三井金属の平均年収は896万円!年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

三井金属の平均年収は896万円です(2026年3月期 有価証券報告書)。平均年齢は42.9歳、平均勤続年数は13.9年、従業員数は2,587名となっています。

国内の給与所得者の平均給与は478万円、正社員に限っても545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。三井金属の水準は正社員平均の約1.6倍にあたります。

ただし896万円は提出会社単体の全社平均です。口コミ集計では営業職735万円に対して研究開発職475万円と、職種で260万円の開きがあり、年代によっても中身は大きく変わります。この記事では有価証券報告書の数字を起点に、年代別・職種別の実態と、非鉄金属業界での立ち位置、年収を上げる道筋を整理します。

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三井金属は2025年10月に三井金属鉱業から社名を変えたばかりで、検索すると三井物産など別の三井系企業の年収も混ざって出てきます。数字を見るときは、必ず「証券コード5706の三井金属」のデータかどうかを確かめてくださいね。

目次

三井金属の平均年収は896万円|有価証券報告書の最新データ

三井金属の平均年収の全体像

三井金属の直近の平均年収は896万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢42.88歳、平均勤続年数13.90年、従業員数2,587名)。経年の数字はIR BANK 三井金属 平均年収の推移にまとまっており、直近の数字は三井金属 第101期定時株主総会 招集通知でも確認できます。

有価証券報告書の平均年間給与は、賞与と基準外賃金を含み、提出会社単体の従業員だけを対象にした金額です。連結の従業員は8,188名(EDINET DB 三井金属)に上るため、896万円はグループ全体ではなく、三井金属本体の社員2,587名の数字と考えるとずれが少なくなります。

まず5年分の推移から、この896万円がどの位置にある数字なのかを確認します。

直近5年の平均年収推移

三井金属の平均年収は、2021年3月期から2026年3月期までの5年間で185万円増えています。ただし単調な右肩上がりではなく、2024年3月期には一度29万円下がっています。

決算期平均年収平均年齢従業員数
2022年3月期750万円42.25歳2,139名
2023年3月期778万円42.14歳2,252名
2024年3月期747万円42.36歳2,379名
2025年3月期826万円42.71歳2,473名
2026年3月期896万円42.88歳2,587名

出典はIR BANK 三井金属 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。

注目したいのは、2024年3月期から2026年3月期の2年間で平均年収が747万円から896万円へ149万円伸びている点です。同じ期間に平均年齢は42.4歳から42.9歳へ0.5歳しか上がっておらず、年齢構成の変化だけでは説明がつきません。

平均年収が前年から約70万円上がった背景

2026年3月期は前期の826万円から約70万円の増加でした。前々期の79万円増に続く2年連続の大幅な上昇で、直近13年間では例のない伸びです。

有価証券報告書は上昇の理由まで開示していません。ここからは推測ですが、従業員数が2,473名から2,587名へ114名増えたにもかかわらず平均年収が上がっているため、賞与など支給額そのものの増加が主因と考えるのが自然です。

口コミでも、ボーナスが業績連動で好業績の年は年収が上がるという声が確認できます。業績によって年収の振れ幅が大きいという点は、転職を考える際の前提として押さえておくべき特徴です。

つまり約70万円の増加は、昇給制度の変更というより業績に連動した支給額の増加と見るのが妥当です。業績が悪化した年には逆の動きが起こりうることも、2024年3月期の下落が示しています。

三井金属の企業情報と事業構造

三井金属の公式サイト
出典 三井金属公式サイト

三井金属は東京都品川区に本社を置く東証プライム上場の非鉄金属メーカーです。前身の神岡鉱業は1950年設立で、沿革は1874年までさかのぼります。2025年10月に三井金属鉱業から現在の社名へ商号変更しました(EDINET DB 三井金属)。

事業は機能材料、金属、自動車部品、その他の4つに分かれます。連結売上高は7,585億円、2027年3月期の会社予想は8,500億円です(EDINET DB 三井金属)。

同じ単体従業員2,587名に対して連結従業員は8,188名と、約3分の2がグループ会社や海外拠点で働く構造です。有価証券報告書の平均年収が示すのは、そのうち本体の社員に限った数字であり、グループ会社の給与水準とは切り離して読む必要があります。

ワンポイントアドバイス
平均年収は単体の数字だと押さえる

有価証券報告書の896万円は三井金属単体の従業員が対象です。連結の8,188名にはグループ会社や海外拠点の社員も含まれ、給与体系はそれぞれ異なります。求人票の提示年収を見るときは、どの会社に所属する前提の金額なのかを先に確認しておくと判断を誤りません。

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