30代の営業から転職するには?おすすめの転職先と異業種転職を成功させるポイントを解説

この記事のポイント
  • 30代の転職率は9.0%で、前年より0.6pt上昇している。
  • 30代の異業種転職は約4割で、営業経験は幅広い職種に生きる。
  • 転職先は営業経験との接点で選ぶと失敗しにくい。
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はじめまして。FOCUS AGENTの東田です。30代の営業職の方から転職の相談を受けると、「もう遅いのでは」という不安が必ず出てきます。この記事では、公開されているデータと実務の視点から、遅いかどうかの答えと動き方を整理します。

目次

30代の営業から転職する市場環境と難易度

30代の営業から転職する市場環境

30代の転職率と市場の動き

30代の営業から転職を考えるとき、最初に知っておきたいのは、30代の転職が珍しくないという事実です。マイナビキャリアリサーチLabの調査では、2025年の年代別の正社員転職率は、20代が12.0%、30代が9.0%、40代が6.8%、50代が3.8%でした。

年代転職率(2025年)前年からの変化
20代12.0%0.4pt減
30代9.0%0.6pt増
40代6.8%0.7pt増
50代3.8%0.3pt増

出典 マイナビキャリアリサーチLab「中途採用・転職 動向調査2026年版(2025年実績)」

30代の転職率は9.0%で、前年より0.6pt上昇しています。20代だけが減少に転じ、30代以降は軒並み増えているため、30代の転職は市場の中でも勢いのある層といえます。

営業職の方にとっては、周囲に転職した同年代がいなくても、全体では動く人が増えている点が安心材料になります。

30代の異業種転職の割合

異業種への転職も、30代では珍しくありません。マイナビ転職エージェントが引用する同社の転職動向調査では、30代の異業種転職の割合は男性が45.5%、女性が42.2%でした。30代の約4割強が業種を変えて転職している計算になります。

同じ調査では、30代の異職種転職(職種を変えた転職)は男性33.1%、女性31.4%です。つまり、業種を変える人のほうが職種を変える人より多く、同じ職種のまま業界だけ移る動きが一定数あることが分かります。

  • 30代の異業種転職は男性45.5%、女性42.2%
  • 30代の異職種転職は男性33.1%、女性31.4%
  • 業種を変える人のほうが、職種を変える人より多い

この3点に共通するのは、「営業を辞める」と「業界を変える」は別の選択だということです。転職の自由度を考えるときは、業種と職種を分けて検討すると整理しやすくなります。

営業職は職種を変えない転職が多数派

職種別に見ると、営業職の異職種転職率は20.2%で、同調査が示す6つの職種分類の中で最も低い水準です。企画・経営・管理・事務は38.5%、サービス職は33.4%、コンサルタント・専門職は45.9%でした。

この数字は、営業職は職種を変えずに転職する人が多いことを示唆しています。営業のまま業界や会社を変える転職が主流で、営業から別の職種へ移るのは少数派です。

裏を返せば、営業から別職種に移るには、通常より準備が要るということです。だからこそ、30代の営業から転職する場合は、経験を生かせる接点のある職種から検討するのが現実的です。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

「営業は潰しが利かない」と言われがちですが、データでは営業のまま転職する人が多数です。まず営業のまま環境を変える道と、職種を変える道を並べて比べてみてください。

ワンポイントアドバイス
30代前半と後半で動き方を変える

30代前半は成長可能性も評価されるため、未経験職種にも挑戦しやすい時期です。30代後半は即戦力性が重視されるため、営業経験との接点が大きい職種を選ぶほうが通りやすくなります。自分の年齢と経験年数を先に書き出してください。

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