旭硝子(AGC)の平均年収は905万円|年代別・職種別の実態と年収を上げる方法

この記事のポイント
  • 旭硝子(AGC)の平均年収は905万円です(2025年12月期の有価証券報告書)。
  • 国内の給与所得者の平均478万円の約1.9倍で、2021年から105万円上がっています。
  • 同業の板硝子・特殊ガラス3社より129万円以上高い水準です。
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旭硝子は2018年7月に社名をAGCへ変更しており、いまの有価証券報告書は「AGC株式会社」の名前で出ています。検索では旧社名の「旭硝子」で調べる方も多いので、この記事では両方の呼び方で整理しますね。

目次

旭硝子(AGC)の平均年収は905万円|有価証券報告書の最新データ

旭硝子の平均年収の全体像

旭硝子(AGC)の直近の平均年収は905万円です(2025年12月期 有価証券報告書、平均年齢43.4歳、平均勤続年数17.0年、従業員8,122名)。出典はAGCの有価証券報告書で、経年の数字はIR BANK AGC 平均年収の推移にまとまっています。

国内の給与所得者の平均給与478万円と比べると約1.9倍にあたります(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。素材メーカーの中でも高い部類の水準といえます。

有価証券報告書の平均年間給与は、賞与と基準外賃金を含み、AGC単体の従業員だけを対象にした金額です。連結で数万人規模の海外・国内グループ会社の社員は含まれません。

直近5年の平均年収推移

AGCの平均年収は、2021年12月期から2025年12月期までの4年間で毎年上昇し、105万円増えています。2013年12月期以降のデータで見ても、2025年12月期の905万円は最も高い数字です。

決算期平均年収平均年齢平均勤続年数従業員数
2021年12月期800万円43.4歳17.9年7,223名
2022年12月期825万円43.3歳17.6年7,412名
2023年12月期863万円43.2歳17.2年7,753名
2024年12月期888万円43.2歳16.9年8,014名
2025年12月期905万円43.4歳17.0年8,122名

出典はIR BANK AGC 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。

過去には上下の動きもありました。2017年12月期に858万円まで上がった後、2018年12月期は817万円、2020年12月期は795万円へ下がっています。直近は2020年12月期の底から110万円の回復にあたり、一本調子の上昇ではなかった点は押さえておきたいところです。

平均年収が上がり続けている背景

2025年12月期は前期から17万円の増加でした。同じ期の連結売上収益は2兆588億円で前期比0.4%の減収、営業利益は1,275億円で1.3%の増益です(AGC 2025年12月期 決算短信)。

売上が減っても利益は増えて着地しました。賞与が業績連動であれば、売上より利益の水準が影響しやすいため、減収の年でも年収が伸びることがあります。

2026年12月期は上期(1〜6月)の連結売上収益が1兆1,006億円で前年同期比10.6%増、営業利益は647億円で19.7%増と好調です(AGC 2026年12月期 第2四半期決算短信)。賞与に業績が反映される制度であれば、次の有価証券報告書の数字にも影響する可能性があります。

従業員数は2021年12月期の7,223名から899名増え、平均勤続年数は17.9年から17.0年へ短くなりました。社員の入れ替わりで平均年齢がほぼ変わらない中でも平均年収は伸びているため、新しく入った層を含めた全体の水準が上がっていると読み取れます。

旭硝子(AGC)の企業情報と事業内容

旭硝子(AGC)の公式サイト
出典 AGC公式サイト

AGCは1907年に事業を始めた世界有数のガラスメーカーで、現在の会社は1950年6月1日に設立されました。本社は東京都千代田区丸の内にあり、東証プライム市場(証券コード5201)に上場しています。資本金は908億円です。

2018年7月に社名を旭硝子からAGCへ変更しました。建築用ガラスとフッ素化学品を主力に、ディスプレイ用ガラス、電子材料、セラミックスまで事業が広がっています(AGC 会社概要、Wikipedia AGC)。

従業員は単体で8,122名(2025年12月31日現在)です。年収の数字は、この単体の社員を対象にしている点がポイントです。

ワンポイントアドバイス
平均年収は単体の数字だと押さえる

有価証券報告書の905万円はAGC単体の従業員が対象です。海外の現地法人や国内の子会社の社員は含まれず、グループ会社に応募する場合は給与水準が異なります。求人票の提示年収と比べるときは、どの会社・どの範囲の数字なのかを先に確認しておくと判断を誤りません。

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