- ホーチキの平均年収は744万円で、前年の730万円から14万円増えています。
- 国内の給与所得者の平均給与478万円の約1.6倍にあたる水準です。
- 口コミ集計では営業585万円、設備工事の技術職656万円と職種で差があります。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起ホーチキは火災報知設備を主力にした、国内の防災設備では老舗のメーカーです。平均年収だけでなく、同じ防災設備の会社と並べて見ると位置づけがつかみやすくなりますよ。
ホーチキの平均年収は744万円|有価証券報告書の最新データ


ホーチキの直近の平均年収は744万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢41.7歳、平均勤続年数13.6年、従業員数1,900名)。数字の出典はIR BANK ホーチキ 平均年収の推移で、有価証券報告書の記載値を集計したものです。
有価証券報告書の平均年間給与は、賞与と基準外賃金を含み、提出会社(ホーチキ単体)の従業員だけを対象にした金額です。連結で2,722名いる従業員のうち、ホーチキ本体で働く社員の数字だと考えるとずれが少なくなります。
まず直近の推移から、744万円がどの位置にある数字なのかを確認します。
直近5年の平均年収推移
ホーチキの平均年収は、2022年3月期の703万円から2026年3月期の744万円まで、4年間で41万円増えました。ただし2024年3月期までは700万円前後で横ばいが続き、伸びが目立つのは直近2期です。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 従業員数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 703万円 | 40.7歳 | 14.1年 | 1,404名 |
| 2023年3月期 | 703万円 | 40.7歳 | 13.7年 | 1,449名 |
| 2024年3月期 | 700万円 | 40.6歳 | 13.4年 | 1,500名 |
| 2025年3月期 | 730万円 | 40.3歳 | 13.0年 | 1,573名 |
| 2026年3月期 | 744万円 | 41.7歳 | 13.6年 | 1,900名 |
出典はIR BANK ホーチキ 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。
注目したいのは2021年3月期の711万円との比較です。5年かけて33万円しか増えておらず、2024年までは実質的に足踏みしていたことが読み取れます。2025年3月期以降の上昇は、それまでの傾向とは性格が異なります。
平均年収が前年から14万円上がった背景
2026年3月期は前期から14万円の増加でした。連結の売上高は2025年3月期の1,009億円から約1,059億円へ伸び、営業利益も約121億円と増益で着地しています(EDINET DB ホーチキ 決算情報)。
業績の伸びは賞与の原資に直結します。同じ決算資料では、販売費及び一般管理費の増加要因として「採用活動の強化」と「労働条件の改善」が挙げられています。
2025年度からは新しい人事制度の運用も始まりました。属人的・年功的な要素を見直し、役割や貢献に応じた処遇・報酬体系へ変更したと有価証券報告書に記載されています(ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版)。
一方で、平均年齢は40.3歳から41.7歳へ上がり、従業員数も1,573名から1,900名へ327名増えています。人員構成が変わった年の数字なので、14万円の増加を純粋な昇給額と読むのは避けたほうが安全です。
ホーチキの企業情報と事業内容


ホーチキ株式会社は1918年の創立で、東京都品川区に本社を置く防災設備メーカーです。東証プライム市場に上場しており、1963年に市場第二部、1972年に第一部へ指定され、2022年の市場再編でプライムへ移行しています(ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版)。
事業は4つのセグメントで構成されます。2025年3月期の売上高は、火災報知設備が625億円、保守が211億円、消火設備が112億円、防犯設備が61億円です(ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版)。
- 火災報知設備 625億円(前期比109.1%)
- 保守 211億円(同105.6%)
- 消火設備 112億円(同111.1%)
- 防犯設備 61億円(同99.7%)
売上の6割を占める火災報知設備は、建物の新築やリニューアルに連動して受注が動きます。保守事業が全体の約2割を占めるため、新築需要だけに左右されにくい収益構造だと考えられます。
有価証券報告書の744万円はホーチキ単体の従業員が対象です。連結の2,722名には子会社の社員も含まれており、給与水準が異なる場合があります。求人票の提示年収と比べるときは、どの範囲の数字なのかを先に確認しておくと判断を誤りません。
ホーチキの年代別の年収目安


有価証券報告書には年代別の内訳が記載されません。そのため年代別の数字は、公開されている平均年収と年齢構成から組み立てた推計値と、口コミの集計値を組み合わせて見る形になります。
以下は年収ガイド ホーチキが、2022年時点の平均年収703万円をもとに算出した推計です。現在の744万円を基準にすると、表の金額はおおむね6%ほど上振れすると考えてください。
| 年代 | 推計年収 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 20代後半 | 475万円 | 入社数年目で基本給と賞与が中心 |
| 30代前半 | 570万円 | 担当範囲の拡大と評価差が出始める |
| 30代後半 | 661万円 | 主任・係長級への昇格が年収を押し上げる |
| 40代前半 | 716万円 | 全社平均に近づく層 |
| 40代後半 | 776万円 | 管理職登用の有無で差が開く |
| 50代前半 | 856万円 | 生涯で最も年収が高い時期 |
| 50代後半 | 862万円 | 50代前半とほぼ同水準で頭打ち |
出典は年収ガイド ホーチキ(年代別推計年収)です。
20代・30代の年収
20代後半の推計は475万円です。口コミ集計では20代の平均が468万円、最高が644万円となっており、推計値とおおむね一致します(キャリコネ ホーチキ)。
初任給は月25万円前後と、説明会に参加した学生の口コミで伝えられています(転職会議 ホーチキ)。公式の募集要項ではなく伝聞のため、確定値ではなく目安として扱ってください。
30代に入ると差が開きます。キャリコネの口コミ集計では30代の平均が710万円、最高が1,036万円で、30代のうちに平均を超える層が現れることが分かります。推計の30代前半570万円との開きは、残業手当や賞与の差、昇格の早さによるものと考えられます。
40代・50代の年収
40代前半の推計は716万円で、全社平均の744万円をまだ下回ります。平均を超えるのは40代後半の776万円以降という計算です。
50代前半の856万円から50代後半の862万円までは、ほぼ横ばいです。年功だけで年収が伸び続ける設計ではなく、50代で頭打ちになる前に管理職へ上がれるかが生涯年収を左右します。
平均勤続年数が13.6年と、前年の13.0年からは延びたものの、2022年3月期の14.1年には届いていません。2026年3月期は従業員数が327名増えており、入社年次の浅い社員が増えたことで平均値が押し下げられている可能性があります。
額面年収と手取りの差
表に並ぶ金額はすべて額面です。実際に口座に入る金額は、社会保険料と所得税・住民税が引かれたあとの手取りになります。
目安として、年収600万円なら手取りは460万円から480万円程度、年収700万円なら手取りは540万円から560万円程度です。額面が上がるほど税率が上がるため、手取りの伸びは額面の伸びより緩やかになります。
営業職の口コミには、月給35万円のうち時間外手当が10万円という例があります。時間外手当の比重が高いと、残業が減ったときに手取りも減りやすい点は、転職先と比較するときに押さえておきたい部分です。
年代別の数字は統計モデルによる推計で、個人の実額とは幅があります。年収を比較するときはこの表を目安にしつつ、オファー面談で基本給と賞与の内訳、みなし残業の有無まで確認してください。額面が同じでも手取りが変わります。
ホーチキの職種別・役職別の年収の違い


職種による差は明確です。口コミ集計では、営業585万円、技術(ハードウェア関連)602万円、技術(建設・建築・設備工事)656万円と、職種で最大71万円の開きがあります(キャリコネ ホーチキ)。
いずれも全社平均744万円を下回っており、平均年収だけを見て想定年収を組み立てると、実態との差に戸惑うことになります。
ただしキャリコネの集計は正社員23人の自己申告に基づく数字です。投稿者の平均年齢が28.7歳と若いため、全社平均より低く出る点を差し引いて読む必要があります。
営業職の年収傾向
営業職の口コミ平均は585万円です。年代別では20代が438万円、30代が733万円と、30代で大きく伸びる形になっています(キャリコネ ホーチキ)。
ある28歳の営業職は、月給35万円(基本給23万円、時間外手当10万円など)、定期賞与が年2回で計130万円と投稿しています。インセンティブ賞与と決算賞与は0円で、営業成績が直接給与に反映される歩合型ではないことがうかがえます。
その投稿者は年収に不満があり、800万円なければ満足できないとも述べています。歩合がない分、安定はしますが、成果で一気に稼ぎたい人には物足りないという声です。
技術職の年収傾向
技術職は、設備工事系が656万円、ハードウェア関連が602万円です。20代の設備工事系は544万円、30代では745万円と、営業職の30代733万円をわずかに上回ります(キャリコネ ホーチキ)。
火災報知設備は、製品を作るだけでなく建物へ設置して初めて価値が出ます。設備工事系の技術職は、現場での施工を担う分、時間外手当が年収に上乗せされやすい構造です。
ハードウェア関連は30代で621万円と、設備工事系の745万円より124万円低い水準です。同じ技術職でも、職種によって年収の水準が大きく異なります。
管理職と新人事制度の関係
ホーチキは2025年度から新人事制度の運用を始めました。年功的な要素を見直して、役割や貢献に応じた処遇へ切り替える方針です(ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版)。
管理職に上がった場合の年収について、人事担当の口コミには、ボーナスが非常に満足のいく金額で支給されるとあります。一方で、基本給の上昇は緩やかで、昇進には一定の勤続年数が必要だという指摘もあります(キャリコネ ホーチキ)。
人材育成への投資額は2024年度で約2.1億円、2024年度から2026年度の目標は9.2億円です。タレントマネジメントシステムの導入や後継者育成計画の策定も進めており、社内での昇格ルートを明確にする方向に動いています。
営業職の口コミには、月給35万円のうち時間外手当が10万円という例があります。面接では、想定年収に含まれる残業時間の前提と、基本給の額を分けて聞いてください。残業が減った場合の手取りまで試算できます。



平均年収744万円という数字だけを見て応募すると、入社直後の年収とのギャップに驚く方が多いです。職種ごとの口コミ水準と、残業を含んだ前提かどうかを先に確認しておきましょう。
ホーチキの年収を防災設備メーカーの同業他社と比較
ホーチキを電機メーカー全体と比べても、事業構造が違うため実態から離れがちです。まずは同じ火災報知設備や消火設備を扱う防災メーカーと並べたほうが、年収の位置づけは正確につかめます。
ここでは能美防災、ニッタン、日本ドライケミカルの3社と比較します。いずれも有価証券報告書を提出しており、同じ基準の数字で並べられます。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 決算期 |
|---|---|---|---|---|
| ホーチキ | 744万円 | 41.7歳 | 1,900名 | 2026年3月期 |
| 日本ドライケミカル | 723万円 | 41.2歳 | 807名 | 2026年3月期 |
| 能美防災 | 692万円 | 39.4歳 | 1,961名 | 2026年3月期 |
| ニッタン | 672万円 | 45.8歳 | 660名 | 2026年3月期 |
出典はIR BANK ホーチキ、IR BANK 日本ドライケミカル、IR BANK 能美防災、IR BANK ニッタンです。
比較した4社の中では、ホーチキの744万円が最も高い水準です。日本ドライケミカルとの差は21万円、能美防災との差は52万円、ニッタンとの差は72万円あります。
能美防災の年収


能美防災は、ホーチキと並んで火災報知設備と消火設備を主力とする防災メーカーです。直近の平均年収は692万円で、平均年齢は39.4歳とホーチキより2.3歳若い構成です。
注目すべきは伸びの速さです。2024年3月期の611万円から2025年3月期の637万円、2026年3月期の692万円まで、2年間で81万円増えているのに対し、ホーチキは同じ期間で44万円の増加にとどまります(IR BANK 能美防災)。
絶対額ではホーチキが上ですが、伸び率では能美防災が先行しています。ホーチキの新人事制度がこの差を縮められるかが、今後の注目点です。
ニッタンの年収


ニッタンは総合防災を掲げる防災メーカーで、従業員数は660名とホーチキの3分の1程度です。直近の平均年収は672万円で、3期連続で660万円から672万円の範囲に収まっています(IR BANK ニッタン)。
平均年齢は45.8歳と、ホーチキの41.7歳より4.1歳高い構成です。年齢が高いにもかかわらず年収はホーチキより72万円低いため、同じ年齢で比べればその差はさらに開きます。
同業他社との差の読み方
日本ドライケミカルは消火器や消火設備、防災設備の施工・保守点検まで手がける総合防災企業で、直近の平均年収は723万円です。2024年3月期の650万円から2025年3月期に722万円へ一気に上がり、その後は横ばいです(IR BANK 日本ドライケミカル)。
4社を並べると、ホーチキは従業員規模が大きい割に平均年収が高い、という特徴が見えます。比較した4社のうち、従業員が1,900名を超えるのはホーチキと能美防災の2社で、平均年収が700万円を超えているのはホーチキだけです。
ただし平均年収の差は、そのまま同じ職種の年収差を意味しません。転職先として比較するときは、職種ごとの口コミや求人票の提示年収まで掘り下げて確認してください。
平均年収は決算期ごとに数十万円動くため、年度が違う数字を並べると順位が入れ替わることがあります。この記事の表はすべて2026年3月期で揃えています。自分で調べるときも、同じ決算期で比べると判断を誤りません。
ホーチキの年収は電気機器業界でどのレベルか


ホーチキは電気機器に分類される企業で、同じ分類の中では上位4割に入る水準です。年収ガイド ホーチキによると、電気機器242社中の平均年収順位は89位、年収偏差値は51.6となっています。
ただしこの順位は、2022年時点の平均年収703万円をもとにした集計です。現在の744万円なら順位はさらに上がっている可能性があります。
業界内の順位と年収偏差値
年収ガイドによる全上場企業3,835社中の平均年収順位は972位です。上場企業の中で上位4分の1あたりの位置という計算になります。
- 電気機器242社中 89位(年収ガイド ホーチキ、2022年時点)
- 全上場企業3,835社中 972位(同)
- 業界内の年収偏差値 51.6(同)
偏差値51.6は、業界の平均よりわずかに高い水準です。突出して高い会社ではありませんが、安定して平均を上回る堅実な位置づけといえます。
全国平均との差
国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査では、給与所得者の平均給与は478万円です。ホーチキの744万円は、その約1.6倍にあたるため、全国の水準と比べれば高いといえます。
ただしこの比較には注意が必要です。国税庁の数字は非正規社員を含む全体の平均で、ホーチキの数字は正社員中心の集計です。同じ条件で比べるなら、国内の正社員だけの平均と照らすほうが適切です。
業界偏差値が51.6でも、職種ごとの差はそれ以上に大きく開きます。自分と同じ職種・同じ年齢の相場を、口コミサイトや求人票で別に確認しておくと、業界内の順位だけに頼らずに判断できます。
ホーチキの年収に関する口コミ・評判


有価証券報告書の公式な数字と、社員の実感にはギャップがあります。口コミサイトの評価は賛否が分かれており、年収に満足している声と、評価の仕組みに不満を持つ声の両方が見られます。
転職会議では、年収・評価に関する社員の口コミ評点が3.1点、学生の口コミ評点が3.4点です(転職会議 ホーチキ)。
給与制度への評価
40代前半の社員は「年収はいい方」「なかなかこの給料をもらえるところはない」と書いています。昇給も毎年少しずつ増えていくという声です(転職会議 ホーチキ)。
購買・資材の30代前半の社員も、2016年度の口コミで会社の業績が悪くても賞与や給与は安定していると評価しています(キャリコネ ホーチキ 口コミ)。
一方で、40代後半の人事担当者は、前職より給与が下がったうえに、努力が評価されていないと感じて退職を決めたと述べています。評価の納得感は、社員によって大きく分かれる部分です。
賞与と基本給の構造
賞与について、中途入社1年目から3年目のコンサルティング営業は「ボーナスは満足のいく額が支給される」と評価しています(キャリコネ ホーチキ 口コミ)。営業職の口コミでは、年2回の定期賞与で計130万円という例もあります。
一方で、基本給の上昇は緩やかだという指摘が複数あります。賞与は厚いが、基本給は昇進しないと伸びにくい構造だと読み取れます。月給35万円のうち時間外手当が10万円という営業職の例もあり、残業時間によって年収が左右されやすい点も特徴です。
また、部署によっては体育会系の文化が残っているという声もあります。年収の高さと引き換えに働き方の負荷を感じる社員もいるため、口コミは数字だけでなく働き方の記述まで読むのが大切です。
口コミサイトの年収データは少人数の自己申告で、投稿時期も数年前のものが混ざります。この記事で引用している口コミも、正社員23人の集計です。あくまで傾向をつかむ材料にとどめ、最新の正確な数字は有価証券報告書で確認してください。



口コミでは賞与への評価が高く、基本給への不満が目立ちます。転職を検討するなら、基本給と賞与の内訳を分けて聞くと、入社後のギャップを減らせます。
ホーチキで年収を上げる方法


ホーチキで年収を上げる道は、社内での昇格、専門性の積み上げ、外部への転職の3つに整理できます。口コミを見る限り、最も大きく動くのは管理職への昇格です。
年収を上げる動きは、まず社内の仕組みを使い切れているかを確かめてから、外部の選択肢を検討する順番が堅実です。
社内での昇格と新人事制度の活用
2025年度に始まった新人事制度は、役割や貢献に応じた処遇へ変更する方針です(ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版)。年功ではなく役割で処遇が決まるため、早い段階で責任の大きい役割を引き受けた人ほど年収が上がりやすくなります。
口コミでも、昇進は年功序列が基本だが若手の抜擢も増えているという声があります。管理職に上がれば、賞与が大きく増える点が評価されています。
専門資格と技術力の積み上げ
防災設備は、設置や点検に法令で定められた資格が必要な分野です。消防設備士や電気工事士といった資格を取得すると、担当できる業務の範囲が広がり、技術職の評価につながります。
とくに設備工事系の技術職は、口コミ平均が656万円と職種別で最も高い水準です。資格と現場経験を積み上げた人ほど、設備工事系で上位の年収帯に入りやすいと考えられます。
転職によるキャリアアップ
ホーチキで積んだ防災設備の知識は、同業の能美防災や日本ドライケミカル、ニッタン、さらには設備工事会社や商社でも評価されます。特に消防法や火災報知設備の施工経験は、業界内で通用する専門性です。
転職で年収を上げるなら、全社平均ではなく同じ職種同士で比較してください。伸びが速い能美防災のような会社は、同じ職種でも条件が変わる可能性があります。
転職エージェントを使うと、求人票に出ない提示年収や賞与の実績を事前に確認できます。ホーチキに在籍したまま情報収集だけ始めるのも、選択肢のひとつです。
年収を上げたい理由が基本給の伸び悩みなら、転職前に社内の新人事制度で何が変わるのかを人事や上司に確認してみてください。制度の内容を理解したうえで比較すると、転職先の提示条件の良し悪しを正確に判断できます。
ホーチキの年収に関するよくある質問
ホーチキの年収について、特に多い疑問を3つにまとめました。
ホーチキの初任給はいくらですか
初任給は月25万円前後と、説明会に参加した学生の口コミで伝えられています(転職会議 ホーチキ)。公式の募集要項の数字ではなく、伝聞の情報です。正確な金額は採用ページの募集要項で確認してください。
ホーチキの平均年収は今後も上がりますか
2025年3月期の730万円から2026年3月期の744万円へ、2期連続で上昇しています。連結の売上高は増収、営業利益も約121億円と好調で、新人事制度の運用も始まっています。ただし従業員数が327名増え、平均年齢の構成も変わったため、上昇が続くかどうかは断言できません。次の有価証券報告書で確認してください。
ホーチキの平均年収は国内の平均の何倍ですか
国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査の平均給与478万円に対し、ホーチキの744万円は約1.6倍です。国税庁の調査は非正規社員を含む全体平均のため、正社員同士で比べれば倍率は下がります。それでも上場企業の中では上位4分の1あたりの水準で、全国の平均を大きく上回っています。
平均年収は決算期ごとに更新され、有価証券報告書は毎年6月ごろに公開されます。数字を引用するときは、どの決算期の値なのかを必ず確認してください。古い数字のまま判断すると、現在の水準とずれる場合があります。
まとめ
ホーチキの平均年収は744万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢41.7歳、平均勤続年数13.6年)。国内の給与所得者の平均478万円の約1.6倍にあたる水準です。
ただし全社平均と個別の実態には差があります。口コミ集計では、営業585万円、技術職(ハードウェア関連)602万円、技術職(設備工事)656万円と、職種で71万円の開きがありました。
防災設備メーカーで並べると、日本ドライケミカル723万円、能美防災692万円、ニッタン672万円です。ホーチキは4社の中で最も高い水準にあります。
年代別では、30代で口コミ平均が710万円、40代後半で推計776万円、50代で860万円台に達します。50代で頭打ちになるため、管理職に上がれるかが生涯年収を左右します。
年収を上げる道は、新人事制度を活用した昇格、専門資格の積み上げ、外部への転職の3つです。転職を検討する場合は、全社平均ではなく同じ職種同士で比較してください。
出典・参考情報
- 国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
- IR BANK ホーチキ 平均年収の推移
- ホーチキ 有価証券報告書 EDINET DB掲載版
- EDINET DB ホーチキ 決算情報
- 年収ガイド ホーチキ
- キャリコネ ホーチキ
- キャリコネ ホーチキ 口コミ
- 転職会議 ホーチキ
- IR BANK 能美防災
- IR BANK ニッタン
- IR BANK 日本ドライケミカル
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FOCUS AGENT:東田 尚起


株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。









