チームラボの平均年収は598万円です。チームラボ株式会社は非上場企業のため有価証券報告書が公開されておらず、この数字はOpenWork チームラボ 年収・給与制度に寄せられた正社員94人の口コミから集計された推定値です。回答者の平均年齢は29歳です。
国内の給与所得者の平均給与は478万円、正社員に限ると545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。平均29歳という若さで598万円という水準は、世代を考えると高めの部類に入ります。
ただし598万円は全職種をならした数字です。エンジニアとカタリスト、本体とグループ会社のあいだでは年収の出発点が大きく異なります。この記事では公開されている一次情報と口コミを突き合わせ、年代別・職種別の実態、同業他社との比較、年収を上げる方法を整理します。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起チームラボは非上場なので、上場企業のように公式の平均年収が出てきません。この記事の数字は口コミや求人票から組み立てたものなので、幅を持たせて読んでいただくのが正しい使い方です。
チームラボの平均年収は598万円|非上場のため口コミベースの推定値


チームラボの平均年収は、口コミサイトの集計で598万円です(OpenWork チームラボ 年収・給与制度、正社員94人、回答者平均年齢29歳)。年収のレンジは300万円から1,000万円と、同じ会社の中でも700万円の幅があります。
同じ口コミサイトで比較されているSIer・ソフト開発・システム運用業界の平均は578万円です。チームラボは業界平均をおよそ20万円上回る位置にあります。
ただしこれは上場企業の平均年収とは性質の違う数字です。まずは情報源ごとの差を確認します。
口コミサイトごとの平均年収
チームラボの年収は、参照する口コミサイトによって数字が変わります。回答者の人数と年齢構成が違うためです。
| 情報源 | 平均年収 | 回答数・条件 |
|---|---|---|
| OpenWork(チームラボ) | 598万円 | 正社員94人、平均29歳 |
| ONE CAREER PLUS(チームラボ) | 654万円 | 口コミ3件 |
| OpenWork(チームラボエンジニアリング) | 325万円 | 正社員19人、平均27歳 |
出典はOpenWork チームラボ 年収・給与制度、ONE CAREER PLUS チームラボの年収、OpenWork チームラボエンジニアリング 年収・給与制度です。
回答数が94人と最も多いOpenWorkの598万円を基準にするのが妥当です。ONE CAREER PLUSの654万円は口コミが3件しかなく、サイト側も情報が偏っている可能性を明記しています。グループ会社のチームラボエンジニアリングは325万円と、本体の半分程度にとどまる点も押さえておきたいところです。
有価証券報告書が存在しない理由
チームラボ株式会社は株式を上場していません。そのため上場企業に義務づけられた有価証券報告書の提出がなく、「平均年間給与」という公式の数字も存在しません。
上場企業の年収記事でよく見る「平均年収○○万円(有価証券報告書)」という表記は、チームラボには当てはまりません。ネット上で精緻な平均年収を断定している情報があれば、口コミ集計か推定値だと考えて読むのが安全です。
公式に確認できるのは、新卒採用の募集要項に書かれた給与条件です。2028年卒エンジニア募集の想定年収は434万円から1,250万円と幅を持たせて公開されています(paiza新卒 チームラボ 募集要項)。
チームラボの企業情報と事業内容


チームラボ株式会社は2001年3月設立、東京都千代田区神田小川町に拠点を置くデジタルコンテンツ制作会社です。代表取締役は猪子寿之氏、資本金は1,000万円、従業員数は1,000人と公表されています(チームラボ 会社概要)。
事業は大きく2つに分かれます。「チームラボボーダレス」「チームラボプラネッツ」などの展示を国内外で運営するアート事業と、企業や自治体向けにシステム開発やデジタル空間を手がけるソリューション事業です。
グループにはチームラボエンジニアリング、チームラボインテグレート、チームラボセールス、チームラボアーキテクツなどがあります。どの法人で雇用されるかによって給与条件が変わるため、求人を見るときは社名の表記まで確認が必要です。
チームラボのグループには名前の似た法人が複数あり、口コミサイトでも別ページで集計されています。本体の598万円とチームラボエンジニアリングの325万円では270万円以上の差があります。求人票や口コミを見るときは、雇用元の法人名を最初に確認しておくと判断を誤りません。
チームラボの年代別の年収目安


チームラボは年代別の年収を公表していません。以下は募集要項と口コミから組み立てた目安で、個人差の大きい数字だと理解したうえで参考にしてください。
| 段階 | 年収の目安 | 根拠 |
|---|---|---|
| 新卒1年目 | 434万円〜 | 2028年卒募集要項の想定年収 |
| 新卒2年目(26歳) | 350〜450万円 | エンジニアの口コミ(2018年) |
| 回答者平均(29歳) | 598万円 | OpenWorkの集計値 |
| 30〜34歳 | 750万円 | ONE CAREER PLUS(3件) |
| リーダー・カタリスト層 | 700〜1,000万円 | 口コミの年収レンジ |
出典はpaiza新卒 チームラボ 募集要項、OpenWork 口コミ(新卒2年目エンジニア)、OpenWork チームラボ 年収・給与制度、ONE CAREER PLUS チームラボの年収です。
新卒・20代の年収
2028年卒のエンジニア募集では、月給は32万円からです。内訳は基本給22万円、裁量制時間外手当68,750円、休日・深夜手当31,250円となっています(paiza新卒 チームラボ 募集要項)。
月給32万円には40時間分の固定残業代が含まれており、超過分は別途支給されます。基本給だけを見ると22万円で、額面の月給と基本給の差が大きい点は理解しておく必要があります。
賞与は半期決算賞与として年2回です。月給32万円の12か月分で384万円になり、そこに賞与が加わって想定年収の下限434万円に届く計算です。20代後半には評価による差がつき始め、500万円台に乗る社員も出てきます。
30代以降の年収
口コミの回答者平均が29歳と若く、30代以降のデータは多くありません。ONE CAREER PLUSでは30〜34歳の平均が750万円と出ていますが、口コミ3件の集計で、そのまま一般化はできません(ONE CAREER PLUS チームラボの年収)。
30代で差を決めるのは役割です。新卒入社のWebエンジニアで年収700万円という回答者は、リーダーシップか秀でたスキルがあれば昇給は速いと書いています(OpenWork 口コミ(Webエンジニア))。
逆に言えば、プロジェクトを率いる立場に就かないまま年齢を重ねると、600万円前後で伸びが鈍る可能性があります。年功で毎年上がる給与体系ではない点が、大手日系企業との大きな違いです。
額面年収と手取りの差
ここまでの金額はすべて額面です。社会保険料と所得税・住民税が差し引かれるため、実際に受け取る金額はこれより少なくなります。
目安として、平均年収の598万円なら手取りは450万円から470万円程度、新卒の434万円なら340万円前後です。独身か扶養家族がいるか、住んでいる自治体によっても数万円単位で変わります。
チームラボには子ども手当(月2万円から)があり、子育て世帯は額面以上に実質収入が増えます。手取りを比べるときは手当の有無まで含めて計算してください。
チームラボの月給32万円は、固定残業代と休日・深夜手当を含んだ金額です。基本給は22万円で、賞与や退職金の計算基礎になるのは通常こちらです。転職で他社と比べるときは、月給の総額ではなく基本給と固定残業代を分けて並べると、実態に近い比較ができます。
チームラボの職種別・役職別の年収の違い


職種による差ははっきりしています。口コミの集計では、エンジニア・SEが平均595万円、カタリストが平均711万円で、116万円の開きがあります(OpenWork チームラボ 年収・給与制度)。
チームラボの採用は大きく、エンジニア、クリエイティブ、カタリストの3系統に分かれています。口コミ回答者94人のうち74人がエンジニア・SEで、全社平均598万円はほぼエンジニアの年収を表していると見てよい数字です。
エンジニアの年収傾向
エンジニア・SEの平均は595万円で、レンジは300万円から920万円です。Webアプリやスマホアプリ、大規模システム、アート作品のプログラミングまで担当領域が広く、案件によって求められる技術も変わります。
同じエンジニアでも年収には大きな差があります。新卒2年目で350万円から450万円という声がある一方、中途入社で賞与込み660万円という声もあり、賞与を含めると比較的高いと評価されています(OpenWork 口コミ(エンジニア))。
上限の920万円付近に届くのは、技術リードやプロジェクトの中心を担う層です。技術力だけでなく、チームをまとめる役割の有無が年収を分けます。
カタリストの年収傾向
カタリストはチームラボ独自の職種名で、エンジニアやデザイナーの専門性をつなぐ「触媒」の役割を担います。一般的な会社でいうプロジェクトマネージャーやディレクターに近い仕事です。
口コミでの平均は711万円、レンジは350万円から1,000万円です(OpenWork チームラボ 年収・給与制度)。回答者は6人と少ないものの、全社で最も年収の上限が高い職種と読み取れます。
クライアントとの折衝からチーム全体の進行管理まで任されるため、成果が案件の成否として見えやすく、評価にも反映されやすい立場です。
チームラボエンジニアリングとの差
グループ会社のチームラボエンジニアリングは、平均年収325万円、レンジ300万円から400万円です(OpenWork チームラボエンジニアリング 年収・給与制度、正社員19人、平均27歳)。
口コミでは「チームラボへの転籍ができるまで昇給がない」という声が複数あります。本体への転籍が年収アップの前提になっている構造のため、入社時の雇用元がどちらかは非常に重要です。
新卒募集要項でも、半期決算賞与は「チームラボエンジニアリングは対象外」と明記されています。同じグループの求人でも、賞与の有無で年収は大きく変わります。
評価制度と昇給の仕組み
チームラボの評価は3か月に1度のフィードバック面談が基本で、昇給・昇格は「随時」とされています(paiza新卒 チームラボ 募集要項)。360度評価を取り入れているという口コミもあります。
賞与については、会社の業績をベースに正社員の人数で割るような配分で、個人差が小さいという声があります(OpenWork 口コミ(エンジニア))。賞与で差がつきにくいぶん、年収の差は月給の昇給幅で生まれます。
年に1回の査定を待つ必要がないため、成果を出せば短期間で給与が上がる余地があります。一方で、評価の基準がわかりにくいという指摘もあります。
チームラボのグループ求人では、本体とチームラボエンジニアリングで賞与の扱いが異なります。面接やオファー面談では、雇用元の法人名、半期決算賞与の対象かどうか、本体への転籍の条件を必ず確認してください。この3点で入社後の年収カーブが大きく変わります。



同じ「チームラボのエンジニア」でも、雇用元が本体かグループ会社かで年収の出発点が倍近く違うことがあります。求人票の社名欄は、給与欄と同じくらい丁寧に読んでくださいね。
チームラボの年収をデジタルクリエイティブ・空間演出の3社と比較
チームラボの事業はデジタル技術とアート、空間づくりが重なる領域にあります。比較対象には、ネット上のクリエイティブで知られるカヤックと、展示・商業空間の大手である丹青社、乃村工藝社の3社を選びました。
3社はいずれも上場企業で、有価証券報告書の平均年収が公開されています。チームラボだけは口コミベースの数字である点に注意してください。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 数字の種類 |
|---|---|---|---|---|
| チームラボ | 598万円 | 29歳 | 約1,000名 | 口コミ集計 |
| カヤック | 665万円 | 37.0歳 | 222名 | 有報(2025年12月期) |
| 丹青社 | 931万円 | 42.9歳 | 1,184名 | 有報(2026年1月期) |
| 乃村工藝社 | 953万円 | 40.9歳 | 1,587名 | 有報(2026年2月期) |
出典はOpenWork チームラボ 年収・給与制度、IR BANK カヤック、IR BANK 丹青社、IR BANK 乃村工藝社です。単純に並べるとチームラボが最も低く見えますが、平均年齢が8歳から14歳若いことを差し引いて読む必要があります。
カヤックの年収


面白法人カヤックの平均年収は665万円です(2025年12月期、平均年齢37.0歳、従業員222名)。チームラボとの差は67万円です(IR BANK カヤック)。
カヤックは2014年の上場時点で平均年収429万円、平均年齢29.1歳でした。そこから11年で平均年齢が8歳上がるのと並行して、平均年収も236万円伸びています。
現在のチームラボと同じ平均29歳だった頃のカヤックは、400万円台でした。若いクリエイティブ企業が年齢構成の変化とともに年収を上げていく典型例で、チームラボの今後を考える参考になります。
丹青社の年収


丹青社の平均年収は931万円です(2026年1月期、平均年齢42.9歳、平均勤続年数15.1年、従業員1,184名)。前期の847万円から83万円増えています(IR BANK 丹青社)。
丹青社は商業施設や博物館、展示会の空間づくりを手がける大手です。チームラボの展示が空間そのものを作品にしているのに対し、丹青社は空間の設計・施工全体を請け負う立場にあります。
平均勤続年数15.1年が示すとおり、長く勤めて年次とともに年収が積み上がる日系企業型の構造です。チームラボとの333万円の差は、給与水準の差というより、社員構成の差が大きく効いています。
乃村工藝社の年収


乃村工藝社の平均年収は953万円です(2026年2月期、平均年齢40.9歳、従業員1,587名)。3社の中で最も高く、チームラボとは355万円の差があります(IR BANK 乃村工藝社)。
乃村工藝社も空間演出の大手で、水族館や博物館、イベント会場などの企画・デザイン・施工を手がけています。直近2年で平均年収が160万円伸びており、業績の好調が給与に反映されています。
同じ「体験をつくる」領域でも、上場して長い歴史を持つ空間演出の会社は900万円台、若いデジタルクリエイティブ企業は600万円前後と、年収帯がはっきり2段に分かれています。
平均年齢29歳のチームラボと、40歳を超える丹青社・乃村工藝社の平均年収を直接比べると、差が実態以上に大きく見えます。自分の年齢に近い層で比べることが大切です。転職先を検討する際は、エージェントに同年代の提示年収の相場を聞くと、より正確に比較できます。



チームラボの年収は、同じ領域の上場企業と並べると低く見えますが、社員の若さを考えると一概にそうとは言えません。比べるときは「何歳時点でいくらか」をそろえるのがコツですよ。
チームラボの年収に関する口コミ・評判


チームラボの年収に関する口コミは、水準そのものより昇給の仕組みに意見が集まっています。口コミサイトでの給与制度の納得度は5点満点中3.0です(ONE CAREER PLUS チームラボの年収)。
肯定的な声と否定的な声が混在しており、所属するチームや役割によって受け止め方が大きく違うのが特徴です。
給与水準に対する評価
給与の水準そのものには好意的な声が多く見られます。中途入社のエンジニアからは、賞与も含めると比較的高いほうという評価があります(OpenWork 口コミ(エンジニア))。
新卒入社で年収700万円に達したWebエンジニアは、リーダーシップか秀でたスキルがあれば昇給のスピードは速いと書いています(OpenWork 口コミ(Webエンジニア))。成果を出した人がきちんと報われる面はあるようです。
平均29歳で598万円という数字も、同年代の国内平均と比べれば高い水準にあたります。
昇給の透明性への不満
一方で、昇給の仕組みに対しては不満の声があります。2025年以降に退職したエンジニアは、昇給に関してはかなり不透明で、評価と相関があるのかどうかわかりにくいと書いています(OpenWork 口コミ(エンジニア))。
「昇給は不定期で、いつどれだけ上がるかわからない」「給与制度は完全に非公開」という声も見られます(OpenWork チームラボ 年収・給与制度)。昇給が随時である柔軟さが、裏返すと読みにくさになっている構図です。
昇給が個人の交渉力やリーダーとの関係に左右されやすいと感じる人もいるようです。安定した昇給カーブを重視する人には合わない可能性があります。
裁量労働制と働き方
チームラボは専門業務型裁量労働制を採用しており、1日10時間のみなし労働です。募集要項では平均残業は月10時間から20時間とされています(paiza新卒 チームラボ 募集要項)。
固定残業代として40時間分が月給に含まれているため、実際の残業が少ない月でも固定残業代は満額支給されます。残業の少ない人ほど、時給換算では得をする計算です。
ただし案件の納期前やイベントの設営期間は忙しくなるという声もあり、口コミの中には月40時間程度の残業を挙げる回答もあります。プロジェクトによって繁閑の差が大きい働き方です。
昇給が随時という会社では、何を達成すればいつ上がるのかを入社前に聞いておくことが大切です。面接では、直近で昇給した人の役割や、3か月ごとの面談で評価される観点を具体的に尋ねてください。答えの具体性から、評価の透明度を推し量ることができます。
チームラボで年収を上げる方法


チームラボで年収を上げる道は3つあります。社内でリーダーやカタリストの役割を担う、3か月ごとの評価で専門性を示す、外部へ転職するという選択です。
チームラボの昇給は年功ではなく役割と成果で動きます。まずは社内での伸びしろを見極め、そのうえで社外の相場と比べる順番が現実的です。
リーダー・カタリストへの昇格
口コミの職種別データでは、カタリストの平均711万円がエンジニアの595万円を116万円上回っています。チームや案件全体を動かす立場に就くことが、年収の上限を引き上げる最短ルートです。
エンジニアのままでもリーダーとしてチームを率いれば昇給は速いという声があります。技術の深さに加えて、メンバーをまとめる経験を意識的に積むことが大切です。
アート事業とソリューション事業の両方を持つ会社のため、大規模な展示プロジェクトのような目立つ案件でリードを務めると評価されやすくなります。
評価面談での成果の提示
3か月に1度のフィードバック面談は、成果を伝える機会が年4回あるということです。年1回の査定を待つ会社に比べて、評価を動かすタイミングが多くあります。
昇給が不透明だと感じる社員が多い以上、自分の成果を具体的な数字や担当範囲で言語化して伝えることが欠かせません。処理性能の改善幅、担当した作品の規模、関わったメンバー数などは、評価者に伝わりやすい材料です。
グループ会社に所属している場合は、本体への転籍を早めることが年収アップの第一歩になります。転籍の条件を上長に確認し、そこから逆算して実績を積んでください。
転職によるキャリアアップ
社内での昇給が見通せない場合は、転職が選択肢になります。チームラボで培ったWeb開発、インタラクティブ技術、大規模案件の進行管理の経験は、事業会社やIT企業で評価されやすいスキルです。
比較した3社のように、空間演出やデジタルクリエイティブの上場企業は平均年収で600万円台から900万円台です。年齢がそろった層で比べれば、チームラボでの経験を持ち込むことで年収を上積みできる可能性があります。
提示年収の相場は、同じ職種の求人を複数社分並べてはじめて見えてきます。非公開求人を含めて比較できる転職エージェントに経歴を見てもらい、現在の市場価値を確かめてから、社内に残るか外に出るかを決める順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。チームラボの昇給は読みにくいとされるため、社外の相場を知っておくことは社内での評価面談にも役立ちます。比較の物差しを持っておくと、どちらを選ぶにしても判断がぶれません。



チームラボで手がけた作品やシステムは、それ自体が強いポートフォリオになります。転職を決める前でも、自分の経験がいくらで評価されるのかを一度確かめておくと、社内での交渉材料にもなりますよ。
チームラボの年収に関するよくある質問
チームラボの年収について、よく検索される疑問をまとめます。非上場企業のため、数字は募集要項と口コミをもとにしています。
チームラボの初任給はいくらですか
2028年卒のエンジニア募集では、月給32万円からです。基本給22万円に、40時間分の固定残業代68,750円と休日・深夜手当31,250円が含まれています(paiza新卒 チームラボ 募集要項)。
想定年収は434万円から1,250万円と幅を持たせて提示されています。賞与は半期決算賞与で年2回、昇給・昇格は随時です。
交通費は月2万円まで支給され、子ども手当は第1子で月2万円です。月給には固定残業代が含まれているため、他社の初任給と比べる際は基本給同士で比べると実態がつかみやすくなります。
チームラボで年収1,000万円に届きますか
届く可能性はあります。口コミでは、カタリストの年収レンジの上限が1,000万円、エンジニアの上限が920万円です(OpenWork チームラボ 年収・給与制度)。新卒募集の想定年収の上限も1,250万円とされています。
ただし1,000万円に達しているのは、案件全体やチームを率いる一部の層に限られます。平均598万円との差を考えると、誰でも到達できる水準ではありません。
役割の大きさが年収を決める会社のため、早い段階からリーダーやカタリストの経験を積めるかどうかが分かれ目になります。
チームラボエンジニアリングとチームラボの年収の違いは何ですか
口コミの平均年収は、チームラボ本体が598万円、チームラボエンジニアリングが325万円です(OpenWork チームラボエンジニアリング 年収・給与制度)。差はおよそ270万円あります。
チームラボエンジニアリングでは、本体への転籍まで昇給がほとんどないという声が多く見られます。新卒募集要項でも、半期決算賞与はチームラボエンジニアリングを対象外としています。
応募先がどちらの法人なのか、本体への転籍がどのような条件で行われるのかは、選考の途中で必ず確認してください。
チームラボのような非上場企業の年収データは、口コミの投稿が増えるたびに数字が動きます。転職活動で参照する際は、口コミサイトの最新の集計と、応募する求人票に書かれた想定年収の両方を見比べてください。求人票の数字が最も新しい公式情報です。
まとめ
チームラボの平均年収は598万円です。非上場のため有価証券報告書はなく、正社員94人の口コミをもとにした推定値です(回答者平均29歳)。
職種別ではエンジニア・SEが595万円、カタリストが711万円で、年収レンジは300万円から1,000万円まで広がっています。グループ会社のチームラボエンジニアリングは325万円と、本体との差が大きい点に注意が必要です。
新卒の初任給は月給32万円からで、40時間分の固定残業代を含みます。想定年収は434万円から1,250万円です。
同じ領域の上場企業と比べると、カヤック665万円、丹青社931万円、乃村工藝社953万円です。チームラボは最も低く見えますが、平均年齢が8歳から14歳若いことを考慮して読む必要があります。
年収を上げる道は、リーダーやカタリストとして役割を広げること、3か月ごとの評価で成果を示すこと、外部へ転職することの3つです。昇給が読みにくいと感じたら、社外の相場を一度確かめてから判断するのがおすすめです。









