 | 数値 | 時点 |
|---|---|---|
| 平均年収 | 688万円 | 2025年6月期 |
| 平均年齢 | 33.1歳 | 2025年6月期 |
| 平均年収の推移 | 679万〜717万円 | 過去数年 |
| 有給休暇取得率 | 70.9% | 2024年6月期 |
| 男性育児休業取得率 | 82.1% | 2024年6月 |
※migi-nanameueの記事をもとに整理。年収と待遇は時期によって変わります
営業職の想定年収
求人情報の記載をもとにしたすべらない転職の記事では、営業職の想定年収は約515万〜700万円とされています。全社平均の688万円と開きがあるのは、平均にマネージャー層や専門職が含まれるためと考えられます。
つまり、入社時点の年収は全社平均を下回る可能性があることを前提に、希望額と求人の提示額を照らし合わせるのが現実的です。
待遇と制度
有給休暇取得率は70.9%(2024年6月期)、男性の育児休業取得率は82.1%(2024年6月)と紹介されています。公式の採用サイトにも、働き方や成長支援、評価制度、福利厚生、多様性への取り組みの項目があります。



年収は「平均」ではなく「自分が応募する職種の提示額」で判断するのが鉄則です。面談の段階で想定レンジを確認しておくと、入社後のギャップを防げます。
額面の比較だけでなく、等級や評価制度の仕組みも確認しましょう。入社時の等級が決まる基準が分かれば、半年後や1年後の年収も見通しやすくなります。
freee転職の評判と働き方


freeeの評判は、フラットな社風や成長実感といった前向きな声と、目標への責任や働き方への注意点が混在しています。両方を見たうえで自分に合うかを判断することが大切です。
前向きな評判
migi-nanameueの記事は、口コミの傾向として活気のある社風、意見を言いやすいフラットな雰囲気、フレックスタイムやリモートワークの活用、成長の実感を挙げています。
ただし、これらは個別の口コミではなく編集部が整理した傾向です。部署や時期で印象が変わる前提で読む必要があります。
厳しいとされる点
すべらない転職の記事では、忙しい時期やリーダー職で残業が増えること、組織拡大による分業で成長実感を得にくい場合があること、製品がパッケージ化されているため提案が型にはまりやすいことが指摘されています。
- 繁忙期やリーダー職は残業が増えやすい
- 分業が進み、担当範囲が限られる場合がある
- 競争の激化で地道な営業活動が必要になる
3つに共通するのは、成長企業ならではの変化の大きさです。変化を楽しめるかどうかが、満足度を分ける要素になります。
出社頻度の情報整理
働き方の情報は媒体によって食い違っています。出社頻度は特に差が出やすい項目のため、次の表のように整理しました。
| 媒体 | 記載内容 |
|---|---|
| migi-nanameue | フレックスタイムやリモートワークを活用できる |
| すべらない転職 | 原則オフィス出社でフルリモートは不可 |
| 公式採用サイト | 働き方の項目はあるが、出社頻度の数値は確認できない |
※各媒体の記載をもとに整理(2026年10月時点)
出社頻度は職種や時期で変わる可能性が高いため、応募する求人の募集要項とカジュアル面談で直接確認するのが確実です。全社平均の残業時間も約20時間と紹介する媒体がありますが、出典が示されていないため参考値にとどめてください。
口コミは投稿時期と職種を必ず確認しましょう。1〜2年前の営業職の声が、今のカスタマーサクセスにそのまま当てはまるとは限りません。
freee転職の選考フローと面接対策


freeeの選考は、書類選考のあとに面接が2〜3回行われるのが一般的な目安です。公式に確定した情報ではなく、媒体の整理である点に注意してください。
選考フローの目安
すべらない転職の記事では、書類選考、面接2〜3回、オファー面談という流れが紹介されています。カジュアル面談が挟まる場合もあります。
- 書類選考(職務経歴書の提出)
- 面接(2〜3回が目安)
- オファー面談
職種ごとの正確なプロセスは、公式の採用サイトにある募集区分別の選考プロセスのページで確認できます。応募前に一度目を通しておくと安心です。
倍率の見方
freeeの選考倍率は公式には公開されていません。媒体によっては全体で約30倍といった目安が紹介されていますが、出典が示されておらず、根拠は確認できません。
倍率の数字に一喜一憂するより、募集要件に対して自分の経験を具体的に示せるかを準備の軸にしたほうが現実的です。
面接対策の考え方
面接ではミッション「スモールビジネスを、世界の主役に。」への共感と、これまでの経験を結びつけて語れるかが問われやすいと考えられます。なぜfreeeなのかを、他のSaaS企業との違いを含めて説明できるようにしておきましょう。
- 志望理由をミッションと自分の経験で結びつける
- 数字で示せる実績を2〜3個用意する
- 入社後に担当したい領域を具体的に伝える
3つとも、抽象的な意欲ではなく具体的な材料で語ることが共通しています。



freeeは「なぜこの会社か」を深掘りされやすい企業です。他のSaaS企業を2〜3社調べ、違いを自分の言葉で語れるようにしておくと説得力が増します。
選考前にカジュアル面談で話を聞けるため、募集の背景やチームの雰囲気を確認できます。そこで得た情報を志望動機に反映すると、面接での受け答えに具体性が出ます。
freee転職によくある質問
freeeは未経験でも転職できますか?
職種によります。営業職では課題解決型の法人営業の経験が目安とされており、営業未経験は難易度が高いと紹介されています。一方で、第二新卒は職種経験を求める求人も多いものの、難易度は易〜中とされています。
未経験から挑戦する場合は、バックオフィスやカスタマーサクセスなど、これまでの経験が活かせる職種から検討するのも現実的です。
freeeの平均年収はいくらですか?
平均年収は688万円(2025年6月期、平均年齢33.1歳)と紹介されています。全社平均のため、営業職の想定年収(約515万〜700万円)とは差があります。
freeeは激務ですか?
一律に激務とは言えません。繁忙期やリーダー職で残業が増えるとする媒体がある一方、過度な残業はないという声もあります。部署や時期で状況が変わるため、面談で残業の実態を確認してください。
非公開の募集や選考の傾向は、エージェント経由でしか得られない場合があります。希望職種と年収の下限を先に伝えておくと、紹介される求人の精度が上がります。
まとめ
freee転職の難易度は高めですが、中途採用には積極的です。営業職は課題解決型の法人営業経験が目安で、職種ごとに難しさが違います。
年収は全社平均688万円(2025年6月期)、営業職の想定は約515万〜700万円と差があります。出社頻度などは媒体ごとに記載が異なるため、募集要項とカジュアル面談で直接確認することが大切です。
応募するなら、まず自分の経験が近い職種を決め、ミッションと経歴を結びつけた志望動機を用意しましょう。自分の条件に合うエージェントを探したい場合は、診断クイズも活用してください。



freeeは成長中の企業で、ポジションの動きも早いです。迷っているなら、早めにカジュアル面談や相談で情報を集めておくことをおすすめします。
出典・参考情報
- freee株式会社 公式サイト(会社情報)(https://corp.freee.co.jp/)
- freee株式会社 会社概要(https://corp.freee.co.jp/company/)
- freee採用サイト(https://jobs.freee.co.jp/)
- ワンキャリア転職 freeeの企業情報(https://plus.onecareer.jp/articles/904)
- migi-nanameue freee転職ガイド(https://migi-nanameue.co.jp/column/freee-career-change-hiring-guide/)
- すべらない転職(アクシス)freeeの転職記事(https://axxis.co.jp/magazine/6001)
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FOCUS AGENT:東田 尚起


株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。









