- TIS株式会社の平均年収は828万円で、5期連続で増加しています。
- 国内の給与所得者の平均給与478万円の約1.7倍の水準です。
- 828万円は全社平均で、口コミ集計では職種により最大185万円の差があります。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起TIS株式会社は2026年7月にインテックと合併し、現在の社名はTISI株式会社です。検索では旧社名の「TIS」のまま調べる方が多いので、この記事では旧社名で解説します。公開されている年収データは合併前のTIS単体のものだという点だけ、先に押さえておいてください。
TIS株式会社の平均年収は828万円|有価証券報告書の最新データ


TIS株式会社の直近の平均年収は828万円です(2026年3月期、平均年齢40.7歳、平均勤続年数14.4年、従業員6,066名。IR BANK TIS 平均年収の推移)。有価証券報告書の平均年間給与8,289千円を万円単位に丸めて、829万円と表記する資料もあります。
国内の給与所得者の平均給与は478万円なので、約1.7倍にあたります(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。賞与と基準外賃金を含む提出会社単体の金額である点が、年収を読むうえでの前提です。
まず5年分の推移から、この828万円がどの位置にある数字なのかを確認します。
直近5年の平均年収推移
TIS株式会社の平均年収は、2021年3月期から2026年3月期までの5年間で111万円増えています。2022年3月期以降は毎期上昇しており、下落した年がありません。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2022年3月期 | 741万円 | 40.2歳 | 5,469名 |
| 2023年3月期 | 751万円 | 40.4歳 | 5,695名 |
| 2024年3月期 | 803万円 | 40.5歳 | 5,834名 |
| 2025年3月期 | 806万円 | 40.6歳 | 5,970名 |
| 2026年3月期 | 828万円 | 40.7歳 | 6,066名 |
出典はIR BANK TIS 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。
注目したいのは2024年3月期です。前期の751万円から52万円上がっており、5年間で最も大きな伸びでした。平均年齢はほぼ変わらないまま年収だけが上がっているため、社員構成の変化ではなく給与水準そのものが引き上げられた年と読み取れます。
平均年収が前年から22万円上がった理由
2026年3月期は前期の806万円から22万円の増加で、増加率は約2.7%です。従業員数も5,970名から6,066名へ96名増えており、人員を増やしながら平均を押し上げた形です。
平均年齢は40.6歳から40.7歳へ0.1歳しか動いていません。年齢の上昇で説明できる幅ではなく、賞与や基準外賃金を含めた支給額が増えたと考えるのが自然です。
同じ期の連結売上高は5,964億円でした(Wikipedia TISI)。業績が伸びる局面では、賞与を通じて社員にも還元されやすくなります。
つまり22万円の増加は、採用の入れ替わりによる見かけの変動ではなく、実際の支給額の底上げが反映された結果です。
TIS株式会社の企業情報とTISIへの社名変更


TIS株式会社は1971年4月28日に大阪で創業したシステムインテグレーターです。東京証券取引所プライム市場に上場しており、証券コードは3626です(Wikipedia TISI)。
2026年7月1日に子会社のインテックを吸収合併し、商号がTISI株式会社に変わりました。合併後は東京、富山、名古屋、大阪の4本社制になっています。
2026年3月期の連結売上高は5,964億円、連結従業員は21,598名です。提出会社単体では売上高2,731億円、従業員6,066名でした。
828万円は合併前のTIS単体の数字です。インテックの社員が加わった後の有価証券報告書では、対象範囲が変わって平均年収の水準も動く可能性があります。次の数字が出るのは2027年6月ごろの見込みです。
有価証券報告書の828万円はTIS株式会社単体の従業員が対象で、連結約21,600名の子会社社員は含まれません。求人票の年収や他社との比較では、どの範囲の数字なのかを先に確認しておくと判断を誤りません。合併後の数字は対象が変わる点にも注意してください。
TIS株式会社の年代別の年収目安


有価証券報告書には年代別の内訳が記載されないため、年代別の数字は口コミサイトの集計から見ることになります。キャリコネの集計では、正社員351人の平均年収が546万円、回答者の平均年齢は30.3歳です(キャリコネ TIS株式会社)。
有価証券報告書の828万円より282万円低いのは、回答者が若い層に偏っていることが主因と考えられます。数字そのものの優劣ではなく、年代ごとの伸び方を見るために使うのが適切です。
| 年代 | 平均年収 | 最高年収 |
|---|---|---|
| 20代 | 469万円 | 798万円 |
| 30代 | 602万円 | 976万円 |
| 40代 | 697万円 | 1,022万円 |
| 50代 | 728万円 | 集計なし |
出典はキャリコネ TIS株式会社(投稿者の自己申告に基づく集計)です。
20代・30代の年収
20代の平均は469万円です。30代に入ると602万円まで上がり、10年で133万円の伸びになります。
入口の水準は上がっています。2026年入社の大卒初任給は月294,600円で、2025年入社までの250,000円から44,600円(約17.8%)引き上げられました(ミギナナメウエ TIS 年収)。若手層の年収は今後の集計でも上振れしていく可能性があります。
30代では評価による差が表面化します。最高年収は20代で798万円、30代で976万円と、同じ年代でも大きな開きがあります。
40代・50代の年収
40代の平均は697万円、50代は728万円です。30代から40代への伸びは95万円ですが、40代から50代は31万円にとどまります。
40代の最高年収は1,022万円で、1,000万円を超える層が存在することは確かです。40代以降の年収は、昇格できたかどうかで大きく分かれると読み取れます。
50代の平均が728万円にとどまる点は、全社平均828万円との比較で理解しておく必要があります。口コミの回答者は技術職の比率が高く、管理職層の回答が少ないために下振れしている可能性があります。
額面と手取りの差
ここまでの金額はすべて額面です。実際に口座に入る金額は、社会保険料と所得税・住民税が引かれたあとの手取りになります。
目安として、年収600万円なら手取りは460万円から480万円程度です。全社平均の828万円であれば、手取りはおおよそ610万円から640万円程度になります。額面が上がるほど税率も上がるため、手取りの伸びは額面よりも緩やかです。
月給と賞与の比率も実感に影響します。賞与が年2回出る給与体系では、賞与月の手取りが大きく、月々の手取りは額面年収を12で割った額より小さくなります。
年代別の数字は口コミ集計であり、個人の実額とは幅があります。転職で年収を比較するときは、この表を目安にしつつ、オファー面談で基本給と賞与の内訳、みなし残業の有無まで確認してください。額面が同じでも、内訳で手取りと残業時の増え方が変わります。
TIS株式会社の職種別・等級別の年収の違い


職種による差は明確です。キャリコネの集計では、経営・各種コンサルタントが672万円で最も高く、技術(その他)が487万円で最も低くなっています。最大で185万円の開きです(キャリコネ TIS株式会社)。
| 職種 | 平均年収 |
|---|---|
| 経営・各種コンサルタント | 672万円 |
| 広報・企画・マーケティング | 604万円 |
| 事務(財務・会計・経理) | 598万円 |
| 技術(ソフトウェア関連) | 542万円 |
| 営業 | 523万円 |
| 技術(その他) | 487万円 |
出典はキャリコネ TIS株式会社です。回答者の年齢が若いため、全社平均828万円とは水準が異なります。職種間の順位と差の大きさに注目してください。
職種ごとの年収傾向
ソフトウェア関連の技術職は542万円で、全体平均546万円とほぼ同水準です。システム開発の現場を担う層が回答の中心で、全体の数字を決めている職種といえます。
営業は523万円とやや低めです。一方でコンサルタント系は672万円と、技術職より130万円高くなっています。上流工程や提案型の職種ほど年収が高いという構図です。
ただし回答数が少ない職種もあり、数字の信頼度には差があります。あくまで傾向を見る材料として扱ってください。
等級別の年収目安
等級ごとの年収イメージは、転職コラムでは次のように整理されています。公式に公表された表ではないため、あくまで目安として参照してください(ミギナナメウエ TIS 年収)。
| 等級 | 年収の目安 | 年次の目安 |
|---|---|---|
| PR1(役職なし) | 400〜500万円 | 1〜4年目 |
| PR2(役職なし) | 500〜600万円 | 4〜7年目 |
| PR3(係長) | 600〜800万円 | 8年目以降 |
| PR4(課長) | 800〜900万円 | 11年目以降 |
| MG1/SP1 | 900〜1,000万円 | 実力次第 |
| MG2/SP2 | 1,000〜1,200万円 | 実力次第 |
この目安に従えば、全社平均の828万円は課長級(PR4)の下限あたりに位置します。平均に届くのは係長から課長への昇格期という計算です。
マネジメントの道と専門職の道の両方がある点は、等級表のMGとSPの併記からも読み取れます。専門職でも1,000万円台に届く設計です。
初任給と賞与の水準
2026年入社の初任給は、大卒が月294,600円、修士了が月313,900円です(ミギナナメウエ TIS 年収)。2023年入社から2025年入社までは大卒250,000円、修士267,000円で据え置かれていたため、2026年に大きく動きました。
賞与は年2回の支給です。キャリコネの給与明細例では、32歳の技術職が月給35万円に加えて賞与150万円を受け取り、年収570万円と回答しています(キャリコネ TIS株式会社)。
月給の内訳は基本給28万円、時間外手当2.5万円、その他手当4.5万円で、みなし残業は20時間分と書かれています。残業代を含めた月給で見ると、賞与の比重は年収の4分の1強にあたります。
同じ会社でも、職種と等級で年収は数百万円単位で変わります。選考の面談では、提示される等級と月給、賞与、みなし残業時間を分けて確認してください。平均年収ではなく、自分が入る等級の年収で判断することが重要です。



828万円という数字だけを見て応募すると、入社時の等級が想定より低くて驚く方がいます。等級が1つ違うだけで年収は100万円単位で変わるので、提示された等級の年収レンジを必ず確認しましょう。
TIS株式会社の年収をIT大手3社と比較
TIS株式会社の828万円が業界内でどの位置にあるかを、同じシステムインテグレーター・ITサービス業界の上場企業と並べて確認します。
ここでは同じ有価証券報告書の基準で比較できるSCSK、野村総合研究所、日鉄ソリューションズの3社を取り上げます。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 決算期 |
|---|---|---|---|---|
| 野村総合研究所 | 1,332万円 | 39.7歳 | 7,982名 | 2026年3月期 |
| 日鉄ソリューションズ | 935万円 | 39.8歳 | 4,102名 | 2026年3月期 |
| TIS株式会社 | 828万円 | 40.7歳 | 6,066名 | 2026年3月期 |
| SCSK | 796万円 | 42.7歳 | 8,493名 | 2026年3月期 |
出典はIR BANK TIS 平均年収の推移、IR BANK SCSK、IR BANK 野村総合研究所、IR BANK 日鉄ソリューションズです。TIS株式会社は4社中3位で、1位の野村総合研究所とは504万円の差があります。
SCSKの年収


SCSKの平均年収は796万円です(2026年3月期、平均年齢42.7歳、従業員8,493名)。TIS株式会社との差は32万円で、4社の中では最も近い水準にあります。
3期前の2024年3月期は764万円で、2年間で32万円増えています。TIS株式会社は同期間に803万円から828万円へ25万円の増加で、SCSKのほうが伸びのペースは速くなっています(IR BANK SCSK)。
興味深いのは平均年齢です。SCSKは42.7歳とTIS株式会社より2歳上ですが、年収は低くなっています。年齢が高いのに年収が低い点から、TIS株式会社の給与水準が同規模の競合より高めに設定されていると考えられます。
野村総合研究所の年収


野村総合研究所の平均年収は1,332万円です(2026年3月期、平均年齢39.7歳、従業員7,982名)。TIS株式会社より504万円高く、IT業界でも最上位の水準です。
2024年3月期の1,242万円から2年で90万円増えており、伸びの幅もTIS株式会社を大きく上回ります(IR BANK 野村総合研究所)。
コンサルティングとシステム開発の両方を手がけ、上流工程の比率が高い事業構造が背景にあります。システム開発を担う会社と、コンサルを兼ねる会社で給与体系が異なることを理解しておく必要があります。
日鉄ソリューションズの年収


日鉄ソリューションズの平均年収は935万円です(2026年3月期、平均年齢39.8歳、従業員4,102名)。TIS株式会社との差は107万円で、前期の905万円から30万円増えました(IR BANK 日鉄ソリューションズ)。
平均年齢は39.8歳とTIS株式会社より約1歳若く、年齢構成の差では説明できない差です。親会社が大手鉄鋼メーカーであり、製造業向けの安定した大型案件を持つことが水準を支えていると考えられます。
従業員数はTIS株式会社の約3分の2です。同じ業界でも、規模と収益構造で年収帯が分かれることが4社の比較から見えてきます。
全社平均の比較は入口としては有効ですが、上流のコンサルとシステム開発の現場では給与体系が違います。自分が応募する職種と年次に近い層の年収を、求人票や面談で確認してから比べるようにしてください。
TIS株式会社の年収に関する口コミ・評判
口コミサイトの数字は有価証券報告書の828万円より大幅に低く出ます。キャリコネでは平均546万円で、282万円の差があります(キャリコネ TIS株式会社)。
差の主因は回答者の年齢です。回答者の平均年齢は30.3歳で、有価証券報告書の40.7歳より10歳以上若い層が中心になっています。年収の絶対額よりも、給与や評価に関する声の中身に特徴があります。
給与水準に対する社員の評価
口コミでは、給与は仕事内容に見合っていて特に不満はないという声がある一方で、年収に満足していないという声もあります。
32歳の技術職は年収570万円で、「700万円もらえないと満足できない」と書いています。同じ会社でも期待する水準は人によって違うことがわかる一例です(キャリコネ TIS株式会社)。
有価証券報告書の828万円に対して、若手の実感値は低めに出やすい点を理解しておくと、数字のギャップに戸惑いません。
評価制度と年収の関係
評価は年2回の相対評価で、半期ごとに上司と面談する仕組みがあります。マネジメントと専門職の両方のキャリアパスが用意されている点は、評価する声があります。
一方で、評価基準が複雑で主観が入りやすいという指摘もあります。プロジェクトの目立つ部分に関わると評価されやすく、地道に努力する人が報われにくいという声や、社外での業務が多いと社内貢献が見えにくいという声が見られます(キャリコネ TIS株式会社)。
相対評価である以上、同じ成果でも配属先や上司によって結果が変わる余地があります。昇給の機会を逃さないためには、成果を数字で示せる形に整理しておく必要があります。
給与明細に見る年収の内訳
口コミで公開されている給与明細例では、基本給28万円、時間外手当2.5万円、その他手当4.5万円の月給35万円に加え、賞与が定期2回分で150万円でした。
みなし残業は20時間分です。月給の約8割は基本給ですが、その他手当が月4.5万円あり、固定的な手当が年収を支える構造になっています。
賞与が年収に占める割合は約26%です。業績が好調な局面では賞与の増額が年収に反映されやすく、5期連続の平均年収増加とも整合します。
口コミの平均年収は回答者の年齢構成に大きく左右されます。自分と同じ年代と職種の数字だけを抜き出して比べると、実態に近い判断ができます。他社と比べるときも、有価証券報告書の数字と口コミの数字を混ぜないでください。



口コミの低い数字を見て不安になる方もいますが、回答者が若いだけというケースも多いです。有価証券報告書の数字と口コミの数字は、別の物差しとして使い分けましょう。
TIS株式会社で年収を上げる方法


TIS株式会社で年収を上げる道は3つあります。社内で等級を上げる、強みとなる専門領域を深める、外部へ転職するという選択です。
現実的な順番としては、まず社内の等級を上げられるかを見極めることです。等級が1つ上がるごとに年収レンジが100万円単位で動くためです。
社内での昇格と等級の引き上げ
等級の目安では、PR3(係長)の600〜800万円から、PR4(課長)の800〜900万円、MG1/SP1の900〜1,000万円へと段階的に上がります(ミギナナメウエ TIS 年収)。
年次の目安は、係長級が8年目以降、課長級が11年目以降です。1,000万円の壁は課長級のさらに上の等級で、実力次第とされています。
評価が相対評価で、目立つ役割に就くほど評価されやすいという口コミもあります。担当するプロジェクトの規模や役割を意識して選ぶことが、昇格の近道になります。
専門領域を深める
TIS株式会社は金融・決済領域に強みを持つ会社です。金融機関向けのシステムや決済関連の案件に深く関わる経験は、社内でも社外でも評価されやすい専門性になります。
マネジメント職とは別に、専門職のSP等級が用意されています。管理職に就かなくても、専門性を磨けば900万円から1,000万円台を狙える設計です。
合併により、TISIはコンサルティングから基盤構築、AI・データ活用まで300以上のサービス・ソリューションを持つ体制になりました(TISI公式サイト)。社内で異動できる領域が広がり、専門を選ぶ幅も増えています。
転職によるキャリアアップ
社内の昇格が見通せない場合、転職が選択肢になります。野村総合研究所の1,332万円や日鉄ソリューションズの935万円は、全社平均でTIS株式会社を上回ります。
ただし全社平均の差がそのまま提示年収に反映されるとは限りません。コンサルティング色の強い会社では、求められる経験も異なります。同じ職種と年次の層で比べる必要があります。
提示年収の相場を知るには、IT領域の求人を複数社分まとめて見られる転職エージェントの利用が早道です。非公開求人を含めて現在の市場価値を確認してから、社内に残るか外に出るかを決める順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。社内の昇格ペースと外部の提示額を同じ物差しで比べられるようになり、どちらを選ぶにしても判断材料が増えます。



IT業界は経験した案件の種類で年収が大きく変わります。今の仕事を言語化しておくだけでも、昇格面談でも転職でも武器になりますよ。まずは自分の市場価値を一度確かめてみてください。
TIS株式会社の年収に関するよくある質問
TIS株式会社の年収について、検索されることの多い疑問をまとめます。数字はいずれも公開資料と口コミ集計をもとにしています。
TIS株式会社の初任給はいくらですか
2026年入社の大卒が月294,600円、修士了が月313,900円です(ミギナナメウエ TIS 年収)。2023年入社から2025年入社までは大卒250,000円、修士267,000円だったため、2026年に約17.8%引き上げられました。
初任給の引き上げは、若手の年収カーブ全体を押し上げます。入社数年での年収は、これまでの口コミ集計の数字よりも高くなる可能性があります。
TIS株式会社の平均年収は今後も上がりますか
2022年3月期以降の5期連続で上がっており、2021年3月期の717万円から2026年3月期の828万円まで、111万円の増加です(IR BANK TIS 平均年収の推移)。
ただし2026年7月の合併でインテックの社員が加わると、有価証券報告書の対象範囲が変わります。次の数字は水準そのものの変化と、対象の変化の両方が反映される点に注意が必要です。
個人の年収が上がるかどうかは、等級の昇格と評価で決まります。全社平均の上昇は、そのまま自分の昇給を保証するものではありません。
TIS株式会社の年収は同業他社と比べて高いですか
SCSKの796万円を32万円上回り、野村総合研究所の1,332万円と日鉄ソリューションズの935万円には届きません(IR BANK SCSK、IR BANK 野村総合研究所、IR BANK 日鉄ソリューションズ)。ITサービス業界の中では中位から上位の水準です。
国内の給与所得者の平均478万円と比べると約1.7倍で、業界を問わず見ても高い水準にあります。
TIS株式会社の決算期は3月で、有価証券報告書は毎年6月下旬に提出されます。最新の年収を確認するなら、TISIのIR情報ページで最新版を見るのが最も確実です。転職サイトの数字は更新が遅れていることがあります。
まとめ
TIS株式会社の平均年収は828万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢40.7歳、平均勤続年数14.4年)。国内の給与所得者の平均478万円の約1.7倍にあたり、5期連続で増加しています。
ただし全社平均と個別の実態には差があります。口コミ集計では20代469万円、30代602万円、40代697万円で、職種によっても最大185万円の開きがありました。
同業他社と比べると、野村総合研究所1,332万円、日鉄ソリューションズ935万円には届かず、SCSKの796万円は上回ります。ITサービス業界の中位から上位の水準です。
TIS株式会社は2026年7月にインテックと合併してTISI株式会社になりました。828万円は合併前の単体の数字なので、今後の有価証券報告書では対象範囲が変わる点に注意してください。
年収を上げる道は、社内の等級の引き上げ、専門領域の深化、外部への転職の3つです。転職を検討する場合は、全社平均ではなく同じ職種と年次の層で比較してください。
出典・参考情報
- 国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
- IR BANK TIS 平均年収の推移
- Wikipedia TISI
- TISI公式サイト
- キャリコネ TIS株式会社
- ミギナナメウエ TIS 年収
- IR BANK SCSK
- IR BANK 野村総合研究所
- IR BANK 日鉄ソリューションズ
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FOCUS AGENT:東田 尚起


株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。









