用地仕入れ営業がきついのはなぜ?年収についても解説!

転職ナレッジ2026年7月2日
用地仕入れ営業がきついのはなぜ?年収についても解説!

「用地仕入れ営業はきついと聞いたが、実際どこがきついのか知りたい」「未経験から用地仕入れに転職できるのか」「向いている人の特徴を知りたい」。こうした疑問を持つ方は多くいます。

用地仕入れ営業は「きつい」と言われる一方で、不動産業界の花形ポジションとも呼ばれています。1件あたりの取引額が億単位に達することもある専門性の高い仕事であり、きつさとやりがいが表裏一体の職種です(不動産転職コラム調べ)。この記事では、用地仕入れ営業がきつい理由の構造・花形と言われる理由・向いている人の特徴・年収の実態まで正直に解説します。

関連記事:転職エージェントはやめとけ?「見捨てられる」その評判、デメリットと裏側をプロが徹底解剖!
関連記事:【暴露】転職サイトおすすめ完全ガイド|<評判・口コミ>2026年最新版で徹底比較
関連記事:【暴露】転職エージェントおすすめ完全ガイド<評判・口コミ>2026年最新版で徹底比較

まずは登録しておくべき転職エージェント

※タブ切り替えできます

エージェント求人数詳細公式サイト

リクルートエージェント

★ 5.0
公開求人数76万件超業界最大級の求人数。未経験からハイクラスまで幅広く対応する、まず登録したい定番エージェント。無料登録

マスメディアン

★ 4.6
業界特化求人5,000件超広告・Web・マスコミ業界に特化。業界出身アドバイザーが対応し、年収800万円以上の求人も約4割。無料登録

ランスタッド

★ 4.5
保有求人数推定2万件超外資系・グローバル企業に強い世界最大級の人材会社。求人の8割が非公開で、年収800万円以上が中心。無料登録
エージェント評価クチコミ公式サイト

リクルートエージェント

★ 5.0
特におすすめ
・とにかく求人の量がすごく、希望条件に近い案件を次々紹介してもらえた。
・書類添削や面接対策が丁寧で、初めての転職でも安心して進められた。
無料登録

キャリアチケット転職エージェント

★ 4.6
特におすすめ
・20代向けという安心感があり、将来を見据えたキャリア提案をしてもらえた。
・面談が丁寧で、IT・コンサルなど成長業界への転職を一緒に考えてくれた。
無料登録

ランスタッド

★ 4.5
おすすめ
・外資系企業の求人に強く、年収交渉までしっかりサポートしてもらえた。
・対応のスピードが速く、テンポよくスムーズに選考を進められた。
無料登録
※2026年6月時点
解説者

攻めキャリエージェント:東田 尚起

攻めキャリエージェント なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

用地仕入れ営業とはどんな仕事か

きつさを正確に理解するには、仕事の全体像を把握しておく必要があります。用地仕入れ営業は「売る」仕事とはまったく性質が異なります。

「売る」ではなく「買い付ける」のが特徴

用地仕入れ営業とは、マンションや一戸建て・商業施設などを建てるための土地を探し出し、所有者から買い付ける仕事です。不動産ビジネスの上流に位置し、「売る」営業ではなく、所有者に「売ってもらう」ための働きかけが中心になります(facilo調べ)。多くの土地所有者は売却に慎重なため、相手のニーズや背景を理解して柔軟に提案内容を調整するスキルが求められます。

仕事の流れをざっくり理解する

AcqPathの解説によると、用地仕入れ営業の仕事は主に4つのフェーズで構成されます。情報収集(仲介業者や地主への電話・訪問)、調査と選定(法令確認・現地確認・採算性の判断)、交渉・契約(売主との価格交渉・契約締結)、企画(取得した土地の活用方針をまとめて設計部門へ共有)という流れです。調査力・交渉力・計画力を総合的に使う仕事であり、1日の大半が情報収集と関係者との折衝に費やされるのが実態です(イノセル株式会社調べ)。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

用地仕入れ営業は『売る営業』ではなく『買い付ける営業』という別物です。相手が売却に消極的だからこそ、ニーズ理解と柔軟な提案が必須。情報収集→調査→交渉→企画という4段階で『調査力・交渉力・計画力』を要求される。実は営業スキルより『論理的思考』『粘り強さ』が重要な職種。私の見方では『営業というより事業開発に近い』業務。だからこそ適性がないと本当にきつい。単なる『営業職』と思って転職すると、後悔する職種です。

用地仕入れ営業がきつい4つの理由

「きつい」と言われる背景には、単純な作業量の問題ではなく、この仕事ならではの構造的な難しさがあります。AcqPathの解説でも「慎重な判断が求められる仕事である点が、きついと言われる背景にある」とされています。

成果が出るまでに時間がかかりすぎる

LIFULL HOME’Sの解説によると、未経験からスタートすると半年・1年間仕入れができないケースも珍しくないとされています。成果が上がるまでに挫折してしまう人も多く、営業成果が出るまでの長い期間を乗り越えられるかどうかが最初の壁になります。土地所有者との信頼構築には時間がかかるため、地道な活動を続けながら成果を待てる精神力が必要です。

優良な土地情報は競合だらけになる

都市部を中心に買取単価が高いエリアでは、優良な土地情報に多くの不動産会社が集中します。競合に勝つためには日々の情報収集と営業努力が欠かせず、物件を見る目や相場感が何より大切な仕事です(LIFULL HOME’S調べ)。「ストイックさを求められる」とも言われる所以がここにあります。

社内稟議を通すのが想像以上に大変

LIFULL HOME’Sの解説によると、優良な土地情報を探してきても社内稟議を通さないと契約できないため、会社の承認を取ることがきついと感じる場面があるとされています。できるだけ高く売りたい売主に対して、会社はできるだけ安く買いたいわけですので、売主が納得する金額で会社から承認を取るのは簡単ではありません。社外の交渉に加えて社内調整も必要という二重の負荷が特徴です。

売主・会社・仲介の三者で板挟みになる

土地所有者・自社・不動産仲介会社・金融機関・行政など、複数の関係者の間に立つ役割を担います。契約前後など対応が集中する局面では、優先順位を整理しながら複数の関係者を同時に動かす調整力が求められます(AcqPath調べ)。一般的な営業よりも利害関係が複雑なため、板挟みになる状況が起きやすい仕事です。

それでも「花形ポジション」と言われる理由

きつさだけを見て判断するのではなく、なぜ用地仕入れが不動産業界の花形と呼ばれるのかを把握しておくことが、自分に向いているかを判断する上で重要です。

動かすお金の大きさがやりがいになる

用地仕入れは不動産ビジネスの起点となる仕事で、1件の取引で数千万円から億単位のお金が動きます。実際に用地仕入れ経験者のインタビュー(不動産転職コラム掲載)では、「1回で動くお金が大きいので、そこを動かせるのが面白い」「経営的な観点で物事を考えられる」という声があります。また仕入れた土地が商業施設や住宅地として形になることで、地域経済の発展や住環境の改善につながるやりがいを感じられる点も魅力のひとつです(イノセル株式会社調べ)。

土日に比較的休めるのが他の不動産営業と違う

一般的な不動産営業(売買仲介・賃貸仲介)は顧客対応のために土日出勤が多い職種ですが、用地仕入れ営業は仲介会社を主な交渉相手とするため、土日休みもしくは水日休みの企業が多いとされています(不動産転職コラム調べ)。宅建Jobマガジンの解説でも「基本的に土日祝日は休みで年収も平均以上なため、会社選びさえ間違わなければ満足のいく労働条件で働ける」とされています。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

用地仕入れが『花形』である理由は『動かすお金の大きさ』と『生活の質』です。数千万~億単位を動かすやりがい、地域開発への貢献感がある。さらに顧客が個人ではなく業者中心だから、土日休みが実現しやすい。つまり『きつさ』と『報酬感・生活の質』のバランスが他の営業職より良い。私の支援経験では『大きなお金を動かす経験したい人』『土日休み重視』『経営視点で働きたい』という人には最高の職種。ただし『コツコツ系』『個人対応好き』なら向きません。

用地仕入れ営業の年収はどのくらいか

年収は職種選びの重要な判断材料です。複数のデータを見比べると、平均値と実態の間に興味深い差があります。

平均548万円だが大型案件で青天井になる

求人ボックスの統計によると用地仕入れの平均年収は約548万円で、想定年収は400万〜1,107万円と幅が広い状況です。facilo調べによると多くの企業がインセンティブ制度を導入しており、大型案件を成功させれば年収1,000万円以上を目指せるケースもあるとされています。固定給だけで見ると平均的ですが、成果が大きく年収に反映される仕組みが特徴です。

不動産営業全体の平均より低い数字の背景

厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では住宅・不動産営業全体の年収は618.3万円と公表されており、用地仕入れの548万円を上回っています。facilo調べによると「用地仕入れは平均値では不動産営業全体を下回る一方、成果次第で収入を大きく伸ばしやすい職種」という位置づけです。成果が出るまで時間がかかる仕事のため、初期の数年間は年収が伸びにくいことが平均値に影響していると考えられます。

用地仕入れ営業に向いている人・向いていない人

「きつい」と感じるかどうかは、個人の適性によって大きく変わります。自分の特徴と照らし合わせることで、続けるか判断する材料にできます。

こんな人は用地仕入れに向いている

  • 地道な活動を長期間続けられる人 半年〜1年の成果ゼロ期間を乗り越えるためには、コツコツと人脈を広げ続ける粘り強さが不可欠です。住まキャリの解説でも「1日5件の訪問を1年間続ければ1,000件以上の接点が生まれる」と、継続の重要性が強調されています
  • 不動産や街づくりに本物の関心がある人 取引額が大きく専門知識も必要な仕事のため、不動産・都市開発・建築への興味が仕事への熱量につながります
  • ロジカルな判断ができる人 「営業=根性論」というイメージとは異なり、市場分析・採算性の計算・法的知識を組み合わせたロジカルな判断力が求められます(住まキャリ調べ)
  • 人脈を育てることが好きな人 地主や仲介会社・金融機関との長期的な関係を築いていくことで情報が集まりやすくなります。AcqPathの解説によると「時間をかけた信頼形成が前提となる仕事」とされています

こんな人はしんどくなりやすい

  • 短期間で成果を出したい人。未経験スタートで最初の1年は仕入れゼロが普通の世界であり、焦りに耐えられないと精神的に消耗します
  • 大きなお金の責任が苦手な人。1件の取引が億単位になることもあり、判断ミスが会社の損失に直結するプレッシャーを常に背負う仕事です
  • 社内調整が苦手な人。社外の交渉だけでなく社内稟議という社内営業も必須です。関係者が多いほど調整の負荷が増えます
株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

用地仕入れ向きは『粘り強さ×ロジカル思考×人脈構築志向』です。半年~1年ゼロは当たり前。採算性を冷静に判断でき、長期信頼形成を楽しめる人向け。反対に『短期成果志向』『大金プレッシャーに弱い』『社内調整が苦手』なら向きません。私の見方では『経営マインドを持ちながら、焦らず粘る』という資質が最重要。これがあるなら『きつさ』も『やりがい』に変わります。

転職に役立つエージェントの選び方

用地仕入れへの転職や、用地仕入れから別のキャリアを考える場合は、不動産業界の実態に詳しいエージェントへの相談が有効です。以下の3社は不動産・法人営業系のキャリア相談に強みを持っています。

エージェントに相談するメリット

用地仕入れ営業は企業によってノルマ設定・インセンティブ割合・担当エリアの規模感が大きく異なります。求人票だけではわからない実態情報を持つエージェントに相談することで、入社後のミスマッチを防げます。非公開求人へのアクセスと、面接対策・年収交渉のサポートも受けられます。

目的別おすすめ3社

リクルートエージェント
業界最大手で不動産・建設・デベロッパー系の求人が多く、用地仕入れ職への転職支援実績が豊富です。大手デベロッパーから中堅ビルダーまで幅広い選択肢を比較できます。

マスメディアン
マーケティング・デジタル・法人営業領域に特化した転職エージェントです。用地仕入れで培った法人折衝力・市場分析力を活かして、不動産テック企業やコンサルティング職へキャリアチェンジしたい方に向いています。

マーキャリNEXT CAREER
SaaS法人営業のハイクラス転職に強みを持つエージェントです。用地仕入れの経験を活かして不動産×SaaSやPropTech企業への転換を目指す方に向いています。

まとめ

用地仕入れ営業は、成果が出るまでの時間・社内外の複雑な板挟み・競合との激しい情報戦という構造的なきつさがある仕事です。一方で、億単位の取引を動かすやりがいと「花形ポジション」という業界内での評価、土日に比較的休みやすいという環境も持ち合わせています。きつさとやりがいのどちらをより強く感じるかは、個人の適性と価値観に大きく左右されます。

次のアクションを決める3つの手順

手順やること
手順1(今週中)「成果まで時間がかかる」「社内外の板挟み」「競合との情報戦」という3つのきつさに耐えられる適性があるかを、向いている人の特徴と照らし合わせて自己分析する
手順2(1〜2週間以内)気になる企業のインセンティブ設計・担当エリア規模・稟議プロセスを口コミサイトや面接で確認する。「土日休みか」「固定給とインセンティブの比率」も確認しておく
手順3(並行して)リクルートエージェントなど不動産業界に強いエージェントへ登録し、実態情報と非公開求人へのアクセスを確保する