【2026年最新】事務職におすすめの転職エージェント9選|未経験・正社員・派遣別の選び方

はじめまして。
「すべての若者がキャリアを通じて熱狂できる人生」を目指す、FOCUS AGENTの東田(ひがしだ)です。

事務職は、求人より応募が多い職種です。厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」によると、一般事務従事者の有効求人倍率は0.28倍(常用、パートタイムを除く、令和8年7月)。全職業の1.16倍とは1桁違う水準です。

同じ統計で、一般事務の有効求人は73,923件に対し、有効求職者は259,538人。求職者3.5人に対して求人が1件という計算になります。

この記事では、事務職の採用事情を数字で確認したうえで、9社の転職エージェントを「未経験型」「正社員・専門事務型」「派遣・契約型」の3タイプに分けて紹介します。求人数や実績の数字は、すべて各社の公式サイトで実際に確認したものだけを載せました。

解説者

FOCUS AGENT:東田 尚起

FOCUS AGENT なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

まずは登録しておくべき転職エージェント

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目次

事務職の転職エージェント選びを左右する採用事情

事務職の採用事情

事務職の転職で最初に押さえるべきは、応募が集中する職種だという前提という事実です。求人が少ないのではなく、応募する人が多すぎます。

この前提が変わると、エージェントに求める役割も変わります。求人を大量に見せてもらうことより、少ない枠のどこに自分が入れるかを一緒に絞り込んでもらうことが価値になります。

事務職の有効求人倍率

厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」の参考統計表では、常用(パートタイムを除く)の一般事務従事者の有効求人倍率は0.28倍です。全職業計の1.16倍、営業職業従事者の2.20倍と比べると、枠の少なさが際立ちます。

同じ統計の会計事務従事者は0.52倍、事務用機器操作員は0.23倍。同じ事務でも倍率は倍近く違うという点も、狙い先を決めるうえで重要です。

職業(常用、パートタイムを除く)有効求人数有効求職者数有効求人倍率
一般事務従事者73,923件259,538人0.28倍
会計事務従事者12,139件23,389人0.52倍
事務用機器操作員1,968件8,730人0.23倍
営業職業従事者71,098件32,330人2.20倍
商品販売従事者56,610件29,577人1.91倍
職業計1,334,953件1,154,397人1.16倍

出典 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」 参考統計表(令和8年7月、常用(パートタイムを除く))

この数字が意味するのは、書類選考で落ちる回数が他職種より多くなるということです。落ち続けても実力不足とは限らないので、母集団の大きさが違うだけを先に理解しておくと精神的に消耗しません。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

倍率0.28倍と聞くと絶望的に見えますが、これはハローワーク経由の数字です。転職エージェントが扱う求人はまた別の母集団なので、両方を並行して見ておくと選択肢が増えます。

一般事務と専門事務で異なる要件

事務職という呼び方はひとつでも、選考で見られる点は職種ごとに別物です。一般事務は庶務や電話対応を含む守備範囲の広さ、営業事務は受発注と納期管理の処理量が中心になります。

総務は契約・備品・施設・安全衛生まで扱うため、社内調整の経験が効きます。人事は勤怠と社会保険の実務、貿易事務は輸出入書類とインコタームズの理解、医療事務はレセプト業務の経験が問われます。

自分がどの事務を名乗るかを決めることが、応募先を絞る第一歩です。

事務の種類中心になる業務選考で見られる点
一般事務庶務、電話・来客対応、書類作成守備範囲の広さと正確さ
営業事務受発注、見積書作成、納期調整処理件数とイレギュラー対応
総務契約管理、備品、施設、株主総会補助社内調整と横断的な段取り
人事事務勤怠集計、社会保険手続き、採用事務法令知識と守秘意識
貿易事務船積書類作成、通関手配、L/C確認英語力と貿易実務の理解
経理事務伝票起票、月次・年次決算補助簿記の知識と決算の経験範囲

経理事務を軸に考えている方は、資格の扱われ方や会計事務所との違いまで踏み込んだ経理におすすめの転職エージェントの記事の方が具体的です。

正社員・契約社員・派遣の違い

事務職は雇用形態の選択肢が広い職種です。正社員は安定する代わりに入口が最も狭く、派遣は入口が広い代わりに契約期間の区切りがあります。

紹介予定派遣は、この2つの中間にあたる形です。一定期間派遣として働いたうえで、双方が合意すれば直接雇用に切り替わります。未経験でも実務経験を先に作れるという実務上の利点があります。

雇用形態入口の広さ安定性事務未経験からの現実性
正社員狭い高い経験者優先で通りにくい
契約社員中間期間の定めあり正社員より入りやすい
紹介予定派遣やや広い直接雇用の可能性あり実務経験を作る入口になる
派遣広い契約更新に左右される最短で実務経験を積める

どの形態を扱うかはエージェントによって違います。正社員専門のエージェントに派遣の相談をしても話が進まないため、登録前に確認してください。

ワンポイントアドバイス
雇用形態は2つまで広げる

正社員だけに絞ると、事務職では応募できる求人が一気に減ります。第一希望を正社員にしつつ、紹介予定派遣までは視野に入れると、面接の回数そのものが増えて経験値も上がります。

事務職におすすめの転職エージェント9社の比較

ここからは、事務職の求人を扱う9社を比較します。数字はすべて2026年9月25日に各社の公式サイトで確認したものです。

なお、各社の求人数は集計の基準が異なります。公開求人だけを出している社、非公開求人を合算している社、求人数そのものを表示していない社が混在しています。

求人数と得意領域の比較

求人数は多いほど良いわけではなく、そのうち事務職がどれだけあるかが本題です。ただし職種別の内訳を公開している社はほとんどないため、まずは全体の規模と得意領域で並べます。

エージェント公式サイトで確認した求人数(2026年9月25日確認)得意領域
リクルートエージェント公開約80万件/非公開約29万件(2026年8月30日時点の公式表示)全業種・全職種の総合型
doda公開求人287,153件(2026年9月24日更新)求人検索とエージェントの一体型
ハタラクティブ求人数は非公表(未経験OK求人が全体の約8割)未経験からの正社員就職
マイナビジョブ20’s求人数は非公表(未経験OK求人76%以上)20代・第二新卒
マイナビエージェント求人数は非公表(公開求人検索のみ提供)中小・中堅の優良企業
パソナキャリア公開求人情報総数53,296件(2026年9月25日更新)管理部門・ハイクラス
MS-Japan総求人10,000件以上(管理部門7,000件以上/士業3,000件以上)管理部門・士業特化
テンプスタッフ求人数は検索サイトで都度表示派遣・紹介予定派遣・正社員
スタッフサービス求人数205,616件(2026年9月24日更新)オフィスワークの派遣

出典 リクルートエージェント公式サイト、doda公式サイト、ハタラクティブ公式サイト、マイナビジョブ20’s公式サイト、マイナビ転職エージェント公式サイト、パソナキャリア公式サイト、MS-Japan公式サイト、テンプスタッフ公式サイト、スタッフサービス公式サイト(いずれも2026年9月25日確認)

雇用形態とサポートの特徴の比較

事務職では、扱う雇用形態がそのまま提案の幅になります。正社員だけを扱う社と、派遣から直接雇用まで通しで扱う社では、同じ相談をしても返ってくる答えが変わります。

エージェント扱う雇用形態サポートの特徴向いている方
リクルートエージェント正社員中心求人の母数が大きく市場の相場を測れる事務の求人量をまず知りたい方
doda正社員中心求人検索と紹介を1つの登録で併用できる自分でも探しながら進めたい方
ハタラクティブ正社員未経験向けの求人紹介と書類作成の支援社会人経験が浅い方
マイナビジョブ20’s正社員適性診断と20代専任の担当者20代・第二新卒の方
マイナビエージェント正社員書類添削と面接対策を丁寧に伴走選考通過率を上げたい方
パソナキャリア正社員管理部門の求人と条件交渉に実績総務・人事で年収を上げたい方
MS-Japan正社員管理部門・士業に特化した求人網専門事務を極めたい方
テンプスタッフ派遣・紹介予定派遣・正社員働き方ごとに窓口が分かれている雇用形態から考えたい方
スタッフサービス派遣中心オフィスワークの求人量が多い早く実務経験を作りたい方

この表で見えてくるのは、正社員型と派遣型は担当する範囲がほとんど重ならないという構造です。1社ですべてを賄おうとすると、どこかで選択肢が抜け落ちます。

ワンポイントアドバイス
登録は3社までに抑える

事務職は応募数が増えがちなので、5社以上に登録すると連絡の管理だけで疲れます。正社員型を2社、派遣・紹介予定派遣を扱う社を1社の合計3社が、実務上は管理しやすい上限です。

未経験から事務職を目指す人におすすめの転職エージェント4選

未経験から事務職を目指すときの4社

未経験から事務職に入るルートは狭いものの、閉じてはいません。ただし20代なら正社員、30代以降は派遣や紹介予定派遣を経由するという条件がつきます。

ここで紹介する4社は、求人の母数を確保する2社と、未経験枠に強い2社の組み合わせです。

1. リクルートエージェント 求人の母数で事務の枠を探す

リクルートエージェントの公式サイト
出典 リクルートエージェント公式サイト

公式サイトの求人検索では、公開求人が約80万件、非公開求人が約29万件と表示されています(2026年8月30日時点、表示件数は採用予定数)。事務職のように枠が少ない職種ほど、母数の大きさがそのまま選択肢の数になります。

職種検索には「一般事務」「営業事務」「貿易事務/国際事務/英文事務」「人事事務」「総務事務」といった細かい区分が用意されています。どの事務なら求人が動いているかを自分の目で確かめられるという使い方ができます。

  • 特徴
    担当アドバイザーからの求人紹介に加え、企業から直接届くスカウトも受け取れます。事務の職種が細かく分かれているため、応募先の幅を自分で確認できます。
  • こんな方におすすめ
    まず事務職の求人がどれだけあるのかを知り、現実的な着地点を決めたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    「事務職希望」とだけ伝えると提案が散らばります。「受発注と納期調整の経験を活かせる営業事務」のように業務で伝えると、提案の精度が上がります。

2. doda 求人検索とエージェントの一体運用

dodaの公式サイト
出典 doda公式サイト

公式サイトのトップには、公開求人287,153件と表示されています(2026年9月24日更新、毎週月曜・木曜更新)。求人サイトとエージェントサービスが同じ登録で使えるため、紹介を待つ間も自分で事務求人を検索できます。

事務職は応募が集中するため、掲載から応募までの速さが結果を分けます。自分で見つけた求人をその場で担当者に相談できる導線は、この職種と相性が良い設計です。

  • 特徴
    求人検索・エージェントサービス・スカウトサービスが1つの登録にまとまっています。求人の更新が週2回と明示されているため、掲載の鮮度を把握しやすい設計です。
  • こんな方におすすめ
    紹介を受けながら自分でも事務求人を見比べたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    気になる事務求人を見つけたら、応募前に担当者へ「この求人の応募状況」を聞いてください。すでに選考が進んでいる求人に時間を使わずに済みます。

出典 doda公式サイト(2026年9月25日確認)

3. ハタラクティブ 未経験OK求人が全体の約8割

ハタラクティブの公式サイト
出典 ハタラクティブ公式サイト

公式サイトには、26万人以上のサポート実績、内定率80%、定着率92%と記載されています。未経験OKの求人が全体の約8割を占めるという表示もあり、経歴に自信がない方の入口になります。

事務職は求人票に「経験者優遇」と書かれていることが多く、未経験者は応募段階で迷います。未経験を前提にした求人だけを扱うという点が、この層には実務的です。

  • 特徴
    未経験歓迎の求人紹介と、応募書類の作成支援が中心です。不採用になった場合もフィードバックを受け取れるため、次の応募に反映できます。
  • こんな方におすすめ
    社会人経験が浅く、事務職の求人にどう応募すればよいか分からない方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    未経験求人は事務以外の職種も一緒に提案されます。事務にこだわるのか、デスクワーク全般まで広げるのかを初回面談で決めておくと、提案がぶれません。

4. マイナビジョブ20’s 20代・第二新卒に絞った求人

マイナビジョブ20'sの公式サイト
出典 マイナビジョブ20’s公式サイト

公式サイトには、未経験OK求人が76%以上、定着率94.6%、利用者数64万人と記載されています(定着率は2024年10月1日から2025年9月30日に入社した方の3ヶ月定着率)。

20代に対象を絞っているため、提案される求人はすべて20代を採用する前提のものです。第二新卒で事務職に移りたい場合の現実的な選択肢になります。

  • 特徴
    全求人が20代対象で、適性診断を使って自分の強みを言語化できます。第二新卒や既卒の支援実績が厚く、社会人経験の短さを前提に話が進みます。
  • こんな方におすすめ
    20代で、営業や販売から事務職に移りたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    適性診断の結果は面接でそのまま使えます。「几帳面」ではなく診断で出た言葉に置き換えると、自己PRの説得力が変わります。
ワンポイントアドバイス
未経験は「事務に近い経験」を掘る

完全な未経験でも、販売での在庫管理、営業での見積作成、コールセンターでのデータ入力は事務の実務に直結します。前職の業務を分解して、事務に当たる部分だけを職務経歴書の冒頭に持ってきてください。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

20代であれば、未経験から正社員の事務職に入る道は残っています。ただし人気職種なので、応募する数そのものを増やさないと決まりません。1社ずつ丁寧に、を続けすぎない方が結果は出ます。

経験を活かして正社員の事務職を狙う転職エージェント3選

正社員の事務職を狙う3社

事務の実務経験がある方は、一般事務から専門事務へ一段上げる動き方が取れます。総務・人事・法務のような専門事務は一般事務より倍率が下がるからです。

ここで紹介する3社は、選考支援の丁寧さ、条件交渉の実績、専門特化の求人網でそれぞれ役割が違います。

5. マイナビエージェント 書類と面接の伴走が厚い

マイナビ転職エージェントの公式サイト
出典 マイナビ転職エージェント公式サイト

公式サイトには、転職後の定着率98.6%、3ヶ月以内の入社決定率82.5%と記載されています(2023年10月1日から2024年9月30日に入社した方の実績)。求人数は公表しておらず、公開求人検索のみが提供されています。

事務職は書類選考の通過率が低い職種です。一社ごとに志望動機を組み立てる支援は、応募数で押し切れないこの職種では効きます。

  • 特徴
    業界別の専任担当がつき、書類添削と面接対策を個別に行います。中小・中堅企業の求人を多く扱うため、大手だけに応募が偏りません。
  • こんな方におすすめ
    事務の経験があり、選考の通過率を上げたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    添削を受けるときは、完成前の状態で出してください。自分で整えきった書類より、業務の羅列段階で渡した方が担当者の視点が入りやすくなります。

6. パソナキャリア 管理部門と条件交渉に実績

パソナキャリアの公式サイト
出典 パソナキャリア公式サイト

公式サイトには、公開求人情報総数53,296件(2026年9月25日更新)、年収アップ率61.7%、ハイクラス求人における非公開求人比率61.0%と記載されています。

トップページに「管理部門の転職」という導線が置かれているとおり、総務・人事・法務といった専門事務を正面から扱います。一般事務から管理部門へ移る道筋を持っている社です。

  • 特徴
    管理部門とハイクラスに強く、条件交渉の実績が厚いエージェントです。取引実績企業は30,000社以上と記載されています。
  • こんな方におすすめ
    事務経験を活かして総務・人事へ移りたい方、年収の条件を上げたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    条件交渉は内定後ではなく、応募前に希望額を伝えておく方が通ります。事務職は給与レンジが固いので、求人ごとの上限を先に確認してもらってください。

7. MS-Japan 管理部門・士業に特化した求人網

MS-Japanの公式サイト
出典 MS-Japan公式サイト

公式サイトには、総求人数10,000件以上(管理部門7,000件以上、士業3,000件以上)、非公開求人が約90%、管理部門・士業特化で35年以上と記載されています。

人事、総務、法務、経営企画、内部監査、情報システムといった職種で検索できるため、一般事務の次にどの専門を選ぶかが具体的に見えます。

  • 特徴
    管理部門と士業に絞った求人網を持ち、独自のネットワークで集めた非公開・独占求人を中心に扱います。職種からも資格からも求人を探せる構成です。
  • こんな方におすすめ
    総務・人事・法務など、専門事務としてキャリアを積み上げたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    管理部門の求人は「どこまで一人で回せるか」で評価が決まります。担当した範囲と、上長に確認していた範囲を分けて書くと、実力が正確に伝わります。

なお、経理・財務を軸に考えている場合は資格の扱いや会計事務所との比較まで踏み込んだ経理向けの記事を参照してください。

ワンポイントアドバイス
一般事務のままでは年収が伸びにくい

事務職の給与レンジは職種で決まる部分が大きく、一般事務のまま転職を重ねても年収は横ばいになりがちです。総務・人事・貿易事務など、実務の幅が広い領域へ移る方が上がり方は速くなります。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

経験者の方ほど、いまの業務を「事務」とひとことでまとめてしまいがちです。契約書の管理、勤怠の集計、輸出書類の作成、どれも別の専門性なので、分解して名前を付けるところから始めてください。

派遣・契約社員から事務職に入るときに使う会社2選

派遣・契約から事務職に入る2社

正社員の事務職に直接入るのが難しい場合、派遣や紹介予定派遣で実務経験を作る道があります。経験を作ってから正社員求人に応募し直すという順番です。

この2社は、事務・オフィスワークの求人量が多く、働き方の選択肢も広く取れます。

8. テンプスタッフ 働き方ごとに窓口が分かれている

テンプスタッフの公式サイト
出典 テンプスタッフ公式サイト

公式サイトの「はたらき方を選ぶ」には、派遣、紹介予定派遣、受託業務スタッフ、正社員・契約社員という4つの窓口が並んでいます(2026年9月25日確認)。雇用形態を決めきれていない段階でも相談できる構造です。

トップページには、派遣会社満足度ランキングで総合満足度7年連続1位、継続就業意向度3年連続1位という表示もあります(派遣の働き方研究所による2019年から2025年の調査)。

  • 特徴
    派遣から正社員まで同じ会社の中で移れるため、実務経験を積んでから直接雇用を目指す流れが作りやすくなっています。福利厚生や研修の制度も用意されています。
  • こんな方におすすめ
    正社員にこだわらず、まず事務の実務経験を作りたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    紹介予定派遣を希望する場合は、登録時に必ずその意思を伝えてください。同じ事務求人でも、直接雇用の可能性がある案件とない案件は最初から分かれています。

9. スタッフサービス オフィスワークの求人量で選ぶ

スタッフサービスの公式サイト
出典 スタッフサービス公式サイト

公式サイトのトップには、求人数205,616件と表示されています(2026年9月24日更新)。オフィスワークを主力に、ITエンジニア、医療、介護、製造まで扱う総合型の人材サービスです。

事務の派遣求人は勤務地と時給で絞り込めるため、通える範囲にどれだけ事務の仕事があるかが取りやすくなります。

  • 特徴
    オフィスワークの求人量が多く、エリアと職種を組み合わせた検索がしやすい設計です。未経験から始められる事務案件も扱っています。
  • こんな方におすすめ
    短期間で事務の実務経験を積み、次の正社員応募につなげたい方。
  • 東田のワンポイントアドバイス
    派遣で働く期間を「つなぎ」にしないでください。使った業務システム名と月間の処理件数を記録しておくと、そのまま正社員応募の職務経歴書になります。
ワンポイントアドバイス
派遣期間は3年の上限を意識する

同一の組織単位で派遣として働ける期間は原則3年です。期限が来てから慌てないよう、就業開始の時点で直接雇用に切り替える可能性があるかを担当者に確認しておいてください。

事務職の選考でスキルがどう評価されるか

事務職の選考で効くスキル

事務職の求人票には「Excel使用経験」「簿記歓迎」といった条件が並びます。ただし資格を持っているかより、何をどれだけ処理してきたかが実際の判断軸です。

資格は入口を広げる材料であって、決め手にはなりません。ここでは3つのスキルが選考でどう扱われるかを整理します。

OA・PC操作の扱われ方

Excelは「使える」の幅が広すぎるため、求人票の条件だけでは判断できません。VLOOKUPやピボットテーブルを日常的に使っていたか、関数はほとんど使わず入力中心だったかで、任される業務が変わります。

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)は未経験者にとって分かりやすい証明になりますが、経験者にとっては補助材料です。使った関数名と、作っていた資料の種類を具体的に書くの方が伝わります。

簿記の評価のされ方

日商簿記3級は事務職全般で歓迎条件に入りやすく、2級になると経理寄りの事務にも応募できるようになります。一般事務の求人でも、請求処理や経費精算を含む場合は簿記の知識が前提になります。

ただし資格だけで経理職に移れるわけではありません。実務としてどこまで触れたかが問われるため、伝票起票までか、月次決算の補助まで入っていたかという点を整理しておいてください。

英語と貿易実務の扱われ方

貿易事務は事務職の中でも倍率が下がりやすい領域です。船積書類の作成や通関手配、信用状の確認といった専門的な作業が入るため、対応できる人が限られます。

求人票ではTOEIC600点台から700点台を目安に挙げる企業が多く、貿易実務検定を併記するケースもあります。英語力だけでは足りず、貿易の流れの理解が必要という点は、未経験から狙うなら知っておきたい前提です。

ワンポイントアドバイス
資格より「処理量」を数字で書く

「Excelが得意」ではなく「月200件の受注データを処理し、請求書を月80件作成」と書いてください。事務職は成果が数字になりにくい職種なので、処理量がそのまま実力の証明になります。

事務職の転職エージェントの選び方

事務職の転職エージェントの選び方

エージェント選びで失敗する原因の多くは、知名度で選んでしまうことにあります。事務職の場合、扱っている雇用形態と職種の細かさで選ぶ方が結果につながります。

確認する順番は、事務の種類、雇用形態、勤務地、担当者の4つです。

事務の種類を決めてから選ぶ

一般事務を希望するのか、営業事務や総務まで広げるのかで、向いているエージェントは変わります。専門事務を狙うなら管理部門特化型、幅広く見るなら総合型が合います。

決めきれない場合は、総合型に登録して職種別の求人数を見比べるところから始めてください。求人が動いている領域から逆算するが最短です。

雇用形態の扱いを確認する

正社員だけを扱うエージェントに派遣の相談をしても、話は進みません。逆に派遣会社に正社員の相談をしても、扱いが限られます。

紹介予定派遣まで視野に入れる場合は、その求人を扱っている会社を必ず1社入れてください。

勤務地の求人量を確認する

事務職は勤務地の影響が大きい職種です。首都圏や大阪では求人がある一方、地方では正社員の事務求人そのものが少なくなります。

地方在住の場合は、全国型の総合型エージェントと、地元に拠点がある派遣会社を1社ずつを取ると選択肢が広がります。

担当者の見極め方

初回面談で確認したいのは、業務内容を掘り下げて聞いてくるかどうかです。「事務職希望ですね」で話を終えて求人を送ってくる担当は、事務の職種差を理解していません。

受発注の件数、使っている業務システム、対応していた部署の数まで聞いてくる担当なら、提案の精度は期待できます。合わないと感じたら、担当変更を申し出て問題ありません。

ワンポイントアドバイス
女性向けの視点も組み合わせる

事務職は勤務時間や制度を重視して選ぶ方が多い職種です。両立支援の実績や制度の使われ方まで確認したい場合は、その観点で選ぶ視点も合わせて持っておくと判断がしやすくなります。

働き方の制度面を軸に選びたい場合は、女性におすすめの転職エージェントの記事で制度の確認方法を扱っています。

事務職が転職エージェントを使いこなすコツ

事務職が転職エージェントを使いこなすコツ

同じエージェントを使っても、結果には差が出ます。事務職の場合、職務経歴書の書き方と、応募の速さの2点が特に効きます。

処理量を職務経歴書に書き切る

事務職の職務経歴書は、業務名の羅列になりがちです。「受発注業務」ではなく「月間約200件の受発注処理、取引先40社の納期調整」と書くと、担当できる規模が伝わります。

使っていた業務システム名も忘れずに書いてください。同じシステムを導入している企業であれば、立ち上がりが早い人材として評価されます。

応募の初速を上げる

事務職の人気求人は、掲載から数日で応募が締まります。紹介を受けたその日に返事ができる状態を作っておくことが、そのまま通過率に効きます。

職務経歴書は求人ごとに書き直すのではなく、基本形を先に完成させておき、志望動機だけを差し替える形にしてください。

複数社の提案を突き合わせる

2社以上から提案を受けると、同じ経歴でも提示される求人の質と年収レンジに差が出ます。差が大きい場合は、その理由を担当者に直接聞いてください。

片方があなたの経験を低く見積もっているのか、もう片方が求人の質で勝っているのかが分かります。相場を知る一番早い方法です。

ワンポイントアドバイス
断るときも理由をつけて返す

紹介された求人を断るときに「興味がありません」だけで返すと、担当者はあなたの志向を更新できません。「業務内容は合うが、通勤時間が希望と合わない」のように理由を添えると、次から的外れな提案が減ります。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

事務職は求人が出てから決まるまでが早い職種です。準備が終わってから動き出すのではなく、書類が7割の状態でも登録してしまう方が、結果的に選択肢は増えます。

事務職の転職エージェントに関するよくある質問

事務職の転職相談で実際に多い質問を4つ挙げます。いずれも、倍率の低さという前提を踏まえた答えになります。

事務職未経験でも転職エージェントは使えますか

使えます。ただし紹介される求人の数は経験者より少なくなります。一般事務の有効求人倍率が0.28倍という前提があるため、未経験枠はさらに絞られるからです。

20代であれば未経験歓迎の正社員求人が一定数あり、ハタラクティブやマイナビジョブ20’sのように未経験を前提にした支援も選べます。30代以降は、派遣や紹介予定派遣で実務経験を作ってから正社員求人に応募し直す順番が現実的です。

前職での事務的な業務を棚卸しして、完全な未経験ではない部分を示せるかどうかが分かれ目になります。

事務職の求人倍率はどのくらい低いのですか

厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」の参考統計表によると、常用(パートタイムを除く)の一般事務従事者の有効求人倍率は0.28倍です(令和8年7月)。

有効求人73,923件に対して有効求職者が259,538人という内訳で、求職者3.5人に1件の求人という計算になります。全職業計の1.16倍、営業職業従事者の2.20倍と比べると、枠の少なさがはっきりします。

書類選考で落ちる回数が多くなるのはこの構造によるもので、応募者の実力だけが理由ではありません。

派遣から正社員の事務職になれますか

なれます。紹介予定派遣であれば、一定期間派遣として働いた後に双方が合意すれば直接雇用に切り替わる仕組みです。

通常の派遣でも、就業先で正社員登用の話が出るケースはあります。ただし確実ではないため、直接雇用を前提にするなら最初から紹介予定派遣の求人を選ぶ方が確実です。

派遣期間中に使った業務システムと処理件数を記録しておくと、その経験がそのまま正社員応募の材料になります。

転職エージェントは本当に無料で使えますか

求職者側の費用は無料です。エージェントは採用が決まった企業から成功報酬を受け取る仕組みで運営されています。

この構造上、エージェントは採用が決まりやすい求人を優先しがちだという点は知っておいてください。提案された求人が希望と違う場合は、どこがどう違うかを具体的に伝えると次の提案が変わります。

派遣会社の場合も登録と就業相談は無料で、派遣社員の賃金は派遣先からの派遣料金でまかなわれます。

ワンポイントアドバイス
面談日程は先にまとめて押さえる

複数社に登録すると初回面談が分散して、在職中は特に負担になります。登録した週のうちに全社の面談を入れてしまうと、提案内容を同じ条件で比較できて判断も早くなります。

まとめ|事務職の転職エージェントは雇用形態から逆算して選ぶ

事務職は、人気が高く枠が少ない職種です。厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年7月分)」では、一般事務従事者の有効求人倍率は0.28倍、有効求人73,923件に対して有効求職者は259,538人という状態にあります。

この環境で結果を出すには、事務の種類と雇用形態を先に決めてからエージェントを選ぶ順番が近道です。

最後に、今日から取れる行動を整理します。

  1. 一般事務・営業事務・総務・人事・貿易事務のどれを名乗るかを決める。
  2. 正社員だけに絞るか、紹介予定派遣まで広げるかを決めたうえで、総合型2社と派遣を扱う1社に登録する。
  3. 職務経歴書に処理件数と業務システム名を書き込み、紹介を受けたその日に返信できる状態にしておく。

事務職の選考は、準備の細かさと応募の速さで差がつきます。まずは1社の面談を予約するところから始めてください。

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