攻めキャリエージェントの東田です。
今回ご紹介するのがクラウド人事労務ソフトのリーディングカンパニー、株式会社SmartHR(スマートHR)です。
SmartHRへの転職やSmartHRの年収で検索しているあなたは、
「平均年収745万円は本当か?」
「『オープンすぎる社風』は居心地が良いのか、それともきついのか?」
「未経験でもSmartHRの求人に応募できるのか?」といった、期待と不安が入り混じった疑問を抱えていることでしょう。
結論、SmartHRは、「日本の労働課題を解決するインフラ企業で、自らの市場価値を爆発的に高めたい」という野心的な転職者にとって、最高の選択肢です。
もしあなたが、3年後に「どこでも通用する人材」になりたいなら、この記事を最後まで読み込み、戦略的に転職活動を行ってください。
攻めキャリエージェント:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
SmartHRの転職難易度は?
まず、SmartHRへの転職難易度について結論を述べます。
転職難易度は「最難関(Sランク)」。
中途採用倍率は推定30倍以上だが、カルチャーフィットさえすれば異業種からも逆転可能。
難易度が高い理由と採用ターゲット
- 圧倒的な人気とブランド
SaaSのユニコーン企業として知名度が抜群に高く、メガベンチャー、コンサル、大手SIerなどから優秀な人材が殺到します。 - カルチャーフィットの絶対視
SmartHRはスキル以上に「価値観(バリュー)への共感」を最重要視します。どんなに優秀でも、ここがズレれば不採用となります。 - 選考基準の高さ
「自律駆動」できる人材かどうかが厳しく見られます。指示待ち人間は、書類選考の時点で弾かれます。
採用チャンス:異業種でも狙える理由
一方で、SmartHRは事業拡大(マルチプロダクト化)に伴い、多様なバックグラウンドを持つ人材を求めています。 特に以下の経験者は、SaaS未経験でもSmartHRの求人において高く評価されます。
- SIerでのPM・エンジニア経験者
エンタープライズ(大企業)向けの導入支援や開発において、即戦力として歓迎されます。 - 無形商材の法人営業経験者(金融、人材など)
顧客の課題を深掘りするスキルが、SmartHRのコンサルティング営業と親和性が高い。
「SaaS経験がないから」と諦めるのではなく、「SmartHRのバリューを、自分の過去の経験でどう体現してきたか」を語れるかどうかが、合否の分かれ目となります。
そもそもSmartHRとは?「労働にまつわる社会課題をなくす」
株式会社SmartHRは、単なる「便利ツールを作る会社」ではありません。「well-working 労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」というミッションを掲げる、社会インフラ創造企業です。
事業の強み:シェアNo.1のプラットフォーム
SmartHRは、入社手続きや雇用契約などの労務手続きをペーパーレス化するクラウドソフトです。 登録企業数は6万社を超え、4年連続シェアNo.1を獲得。蓄積された従業員データを活用し、タレントマネジメントや配置シミュレーションなど、人事戦略の中枢を担うプラットフォームへと進化しています。
最新のバリュー(2024年7月刷新)
SmartHRを理解する上で最も重要なのが、企業文化(カルチャー)です。2024年7月に刷新された3つの新バリューは、選考で必ず問われます。これらを暗記するだけでなく、自分の言葉で解釈しておく必要があります。
- まずやってみる人がカッコイイ
- 正解がわからない中で、光の速さで動き、試行錯誤できるか。
- 人が欲しいものを超えよう
- 現状を疑い、真の課題を見つけ、期待を超える成果を出せるか。
- ためらう時こそ口にしよう
- 言いにくいこと(部屋の中の象)を見て見ぬふりをせず、建設的なフィードバックができるか。
これらは、急成長する組織において「健全な衝突」と「スピード」を維持するための羅針盤です。
SmartHR社員の具体的な仕事内容とリアル
SmartHRの仕事は、SaaSビジネスの王道である「The Model(ザ・モデル)」型の分業体制で進みます。
① インサイドセールス(IS)
- 役割: マーケティングが獲得したリード(見込み客)に対し、課題をヒアリングして商談を創出する。
- リアル: 単なるアポ取りではありません。「SmartHRで何が解決できるか」を啓蒙し、顧客の温度感を高める高度なコミュニケーション能力が求められます。
② フィールドセールス(FS / クロージング営業)
- 役割: 商談で具体的な提案を行い、契約を獲得する。
- リアル: 特に最近はエンタープライズ(大企業)向けの提案が強化されています。複雑な稟議プロセスを攻略し、経営層に刺さる提案を行う、コンサルタントに近い動きが求められます。
③ カスタマーサクセス(CS)
- 役割: 導入後の活用支援、解約防止、アップセル(追加提案)。
- リアル: 「売って終わり」ではないSaaSの要。顧客の「人事課題」に深く入り込み、SmartHRを使ってどう組織を良くするかを伴走します。
④ エンジニア・プロダクト開発
- 役割: 新機能の開発、安定稼働の維持。
- リアル: 「人が欲しいものを超える」機能を作るため、仕様書通りに作るのではなく、企画段階から関わり、ユーザー視点で開発することが求められます。
SmartHRの評判は本当?「オープンさ」の光と影

SmartHRの評判で検索すると、「働きやすい」「ホワイト」という声が多い一方、「ついていけない」「疲弊する」という声も見られます。この真実を解説します。
「オープンすぎる社風」のリアル
SmartHRの最大の特徴は、情報の透明性です。
経営会議の議事録、社員の給与テーブル、Slackでの雑談まで、社内の情報のほとんどがオープンにされています。
- メリット: 納得感を持って働ける。経営視点が身につく。
- デメリット(厳しさ): 情報量が膨大で、自ら取捨選択しないと溺れる。「知らなかった」という言い訳が通用しない。
「自律駆動」のプレッシャー
SmartHRには、手取り足取り教えてくれる研修制度はありません(オンボーディングはありますが、基本は自走です)。 「まずやってみる」ことが求められるため、指示待ちタイプの人には地獄です。逆に、裁量を持ってガンガン進めたい人にとっては、これ以上ない天国です。
「自由には責任が伴う」。この言葉の意味を肌で感じられる環境こそが、SmartHRのリアルです。
気になる待遇面|給与・休日・福利厚生
SmartHRの年収は、SaaS業界の中でもトップクラスの水準にあります。
平均年収は745万円(2024年度)
公式情報や口コミサイトのデータを総合すると、平均年収は約745万円です。これはIT業界の平均(約450万円)を大きく上回ります。
【職種別・年代別年収イメージ】
- 20代後半: 550万円 ~ 800万円
- 30代リーダー層: 700万円 ~ 1,000万円
- マネージャークラス: 1,000万円 ~ 1,200万円以上
また、今後上場(IPO)を見据えているため、ストックオプション(SO)が付与される可能性もあります(フェーズによりますが、大きなアップサイドが期待できます)。
独自性のある福利厚生
- フルフレックス・リモートワーク: 働く場所や時間を柔軟に選べます(出社推奨日などはチームによる)。
- タバコ吸わない手当など: ユニークな制度で話題になりましたが、現在は制度変更の可能性もあるため、最新情報は面接で確認しましょう。
- 書籍購入・セミナー参加費補助: 学びへの投資は惜しみません。
SmartHRの選考フローと面接対策
SmartHRへの転職の選考は、スキルチェックとカルチャーマッチの二軸で行われます。
一般的な選考フロー
- 書類選考: 職務経歴書で「成果」と「プロセス」を数値で示す。
- 一次面接(現場マネージャー): スキルと実績の深掘り。
- 二次面接(部長・VPクラス): バリューへの共感、課題解決能力。
- 最終面接(役員・CEO): ビジョンへの共感、覚悟。
- リファレンスチェック: 前職の上司などに働きぶりを確認(実施する場合あり)。
「攻めキャリ」直伝!面接突破の3つの秘策
- 新バリューへの「原体験」を語れ
「まずやってみる人がカッコイイ」に関連して、過去に不確実な状況でどうリスクを取り、行動したか。失敗談も含めて「前のめりな失敗」を語れると高評価です。 - 「ためらう時こそ口にした」経験
組織のために、言いにくいことを指摘して改善した経験(部屋の中の象を追い出した経験)は、SmartHRが今最も求めている「自律性」の証明になります。 - 「SmartHRを使って何を実現したいか」の視座
単に「成長したい」ではなく、「SmartHRというプロダクトを通じて、日本の生産性をどう上げたいか」という社会課題解決の視点を持って語ってください。
SmartHRへの転職に向いている人・向いていない人
ミスマッチを防ぐため、ここをしっかり確認してください。
向いている人
- 変化を楽しめる人: 朝令暮改は日常茶飯事。それを「進化」と捉えられる人。
- 自律駆動できる人: 課題を自ら発見し、勝手に解決に向けて動ける人。
- オープンなコミュニケーションを好む人: 情報を隠さず、フラットに議論できる人。
- 社会貢献欲求が高い人: 「日本の働き方を変える」というミッションに本気でワクワクできる人。
向いていない人
- 安定・ルーティンを好む人: 決まった仕事を淡々とこなしたい人には苦痛です。
- 権威主義的な人: 上司の言うことが絶対、というマインドはSmartHRのカルチャーと真逆です。
- 他責思考の人: 環境や他人のせいにする人は、自律駆動の文化で淘汰されます。
3年後のキャリアはどうなる?卒業生のリアルな進路

SmartHRで3年間揉まれた人材は、転職市場で「引く手あまた」の状態になります。
SmartHR内でのキャリアアップ
事業拡大に伴い、新規事業の責任者や、子会社の役員など、ポストは無限に生まれています。マネジメントだけでなく、スペシャリストとしての道も用意されています。
有力スタートアップのCXO・事業責任者
「SmartHR出身」という肩書きは、SaaS業界における「水戸黄門の印籠」です。急成長スタートアップのCOO(最高執行責任者)や営業部長としてヘッドハンティングされるケースが後を絶ちません。
起業
SmartHRで学んだ組織づくりや事業開発のノウハウを活かし、自ら起業する卒業生も多いです。「SmartHRマフィア」と呼ばれるような、強力なアルムナイネットワークが形成されつつあります。
SmartHRに関するよくあるQ&A
Q. SmartHRは激務ですか?
A. 「やらされる激務」はありませんが、「やりたいことが多すぎて時間が足りない」というポジティブな多忙はあります。残業時間は月平均20〜30時間程度と適正に管理されていますが、脳味噌は常にフル稼働を求められます。
Q. 学歴フィルターはありますか?
A. 明確な学歴フィルターはありません。高卒や専門卒の社員も活躍しています。ただし、高い論理的思考力と学習能力は必須です。
Q. 英語力は必要ですか?
A. 現時点では必須ではありませんが、エンジニア職などは最新技術のキャッチアップに英語が必要です。将来的にはグローバル展開も視野に入る可能性があるため、あるに越したことはありません。
SmartHRの転職におすすめのエージェント
SmartHRへの転職は、あなたのキャリアを劇的に変えるチャンスですが、その選考は非常にハイレベルです。個人で対策するには限界があります。
それが、あなたのキャリアを「攻め」に導く、攻めキャリエージェントです。
攻めキャリがSmartHR転職に強い3つの理由
- 「新バリュー」に対応した面接対策
刷新されたバリューに基づき、あなたの経歴をどうアピールすべきか、模擬面接を通じて徹底的にブラッシュアップします。 - カルチャーフィットの言語化
SmartHRが好む「言語化能力」を高めるための壁打ち相手になります。なぜその行動をしたのか、思考のプロセスを深掘りします。 - 非公開求人の紹介
公式サイトには載っていない、急募のポジションやハイクラス求人をいち早くお届けします。
あなたの「日本の働き方を変えたい」という熱い想いを、攻めキャリエージェントが持つノウハウで、確実にSmartHRの内定へと繋げます。
まとめ
株式会社SmartHRは、単なるSaaS企業ではありません。日本の労働生産性を底上げし、社会を変えるポテンシャルを持った「革命集団」です。
- SmartHRは、労務管理クラウドシェアNo.1のユニコーン企業。
- SmartHRの転職は難関だが、新バリューへの共感と自律駆動の姿勢があれば道は開ける。
- SmartHRの年収は平均745万円と高水準。SOのチャンスもあり。
- SmartHRの評判は、オープンでフラットだが、成果と自律を厳しく求められるプロフェッショナルな環境。

新卒3年目、25歳までの転職なら【攻めキャリ】

株式会社CAREER FOCUSが運営する転職系チャンネル
新卒3年目、25歳までの第二新卒層に特化した転職サービス
「攻めキャリエージェント」を展開中!
誰もが夢中になれる、そんな熱いキャリアを共に築く
転職するか迷っていても大丈夫。
まずはお気軽にご相談ください。



