デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は943万円です。正社員1,633人の口コミを集計した数字で、回答者の平均年齢は32歳です(OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度)。
国内の給与所得者の平均給与は478万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。デロイトトーマツコンサルティングはその約2倍の水準にあります。
ただし同社は非上場のため、有価証券報告書による公式の平均年収は公開されていません。さらに2025年12月1日にファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリーと合併し、現在は「合同会社デロイト トーマツ」として運営されています。この記事では口コミ集計値を推定値として明示したうえで、職位別・年代別の実態と、統合後の環境で年収を上げる道筋を整理します。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起デロイトトーマツコンサルティングの年収は「平均いくら」より「どの職位にいるか」で決まります。平均943万円は、回答者の大半を占めるコンサルタント層の数字だと押さえて読み進めてくださいね。
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は943万円|口コミ集計の最新データ


デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は、口コミサイトの集計で943万円です。年収の回答範囲は400万円から4,500万円と幅が広く、平均値だけでは個人の年収を読み切れません(OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度)。
同じ集計ではコンサルティング・シンクタンク業界の平均が866万円とされ、業界平均を77万円上回る水準です。まずは数字の性質と、統合後の会社の姿を確認します。
非上場のため有価証券報告書は非公開
デロイトトーマツコンサルティングは合同会社の形態をとる非上場企業です。上場企業のように有価証券報告書で平均年間給与を開示する義務がなく、公式の平均年収は公表されていません。
そのため、この記事で扱う平均年収は非上場のため公開有報なし、口コミベースの推定値です。社員が自己申告した年収を集計した数字なので、回答者の職位の偏りや回答時期によって上下します。
求人票やオファー面談で提示される金額のほうが、個人にとっては確度の高い情報です。口コミ集計値は相場観をつかむ入口として使ってください。
口コミサイト2社の集計値
複数の口コミサイトで集計値を並べると、数字の確からしさを判断しやすくなります。主要2サイトの数字は次のとおりです。
| 集計元 | 平均年収 | 回答数 | 補足 |
|---|---|---|---|
| OpenWork | 943万円 | 正社員1,633人 | 回答者の平均年齢32歳 |
| ONE CAREER PLUS | 941万円 | 159件 | 基本給の平均は月56万円 |
出典はOpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度とONE CAREER PLUS デロイト トーマツ コンサルティング 年収です。回答数の規模がまったく違う2サイトで、平均年収がほぼ同じ940万円台に収まっていることから、全社の相場は940万円前後と見てよいでしょう。
ただし回答者の多くは20代後半から30代のコンサルタント層です。マネージャー以上の回答が少ないぶん、実際の全社平均はこれより高い可能性があります。
企業情報と2025年12月の3社統合


デロイトトーマツコンサルティングは、世界4大会計事務所グループ(Big4)の一角であるデロイトの日本におけるコンサルティング会社です。戦略立案から業務改革、テクノロジー導入、人事組織まで総合的に手がける総合系ファームとして知られてきました。
2025年5月にファイナンシャルアドバイザリー、リスクアドバイザリーとの3法人合併の基本合意が発表され(デロイト トーマツ グループ 3法人の合併に関する発表)、2025年12月1日に「合同会社デロイト トーマツ」として発足しました。子会社を含めて約1万1,000人の規模です(デロイト トーマツ グループ ニュースリリース)。
口コミサイトの社名表記も「合同会社デロイト トーマツ(旧デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)」に切り替わっています。統合直後のため、年収データは旧コンサルティング部門の回答が中心です。
統合後の求人は「合同会社デロイト トーマツ」名義で出ています。旧コンサルティング部門の募集か、旧ファイナンシャルアドバイザリーやリスクアドバイザリーの募集かで、職位名や年収レンジの体系が異なる場合があります。応募前に所属ユニットと職位を確認してください。
デロイトトーマツコンサルティングの年代別の年収目安


デロイトトーマツコンサルティングは年功ではなく職位で年収が決まるため、年代別の数字は「その年代に多い職位の年収」と読み替えるのが正確です。
以下はONE CAREER PLUS デロイト トーマツ コンサルティング 年収が公開している年代別の平均年収です。回答数は159件と少ないため、特に40代後半以降はシニア層の回答に引っ張られている点に注意してください。
| 年代 | 平均年収 | 多い職位の目安 |
|---|---|---|
| 24歳以下 | 834万円 | アナリスト |
| 25〜29歳 | 869万円 | コンサルタント |
| 30〜34歳 | 1,070万円 | シニアコンサルタント |
| 35〜39歳 | 1,265万円 | マネージャー |
| 40〜44歳 | 1,423万円 | シニアマネージャー |
| 45〜49歳 | 1,825万円 | シニアマネージャー以上 |
| 50歳以上 | 1,625万円 | ディレクター以上 |
職位の目安は、職位別の年収水準と年齢帯を照らし合わせた編集部の推定です。中途入社の場合は入社時の職位次第で、同じ年代でも表とずれることがあります。
20代の年収
20代の平均は834万円から869万円です。新卒はアナリストから始まり、2〜3年でコンサルタントに上がるのが一般的なルートとされます。
新卒の初任給は、2026年4月入社の大学卒で年俸580万2,000円と紹介されています(すべらない転職 デロイトトーマツの年収)。入社1年目から国内平均の478万円を100万円以上上回るスタートです。
20代のうちにコンサルタントへ昇格できれば、年収は800万円台に乗ります。昇格のスピードには個人差があり、同期でも1年ほど差がつくことがあります。
30代の年収
30代前半の平均は1,070万円で、この年代で年収1,000万円を超える社員が多数派になります。シニアコンサルタントとしてプロジェクトの実務を回す立場に就く時期です。
30代後半は1,265万円まで上がります。マネージャーに昇格してプロジェクト全体の責任を持つようになると、年収は1,200万円台に入ります。
逆に言えば、30代でマネージャーに届かない場合は年収が1,000万円前後で横ばいになりやすい構造です。
40代以降の年収
40代前半の平均は1,423万円、40代後半は1,825万円です。シニアマネージャーやディレクターとして、案件獲得や組織運営の責任を担う層が中心になります。
50歳以上の1,625万円が40代後半より低いのは、回答数が少ないことによる揺れが大きいと考えられます。パートナーに昇格すると報酬体系が変わり、年収3,000万円を超えるケースもあるとされます。
このゾーンは個人差が最も大きく、同じ40代でも1,000万円台前半から3,000万円以上まで分布します。
額面年収と手取りの差
表の金額はすべて額面です。実際に受け取る手取りは、社会保険料と所得税・住民税を差し引いた後の金額になります。
目安として、年収943万円の手取りはおおむね670万円から700万円程度です。年収1,265万円になると手取りは850万円前後で、額面が上がるほど税率が高くなるため手取りの伸びは緩やかになります。
年収1,000万円を超えると住民税や所得税の負担感が増し、「額面ほど豊かになった実感がない」という声が出やすくなります。
転職でデロイトトーマツコンサルティングの年収を見積もるときは、年代別の表より「自分がどの職位で入社するか」を先に確認してください。同じ32歳でもコンサルタント入社とシニアコンサルタント入社では、提示年収に200万円前後の差が出ることがあります。
デロイトトーマツコンサルティングの職位別・職種別の年収の違い


職位による差は明確です。口コミ集計ではアナリスト643万円、コンサルタント942万円、マネージャー1,256万円と、アナリストとマネージャーの間に613万円の開きがあります(OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度)。
全社平均の943万円は、回答者の7割を占めるコンサルタント層の数字にほぼ重なります。アナリストで入社する場合、最初の年収は平均を300万円近く下回ると考えておく必要があります。
職種別の平均年収
OpenWorkでは、回答者が入力した職種名ごとに平均年収が集計されています。回答数の多い職種を抜き出すと次のとおりです。
- コンサルタント 942万円(1,163人、400万〜4,500万円)
- アナリスト 643万円(76人、500万〜1,200万円)
- アドバイザリー 877万円(41人、500万〜1,800万円)
- フロント 1,135万円(30人、500万〜3,500万円)
- マネージャー 1,256万円(22人、1,000万〜1,600万円)
出典はOpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度です。職種名は回答者の自己申告のため、職位と部門が混在しています。マネージャーの下限が1,000万円という点は、昇格すれば年収1,000万円が確定的になることを示しています。
職位ごとの年収レンジ
デロイトトーマツコンサルティングの職位は、アナリスト、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャー、シニアマネージャー、ディレクター、パートナーの順に上がるのが基本です。職位ごとの給与テーブルは公開されていません。
口コミと転職市場の情報から推定すると、おおむね次のレンジに収まります。
| 職位 | 年収の目安 | 根拠 |
|---|---|---|
| アナリスト | 580万〜700万円 | OpenWork平均643万円、新卒年俸580万円台 |
| コンサルタント | 750万〜1,000万円 | OpenWork平均942万円 |
| シニアコンサルタント | 1,000万〜1,200万円 | 30代前半の平均1,070万円 |
| マネージャー | 1,200万〜1,600万円 | OpenWork平均1,256万円 |
| シニアマネージャー | 1,500万〜2,000万円 | 40代の平均1,423万〜1,825万円 |
| ディレクター以上 | 2,000万円〜 | 回答範囲の上限4,500万円 |
あくまで公開情報からの推定で、部門や評価によって上下します。オファー時には職位と年俸の内訳を必ず書面で確認してください。
賞与と評価制度
給与は職位ごとに決まる基本給と、年2回の賞与で構成されるという声が多く見られます。ONE CAREER PLUS デロイト トーマツ コンサルティング 年収の集計では基本給の平均が月56万円で、年収のうち賞与が占める割合は職位が上がるほど大きくなる傾向です。
評価はプロジェクトごとの働きぶりを積み上げて昇格が判定され、昇格すると年収が段階的に跳ね上がる設計です。同じ職位に留まっている間は、昇給幅は小さめになります。
年功で毎年少しずつ上がる日系企業とは逆の動き方をするため、昇格のタイミングが年収を左右する最大の要因です。
デロイトトーマツコンサルティングの提示年収には、賞与の想定額が含まれていることがあります。基本給の年額と賞与見込みを分けて確認すると、評価が振るわなかった年の下限が読めます。みなし残業の時間数も合わせて聞いておくと、他社オファーと比較しやすくなります。



職位が1つ違うだけで、年収は200万円から300万円変わります。中途採用では入社時の職位交渉が最も年収に効くポイントなので、経験年数より「どの職位で迎えてもらえるか」を重視してくださいね。
デロイトトーマツコンサルティングの年収をBig4・総合系ファームと比較
デロイトトーマツコンサルティングの年収は、Big4と総合系ファームの中で中位から上位に位置します。Big4はいずれも非上場で有価証券報告書がないため、同じ口コミサイトの集計値で比較します。
ここではPwCコンサルティング、KPMGコンサルティング、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、アクセンチュアの4社と並べます。
| 企業名 | 平均年収 | 回答者の平均年齢 | 回答者数 |
|---|---|---|---|
| PwCコンサルティング | 1,011万円 | 32歳 | 906人 |
| KPMGコンサルティング | 951万円 | 33歳 | 304人 |
| デロイトトーマツコンサルティング | 943万円 | 32歳 | 1,633人 |
| EYストラテジー・アンド・コンサルティング | 917万円 | 32歳 | 682人 |
| アクセンチュア | 878万円 | 32歳 | 3,975人 |
出典はOpenWork PwCコンサルティング、OpenWork KPMGコンサルティング、OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度、OpenWork EYストラテジー・アンド・コンサルティング、OpenWork アクセンチュアです。5社の差は最大133万円で、回答者の平均年齢はほぼ同じです。
Big4の中ではPwCが頭一つ抜け、デロイトとKPMGがほぼ並び、EYが続く構図です。
KPMGコンサルティングの年収


KPMGコンサルティングの平均年収は951万円です(回答者304人、平均年齢33歳)。デロイトトーマツコンサルティングとの差は8万円で、ほぼ同じ水準といえます(OpenWork KPMGコンサルティング)。
マネージャー職の平均は1,198万円で、デロイトの1,256万円を58万円下回ります。若手のうちは差がなく、管理職になると差が開く構図です。
KPMGコンサルティングはBig4の中では規模が小さく、内部統制やガバナンス領域の支援に強みを持ちます。組織が小さいぶん、早い段階で大きな役割を任されやすいという声もあります。
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの年収


EYストラテジー・アンド・コンサルティングの平均年収は917万円です(回答者682人、平均年齢32歳)。デロイトトーマツコンサルティングより26万円低い水準です(OpenWork EYストラテジー・アンド・コンサルティング)。
ただしマネージャー職の平均は1,268万円で、デロイトの1,256万円をわずかに上回ります。全社平均の差は、コンサルタント層の年収が895万円とやや低いことから生まれています。
EYは近年の採用拡大で若手の比率が高まっており、平均を押し下げている要因は若手比率の高さと考えられます。マネージャー以上で入社するなら、提示年収はデロイトと大差ありません。
アクセンチュアの年収


アクセンチュアの平均年収は878万円です(回答者3,975人、平均年齢32歳)。デロイトトーマツコンサルティングとの差は65万円です(OpenWork アクセンチュア)。
アクセンチュアはIT導入や運用まで手がけるテクノロジー領域の人員が多く、職種構成の違いが平均年収の差に表れています。戦略コンサルティング部門に限れば、年収水準はデロイトと同等以上という声もあります。
回答範囲の上限は1億円と、上位層の天井はアクセンチュアのほうが高いことがうかがえます。平均では見えない上振れの大きさも、転職先を比べるときの判断材料になります。
Big4の全社平均は若手の比率で大きく動きます。転職先を比べるときは、マネージャー職の平均(デロイト1,256万円、EY1,268万円、KPMG1,198万円)のように、同じ職位の数字で並べると実態に近い比較ができます。



Big4の年収差は、同じ職位で比べると100万円以内に収まることがほとんどです。年収だけでファームを選ぶより、得意領域とプロジェクトの相性で選んだほうが、結果的に昇格が早まり年収も伸びますよ。
デロイトトーマツコンサルティングの年収に関する口コミ・評判


年収への満足度は総じて高めです。ONE CAREER PLUSの年収・給与クチコミ159件では、総合満足度が5点満点で3.7、給与制度の納得度が3.8となっています(ONE CAREER PLUS デロイト トーマツ コンサルティング 年収)。
一方で評価基準の明確さは2.2と低く、金額そのものより、評価の決まり方や業務量とのバランスに関する声が目立ちます。
給与水準に対する評価
業界平均866万円を77万円上回る水準であることから、「同年代の日系企業と比べて明らかに高い」という評価が多数派です(OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度)。新卒1年目から年俸500万円台後半でスタートできる点も、満足度を押し上げています。
一方で、PwCや戦略系ファームと比べて見劣りするという声もあります。外資系戦略ファームの平均年収は1,000万円台半ば以上とされ、比較対象をどこに置くかで評価が分かれます。
総合系ファームの中での位置づけに納得できるかどうかが、年収満足度の分かれ目です。
業務負荷と年収のバランス
プロジェクトによって繁閑の差が大きく、繁忙期は長時間労働になるという声は少なくありません。年収の高さは業務の負荷と表裏一体という受け止め方が一般的です。
近年は働き方改革が進み、以前より残業時間は減ったとされます。その一方で、残業代がみなし時間を超えにくくなった結果、年収が伸び悩んだと感じる若手もいます。
昇格すれば負荷に見合う年収になるという前向きな声と、昇格までの数年間をどう乗り切るかという声が並びます。
コンサルティング業界は数年単位で給与テーブルや働き方が変わります。統合前の古い口コミと、2025年12月以降の新しい口コミが混在している点に注意してください。年収に関する口コミは直近2年程度の投稿を中心に読むと、現在の実態に近づきます。
デロイトトーマツコンサルティングで年収を上げる方法


デロイトトーマツコンサルティングで年収を上げる道は3つあります。社内で職位を上げる、統合後の新しい組織で領域を掛け合わせる、外部へ転職するという選択です。
最も確実なのは社内昇格です。マネージャーに上がれば年収1,000万円以上がほぼ確定するため、まずはその到達時期を早めることが基本戦略になります。
社内での昇格を早める
職位が上がるたびに年収が段階的に上がる仕組みのため、昇格を1年早めることが最大の年収アップ策です。アナリストからマネージャーまでの年収差は600万円を超えます。
評価はプロジェクトごとの上司のフィードバックが積み上がって決まります。得意な領域のプロジェクトに継続してアサインされると、成果を示しやすく昇格判定でも有利に働きます。
社内公募やアサイン希望の制度を使い、評価されやすい案件を自分から取りにいく姿勢が求められます。
統合後の組織で領域を掛け合わせる
2025年12月の統合で、コンサルティング、M&Aアドバイザリー、リスクアドバイザリーが1つの法人になりました(デロイト トーマツ グループ ニュースリリース)。戦略策定から実行、テクノロジー実装までを一気通貫で提供する方針が示されています。
この体制では、戦略とM&A、業務改革とガバナンスのように複数領域をまたげる人材の価値が上がります。OpenWorkの集計でもM&A職の平均は1,256万円と、マネージャー職と同水準です(OpenWork 合同会社デロイト トーマツ 年収・給与制度)。
統合直後の今は組織の再編が続いている時期です。新設されるチームや横断プロジェクトに早めに関わることが、評価と年収を伸ばす機会になります。
転職によるキャリアアップ
社内の昇格が見通せない場合、転職が有力な選択肢になります。Big4の中ではPwCコンサルティングが平均1,011万円と高く、戦略系ファームや外資系の事業会社では、さらに高い年収を提示されるケースもあります。
デロイトトーマツコンサルティング出身者は、事業会社の経営企画やDX推進部門でも評価されます。コンサルタント経験を活かして事業会社の管理職に移れば、年収を維持しながら働き方を変えることも可能です。
提示年収の相場を正確に知るには、コンサルティング業界の求人を多く扱う転職エージェントの活用が近道です。非公開求人を含めて自分の職位での市場価値を確認してから、社内に残るか外に出るかを判断する順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。社内の昇格見込みと外部の提示額を同じ物差しで比べられるようになり、昇格面談や年収交渉の材料としても使えます。



コンサル出身者の転職では、職位と担当領域が年収交渉の決め手になります。マネージャー経験があると選択肢が一気に広がるので、昇格目前なら昇格後に動くのも有効な戦略ですよ。
デロイトトーマツコンサルティングの年収に関するよくある質問
デロイトトーマツコンサルティングの年収について、検索されることの多い疑問をまとめます。
デロイトトーマツコンサルティングの初任給はいくらですか
2026年4月入社の新卒総合職では、大学卒が年俸580万2,000円、修士了が600万800円、博士了が620万1,200円と紹介されています(すべらない転職 デロイトトーマツの年収)。月給制ではなく年俸制である点が特徴です。
国内の大卒初任給が月20万円台前半であることを考えると、年収ベースで2倍近い水準です。2025年12月の統合後は新卒採用も合同会社デロイト トーマツの名義で行われているため、最新の条件は採用情報で確認してください。
初任給の高さは、入社直後から高い成果を求められることの裏返しでもあります。
年収1,000万円には何歳で届きますか
口コミ集計では30〜34歳の平均が1,070万円となっており、30代前半で1,000万円に届くのが標準的なペースです(ONE CAREER PLUS デロイト トーマツ コンサルティング 年収)。職位でいえばシニアコンサルタントからマネージャーへの昇格前後にあたります。
新卒入社で順調に昇格すれば、20代後半で到達するケースもあります。一方、昇格が遅れると30代後半まで届かないこともあり、個人差が大きい点は押さえておく必要があります。
中途入社の場合は、入社時の職位がシニアコンサルタント以上であれば初年度から1,000万円を超える可能性があります。
統合で年収は変わりましたか
2025年12月の統合で給与水準が大きく変わったという公式の発表はありません(デロイト トーマツ グループ ニュースリリース)。口コミ集計の平均年収も、現時点では940万円台にとどまっています。
ただし旧ファイナンシャルアドバイザリーや旧リスクアドバイザリーとは、職位名や給与テーブルが異なっていたとされます。統合後に制度がどう一本化されるかは、今後の口コミや求人票の変化で確認していく必要があります。
転職を検討する場合は、応募先のユニットで適用される給与体系を面接で直接確認するのが確実です。
口コミ集計値は過去数年分の回答の平均で、最新の給与改定が反映されるまで時間がかかります。統合直後の今は特に、転職サイトやエージェント経由で出ている最新の求人票の年収レンジを確認するのが、現在の水準を知る最も確実な方法です。
まとめ
デロイトトーマツコンサルティングの平均年収は943万円です。非上場のため有価証券報告書は公開されておらず、OpenWorkの正社員1,633人の口コミをもとにした推定値です。
職位による差は大きく、アナリスト643万円、コンサルタント942万円、マネージャー1,256万円と、613万円の開きがあります。年代別では30代前半で平均1,070万円となり、年収1,000万円を超えるのが標準的なペースです。
Big4・総合系で比べると、PwCコンサルティング1,011万円、KPMGコンサルティング951万円、EYストラテジー・アンド・コンサルティング917万円、アクセンチュア878万円です。デロイトは中位から上位に位置し、同じ職位で比べると各社の差は小さくなります。
2025年12月1日には3法人が合併し、合同会社デロイト トーマツとして新たに発足しました。領域をまたげる人材の価値が高まる体制に変わっています。
年収を上げる道は、社内での昇格、統合後の組織での領域の掛け合わせ、外部への転職の3つです。転職を検討する場合は全社平均ではなく同じ職位の数字で比べ、自分の市場価値を確認してから判断してください。









