- 日鉄興和不動産の平均年収は1,312万円で、前年から5.3%増えました(2026年3月期 有報)。
- 非上場ですが社債発行会社として有報を出しており、7年で448万円伸びています。
- 三井不動産や三菱地所には届かず、大手5社では3番目の水準です。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起日鉄興和不動産は上場していないのに、有価証券報告書で平均年収が確認できる珍しい会社です。社債を発行しているためで、口コミサイトより正確な数字を土台に考えられますよ。
日鉄興和不動産の平均年収は1,312万円|有価証券報告書の最新データ


日鉄興和不動産の直近の平均年収は1,312万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢45.4歳、平均勤続年数14.3年、従業員597名)。前年の1,245万円から67万円、率にして5.3%増えました。
国内の給与所得者の平均給与は478万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。日鉄興和不動産の平均年収はその約2.7倍にあたる水準です。
有価証券報告書の平均年間給与は、賞与と基準外賃金を含んだ金額です。ここから推移、伸びた背景、数字の対象範囲の順に確認します。
直近7年の平均年収推移
日鉄興和不動産の平均年収は、2019年3月期の864万円から2026年3月期の1,312万円まで、7年連続で増えています。下げた年が一度もない点が特徴です。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2019年3月期 | 864万円 | 44.8歳 | 497名 |
| 2020年3月期 | 878万円 | 44.6歳 | 514名 |
| 2021年3月期 | 904万円 | 44.9歳 | 516名 |
| 2022年3月期 | 994万円 | 45.1歳 | 546名 |
| 2023年3月期 | 1,110万円 | 45.3歳 | 557名 |
| 2024年3月期 | 1,148万円 | 45.5歳 | 575名 |
| 2025年3月期 | 1,245万円 | 45.5歳 | 573名 |
| 2026年3月期 | 1,312万円 | 45.4歳 | 597名 |
2025年3月期までの数字はIR BANK 日鉄興和不動産 平均年収の推移、2026年3月期は日鉄興和不動産 第74期 有価証券報告書の記載値です。
平均年齢は44歳台後半から45歳台でほとんど動いていません。社員の高齢化ではなく、給与水準そのものが引き上げられてきたと読み取れます。7年間の増加額は448万円で、伸び率は約52%です。
前年から67万円上がった背景
2026年3月期の連結売上高は2,822億円で前期比7.8%の増収、営業利益は497億円でした(EDINET DB 日鉄興和不動産の財務データ)。一般に賞与は会社業績の影響を受けやすく、増収の年は平均年収も伸びやすくなります。
有価証券報告書では、近年改定したメリハリのある人事制度を通じて、貢献や成果に応じた処遇を図っていると説明されています。2023年3月期には、前年から116万円という大きな伸びも記録しています。
一方で純利益は250億円と前期から17.2%減っています。来期以降も同じペースで伸び続けるとは限らない点は押さえておく必要があります。
平均年収の対象範囲とグループ会社との違い
1,312万円は、日鉄興和不動産の単体597名だけを対象にした数字です。連結2,024名のうち、ビル管理やマンション管理を担うグループ会社の社員は含まれていません。
社名が似ていても、日鉄興和不動産コミュニティや日鉄興和不動産ファシリティーズは別法人です。たとえば日鉄興和不動産コミュニティの求人は、マンション管理や修繕工事管理で想定年収450万円から700万円が中心です(doda 日鉄興和不動産コミュニティの求人一覧)。
求人票や口コミを見るときは、会社名が本体の「日鉄興和不動産株式会社」かどうかを必ず確認してください。
日鉄興和不動産の企業情報と事業内容


日鉄興和不動産は、東京都港区赤坂に本社を置く総合デベロッパーです。2012年10月に興和不動産と新日鉄都市開発が経営統合して新日鉄興和不動産となり、2019年4月に現在の社名へ変更しました。
有価証券報告書では、日本製鉄が議決権の20.0%、みずほリースが22.2%を保有する「その他の関係会社」として記載されています。株式は上場していませんが、社債を発行しているため有価証券報告書を提出しています。
事業は都市開発、住宅、物流・産業用不動産の3本柱です。オフィスビル「インターシティ」「BIZCORE」、分譲マンション「リビオ」、物流施設「LOGIFRONT」、ホテル「&Here」などを手がけています。
日鉄興和不動産の求人を探すと、管理会社やファシリティ会社の求人が多く混ざって表示されます。年収水準も採用条件も本体とは大きく異なるため、応募前に法人名と仕事内容を確認しましょう。本体の中途採用は募集時期が限られるため、エージェント経由で募集状況を聞くのが確実です。
日鉄興和不動産の年代別の年収推移


日鉄興和不動産は年代別の年収を公表していません。そのため、公式の初任給と口コミの年収事例を組み合わせて目安を整理します。
注意したいのは、口コミの多くが2014年から2017年ごろの投稿だという点です。全社平均はその後の7年で約1.5倍に増えているため、古い事例は現在より低めに出ていると考えるのが自然です。



年代別の年収を見るときは、口コミの投稿年に注目してください。日鉄興和不動産はこの数年で平均年収が大きく伸びたので、古い口コミの金額は今より低めに出ています。
20代の年収
新卒の初任給は、学部卒で月給33万円、院卒で月給35.2万円です(日鉄興和不動産 新卒採用 募集要項、2027年4月入社予定)。賞与は年2回、昇給は年1回です。
月給33万円の12か月分で396万円になり、ここに賞与と時間外手当が加わります。OpenWorkの口コミにも新卒で年収500万円以上という投稿があり、初年度から500万円台に乗る計算です。
20代のうちは役職による差が小さく、残業代の多さで年収に差がつきやすい時期です。
30代の年収
30代の事例としては、2017年の投稿で「30歳で年収750万円から800万円程度」、2016年の投稿で「新卒10年目の営業で800万円前後(残業代込み)」という声があります(OpenWork 日鉄興和不動産の年収・給与制度)。
当時の全社平均は800万円台後半でした。現在は平均が1,312万円まで上がっているため、30代の水準も当時の事例より高いとみられます。
30代後半は管理職への昇格が視野に入り、年収の個人差が広がり始める時期です。
40代以降の年収
全社の平均年齢は45.4歳です。つまり1,312万円という平均年収は、40代半ばの社員を中心にした水準とほぼ重なります。
2016年の口コミには「課長層は1000万か」という声があり、当時から管理職になると年収が大きく伸びる構造でした。現在の平均がそれを大きく上回っていることを考えると、40代の管理職では1,300万円を超えるケースも珍しくないと考えられます。
ただし非管理職のまま40代を迎えた場合は、平均を下回る可能性が高い点に注意が必要です。
年収別の手取り額の目安
額面年収と実際の手取りには差があります。単身で扶養なしの場合の目安は次のとおりです。
- 年収500万円の手取りは約390万円
- 年収800万円の手取りは約590万円
- 年収1,000万円の手取りは約720万円
- 年収1,312万円の手取りは約890万円
年収が1,000万円を超えると所得税率が上がり、額面の伸びほど手取りは増えません。家族構成や住宅手当の有無でも変わるため、あくまで目安として見てください。
日鉄興和不動産の年収口コミは2010年代の投稿が多く、現在の給与水準より低い数字が目立ちます。年代別の目安を判断するときは、投稿年と当時の全社平均を並べて見ると、どの程度割り引いて考えるべきかがわかります。直近2年の投稿を優先して読むのが確実です。
日鉄興和不動産の職種別・属性別の年収の違い


日鉄興和不動産の年収は、職種よりも役職と等級で差がつく構造です。口コミの集計値では職種間の差は100万円程度にとどまります。
一方で男女の賃金差は大きく、有価証券報告書の開示値からは管理職比率の偏りが見えてきます。
職種別の口コミ年収
OpenWorkに投稿された正社員25人の平均年収は993万円、年収範囲は420万円から1,600万円です(OpenWork 日鉄興和不動産の年収・給与制度)。職種別の平均は次のとおりです。
| 職種 | 平均年収 | 回答者数 |
|---|---|---|
| 総合職 | 976万円 | 5人 |
| 営業 | 880万円 | 8人 |
| 全体 | 993万円 | 25人 |
回答者の平均年齢は39歳で、有価証券報告書の45.4歳より6歳ほど若くなっています。口コミの平均が有報より300万円以上低いのは、年齢構成の違いが大きいと考えられます。
ワンキャリア転職では平均年収996万円、賞与の平均は284万円と表示されています(ワンキャリア転職 日鉄興和不動産の年収・給与)。年収のおよそ3割を賞与が占める計算です。
管理職と非管理職の差
日鉄興和不動産は年功的な色合いが残る給与体系といわれ、2025年の口コミにも「年功序列の給与制度」という声があります。若手のうちは同期との差がつきにくい反面、管理職に上がると年収が大きく伸びます。
有価証券報告書によると、近年の人事制度改定で、貢献や成果に応じた評価と処遇を強めているとされています。来期にかけても評価制度の運用見直しを進める方針です。
年功と成果の比重が変わりつつある過渡期のため、入社時期や部署によって受け止め方に差が出やすい状況です。
男女の賃金差と女性管理職比率
日鉄興和不動産の男女の賃金の差異は、全労働者で61.5%、正規雇用労働者で65.1%です(日鉄興和不動産 第74期 有価証券報告書)。女性の平均賃金が男性の6割強という意味になります。
管理的地位にある女性労働者の割合は8.3%で、2026年度の目標は8.5%です。管理職の大半が男性であることが、男女の賃金差の主な要因と読み取れます。
同じ等級・同じ職務での賃金差を示す数字ではない点には注意してください。
平均年収や職種別の口コミだけでは、自分が入社したときの年収は判断できません。中途採用では入社時の等級で年収がほぼ決まるため、面接やエージェント経由で「想定等級」と「その等級の年収レンジ」を具体的に確認しておくと、入社後のずれを防げます。
日鉄興和不動産の年収は業界内でどのレベルか
日鉄興和不動産の平均年収1,312万円は、大手デベロッパーの中では中位にあたります。三井不動産と三菱地所には400万円以上の差をつけられていますが、東京建物と住友不動産は上回っています。
平均年齢が45.4歳と他社より3〜4歳高い点も踏まえて比較する必要があります。
大手デベロッパー5社の年収比較
有価証券報告書に記載された平均年収を、大手デベロッパー5社で並べると次のとおりです。
| 会社名 | 平均年収 | 平均年齢 | 決算期 |
|---|---|---|---|
| 三井不動産 | 1,855万円 | 42.1歳 | 2026年3月期 |
| 三菱地所 | 1,759万円 | 42.5歳 | 2026年3月期 |
| 日鉄興和不動産 | 1,312万円 | 45.4歳 | 2026年3月期 |
| 東京建物 | 1,185万円 | 41.8歳 | 2025年12月期 |
| 住友不動産 | 824万円 | 42.7歳 | 2026年3月期 |
出典はIR BANKの各社 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。
三井不動産と三菱地所は、直近2年で平均年収が400万円以上増えた年があります。単年の数字だけで比べると差が大きく見えやすいため、5年程度の推移で見るほうが実態に近づきます。



三井不動産や三菱地所との差は大きく見えますが、どちらも直近で急に伸びた数字です。日鉄興和不動産は7年連続で着実に上がっている点も、比較のときに見ておきたいポイントですね。
三井不動産


三井不動産は国内最大手の総合デベロッパーで、平均年収は1,855万円(2026年3月期)です。2024年3月期の1,289万円から2年で566万円増えました(IR BANK 三井不動産 平均年収)。
平均年齢は42.1歳と日鉄興和不動産より3歳若く、年齢をそろえると差はさらに広がります。年収を最優先にする場合の比較対象になる会社です。
三菱地所


三菱地所は丸の内エリアを地盤とする大手デベロッパーで、平均年収は1,759万円(2026年3月期)です。前年の1,347万円から411万円増えています(IR BANK 三菱地所 平均年収)。
2025年3月期までは1,200万円台から1,300万円台で推移しており、その時点では日鉄興和不動産との差は100万円前後でした。オフィスビル事業が中心という点で、日鉄興和不動産と事業構成が近い会社です。
住友不動産


住友不動産は都心のオフィスビル賃貸で国内有数の規模を持つデベロッパーで、平均年収は824万円(2026年3月期)です(IR BANK 住友不動産 平均年収)。
平均勤続年数は10.28年で、日鉄興和不動産の14.3年より4年ほど短くなっています。日鉄興和不動産は住友不動産を約490万円上回っています。
デベロッパー各社の平均年収を比べるときは、平均年齢と平均勤続年数を必ず並べて確認しましょう。日鉄興和不動産は平均45.4歳と他社より高めのため、同じ年齢で比べると表の印象より差が開く可能性があります。転職先として比べるなら、同年代の求人レンジで比較するのが確実です。
日鉄興和不動産の働き方と年収のバランス


日鉄興和不動産は、有価証券報告書の中で残業時間や離職率、研修費用まで数値で開示しています。年収の高さだけでなく、働き方の負荷とあわせて評価できる数少ない会社です。
残業時間と離職率
2025年度の法定外労働時間は月25.3時間、離職率は全体で3.7%、自己都合に限ると1.0%です(日鉄興和不動産 第74期 有価証券報告書)。自己都合で辞める人が100人に1人という低さは、待遇への満足度の高さを示す数字といえます。
平均勤続年数も14.3年と長く、新卒で入社して長く勤める社員が多い会社です。2025年度の男性の育児休業取得率は137.5%で、配偶者が出産した男性社員の数を上回る取得がありました。
研修と人材への投資
一人当たりの研修時間は15.80時間、研修費用は179,104円です。エンゲージメントサーベイの総合スコアは73.3%、肯定的回答率は70.8%でした。
研修では内製型の専門スキル研修、資格取得補助、手挙げ式・選抜式の研修、次世代リーダー育成メニューなどを用意しています。不動産開発のプロとして長く働く前提で、育成に費用をかけている会社です。
福利厚生と手当
新卒採用の募集要項では、住宅手当、時間外手当、教育手当、昼食手当が支給されると記載されています(日鉄興和不動産 新卒採用 募集要項)。住宅購入補助や財形貯蓄の制度もあります。
入社後満10年、20年、30年ごとに10日間のリフレッシュ休暇があり、年次有給休暇は勤続5年目以上で20日です。額面の年収に表れない手当や休暇も手厚いため、実質的な待遇は数字以上に高いと考えられます。
会社の働きやすさを判断するときは、全体の離職率よりも自己都合の離職率を確認しましょう。全体には定年退職や転籍も含まれるためです。日鉄興和不動産のように自己都合1.0%と開示している会社は少なく、待遇への納得度を測る有力な材料になります。
日鉄興和不動産の年収に関する口コミ・評判


日鉄興和不動産の年収に関する口コミは、給与水準そのものには満足しつつ、評価や昇進の仕組みに不満を持つ声に分かれます。ここではOpenWorkの投稿内容をもとに傾向を整理します。
給与水準を評価する声
2026年10月の住宅・開発部門の管理職の投稿では、給与は世間一般と比べて恵まれているという見方が示されています。2026年2月の住宅事業本部の投稿にも、業務負荷の割に給与が高いという声がありました。
2021年の開発部門の投稿では、若手のうちから給与が多いという評価も見られます。部署や役職を問わず、給与水準そのものへの評価は高いといえます。
不満や注意点の声
一方で、2025年の投稿には年功序列の給与制度という指摘があり、成果を出しても若手のうちは年収に差がつきにくいと感じる人もいます。2026年8月の退職者の投稿では、マネージャー層の給与制度に言及した声がありました。
2020年の投稿には、以前は残業代で収入を得る傾向が強かったという記載もあります。働き方改革で残業が減った分、基本給と賞与の比重が高まっていると考えられます。
2016年の住宅部門の投稿のように、同業他社と比べて低いという声も過去にはありました。ただし当時の平均年収は800万円台で、現在とは前提が異なります。
有報と口コミで数字がずれる理由
有価証券報告書の平均年収は1,312万円、OpenWorkの口コミ平均は993万円で、319万円の差があります。主な理由は次の3つです。
- 口コミ回答者の平均年齢は39歳で、有報の45.4歳より若い
- 口コミには2010年代の古い投稿が多く含まれている
- 有報は管理職を含む全社員の平均で、口コミは若手・中堅の投稿が中心
この3つに共通するのは、口コミの母集団が若手寄りで、時期も古いという点です。どちらかが誤っているわけではなく、見ている層が違うと理解するのが正確です。
口コミの年収を参考にするときは、投稿者の年齢・在籍年数・役職が自分に近いものを選んで読みましょう。全体平均の数字だけを見ると、若手の多い集計では低く、管理職の多い集計では高く見えます。自分と条件の近い数件を拾う方が、入社後の年収を正確に予測できます。
日鉄興和不動産で年収を上げる方法


日鉄興和不動産で年収を上げる道は、社内での昇格、中途採用での入社、転職エージェントを使った条件交渉の3つです。すでに在籍しているか、これから入社を目指すかで取るべき手段が変わります。
社内での昇格と評価
在籍している社員が年収を上げる最も確実な方法は、管理職への昇格です。口コミでも管理職になると年収が大きく伸びるという声が多く、平均の1,312万円も管理職層が押し上げています。
近年の人事制度改定で貢献・成果に応じたメリハリのある処遇が打ち出されているため、評価面談で成果を具体的な数字で示すことが以前より年収に反映されやすくなっています。資格取得補助や選抜型研修も、昇格に向けた実績づくりに活用できます。
中途採用で入社する
2025年度の採用は新卒19名に対してキャリア採用23名で、中途採用が新卒を上回りました(日鉄興和不動産 第74期 有価証券報告書)。事業推進に必要な人材をキャリア採用で充足する方針も明記されています。
有価証券報告書では物流施設、ホテル、海外事業の拡大が掲げられており、不動産開発や建築などの経験者が求められやすいと考えられます。
ただし本体の募集枠は多くありません。募集が出たタイミングを逃さないことが、中途入社の最大の課題になります。
転職エージェントを活用する
日鉄興和不動産のような非上場の大手デベロッパーは、求人を公開せずエージェント経由で募集することがあります。公式の採用情報だけを見ていると、募集のタイミングを見逃しやすい会社です。
転職エージェントを使えば、非公開求人の紹介に加えて、想定等級の確認や年収交渉も任せられます。三井不動産や三菱地所など他のデベロッパーと並行して検討する場合も、同じ職種・同じ年代の条件で比べてもらえるため判断がしやすくなります。



デベロッパーの中途採用は、募集期間が短く、エージェント経由でしか出ない求人も少なくありません。気になる会社があるなら、早めに登録して募集が出たら連絡をもらえる状態にしておくのがおすすめです。
大手デベロッパーへの中途入社では、前職の年収をそのまま基準にすると低い等級で決まってしまうことがあります。担当してきた案件の規模や役割を整理し、どの等級に相当するかを軸に交渉しましょう。エージェントに過去の入社事例を聞くと、等級の目安がつかみやすくなります。
日鉄興和不動産の年収に関するよくある質問
日鉄興和不動産の年収や会社の基本情報について、よく寄せられる疑問をまとめました。
日鉄興和不動産は上場していますか
日鉄興和不動産は株式を上場していません。ただし社債を発行しているため、金融庁のEDINETで有価証券報告書を毎年公開しており、平均年収も確認できます。
非上場の会社では平均年収が口コミ頼りになることが多い中、有報の一次情報で年収を確認できる点は大きな特徴です。最新の第74期有価証券報告書は2026年6月24日に提出されています。
日鉄興和不動産は日本製鉄の子会社ですか
日鉄興和不動産は日本製鉄の子会社ではありません。有価証券報告書では、日本製鉄が議決権の20.0%、みずほリースが22.2%を持つ「その他の関係会社」として記載されています。
健康保険はみずほ健康保険組合に加入しており、日本製鉄グループとみずほグループの双方とつながりを持つ会社です。社名に「日鉄」が付いていても、日本製鉄の給与体系がそのまま適用されるわけではありません。
新卒の初任給はいくらですか
2027年4月入社予定の初任給は、学部卒で月給33万円、院卒で月給35.2万円です(日鉄興和不動産 新卒採用 募集要項)。2028年4月入社予定の募集要項でも同じ金額が示されています。
賞与は年2回、昇給は年1回です。月給に賞与と各種手当が加わるため、1年目から年収500万円を超える計算になります。
日鉄興和不動産の有価証券報告書は、例年6月下旬に提出されます。平均年収を最新の数字で確認したいときは、7月以降にEDINETやIR BANKで最新の期を確認しましょう。転職の判断に使う場合も、直近2〜3期の推移で見ると一時的な賞与の変動に振り回されません。
まとめ
日鉄興和不動産の平均年収は1,312万円です(2026年3月期 有価証券報告書、平均年齢45.4歳、平均勤続年数14.3年)。前年から5.3%増え、2019年3月期から7年連続で上がっています。
株式は非上場ですが、社債を発行しているため有価証券報告書で平均年収を確認できます。数字は単体597名が対象で、名前の似たグループ会社の社員は含まれていません。
大手デベロッパーの中では、三井不動産1,855万円、三菱地所1,759万円に次ぐ水準で、東京建物1,185万円や住友不動産824万円を上回ります。自己都合の離職率は1.0%と低く、年収と定着率の両面で安定した会社です。
年収を上げる道は、社内での管理職への昇格、中途採用での入社、転職エージェントを使った条件交渉の3つです。転職を検討する場合は、平均年収ではなく同じ職種・等級の求人レンジで比べてください。
出典・参考情報
- 日鉄興和不動産 第74期 有価証券報告書
- EDINET DB 日鉄興和不動産 有価証券報告書テキスト
- EDINET DB 日鉄興和不動産の財務データ
- IR BANK 日鉄興和不動産 平均年収の推移
- 国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
- 日鉄興和不動産 新卒採用 募集要項
- OpenWork 日鉄興和不動産の年収・給与制度
- ワンキャリア転職 日鉄興和不動産の年収・給与
- doda 日鉄興和不動産コミュニティの求人一覧
- IR BANK 三井不動産 平均年収
- IR BANK 三菱地所 平均年収
- IR BANK 住友不動産 平均年収
- IR BANK 東京建物 平均年収
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FOCUS AGENT:東田 尚起


株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。









