はじめまして!攻めキャリエージェントの「東田(ひがしだ)」です。
「マイナビへの転職って、ぶっちゃけどうなんですか?」
私の元には、毎日のように求職者様からこのような相談が届きます。
結論から申し上げます。生半可な気持ちで入社するなら、マイナビは間違いなく「地獄」と感じるでしょう。 しかし、成長への意欲と数字への執着を持てる方にとっては、これ以上ない「天国(=最強の成長環境)」になり得ます。
この記事は、ネットに転がっている「平均年収」や「福利厚生」を並べただけの記事ではありません。 実際にマイナビに転職し、年収を200万円以上アップさせた元社員の生の声や、現場のリアルな数字、そして「なぜ多くの人が選考で落ちてしまうのか」という真実まで、攻めキャリエージェントの私が全てさらけ出します。
攻めキャリエージェント:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
マイナビは「人材会社」ではない、「生活インフラ」だ
まず「株式会社マイナビ」という巨大組織の全体像を把握しましょう。 「転職サイトの会社でしょ?」というのは氷山の一角です。彼らは進学、就職、転職、結婚、住まい、トラベルまで、人生の全フェーズに介入する「ライフイベントのプラットフォーマー」です。
しかし、転職市場で最も採用ニーズが高く、かつ「マイナビのDNA」が最も色濃いのが、以下の2大主力事業です。
① 就職情報事業本部(新卒採用)
マイナビの心臓部であり、業界シェアNo.1を誇る最強部隊。
- 特徴: 顧客は「学生を採用したい企業」。年間数百万〜数千万円単位の予算が動くため、決裁者は社長や役員クラスが基本。
- 難易度: 最高レベル。「知名度のない中小企業」に「無名の学生」をマッチングさせるため、単なる広告掲載では人が採れません。極めて高度なコンサルティング能力が求められます。
② 転職情報事業本部(中途採用)
CMでもおなじみの「マイナビ転職」を運営。リクルートと激しくシェアを争う成長領域。
- 特徴: 即戦力を求める企業が相手。採用スピードが早く、競合他社(doda、リクナビNEXT等)とのバッティングが日常茶飯事。
- 難易度: スピードと「競合差別化」が命。他社より1分でも早く提案し、1円でも高く価値を感じさせる瞬発力が問われます。
仕事内容:あなたが売るのは「広告枠」ではなく「ソリューション」

ここからが本題です。
「マイナビの営業は何を売っているのか?」 答えは「採用成功のための全て」です。
マイナビ(特に新卒領域)には多くのサービスが存在します。新人の多くは、この商材の多さに圧倒され、何を提案すればいいか分からず脱落します。
あなたが扱うことになる「武器(商材)」のリスト
これらを組み合わせ、顧客ごとにオーダーメイドの企画書を作ります。
- メディア(Web広告)
- 基本掲載プラン(A〜SS企画など、表示順位や写真点数でランク分け)
- スカウトメール(ターゲット学生へのダイレクトアプローチ)
- 先輩情報・取材記事オプション
- 対面・イベント
- マイナビ就職EXPO(合説): 東京ビッグサイト等で行われる巨大イベントのブース出展枠。
- 学内セミナー: 特定の大学内で行う説明会枠。
- クリエイティブ・制作
- 採用HP制作: マイナビサイトとは別の、自社採用サイトの構築。
- 入社案内パンフレット: 説明会で配る紙媒体。
- 採用動画: インタビュー動画やオフィス紹介ムービー。
- 研修・アウトソーシング(RPO)
- 新入社員研修・内定者研修: 採用後の定着支援。
- 採用代行: 忙しい人事に代わり、学生への連絡や日程調整を請け負う。
- 適性検査(Webテスト): 選考プロセスのシステム提供。
これらを駆使し、「御社の課題は知名度不足ではなく、説明会の歩留まりです。だから広告ランクを下げる代わりに、パンフレットを刷新しましょう」といった利益相反すら恐れない提案ができるかが勝負です。
マイナビ営業の「泥臭すぎる」業務フロー
華やかなコンサルティングの裏には、泥水をすするような地道な作業があります。ある若手社員のリアルな1日を追ってみましょう。
フェーズ1:【種まき】断られることが仕事(9:00〜11:00)
- ターゲット選定: 帝国データバンクのリストや求人媒体を睨み、「業績が伸びているが採用に苦戦しそうな企業」をピックアップ。
- テレアポ(架電): 1日30〜50件。受付で切られるのは当たり前。「採用はやってない」「間に合っている」とガチャ切りされる中から、わずかな「採用意欲の芽」を見つけ出します。
- 攻めキャリPOINT
ここで「リストの上から順に掛ける」だけの思考停止人間はOUT。「なぜ今、御社に電話したか」の仮説を持てる人間だけがアポを取れます。
- 攻めキャリPOINT
フェーズ2:【商談】経営者への「啓蒙活動」(13:00〜16:00)
- ニーズ喚起: アポが取れても、最初は「うちは新卒なんて要らないよ」と言われます。
- 市場データの提示: 「今後労働人口はこれだけ減ります」「同業他社はすでに動き出しています」と、データを突きつけて「採用しないリスク」を教育(啓蒙)します。
- 企画提案: 予算300万円で「サイト掲載+EXPO出展+パンフ制作」のセット提案など、その場で決裁を取るためのロジックを組み立てます。
フェーズ3:【制作・納品】営業なのに「編集者」もやる(16:00〜18:00)
- これがマイナビ営業の最も大変な部分です。受注したら終わりではありません。
- 取材・撮影ディレクション: カメラマンやライターを手配し、取材に同行。
- 原稿確認: キャッチコピーが刺さるか、写真は適切か。顧客と制作部の板挟みになりながら、締切ギリギリまで修正を繰り返します。ここをサボると、掲載しても応募が来ず、次の契約はなくなります。
フェーズ4:【振り返り】効果検証という名の「詰め」(18:00〜)
- 掲載後、「PV数は?」「エントリー数は?」を毎日モニタリング。
- 効果が悪ければ、スカウトメールの文面を変えたり、検索キーワードを見直したりと、運用改善を行います。「売って終わり」は許されません。
なぜ、この環境が「市場価値」を高めるのか?

ここまで読んで「キツそう…」と思ったなら、正常な感覚です。しかし、この業務をこなせるようになると、以下のスキルが強制的に身につきます。
- 無形商材の企画力: 形のないものを、数百万の価格で売る力。
- プロジェクトマネジメント力: 社内外の制作スタッフ、クライアントを巻き込み、納期通りに納品する力。
- 経営視座: 社長に対し、事業計画に基づいた人員計画を提言する力。
「マイナビで3年やれば、どこでも通用する」 この言葉は、単なる精神論ではありません。「マーケティング」「セールス」「PM(プロジェクトマネジメント)」「コンサルティング」の全てを、一人で回す経験をするからこそ、市場価値が爆上がりするのです。
これが、マイナビの仕事内容の真実です。 あなたは、ただの「広告枠売り」になりますか? それとも、企業の未来を作る「事業パートナー」になりますか? その覚悟がある方だけが、マイナビという舞台で輝くことができるのです。
マイナビの年収推移:成果主義がもたらす「青天井」の真実
マイナビの年収について「平均年収」で語ることほど無意味なことはありません。なぜなら、この会社は「やった分だけ貰える」という、極めてシンプルな実力主義の世界だからです。
ここでは、実際に中途入社した社員のモデルケース(20代後半・営業職)をもとに、リアルな推移を公開します。
リアルな年収カーブ(中途入社・営業職)
| 年次 | 役職・ランク | 推定年収 | 内訳イメージ |
| 1年目 | 一般社員 | 450〜550万円 | 前職が300万円台でも、基本給ベースアップ+残業代+標準賞与でここまでは跳ねます。 |
| 3年目 | 主任・係長クラス | 600〜750万円 | チームリーダーを任され始めると、個人の数字だけでなくチーム成果も賞与に反映。ここから差がつき始めます。 |
| 5年目 | 課長代理・課長 | 800〜1,000万円 | プレイヤーとしての圧倒的成果か、マネジメント能力が認められれば大台へ。20代での到達も十分可能です。 |
| トップ層 | 部長・統括 | 1,200万円〜 | ここからは経営幹部候補。数千人の組織を動かす対価として、相応の報酬が支払われます。 |
【攻めキャリの視点】
特筆すべきは「賞与(ボーナス)」の爆発力です。
マイナビの賞与は、個人の営業成績(達成率)と定性評価(プロセス)がダイレクトに反映されます。半期の目標を大幅達成した翌月の給与明細は、震えるほどの額になることも珍しくありません。逆に言えば、「ただ座っているだけで給料が上がる」という年功序列の概念は捨ててください。
マイナビへの転職に向いている人・向いていない人
「営業経験があれば受かる」のではありません。マイナビという特殊な高圧環境で「楽しめるか」「潰れるか」の分岐点は、以下の資質にあります。
向いている人(活躍できる人)
- 「金」と「成長」に貪欲な人
- 「20代で1000万欲しい」「同級生をごぼう抜きにしたい」という明確な欲望がある人は強いです。この欲望が、キツイ時の原動力になります。
- 「正解のない問い」を楽しめる人
- 「どうすれば採用できますか?」という問いに正解はありません。自分で仮説を立て、走りながら修正できる思考の柔軟性が必要です。
- 他責にしない「自責思考」の持ち主
- 「景気が悪いから売れない」「商材が高いから売れない」と言った瞬間、マイナビでの成長は止まります。「どうすれば売れるか」だけを考え続けられる人です。
向いていない人(早期離職する人)
- 「ワークライフバランス」が最優先の人
- もちろん休みは取れます(土日祝休み、年休126日以上)。しかし、平日は脳みそから煙が出るほど働き、常に数字のプレッシャーと戦います。「まったり働きたい」なら公務員を目指すべきです。
- 「御用聞き営業」しかできない人
- 言われたものを持ってくるだけの営業は、マイナビではAIに取って代わられます。顧客の経営に踏み込めない人は淘汰されます。
- 指示待ち人間
- 手取り足取り教えてもらえるのは最初の研修だけです。現場に出れば、自分で動かない限り誰も助けてくれません。
マイナビの選考フローと面接対策:「自由と責任」の証明

マイナビの選考は、単なるスキルチェックではありません。あなたの「人間性」と「覚悟」を試す場です。
基本的な選考フロー
- 書類選考(ここで3〜5割は落ちます。作り込みが甘いと即NG)
- 適性検査(SPI等。基礎学力と性格診断)
- 一次面接(現場マネージャー・課長クラス。実務適性の確認)
- 最終面接(事業部長・本部長クラス。覚悟とビジョンの確認)
【極秘】面接で必ず見られる「2つの評価軸」
マイナビの面接官(特に現場責任者)は、以下の2点を徹底的に見ています。
① GRIT(やり抜く力)の証明
過去の職務経歴の中で、「困難な壁にぶつかった時、どう乗り越えたか」を具体的に語れますか?
- NG回答: 「頑張ってテレアポ数を増やしました」(精神論)
- OK回答: 「失注要因を分析した結果、決裁者へのアプローチ不足が判明しました。そこで提案資料を経営視点に刷新し、受付突破のトークスクリプトを〇〇のように変更した結果、アポ率が1.5倍になりました」 このように、「課題発見→仮説→実行→検証」のPDCAサイクルを、泥臭く回し続けられる人間であることを証明してください。
② 「なぜリクルートではなく、マイナビなのか?」への解
業界No.1のリクルートと何が違うのか。この質問に答えられないと、「業界研究不足」とみなされます。
- ヒント: リクルートは「仕組み化・個の強さ」、マイナビは「チーム戦・顧客への伴走力・成長スピード(シェア拡大フェーズ)」といった色があります。
- 「完成された仕組みの中で戦うより、シェアを奪いに行く拡大フェーズのマイナビで、チームと共に成長したい」といった、今のマイナビのフェーズに合わせた志望動機が刺さります。
3年後のキャリアはどうなる?卒業生のリアルな進路
マイナビは「人材輩出企業」です。ここで3年〜5年揉まれれば、あなたの市場価値は「どこでも通用するレベル」に達します。
① 大手SaaS・IT企業へのステップアップ
- 行き先: Salesforce、Sansan、freee、SmartHRなど
- 理由: マイナビで培った「無形商材×法人営業×新規開拓」のスキルは、現代のSaaS企業が最も欲しがる能力セットです。年収もさらに上がり、1,000万円プレイヤーになる卒業生も多数います。
② 事業会社の人事・採用責任者(CHRO候補)
- 行き先: 急成長中のベンチャー企業、メガベンチャー
- 理由: 何百社もの採用課題を解決してきた経験は、事業会社の人事として即戦力です。「採用のプロ」として迎え入れられます。
③ 社内でのキャリアアップ(マネジメント・企画職)
- もちろん、マイナビに残り続ける道もあります。営業部長を目指すもよし、商品企画や広報などのバックオフィスへ異動する道(ジョブローテーション制度)も開かれています。
よくある質問【FAQ】
Q1. 激務ですか?帰れない日はありますか?
A. PCのログ管理が徹底されており、深夜残業やサービス残業は厳しく制限されています。20時、21時にはPCが強制シャットダウンされる部署もあります。ただし、「限られた時間で成果を出せ」という圧力は強まるため、日中の密度は凄まじいものになります。ダラダラ残業する暇はありません。
Q2. ノルマ(目標)はキツイですか?
A. キツイですが、達成不可能な数字ではありません。 営業会社なので目標は必達です。未達が続けば居心地は悪くなります。しかし、無理難題を押し付けられるわけではなく、上司と戦略を練り、行動量を担保すれば達成できるラインに設定されます。「ノルマ」を「成長のマイルストーン」と捉えられるかどうかが鍵です。
Q3. 転勤はありますか?
A. 総合職採用の場合、全国転勤の可能性はあります。 ただし、希望は考慮されますし、地域限定職(エリア職)という選択肢もあります。転勤はキャリアアップのチャンス(地方拠点の立ち上げなど)でもあるため、ポジティブに捉える社員も多いです。
マイナビへの転職を成功させるなら「攻めキャリ」が絶対におすすめな理由
最後に、ここまで読んで「挑戦したい」と思ったあなたへ。
マイナビは人気企業であり、倍率は非常に高いです。一人で対策をして「玉砕」する前に、プロの手を借りてください。
私がマイナビへの転職支援において、他のエージェントと圧倒的に違う点は以下の3つです。
- 「元社員」レベルの解像度での面接対策
ネットに落ちている想定問答集ではなく、「今のマイナビが欲している人物像(ペルソナ)」に合わせて、あなたの経歴を翻訳し直します。 - 「落ちる理由」を先回りして潰す
あなたの経歴の弱点(早期離職、営業経験の浅さなど)を、どうポジティブなストーリーに転換するか。そのロジックを一緒に構築します。 - 年収交渉へのコミット
内定はゴールではありません。あなたの市場価値を正当に評価させ、最高条件でのオファーを引き出すための交渉を代行します。
「とりあえず受けてみる」ではなく、「絶対に内定を獲りに行く」。その覚悟があるなら、私はあなたの最強のパートナーになります。
まとめ
マイナビへの転職は、間違いなくあなたのキャリアにおける「転換点」になります。
楽な道ではありません。毎日電話を切り続けられ、提案を断られ、自分の無力さに打ちひしがれる日もあるでしょう。
しかし、その先には「誰からも必要とされる圧倒的な営業力」と、「自らの手で稼ぎ出す自信」が待っています。
選ぶのはあなたです。 もし、攻めの姿勢でキャリアを切り拓く覚悟が決まったなら、いつでも相談に来てください。
私は、本気の人を裏切りません。

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