選抜少人数制だからこそ生まれる本音の対話 ー学生と企業の架け橋に期待ー
2024年12月14日に開催された『THE 就活』。企業と選抜された学生とが密なコミュニケーション環境を活用して、お互いの理解を深めることを目的として開催されました。オープンハウスグループ人事担当の遠藤様にご参加いただき、当イベント参加の背景や感想、学生へのメッセージについて語っていただきました。
なぜ新卒採用イベント『THE 就活』に参加しようと思ったのですか?

遠藤様:『THE 就活』への参加を決めた最大の理由は、主催者の「熱意」にあります。企画段階から直接お話を伺う中で、学生に対して真摯に向き合い、企業の魅力を深く伝えたいという強い思いが感じられました。また、インセンティブ(学生への参加料の支払いやギフト配布等)に頼らず、選抜された学生との対面型のコミュニケーションを重視した形式にも共感しました。このようなイベントだからこそ、当社の魅力を本気で伝えられると確信しました。
当イベント参加の目的は達成できました?
遠藤様: 「普段は接点を持てないような学生層に当社の魅力を伝える」という部分を重視していましたが、結果的にイベントを通じて多くの優秀な学生と意義深い対話ができ、十分満足のいく成果が得られたと感じています。
現在の新卒採用において課題と感じていることや、今後期待するイベント像について教えてください。

遠藤様:多くの採用イベントが「学生の集客」に重きを置いており、参加学生の質や企業とのマッチング精度が軽視されていると感じます。学生にとってはファーストキャリアを決定する大切な場です。イベント主催者には、学生一人ひとりが納得のいく選択ができるような設計にこだわってほしいと思っています。『THE 就活』はその点で素晴らしい試みであり、今後さらに発展してほしいと期待しています。
他の採用イベントと『THE 就活』の違いはありましたか?
遠藤様:『THE 就活』は、「本気で就活に臨んでいる」選抜された学生のみが参加する少人数制という点で他のイベントと大きく異なっていました。また、イベントの空間も非常に工夫されており、学生にとって「緊張感」と「期待感」が高まる独特の雰囲気がありました。その中での対話は、より深い弊社への理解を促していただけたなと感じています。
特に印象に残った参加学生とのエピソードはありますか?

遠藤様:今回のイベントでは、非常に多様で優秀な学生と出会うことができました。その中でも特に印象に残ったのは、起業経験を持つ学生との対話です。その学生は、自らの挑戦を語るだけでなく、企業が抱える課題に対する独自の視点やアイデアも持っており、短い時間の中でも深いコミュニケーションができました。また、座談会中に目つきが変わるほど真剣に話を聞き、自分の考えを明確に発言する姿勢がとても印象的でした。こうした学生との対話は、オープンハウスグループにとっても刺激的で、次世代の可能性を強く感じる場となりました。
採用担当者として、学生のどこを重視していますか?
遠藤様:採用活動において、最も重視するのは学生の「考え方」や「人間性」です。将来の目標やビジョンがしっかりとあり、それに向けてどのような努力をしてきたかという過程を重視します。
過去の挫折経験をどう乗り越えたのか、またその経験をどのように将来に活かそうとしているのかといったエピソードには特に注目しています。
働くことへの前向きな姿勢と、自己成長を楽しめるマインドも重要なポイントです。実際、当社では「個人の成長の連続が会社の成長に繋がる」と考えています。そのため、どれだけスペックが高いかではなく、未来に向けての意欲や内面的な強さを見させていただいてます。
本気で就活に向き合う学生へのメッセージ

遠藤様:就職活動は、自分の人生を切り開くための大切なステップです。企業の期待に応えようとして「正解」を求めるのではなく、自分の価値観や直感を信じて行動してほしいと思います。選択した道が正解かどうかは、入社後の努力次第で変えられるものです。だからこそ、「ここだ!」と思える企業を自信を持って選んでください。
また、当社では「不動産業界で日本一を目指す」というビジョンを掲げ、挑戦心を持つ社員が活躍できる環境を整えています。特に、5年後、10年後に自分がどのような存在でありたいかを明確に持ち、そこに向かって行動できる人材を歓迎します。自分自身の成長や自己実現にフォーカスし、未来に向かって邁進してほしいと思います。
就活の道のりは決して簡単ではありませんが、悩むことや壁にぶつかることも、成長の一部です。迷いながらも行動し続けた先に、自分だけの「正解」が見つかるはずです。
ぜひ自分を信じて、就活を全力で楽しんでください。
まとめ
企業と学生が本音で語り合い、新たな可能性を発見する場として、「THE 就活」は採用活動の新たな形を提案し続けます。今後もこうしたイベントを通じて、より多くの企業と学生が未来を描ける場を創り上げていきます