プルデンシャル生命の営業がきつい理由は?営業で働くメリットを解説!

転職ナレッジ2026年7月11日
プルデンシャル生命の営業がきつい理由は?営業で働くメリットを解説!

プルデンシャル生命への転職スカウトを受けた方や、営業がきついという評判を目にした方の中には、実態を知りたいという方が多くいます。年収の高さで知られる一方、厳しい環境という声も少なくありません。

note「ととろ」氏の解説によると、プルデンシャル生命の営業がきついと言われる正体は完全歩合制の収入リスク、自分で開拓する紹介営業、経費の自己負担、入社後およそ2年の激務という4つに集約されるとされています。この記事では、プルデンシャル生命の営業がきつい理由・ライフプランナーという働き方の仕組み・2026年の不祥事問題・向いている人の特徴まで解説します。

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解説者

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攻めキャリエージェント なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

プルデンシャル生命の営業がきつい4つの理由

ととろ氏の解説をもとに、プルデンシャル生命の営業職であるライフプランナー特有のきつさを整理します。一般的な保険営業とは異なる、同社ならではの制度に起因する厳しさがあります。

基本給がほぼない完全歩合制の収入リスク

プルデンシャル生命は基本給がない完全歩合制の給与体系を採用しており、契約がなければ収入はゼロに近くなるリスクがあるとされています(Sales Select調べ)。特に営業未経験者や人脈が乏しい状態では、最初の数ヶ月間は精神的にも厳しい状況が続くことがあるとされています。ジョブトーク掲載の口コミでは、3年目からフルコミッション制のため稼ぐ力がないと生活が困窮し、耐えられずに離職を決意する人が多いという声も紹介されています。

会社からリストが渡されず自分で開拓する紹介営業

ととろ氏の解説によると、会社からリストが渡されず自分で見込み客を開拓する紹介営業が基本で、紹介がつながらないと稼げなくなるとされています。転職会議掲載の口コミでも「紹介が繋がらないと稼げなくなるので、退職するかしないではなくてしないと詰む」という声が紹介されており、既存の人脈が尽きた段階で行き詰まりやすい構造になっています。

交通費や交際費が自己負担になる個人事業主契約

転職会議掲載の口コミによると、個人事業主のため初期補給金はあるものの経費もすべて自腹のため、クレジットカードのリボ払いで限度額に達したカードが2から3枚あるのは当たり前という状態になることもあるとされています。プルデンシャル生命のライフプランナーは雇用契約ではなく個人事業主契約であるため、会社員のような経費精算の仕組みがなく、営業活動にかかる費用が直接収入を圧迫しやすい点が特有のきつさです。

入社後およそ2年続くTAP期間の激務

転職会議掲載の口コミによると、TAP(Training and Assistance Program)中は休みはもちろん睡眠時間も十分になく食事をする時間もないという状態が起こりうるとされています。一方で同じ口コミには「2年間のTAP期間が終わればノルマもなく休日も自由」という声もあり、最初の2年間を乗り越えられるかどうかが、その後の働き方を大きく左右する構造になっています。

ライフプランナーという働き方の仕組み

プルデンシャル生命の営業職はライフプランナーと呼ばれ、一般的な保険営業とは異なる独自の仕組みで運営されています。この仕組みを理解することが、きつさの背景を正しく把握する鍵になります。

Sales Selectの解説によると、ライフプランナーは単なる保険の販売員ではなく既存のパッケージ商品を売るのではなく顧客の状況に応じてオーダーメイドの生命保険を設計するコンサルティング型の営業スタイルが特徴とされています。高額な保険商品を扱うため、富裕層や経営者が顧客の中心となり、契約後も定期的に顧客と面談しライフステージに応じた見直し提案を行う、長期的な関係構築が前提の仕事です。応募段階ではCIP(キャリア・インフォメーション・プログラム)という独自の選考プロセスがあり、通常3つのセッションを通じて仕事内容や求められる資質を深く理解する機会となっており、通過率は約20パーセントと言われる厳しい選考とされています(remedy-tokyo調べ)。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

ライフプランナーという仕組みは、高度な「専門性」と「人間力」を徹底して商品化する究極のモデルですね。厳しい選考を突破したプロが挑むオーダーメイド提案は、単なる物売りではなく顧客の人生設計そのものです。裁量の大きさと引き換えに、自らを研鑽し続ける覚悟が問われる、知的な総合格闘技と言えます。

プルデンシャル生命の離職率に関する実態

離職率については公式なデータと業界全体の傾向を分けて理解することが重要です。個社のデータと業界のデータを混同しないよう注意しましょう。

項目データ
ライフプランナー職の離職率公式には非開示(ととろ氏調べ)
内勤職の離職率約3パーセント。平均勤続年数10.3年(remedy-tokyo調べ)
主要生保8社の入社5年目在籍率(業界全体)2024年度で約25パーセント(ととろ氏調べ)
退職を検討中との口コミ件数200件超(andcareer調べ)

プルデンシャル個社のライフプランナー職における離職率は公式に開示されていませんが、口コミサイトでは退職を検討中という声が200件以上確認されており、業界全体の低い定着率と照らし合わせると、厳しい環境であることがうかがえます。一方で内勤職の離職率は約3パーセントと低く、ハイブリッド型勤務やフレックスタイム制の導入によりワークライフバランスが改善されていることが理由とされています(remedy-tokyo調べ)。営業職と内勤職とで、働き方の実態が大きく異なる点は押さえておきたいポイントです。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

プルデンシャルの離職率は、内勤の「超安定」とライフプランナーの「超成果主義」という二極化に本質がありますね。公式非開示の営業職は業界の厳しさと連動していると推察されますが、これは能力不足による淘汰だけでなく、圧倒的なスキルを武器にした「次のステージへの自立的卒業」も含む、新陳代謝の表れと捉えるべきです。

2026年に発覚した金銭不祥事問題

プルデンシャル生命の営業を検討する上で、2026年に公表された不祥事についても正確に理解しておく必要があります。現役のライフプランナーの営業活動にも直接影響する問題です。

プルデンシャル生命保険とプルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパンが2026年1月16日付で公表した報告によると、社員・元社員による在職中あるいは退職後の顧客に対する不適切な投資勧誘などの複数の不適切な事案が判明し、業績確保のために保険料の一部を営業社員が負担するなどの不正行為も報告されているとされています。共同通信など複数の報道によると、被害総額は約31億円で関与社員は107人に上り、2026年4月には新規契約の販売自粛期間を180日間延長し11月5日まで新規契約を停止することが発表されたとされています。プルデンシャル生命の公式発表では、金銭不祥事等を招いた原因について営業管理職による適切な管理や本社による十分なけん制がなされない中で営業社員とお客さまの間に密な関係性が築かれ、業績に過度に連動する報酬制度が金銭的利益を重視する志向を持つ人材を惹きつけたことが背景にあると説明されています。

この問題を受けて2026年2月1日付で代表取締役社長が退任し、新体制での組織風土改革が進められています。専門家の分析では、親会社である米大手保険グループの財務基盤は安定しており倒産の可能性は低いとされていますが、新規契約の自粛が長期化していることは、現役のライフプランナーが新規顧客を開拓する上での逆風になっているとされています。転職や入社を検討する場合は、この問題が営業活動や組織体制にどう影響しているかを最新の情報で確認することが重要です。

プルデンシャル生命の営業に向いている人の特徴

きつさが多く語られる一方で、実力次第で高収入を実現している人も多く存在します。向いている人の特徴を整理します。

  • 努力が収入に直結する環境を望む人 平均年収は41.5歳で1,298万円とされ、成果が正当に評価される実力主義の環境に魅力を感じる人に向いています(タレントスクエア調べ)
  • コンサルティング能力がある人 単なる保険の販売員ではなく顧客の人生設計をサポートするコンサルタントとしての役割が求められます(エン カイシャの評判調べ)
  • 既存の人脈や紹介の連鎖を築ける人 会社からリストが渡されない紹介営業が基本のため、人とのつながりを大切にし広げていける人が向いています
  • 入社後2年間の激務を乗り越える覚悟がある人 TAP期間という最初の関門を越えられれば、その後は比較的自由な働き方ができるとされています
株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

プルデンシャルで躍進するのは、自立した「個人事業主」の覚悟を持つ人ですね。会社からのリストに頼らず、自力で人脈を紡ぐ紹介営業の壁は高いですが、それを突破した先には超高収入と自由が待っています。単なる保険の物売りではなく、顧客の人生を導くコンサルタントとして、己の人間力を資本に変えられる人が真の勝者となります。

プルデンシャル生命の営業で働くメリット

きつさがある一方で、プルデンシャル生命ならではのメリットも存在します。

プルデンシャル生命は米国最大級の金融サービスグループの一員であり、青天井となるフルコミッション型の給与体系によって全国から有力な営業社員を集めているとされています(タレントスクエア調べ)。厳しい採用基準をくぐり抜けた優秀な同僚たちと切磋琢磨しながら成長できる環境や、営業研修が非常に濃い内容でどの業界の営業にも応用が効くという口コミも確認されています(転職会議調べ)。顧客の人生の節目に立ち会い安心を提供できることや、自分が提案した保険が実際に役立ち感謝の言葉をいただけることも、大きなやりがいとして挙げられています。

転職エージェントの選び方

プルデンシャル生命への転職や、プルデンシャル生命からの転職を考える場合、保険業界に詳しいエージェントへの相談が有効です。以下の3社は法人営業のキャリア相談に強みを持っています。

リクルートエージェント
業界最大手で保険業界の求人が多く、非公開求人へのアクセスも豊富です。プルデンシャル生命での完全歩合制の経験を異業種にどう活かすか、書類添削・面接対策まで一貫したサポートが受けられます。

マスメディアン
マーケティング・デジタル・法人営業領域に特化した転職エージェントです。ライフプランナーとして培ったコンサルティング能力を活かした異業種転換に有効です。

マーキャリNEXT CAREER
SaaS法人営業のハイクラス転職に強みを持つエージェントです。プルデンシャル生命での高単価商材の折衝経験を武器に、SaaS企業のフィールドセールスへキャリアチェンジしたい方に向いています。

まとめ

プルデンシャル生命の営業のきつさは、完全歩合制の収入リスク・自分で開拓する紹介営業・経費の自己負担・入社後2年続くTAP期間の激務という4つの要因から生まれています。加えて2026年に公表された金銭不祥事問題は、現役のライフプランナーの営業活動にも影響を及ぼしています。一方で内勤職の離職率は約3パーセントと低く、営業職と内勤職とで働き方の実態が大きく異なる点も特徴です。

判断のための3つの手順

手順やること
手順1(今週中)完全歩合制と個人事業主契約という働き方が自分のリスク許容度に合うかを確認する。既存の人脈や紹介の連鎖をどの程度築けそうかを整理する
手順2(1〜2週間以内)2026年の不祥事問題と新規契約自粛の最新状況を確認する。CIP試験に向けて自身のキャリアビジョンを明確にしておく
手順3(並行して)リクルートエージェントなど保険業界に強いエージェントへ登録し、他の保険会社や異業種の選択肢も含めて比較検討する

ライフプランナー経験が持つ市場価値

プルデンシャル生命のライフプランナーとして培ったコンサルティング能力・高額商材の折衝力・紹介営業で人脈を広げる力は、他の生命保険会社や金融機関、法人営業全般で高く評価される市場価値の高いスキルです。きつさの背景にある仕組みを正しく理解した上で、自分の適性やリスク許容度と照らし合わせて判断することが重要です。

本記事が、プルデンシャル生命の営業について検討されている方の参考になれば幸いです。