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ネクステージの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

転職ナレッジ2026年9月3日
ネクステージの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

株式会社ネクステージ(東証プライム上場、証券コード3186、名古屋市中区に本社を置く新車・中古車販売の大手)の平均年収は、2025年11月期(第27期)の有価証券報告書によると525万8000円です(単体、平均年齢30.4歳、平均勤続年数3.5年)。中古車販売業界の中でも急成長を続けてきた企業として知られています。

本記事では、有価証券報告書の公式データと、エン転職・OpenWork等の口コミサイトに寄せられた社員の実感値を突き合わせながら、ネクステージの年収の実態を年代別・職種別に整理します。2023年に廃止されたインセンティブ制度の影響や、年収を上げるための具体的な選択肢もあわせて解説します。

解説者

FOCUS AGENT:東田 尚起

FOCUS AGENT なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

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ネクステージの平均年収は525万円|有価証券報告書の最新データを解説

ネクステージの平均年収は525万8000円です(2025年11月期・第27期有価証券報告書、単体、平均年齢30.4歳、平均勤続年数3.5年、従業員数6,492名)。前期にあたる2024年11月期(第26期)の平均年間給与は505万7000円だったため、1年間で約20万円上昇しています。

有価証券報告書に記載される平均年間給与は、賞与や各種手当を含んだ金額で、上場企業に開示が義務づけられている一次情報です。口コミサイトの数字と比べて信頼性が高く、まず基準として押さえておきたい数字になります。

この数字をベースに、過去の推移や年代別・職種別の実態を確認していきましょう。

平均年収の推移|3期連続の上昇傾向

ネクステージの平均年収は、2023年11月期が約489万円、2024年11月期が505万7000円、2025年11月期が525万8000円と、3期連続で上昇しています。中古車販売台数の拡大と店舗網の全国展開が業績を押し上げ、給与水準の底上げにもつながっていると考えられます。

平均勤続年数は3.1年から3.5年へと緩やかに伸びており、若手中心の組織構成の中でも定着率が徐々に改善している傾向がうかがえます。

新店舗の出店ペースが速い会社だからこそ、給与テーブルの改定も比較的頻繁に行われやすい環境だといえます。

平均年齢30.4歳・従業員6,492名からわかること

平均年齢30.4歳、従業員数6,492名(単体、2025年11月期)という数字は、業界の中でも社員の若さが際立つ企業であることを示しています。中古車販売・買取・新車販売を全国100拠点超で展開する事業規模の大きさが、若手を中心とした積極採用を支えています。

平均勤続年数3.5年という数字だけを見ると短く感じるかもしれませんが、店舗数を急拡大してきた過程で新卒・中途採用を継続的に増やしてきたことが主な要因です。管理職層には勤続10年を超える社員も一定数在籍しています。

ワンポイントアドバイス
有報の数字を見るときのコツ

平均年収は全社員の単純平均のため、若手比率が高い会社ほど数字が低めに出やすい傾向があります。年代別のデータとあわせて見ることで、より実態に近い数字がつかめます。

ネクステージの年代別・年収推移

ネクステージの年代別平均年収レンジ

ネクステージの年収は、年代が上がるにつれて着実に上昇する傾向にあります。口コミサイトの集計データをもとに整理すると、次のような水準感になります。

同社は年功序列の要素が薄く、成果主義が徹底された評価制度を採用しているため、年齢だけでなく等級や実績によって個人差が出やすい点にも注意が必要です。

それでは、20代から順番に具体的な水準を確認していきましょう。年代とともに役割がどう変化していくかも意識してみてください。

20代の年収

20代の平均年収は340万円から410万円程度とされ、最高額の報告では960万円に達するケースもあります。新卒の初任給は月給23万円前後で、そこに販売手当・達成手当が加わる仕組みです。成果主義の評価制度によって、同期入社でも差が生まれ始める時期にあたります。

若手のうちは営業であれば新規開拓や既存客のフォロー、買取査定であれば査定業務の基礎を通じて、顧客対応力と車両知識を身につける時期にあたります。

地道な接客の積み重ねが、その後の成約率にもつながっていく大切な時期です。 焦らず基礎を固めることが、結果的に着実な成長につながります。 昇格試験は年2回実施されるため、若手でも実績次第で早期の昇格を狙えます。

30代の年収

30代の平均年収は440万円から470万円程度とされ、最高額の報告では850万円という数字もあります。20代から着実に伸びる年代で、チーフや副店長クラスへの昇格が視野に入り、担当エリアや部下の人数が広がっていく時期でもあります。

チーフクラスのモデル年収は800万円台に達するケースもあり、成果を出し続けた社員にとっては20代よりも大きな伸び幅が期待できる年代です。 この時期の実績の積み方が、その後の店長登用にも大きく影響してきます。

後輩の指導や在庫車両の管理を任される機会も増え、マネジメントの素養を身につけ始める時期でもあります。

40代以降の年収

40代の平均年収は560万円程度という報告があり、店長やブロック長クラスに昇格すると年収は大きく伸びます。求人情報に示された役職別のモデル年収では、店長で1,400万円程度、複数店舗を統括するブロック長では2,000万円程度という水準も報告されています。

管理職への昇格とともに年収の伸び幅は大きくなる設計になっており、成果主義の評価制度が色濃く反映される年代だといえます。年代が上がるほど、役職の有無による年収差が開いていく点が特徴です。

ワンポイントアドバイス
年代別データを見るときの注意点

年代別の数字はあくまで口コミベースの平均であり、配属店舗や職種、評価等級によって個人差が生まれやすい点に注意しましょう。役職別のモデル年収とあわせて見ることで、より実態に近い数字がつかめます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

年代別のデータを見ると、ネクステージは店長・ブロック長への昇格タイミングで年収が大きく伸びる構造だとわかります。成果を出せば若いうちから収入を伸ばせる環境ですね。

ネクステージの職種別・役職別の年収の違い

ネクステージの職種別平均年収レンジ

ネクステージの年収は、職種によって明確な差があります。口コミサイトの集計では、営業職409万円から455万円程度、買取スタッフの月給換算で年収560万円程度、整備士420万円から550万円程度(スタート年収)、事務・企画・管理系は319万円から328万円程度という水準が報告されています。

中古車販売という事業の特性上、車両を売る営業職・査定を行う買取スタッフ・整備を担う整備士の3職種で、給与の組み立て方に違いが見られます。

職種ごとの違いを具体的に見ていきましょう。役職が上がったときの伸び幅もあわせて確認しておくと、キャリアの見通しが立てやすくなります。

営業職・買取査定職の年収

営業職(自動車販売)の平均年収は409万円から455万円程度とされ、月給換算では自動車販売45.6万円、中古車販売40.6万円、営業総合職41.2万円という水準が報告されています。買取スタッフは月給換算46.5万円程度と、営業職の中でもやや高めです。

  • 営業職(自動車販売)の平均年収は409万円から455万円程度とされる
  • 買取スタッフは月給換算で46.5万円程度とされる
  • 平均残業時間は月23時間から32時間程度とされる

この3つに共通するのは、基本給に加えて販売実績・買取実績が給与テーブルの等級に反映される仕組みで、成果を出すほど昇給スピードが速くなる点です。

整備士の年収

整備士のスタート年収は420万円から550万円程度(全国転勤可・検査員資格保有の場合)とされ、キャリアアップにより着実に伸びていきます。求人情報では、チーフクラスで入社3年目510万円程度、工場長クラスで入社4年目721万円程度という昇格例も示されています。

整備士は勤務エリアによってもモデル年収に差があり、全国転勤型では年収357万円から712万円程度、勤務地限定型では年収340万円から695万円程度というレンジが報告されています。資格手当も加算されるため、整備士資格や検査員資格の取得が実質的な年収アップにつながります。

役職別モデル年収|一般職からブロック長まで

求人情報に示されている役職別のモデル年収は、役職が上がるごとに大きく伸びる設計です。次の表で、一般職からブロック長までの水準を確認しておきましょう。

役職モデル年収の目安
一般450万〜555万円
チーフ620万〜823万円
副店長700万〜901万円
店長900万〜1,400万円
ブロック長1,500万〜2,000万円

副店長から店長への昇格で年収が大きく伸びる設計になっており、店舗運営を任されるマネジメント層への昇進が年収アップの大きな分岐点であることがわかります。

ワンポイントアドバイス
モデル年収を見るときの注意点

モデル年収は求人情報で示される役職ごとの給与レンジであり、実際の年収は評価・店舗の販売実績によって幅が出ます。自分の等級がどこに位置するかは、面接や内定後の条件提示で確認するのが確実です。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

整備士は資格手当が積み上がりやすく、営業職は販売実績がそのまま等級に反映されます。どちらも早いうちから専門性を磨くことが年収アップの近道になりますね。

ネクステージの年収は業界内でどのレベルか

ネクステージの有報ベースの平均年収525万8000円は、中古車・自動車販売業界の中でも中堅クラスの水準です。日本の給与所得者の平均(国税庁調査で459万円前後)と比べると上回っていますが、業界大手と比較すると開きがあります。

同業他社と具体的な数字で比較することで、業界内での立ち位置がより明確になります。

ネクステージがどのような位置にあるのか、具体的に見ていきましょう。業界内での相対的な水準を知ることは、転職の意思決定にも役立ちます。

自動車販売業界内での比較

中古車・自動車販売業界の同業他社と比較すると、ネクステージの年収水準は次のようになります。

企業名平均年収の目安(有価証券報告書)
オートバックスセブン701万円程度
IDOM(旧ガリバー)566万円程度
ネクステージ525万8000円程度

カー用品販売のオートバックスセブンや、中古車買取・販売のIDOMと比べると、ネクステージの平均年収はやや低めの水準です。ただし、ネクステージは平均年齢30.4歳と若手中心の組織であるのに対し、比較先の2社は平均勤続年数が長く、年齢構成の違いが数字の差に影響している点は考慮する必要があります。

中古車販売業界での事業成長

ネクステージは新車・中古車の併売スタイルで店舗網を急拡大してきた企業で、中古車業界の中でも成長率の高さで知られています。全国に100拠点を超える店舗を展開し、買取から販売、整備、保険まで一気通貫で手がける事業モデルが特徴です。

店舗数の拡大が続く局面では新規採用・昇格の機会も増えやすく、若いうちから店長・ブロック長を目指せる環境である点は、同業他社と比べた際の強みといえます。

ワンポイントアドバイス
企業間比較のコツ

有報の数字を比較する際は、平均年齢や平均勤続年数もあわせて確認しましょう。若手中心の会社は平均年収が低めに出やすいため、単純な金額比較だけで判断すると実態を見誤ることがあります。

ネクステージの年収に関する口コミ・評判|有報の数字との違いは?

有価証券報告書の525万8000円という数字に対し、エン転職での口コミベースの平均年収は413万円程度(451人の回答、平均年齢27.5歳)と、公式データよりやや低い水準になっています。

口コミの年収範囲は200万円から960万円と幅が広く、営業成績や配属店舗によって個人差が大きいことがうかがえます。

この差が生まれる理由を理解しておくことで、数字だけに振り回されずに実態を判断できるようになります。具体的な口コミの内容を、次の項目で見ていきましょう。

有報と口コミに差が生まれる理由

有価証券報告書の平均年収は全社員(管理職を含む)の単純平均である一方、口コミサイトは20代を中心とした若手層からの回答が多くなりやすい傾向があります。エン転職の回答者平均年齢は27.5歳と、有報の平均年齢30.4歳よりも若く、この年齢構成の違いが数字の差につながっていると考えられます。

  • 有報の平均年収は管理職層を含む全社員の単純平均
  • 口コミは20代を中心とした若手層の回答が多い
  • 営業成績による個人差が年収レンジを大きく広げている

この3つに共通するのは、どちらか一方が「間違っている」わけではなく、算出の前提となる回答者の属性が異なるという点です。

社員が語る給与制度の実感

口コミでは、2023年9月にインセンティブ制度が廃止され、給与テーブル制へ移行したことへの言及が目立ちます。従来は成約台数や買取台数に応じた歩合給が上乗せされる仕組みでしたが、廃止後は基本給が引き上げられ、賞与も年2回から四半期ごとの年4回支給に変わりました。

有給休暇消化率は80.1%程度と報告されており、給与そのものよりも休暇の取りやすさへの評価が目立つ口コミも見られます。一方で「歩合がなくなり天井が下がった」という声もあり、旧制度で高収入を得ていた層にとっては変化を感じる転換だったといえます。

額面と手取りの目安

年収526万円の場合、社会保険料や税金を差し引いた手取り額は目安でおよそ400万円から420万円程度になります。賞与は四半期ごとに支給される仕組みのため、月々の手取りだけで年収水準を判断しないよう注意しましょう。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

有報の数字と口コミの数字に差があるときは、回答者の年齢層や勤続年数の偏りも意識してみると実態がつかみやすくなります。

ワンポイントアドバイス
数字のギャップとの向き合い方

有報の平均年収は管理職を含む全社員の単純平均、口コミは投稿者の年齢層に偏りが出やすいという特性があります。どちらか一方を鵜呑みにせず、両方を参考にしながら判断するのがおすすめです。

ネクステージで年収を上げる方法

ネクステージで年収を上げる2つの方向性

ネクステージで年収を上げる方法は、大きく分けて社内でのキャリアアップと、経験を武器にした転職の2つの方向性があります。2023年のインセンティブ廃止によって給与制度そのものが変わったため、現在の仕組みを踏まえて考えることが重要です。

ここでは、社内での評価軸社外での市場価値という2つの視点から具体的に見ていきます。

どちらか一方に偏るのではなく、両方の視点を持っておくことが結果的に選択肢を広げることにつながります。

社内での昇進・評価制度の活用

現在の給与テーブルは販売台数や買取実績に応じて等級が決まる仕組みのため、成果を積み重ねてチーフ・副店長・店長へと昇格していくことが年収アップの王道ルートです。昇格試験は年2回実施され、年功序列ではなく実績で評価される制度のため、若手でも早期の昇格を狙えます。

営業であれば成約実績、買取査定であれば査定台数と利益率、整備士であれば資格取得と工場運営の実績を数字として残しておくことが、評価のタイミングで有利に働きやすくなります。

店長・ブロック長への昇格は年収の伸びに直結しやすいポジションです。日々の店舗運営での成果を可視化しておくことが、昇格のチャンスを引き寄せます。

転職によるキャリアアップという選択肢

中古車販売・買取で培った営業力や車両知識、査定スキルを武器に、より年収水準の高い同業他社や、専門性を評価してくれる異業種へ転職する道もあります。特に買取査定のスキルや店舗マネジメントの経験は、他の小売・サービス業でも評価されやすいポータブルスキルです。

社内での昇進と転職は、どちらか一方を選ぶものではなく、まず自分の市場価値を把握したうえで比較検討するのが賢明です。

ワンポイントアドバイス
年収アップの第一歩

いきなり転職活動を始めるのではなく、まずは自分の経験やスキルが今の市場でどう評価されるのかを客観的に知ることから始めましょう。無料の相談サービスを使えば、費用をかけずに現在地を確認できます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

中古車販売や買取査定での営業経験は、想像以上に幅広い業界で評価されるものです。一度プロの視点で棚卸ししてみると、思わぬ選択肢が見えてくることもあります。

自動車業界での経験を活かしてキャリアアップを目指す場合、実績豊富な転職エージェントに相談することで、自分では気づけなかった強みや、条件に合う求人を効率よく見つけられます。冒頭で紹介した転職エージェント診断や比較表もあわせて活用してみてください。

未経験から中古車販売業界へ転職する場合の年収目安

異業種から中古車販売業界の営業職や買取査定職へ転職する場合、前職の経験によって初年度の年収は380万円から500万円程度のレンジに落ち着くケースが多いとされています。法人営業や接客販売の経験があれば、業界未経験でも十分に評価対象になります。

中古車の相場感や査定の考え方、自動車特有の商慣習への理解を深めながら、着実に実績を積み重ねていくことが年収アップへの近道になります。

前職での成功体験をどう中古車販売業界に応用できるかを、面接で具体的に語れるように準備しておくことも大切です。

まとめ|ネクステージの年収を踏まえたキャリアの選び方

ネクステージの平均年収は2025年11月期の有価証券報告書で525万8000円と公表されており、3期連続で上昇しています。エン転職の口コミでは413万円程度という実感値も報告されていますが、これは回答者の年齢層が若手に偏っていることが主な要因です。

年代別に見ると20代は340万円台から410万円程度、40代では560万円程度まで伸びる成長カーブを描いており、店長・ブロック長といった役職に就くとモデル年収は1,000万円を超える水準まで上がります。2023年のインセンティブ廃止によって給与テーブル制へ移行したことで、成果が反映される仕組みそのものは維持されつつ、収入の安定性は高まったといえます。

数字だけを見て判断するのではなく、有報の公式データと口コミの実感値の両方を踏まえたうえで、自分のキャリアプランと照らし合わせることが大切です。社内での昇進を目指すにせよ、転職によるキャリアアップを検討するにせよ、まずは自分の市場価値を客観的に把握することが最初の一歩になります。今回紹介したエージェントも活用しながら、納得のいくキャリア選択につなげてください。