BIPROGYの平均年収は885万円です(2026年3月期 有価証券報告書)。平均年齢は46.3歳、平均勤続年数は20.4年となっています。
国内の給与所得者の平均給与は478万円、正社員に限っても545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。BIPROGYの水準はその約1.6倍にあたります。
ただし885万円はあくまで単体の全社平均です。職種によって120万円以上、年代によっては400万円超の差が生まれており、中身は社員によって大きく変わります。この記事では有価証券報告書の数字を起点に、年代別・職種別の実態と、旧日本ユニシスという老舗SIerで年収を上げる道筋を整理します。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起BIPROGYは2022年に日本ユニシスから社名を変えた会社です。社名が新しくなった分、年収の口コミも新旧の情報が混在しがちなので、有価証券報告書の数字を軸に整理していきましょう。
BIPROGYの平均年収は885万円|有価証券報告書の最新データ


BIPROGYの直近の平均年収は885万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢46.3歳、平均勤続年数20.4年、従業員8,801名)。出典は有価証券報告書に記載された従業員の状況の数値で、EDINETの開示データベースで確認できます。
有価証券報告書の平均年間給与は、賞与と基準外賃金を含み、単体の従業員だけを対象にした金額です。グループ会社や海外拠点の社員は含まれていません。
まず注目したいのは平均勤続年数です。20.4年という数字は、同業のSIer各社と比べても長い部類に入ります。
平均勤続年数20.4年が年収を押し上げる仕組み
平均勤続年数が長いということは、勤続年数に応じた昇給を積み重ねた社員の比率が高いということです。平均年齢46.3歳という数字も、同じ構造を裏付けています。
後述する同業3社と比べると、BIPROGYの平均年齢と平均勤続年数はいずれも最も高い水準にあります。新卒採用より中途採用の比率が低く、長期雇用を前提にした人員構成になっていることが、885万円という平均年収の背景にあります。
一方で、この数字は若手社員の実感値とは離れやすい性質も持ちます。年功的な要素が残る給与体系では、20代・30代の年収は全社平均を大きく下回ります。
BIPROGYの企業情報とビジネスモデル


BIPROGYは1958年3月29日設立、東京都江東区豊洲に本社を置く東証プライム上場のITサービス企業です(証券コード8056、1970年10月に東京証券取引所へ上場)。2022年4月1日に日本ユニシス株式会社から現在の社名へ変更しました。
事業の中心はシステムインテグレーションで、クラウドやアウトソーシングなどのサービスビジネス、コンピュータシステムの販売・賃貸、ソフトウェアの開発・販売までを手がけています。顧客企業のDXを支援する「For Customer」と社会課題の解決を目指す「For Society」の2軸を経営の柱に掲げています。
資本金は54億8,317万円、連結売上高は4,040億円です(2025年3月期)。60年以上の歴史を持つシステムインテグレーターの先駆けとして、金融・製造・流通など幅広い業種のシステム開発を担ってきました。
口コミサイトには「日本ユニシス」時代の投稿がそのまま残っている場合があります。給与制度は社名変更後に見直された部分もあるため、投稿の時期を確認してから参考にしてください。
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BIPROGYの年代別・年収推移


有価証券報告書には年代別の内訳は記載されません。そのため年代別の数字は、口コミサイトに投稿された自己申告データの集計値を参考にします。
口コミサイトの集計では、正社員161人の投稿をもとに20代473万円、30代626万円、40代833万円、50代888万円という数字が出ています(careerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判)。全体平均は580.1万円で、有価証券報告書の885万円とは305万円の差があります。
| 年代 | 口コミベース平均年収 | 全社平均との差 |
|---|---|---|
| 20代 | 473万円 | マイナス412万円 |
| 30代 | 626万円 | マイナス259万円 |
| 40代 | 833万円 | マイナス52万円 |
| 50代 | 888万円 | プラス3万円 |
出典はcareerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判(正社員161人の投稿データ)です。全社平均885万円に追いつくのは50代になってからという計算になります。
この差は、口コミ投稿者の年齢層が会社全体の平均年齢46.3歳より若いことが主因と考えられます。平均勤続年数20.4年という数字が示すとおり、会社全体には長期勤続の40代後半以降の社員が厚く在籍しており、その層の年収が全社平均を押し上げています。
20代・30代の年収
20代の口コミベース平均は473万円です。国内の同年代の平均給与が400万円前後であることを踏まえると、入社数年の時点ですでに上回っています。
30代になると626万円まで伸びます。20代から30代の10年でおよそ153万円の伸びで、年功序列の影響で若手の給与が伸びにくいという口コミの指摘とも符合する水準です。
賞与は夏冬の年2回で、冬は2ヶ月分が固定支給されるという口コミがあります。基本給の伸びが緩やかでも、賞与の支給実績が安定している点は若手にとって計算しやすい材料です。
40代・50代の年収
40代の口コミベース平均は833万円、50代は888万円です。30代から40代にかけての伸び幅207万円は、全世代の中で最も大きい伸びです。
この伸びの背景には昇格があります。業務難易度が評価に十分反映されていないという口コミもある一方、部門間で評価の上がりやすさに差があるという声も見られます。管理職に上がれるかどうかで、40代以降の年収の伸び方が分かれます。
50代の888万円は、有価証券報告書の全社平均885万円とほぼ同水準です。つまり50代になって初めて、口コミベースの実感値と全社平均が重なる計算になります。
額面年収と手取りの差
ここまでの数字はすべて額面です。実際に口座へ入る手取りは、社会保険料と所得税・住民税が引かれたあとの金額になります。
目安として、年収600万円なら手取りは460万円から480万円程度、年収900万円なら手取りは660万円から690万円程度です。額面が上がるほど税率も上がるため、手取りの伸びは額面の伸びより緩やかになります。
月平均残業時間は35.5時間という口コミがあり、IT業界の中では長めの水準です。残業代が全額支給されるという声もあるため、額面年収には基本給だけでなく残業代の影響も含まれている点に注意してください。
口コミの年収データは、残業代を含めた実支給額であることが多く、基本給だけを比べると印象より低く見えることがあります。オファー面談では、提示額が何を含んだ金額なのかを必ず確認してください。
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20代・30代で見ると、全社平均885万円とはかなり距離があります。若いうちに転職を考えるなら、全社平均ではなく同年代の水準と比べたほうが現実的な判断ができますよ。
BIPROGYの職種別・グレード別の年収の違い


職種による差は明確です。口コミサイトの集計では、次のような水準になっています。
- 企画・広報・マーケティング職 687万円(最高水準)
- 人事・総務・法務 626万円
- 経営・各種コンサルタント 604万円
- 技術系(ソフトウェア関連) 578万円
- 営業 561万円(最低水準)
出典はcareerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判です。企画・広報・マーケティング職と営業職の差は126万円にのぼります。
最も高い企画・広報・マーケティング職と最も低い営業職の差は126万円です。SIerというと技術系の年収が高いイメージを持たれがちですが、BIPROGYでは管理・企画系の職種のほうが上に来ています。
全社平均885万円と比べると、いずれの職種区分も下回っています。この差は、口コミ投稿者の年齢層が若いことに加え、管理職層のデータが単独の職種区分として表に出にくいことが影響していると考えられます。
技術系(SE・エンジニア)の年収傾向
技術系(ソフトウェア関連)の口コミ平均は578万円です。BIPROGYはシステムインテグレーションが中核事業のため、技術職の人数が最も多い職種区分にあたります。
金融・製造・流通など顧客業種ごとに担当が分かれており、特定業種のシステムに精通した技術者ほど社内での評価が高まりやすいという傾向があります。プロジェクトマネージャーへの昇格が、技術職の年収を押し上げる主な道筋です。
クラウドやDX関連の案件が増える中、新しい技術領域への対応力を持つ技術者には、追加の評価や手当がつく場合もあるという声があります。
営業・企画系の年収傾向
営業職の口コミ平均は561万円と、職種区分の中で最も低い水準です。一方で企画・広報・マーケティング職は687万円と最も高く、同じ非技術系でも職種によって126万円の開きがあります。
この差が生まれる理由として、営業職は若手の比率が比較的高く、企画・広報職は経験者の中途採用やキャリアの長い社員が多いことが考えられます。同じ職種名でも、在籍年数と役職によって年収の分布は大きく変わります。
営業職からキャリアアップを目指す場合、大型案件の受注実績を積んでアカウントマネージャーや事業企画へ異動するルートが、年収の伸びしろとして語られることが多い職種です。
グレード制度と昇進による変化
BIPROGYは等級に応じたグレード制度を採用しており、昇格のタイミングで年収が段階的に動く設計です。年次だけで自動的に上がる年功部分は限定的とする口コミが複数あります。
評価は業務の難易度や成果を踏まえた等級判定で決まりますが、業務難易度が評価に十分反映されていないという不満の声もあり、部門によって評価の上がりやすさに差があるとされています(careerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判)。
管理職へ昇格すれば、全社平均885万円に近づき、やがて超える水準まで到達します。非管理職のまま留まった場合は、口コミベースの職種別水準(561万円から687万円程度)で頭打ちになりやすいという構図です。
同じ「営業」でも新卒2年目と中途入社のマネージャー格では年収が大きく違います。求人票の年収レンジを見るときは、募集しているグレードや役職まで確認すると実態に近づきます。
20代・第二新卒向けの求人が中心で、未経験OKの求人が76%以上を占めます。定着率は94.6%です。
BIPROGYの年収は同業他社と比べてどのレベルか
BIPROGYの885万円は、国内SIer全体で見ると中位から上位に位置する水準です。ただし同業3社と並べると、1社には届かず、2社は上回るという位置づけになります。
ここでは同じ受託開発・システムインテグレーション領域で事業規模が近いTIS、SCSK、日鉄ソリューションズの3社と比較します。いずれも2026年3月期の有価証券報告書の数字です。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 決算期 |
|---|---|---|---|---|
| 日鉄ソリューションズ | 936万円 | 39.8歳 | 10,276名 | 2026年3月期 |
| BIPROGY | 885万円 | 46.3歳 | 8,801名 | 2026年3月期 |
| TIS | 829万円 | 40.0歳 | 21,598名 | 2026年3月期 |
| SCSK | 797万円 | 42.8歳 | 非公開(連結含む) | 2026年3月期 |
出典はBIPROGY、日鉄ソリューションズ、TIS、SCSK各社の有価証券報告書データです(EDINET開示情報に基づく集計)。BIPROGYは4社中2位で、最下位のSCSKとは88万円の差があります。
注目したいのは平均年齢の違いです。BIPROGYの46.3歳は4社の中で突出して高く、他の3社は39歳から43歳前後に収まっています。平均年収の差は、事業内容の違いだけでなく、社員構成の年齢差でも説明できます。
日鉄ソリューションズの年収


日鉄ソリューションズの平均年収は936万円です(2026年3月期、平均年齢39.8歳、従業員10,276名)。4社の中で最も高く、BIPROGYとの差は51万円です。
日本製鉄グループのITベンダーとして、鉄鋼業の基幹システムに強みを持ちます。平均年齢39.8歳という若い社員構成でBIPROGYを上回る年収水準にあることから、1人あたりの生産性や単価の高い案件比率で差がついている可能性があります。
従業員数は10,276名とBIPROGYよりやや多く、同規模の企業同士での比較として参考になる相手です。
TISの年収


TISの平均年収は829万円です(2026年3月期、平均年齢40.0歳、従業員21,598名)。BIPROGYとの差は56万円で、BIPROGYがやや上回ります。
TISはTIS INTECグループの中核会社で、従業員数は21,598名とBIPROGYの2倍以上の規模です。平均年齢は40.0歳とBIPROGYより6歳以上若く、規模が大きいぶん若手の採用比率が高いことがうかがえます。
決済・金融系のシステムを強みとしており、BIPROGYと同じく幅広い業種のシステムインテグレーションを手がける総合型のSIerです。
SCSKの年収


SCSKの平均年収は797万円です(2026年3月期、平均年齢42歳8カ月、平均勤続年数16年8カ月)。4社の中で最も低く、BIPROGYとは88万円の差があります。
SCSKは住友商事グループのITベンダーで、年代別の年収は20代後半558.8万円、30代後半787.1万円、40代後半961.4万円と公表されています。働き方改革への取り組みで知られる企業で、残業時間の少なさが社員からの評価につながっています。
平均勤続年数16年8カ月はBIPROGYの20.4年よりやや短く、平均年齢もBIPROGYより3.5歳若い水準です。
4社の平均年収差は、平均年齢差とほぼ比例しています。同じ年代同士で比べたい場合は、各社の年代別データ(公表されていれば)まで確認すると、より公平な比較になります。
20代の第二新卒・既卒向けで、入社3か月後の定着率は96%と高水準です。



4社を並べると、BIPROGYは真ん中よりやや上という位置づけです。平均年齢の違いも踏まえると、同世代で比べたときの実際の差はもう少し縮まる可能性がありますよ。
BIPROGYの年収に関する口コミ・評判
口コミサイトの集計では、BIPROGYの平均年収は580.1万円です(正社員161人の投稿データ、年収範囲260万円から1,164万円)。有価証券報告書の885万円とは305万円の差があります(careerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判)。
この差の大きさは珍しい部類に入ります。多くの企業では口コミベースと有価証券報告書の差は50万円から100万円程度にとどまることが多く、BIPROGYの305万円という差は平均勤続年数20.4年という社員構成の偏りの大きさを反映した結果と考えられます。
金額そのものより、給与の中身に関する声のほうに特徴があります。
給与制度に対する社員の評価
昇給はあるものの、年功序列の影響で若手の給与が伸びにくいという指摘が複数あります。業務難易度が評価に十分反映されていないという声や、部門間で評価の上がりやすさに差があるという声も見られます(careerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判)。
ボーナスは夏冬の年2回支給で、冬は2ヶ月分が固定という投稿があります。業績連動の変動幅が大きい会社と比べると、賞与の見通しが立てやすい制度といえます。
総合評価は3.2(5点満点、470件の報告)で、給与水準そのものへの評価は平均的、働き方や制度面での意見が目立つという傾向です。口コミで繰り返し挙げられる論点は次の4つです。
- 昇給はあるが年功序列で若手の給与が伸びにくい
- 業務難易度が評価に十分反映されないという不満
- 部門間で評価の上がりやすさに差がある
- 冬のボーナスは2ヶ月分が固定支給で見通しが立てやすい
出典はcareerconnection.jp BIPROGY口コミ・評判です。プラスとマイナスの声が混在しており、安定志向か成果重視かという価値観によって評価が分かれやすい会社といえます。
残業時間と働き方への評価
月平均残業時間は35.5時間という口コミがあり、有給消化率は66%です。IT業界の中では残業時間がやや長めという評価が見られます。
残業代は全額支給されるという声があり、額面年収には残業代が一定割合含まれている点に注意が必要です。他社と年収を比較するときは、残業時間の差も含めて見たほうが実態に近づきます。
プロジェクトの繁忙期によって残業時間に差が出やすく、配属されるチームやプロジェクトによって働き方の印象が変わるという声も複数あります。
同じ会社でも、顧客企業や案件フェーズによって残業時間の実態はかなり変わります。面接では、応募している部署やプロジェクトの直近の繁忙期について具体的に聞いておくと、入社後のギャップを減らせます。
世界的な人材サービス会社で、外資系・グローバル企業の求人に強みがあります。



口コミと有価証券報告書で300万円以上の差があるのは、正直かなり大きいです。求人票の年収を見るときは、勤続年数が長い社員を含めた平均なのか、若手も含めた実感値なのかを意識してくださいね。
BIPROGYで年収を上げる方法


BIPROGYで年収を上げる道は3つあります。社内でグレードを上げる、成長領域であるDX・クラウド関連の事業に関わるポジションへ移る、外部へ転職するという選択です。
平均勤続年数20.4年という数字が示すとおり、BIPROGYは長期雇用を前提にした会社です。まず現実的なのは、社内での昇格を軸にしたキャリア形成です。
社内での昇格とグレードの引き上げ
BIPROGYの給与はグレード制度に基づき、昇格のタイミングで段階的に動きます。年功で緩やかに増える部分は限定的という口コミが複数あります。
口コミベースの職種別平均は561万円から687万円の範囲にとどまる一方、全社平均は885万円です。管理職に上がれるかどうかが、この200万円前後の差を埋める分かれ目になります。
評価は業務の難易度や成果に基づく等級判定で決まるため、担当プロジェクトでの実績を数値や成果物として示せる状態にしておくことが、昇格の材料になります。
DX・クラウド事業への異動
BIPROGYは顧客企業のDXを支援する「For Customer」と、社会課題解決を目指す「For Society」の2軸を経営の柱に掲げています。クラウドやデータ活用に関わる案件は、今後の重要度が上がっていく領域です。
従来型の受託開発は価格競争が厳しくなりやすい一方、DX・クラウド領域の案件は単価が高くなりやすい傾向があります。社内公募や異動の機会があれば、新しい技術領域への対応力を身につけたうえで手を挙げる価値があります。
クラウド資格やデータ関連の資格取得を支援する制度がある企業も多く、在籍しながらスキルを広げて評価につなげるルートも現実的です。
転職によるキャリアアップ
社内での昇格が見通せない場合、転職が選択肢になります。日鉄ソリューションズの936万円は、BIPROGYの885万円を51万円上回る水準です。
ただし全社平均の差は、平均年齢の違いにも左右されます。現実的な比較は、同年代・同職種同士で行う必要があります。
SIerでの受託開発経験は、事業会社の情報システム部門やDX推進部門でも評価されやすい経験です。特定業種のシステムに精通した経験を持ち込める転職先を選ぶほうが、年収の維持と上積みの両方を狙いやすくなります。
提示年収の相場を知るには、同じ業界の求人を複数社分まとめて見られる転職エージェントの利用が近道です。非公開求人を含めて現在の市場価値を確認してから、社内に残るか外に出るかを決める順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。社内の昇格ペースと外部の提示額を同じ物差しで比べられるようになり、どちらを選ぶにしても判断材料が増えます。
既に社会人として働いている若手向けの転職支援サービスです。



長く勤めるほど強くなる会社なので、焦って辞めるより先に昇格の条件を確認するのがおすすめです。それでも天井が見えたと感じたら、同業他社の水準を具体的に調べてから動いてください。
BIPROGYの年収に関するよくある質問
BIPROGYの年収について、検索されることの多い疑問をまとめます。数字はいずれも公開資料をもとにしています。
BIPROGYの年収は日本ユニシス時代と比べて変わりましたか
社名は2022年4月1日に日本ユニシスからBIPROGYへ変わりましたが、有価証券報告書に基づく平均年収の推移を見る限り、社名変更そのもので年収水準が大きく動いた形跡はありません。
口コミサイトには社名変更前の投稿も混在しているため、給与制度に関する投稿を参考にする際は、投稿された時期を確認することをおすすめします。
BIPROGYの年収は今後も上がりますか
平均勤続年数が20.4年と長く、社員の年齢構成が年々上がっていく構造にあるため、社員構成の変化だけでも平均年収は緩やかに上がりやすい状況にあります。
一方で、DX・クラウド領域の案件比率が上がれば、業績そのものが伸びて賞与に反映される可能性もあります。従来型の受託開発の価格競争が厳しさを増す場合は、下振れの要因にもなり得ます。
BIPROGYの年収は新卒でも高いですか
新卒1年目から数年のグレードでは、口コミベースの職種別平均(561万円から687万円)を大きく下回る水準からスタートします。20代全体の口コミベース平均は473万円です。
新卒時点で突出して高い初任給を提示する会社ではなく、長く勤めて昇格することで年収を積み上げていくタイプの会社と捉えておくと、実態とのギャップが生まれにくくなります。
BIPROGYの決算期は3月で、有価証券報告書は例年6月下旬に提出されます。転職活動中に最新の年収を確認するなら、EDINETの開示情報で最新版を見るのが最も確実です。転職サイトの数字は更新が遅れていることがあります。
フリーター・既卒・未経験者向けで、未経験OKの求人が約8割を占めます。
まとめ
BIPROGYの平均年収は885万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢46.3歳、平均勤続年数20.4年)。国内の正社員平均545万円の1.6倍にあたる水準です。
ただし全社平均と個別の実態には大きな差があります。口コミ集計では平均580.1万円、職種別では561万円から687万円、年代別では20代473万円から50代888万円まで幅があり、全社平均との差は最大で305万円に達しました。
同業3社と比べると、日鉄ソリューションズ936万円には届かないものの、TIS829万円、SCSK797万円は上回る水準です。ただし4社の中で平均年齢が最も高いという特徴があり、年収差の一部は社員構成の年齢差で説明できます。
年収を上げる道は、社内でのグレード昇格、成長領域であるDX・クラウド事業への異動、外部への転職の3つです。平均勤続年数20.4年という数字が示すとおり、長く勤めることを前提にしたキャリア形成が合理的な会社といえます。
転職を検討する場合は、全社平均ではなく同年代・同職種同士で比較してください。SIerでの受託開発経験を活かせる転職先を選べば、経験を捨てずに年収を上げる余地が生まれます。









