電気主任技術者はやめとけと言われる理由と電気工事士との違い・年収の実態

この記事のポイント
  • 第三種電気主任技術者試験の合格率は直近で約13.0%と難関の部類に入る
  • 電気事業法で選任が義務づけられた保安監督者という立場が電気工事士との最大の違い
  • 有資格者の高齢化と人手不足が進み、求人倍率は高水準で推移している
まずは登録しておくべき転職エージェント

※タブ切り替えできます

エージェント求人数詳細公式サイト

リクルートエージェント

★ 5.0
公開求人数76万件超 業界最大級の求人数。未経験からハイクラスまで幅広く対応する、まず登録したい定番エージェント。 無料登録

マスメディアン

★ 4.6
業界特化求人5,000件超 広告・Web・マスコミ業界に特化。業界出身アドバイザーが対応し、年収800万円以上の求人も約4割。 無料登録

ランスタッド

★ 4.5
保有求人数推定2万件超 外資系・グローバル企業に強い世界最大級の人材会社。求人の8割が非公開で、年収800万円以上が中心。 無料登録
エージェント評価クチコミ公式サイト

リクルートエージェント

★ 5.0
特におすすめ
・とにかく求人の量がすごく、希望条件に近い案件を次々紹介してもらえた。
・書類添削や面接対策が丁寧で、初めての転職でも安心して進められた。
無料登録

キャリアチケット転職エージェント

★ 4.6
特におすすめ
・20代向けという安心感があり、将来を見据えたキャリア提案をしてもらえた。
・面談が丁寧で、IT・コンサルなど成長業界への転職を一緒に考えてくれた。
無料登録

ランスタッド

★ 4.5
おすすめ
・外資系企業の求人に強く、年収交渉までしっかりサポートしてもらえた。
・対応のスピードが速く、テンポよくスムーズに選考を進められた。
無料登録
※2026年8月時点
目次

電気主任技術者がやめとけと言われる理由

電気主任技術者がやめとけと言われる理由のインフォグラフィック

「電気主任技術者 やめとけ」と検索すると、否定的な意見が目につきます。背景にあるのは選任義務による責任の重さ、人手不足による業務過多、不規則な勤務、そして試験の難易度という4つの要素です。

電気工事士に対する「やめとけ」の声は体力面や危険性が中心でしたが、電気主任技術者の場合は少し事情が異なります。現場で手を動かすというより、設備の安全を一人で背負う立場の重さが中心的な理由になっています。

検索結果に並ぶ記事の多くは試験の難しさばかりを強調しがちですが、実際に現場で働く有資格者の負担感は、試験に合格したあとの働き方にこそ表れます。ここから1つずつ具体的な数字とあわせて確認していきます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

「電気工事士 やめとけ」と検索される理由とは中身が違う点に注意してください。電気主任技術者は現場作業よりも保安管理の責任が重く問われる資格です。両者を混同せず、実態を一つずつ確認していきましょう。

選任義務が生む責任の重さ

電気事業法では、一定規模以上の自家用電気工作物を設置する事業者に対し、電気主任技術者の選任が義務づけられています。選任された技術者は、その事業場の電気工作物の工事・維持・運用に関する保安の監督者として、法律上の責任を負う立場になります。

停電や感電事故が起きた場合、現場の作業者だけでなく選任された主任技術者の監督責任が問われる場面もあります。複数の設備を一人で掛け持ちする働き方では、判断を他人に委ねられない緊張感が常につきまといます。

とくに外部委託先として複数の事業場を担当する電気管理技術者の場合、事業場ごとに設備の構成や過去のトラブル履歴が異なるため、現場に出向くたびに状況を正確に把握し直す必要があります。この切り替えの多さが、精神的な負担として語られることが少なくありません。

有資格者の高齢化と人手不足

電気主任技術者を取り巻く環境でとくに深刻なのが人手不足です。自家用電気工作物の保安管理業務を請け負う外部委託の従事者は、約半数が60代以上とされ、現場の高齢化が進んでいます(アガルートアカデミーの解説記事)。

新規の有資格者自体は毎年一定数増えているものの、定年や引退で現場を離れる人も多いため、従事者の総数はなかなか増えないといわれています。外部委託の技術者1人あたりが受け持つ設備は、おおむね40〜65件程度にのぼるとされ、担当件数の多さが負担感につながりやすい構造です。

不規則な勤務とオンコール対応

電気主任技術者の仕事は、月次・年次点検のようにあらかじめ日程が決まっている業務だけではありません。設備の異常や停電が発生すれば、夜間や休日でも対応を求められる可能性があります。

点検・保守は日によって作業時間や訪問先が変わるため、生活リズムを一定に保ちにくいという声もあります。専門性が高い仕事であるぶん、急なトラブルを他部署に代わってもらいにくい点も、負担感を増す要因になっています。

試験の難易度と長い学習期間

電気主任技術者になるには、第三種電気主任技術者試験(通称 電験三種)に合格するか、認定された学校で所定の課程を修めて実務経験を積む方法があります。試験ルートを選ぶ場合、理論・電力・機械・法規の4科目すべてに合格する必要があります。

電気技術者試験センターが公表している結果によると、直近の合格率は次の通りです。年度による振れ幅はあるものの、1割台前半から2割弱の範囲で推移しており、国家資格の中でも難関の部類に入ります。

年度受験者数合格者数合格率
令和3年度37,765人4,357人11.5%
令和4年度62,571人7,307人11.7%
令和5年度52,735人9,894人18.8%
令和6年度49,963人8,181人16.4%
令和7年度48,942人6,365人13.0%

出典 電気技術者試験センター「第三種電気主任技術者試験の結果」

合格に必要な学習時間の目安は1,000時間前後とされ、働きながら独学で合格を目指す場合は1〜2年がかりになる人も珍しくありません。科目合格制度があり、一度合格した科目は一定期間免除されるため、複数年にわたって計画的に取り組む受験者が多い試験でもあります。

ワンポイントアドバイス
合格率の波に惑わされない

合格率は年度によって上下しますが、科目合格制度を使えば数年がかりで確実に合格へ近づけます。1回の結果だけで資格そのものを諦める必要はありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次