「人材業界の営業は成長できると聞くけれど、実際は激務で使い捨てにされるのでは?」
「無形商材の営業を通して、市場価値を高めたい。でも、自分に向いているか不安……」
人材業界への転職を検討する際、このように期待と不安が入り混じる方は少なくありません。
結論から言えば、人材業界は「ビジネスパーソンとしての戦闘力を飛躍的に高められる場所」である一方、生半可な気持ちでは太刀打ちできない厳しさがあるのも事実です。
本記事では、元リクルートの視点から、人材業界の営業組織のリアル、向いている人の特徴、そして気になる「その後のキャリアパス」までを、忖度なしで徹底解説します。
攻めキャリエージェント:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
人材業界の営業とは?4つのビジネスモデルと役割の違い

「人材業界」と一口に言っても、そのビジネスモデルによって営業に求められる役割やスキルは大きく異なります。
まずは、主要な4つの領域を整理しましょう。
① 人材紹介(転職エージェント)
決定時に企業から紹介料をもらう「完全成功報酬型」です。
求職者の人生に深く寄り添い、企業の採用課題を解決する「介在価値」が最も問われる領域です。
② 求人広告メディア
タウンワークやマイナビなどの媒体に掲載枠を売る「掲載課金型」です。
採用の成否に関わらず費用が発生するため、いかにターゲットを集客するかという「マーケティング視点」の提案力が求められます。
③ 人材派遣
スタッフを企業に派遣し、その稼働に応じて収益を得るモデルです。
契約後のフォローやマッチングのスピード感が重要になります。
④ ダイレクトスカウト
企業が直接候補者にアプローチするプラットフォームを提供するモデルです。
近年急成長しており、ITリテラシーやデータ活用能力が重視されます。
転職市場において特に人気が高いのは、「人材紹介」と「求人広告」の2つです。
どちらが楽かではなく、「自分がどの筋肉を鍛えたいか」で選ぶのがキャリアアップの秘訣です。
【リアル】人材業界の営業が「激務」と言われる理由
ネット上で「人材業界はやめとけ」という声が上がる背景には、徹底した「数字管理」があります。
リクルートやマイナビといった大手を中心に、この業界ではプロセス(行動量)と結果(売上)のすべてが数値化されます。
「頑張りました」「努力はしました」という精神論は通用しません。
しかし、裏を返せば「圧倒的な自走力」が身につく環境でもあります。
- 徹底的なPDCAサイクル
- 高い目標達成意欲
- 論理的なフィードバック
これらを若いうちに経験することで、どの業界でも通用するビジネスの基礎体力が養われるのです。
人材業界に向いている人・向いていない人の決定的な違い

「人と話すのが好きだから」という理由だけで人材業界を選ぶと、早期離脱のリスクが高まります。現場で活躍する「トップセールス」には共通する3つの特徴があります。
① 「いい人」で終わらない強さがある
給職者の味方であることは大切ですが、時には耳の痛いアドバイスをして背中を押す必要があります。
単なる御用聞きではなく、ビジネスとして「人を動かす」覚悟がある人が生き残ります。
② 知的好奇心が異常に強い
人材営業の面白さは、あらゆる業界の経営層や現場責任者と対峙できる点にあります。
例えば、不動産会社から「営業職が欲しい」と言われた際、単に求人を受けるだけでなく、「事業戦略上、次は施工管理やバックオフィスも必要になりませんか?」とビジネスモデルを理解した上での追加提案ができるか。この好奇心が、年収や評価の差に直結します。
③ 自責思考で負けず嫌い
景気や候補者の心変わりなど、自分ではコントロールできない変数が多い仕事です。
それを環境のせいにせず、「次はどう動くか」を考え続けられる「自責思考」が不可欠です。
人材業界を経験した後の「キャリアの末路」
「人材業界の先には何があるのか?」という不安に対し、代表的な3つのキャリアパスを紹介します。
実は、人材業界経験者の市場価値は非常に高いのが現状です。
- 人事職へのキャリアチェンジ
数多くの採用に関わってきた知見を活かし、事業会社の人事(採用・組織開発)として活躍するケースです。 - IT・SaaS業界の営業(フィールドセールス)
無形商材で培った「課題解決型営業」のスキルは、成長著しいIT業界で高く評価されます。 - 起業・独立
あらゆる業種のビジネスモデルを熟知できるため、自身の知見を武器に独立する人も少なくありません。

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