キャップジェミニの平均年収は803万円です(OpenWork調べ、正社員205人の回答、平均年齢33歳)。フランスに本社を置く外資系ITコンサルティングファームの日本法人で、年俸制と実力主義のグレード制度が年収の中身を決めています。
国内の給与所得者の平均給与は478万円、正社員に限っても545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。キャップジェミニの水準はその約1.5倍にあたります。
ただし803万円はあくまで口コミの平均値です。コンサルタント職とアナリスト職では300万円を超える差があり、グレードによっても中身は大きく変わります。この記事ではキャップジェミニが非上場企業であることを前提に、公開されている口コミデータを起点に年代別・職種別の実態と、年収を上げる道筋を整理します。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起キャップジェミニは日本国内では非上場のため、他社のように有価証券報告書の数字だけを見て判断することができません。口コミサイトと求人情報を組み合わせて実態に近づける必要がある会社です。
キャップジェミニの平均年収は803万円|口コミデータで見る実態


キャップジェミニの平均年収は803万円です(OpenWork調べ、正社員205人の回答、平均年齢33歳、年収範囲360万円から3,600万円)。年収の幅が非常に広いのは、年功ではなくグレードと実績で年収が決まる制度のためです。
キャップジェミニ株式会社は日本国内で株式を公開していません。そのため有価証券報告書による公式な平均年収の開示はなく、口コミサイトや求人票の想定年収が実態をつかむ手がかりになります。
まず企業情報を確認したうえで、なぜ日本の有価証券報告書が存在しないのか、その理由を整理します。
キャップジェミニの企業情報と事業内容


キャップジェミニは1967年にフランスで創業した、欧州最大級のITコンサルティング・システムインテグレーション企業です。世界50か国以上で事業を展開し、グループ全体の従業員は32万人を超えます(キャップジェミニ 会社概要・アクセス)。
日本法人のキャップジェミニ株式会社は2013年2月に事業所を開設し、東京都港区虎ノ門に本社を置いています。戦略とトランスフォーメーション、アプリケーションとテクノロジー、エンジニアリング、運用・保守の4領域を柱に、銀行・保険・製造・公共など幅広い業界を担当しています。
doda掲載の求人情報では、日本法人の従業員数は約1,400名、平均年齢は35.0歳とされています。これは口コミサイトの回答者平均年齢33歳と近い水準で、比較的若い社員構成であることがうかがえます。
非上場のため有価証券報告書は非公開
キャップジェミニ株式会社が有価証券報告書を提出していないのは、日本の証券取引所に上場していないためです。親会社のキャップジェミニSEはフランスのユーロネクスト・パリに上場していますが、開示義務が生じるのはフランスの制度に基づく連結決算であり、日本法人単体の平均給与が日本の有価証券報告書に載ることはありません。
同じ構造は、日本市場で活動する外資系コンサルティングファームの多くに当てはまります。アクセンチュアやデロイト、PwCの日本法人も合同会社の形態を取っており、同様に日本国内向けの有価証券報告書は存在しません。
そのため本記事では、架空の精緻な数字を作らず、OpenWorkの口コミ集計とdodaの求人データという、検証可能な二つの情報源を軸に実態を整理します。
口コミとdodaで見る年収レンジの違い
OpenWorkの口コミ集計では、年収の分布は360万円から3,600万円と幅広く出ています。一方でdoda掲載の求人票では、戦略・経営コンサルタント職の想定年収を1,000万円から1,500万円としており、上位グレードの水準に近い数字です(doda キャップジェミニ株式会社 平均年収)。
この差は情報源の性質によるものです。口コミは在籍する全職種・全グレードの実績を含む一方、求人票の想定年収は特定のポジションを想定した募集条件にとどまります。
- OpenWork平均年収 803万円(正社員205人、口コミベース)
- doda想定年収 1,000万円~1,500万円(戦略・経営コンサルタント職の求人条件)
- 年収範囲 360万円~3,600万円(OpenWork、グレードにより変動)
求人票の数字だけを見て入社後の年収を想定すると、実際のグレードとの差に戸惑うことになります。口コミの平均値と求人条件の両方を確認したうえで、自分が入社時にどのグレードに位置づけられるかを面接で確認するのが安全です。
有価証券報告書がない企業は、1つのサイトの数字だけで判断すると誤差が大きくなります。口コミサイトと求人票、可能であればオファー面談での提示額の3点を突き合わせると、実態に近い年収イメージがつかめます。
キャップジェミニの年代別の年収目安


非上場企業のため、年代別の公式な内訳は存在しません。以下は口コミの平均年収803万円と回答者の年齢分布から組み立てた推計です。
年代が上がるほどグレード差が拡大するのがキャップジェミニの特徴です。年功で緩やかに増える給与ではなく、昇格のタイミングごとに階段状に年収が動きます。
| 年代 | 推計年収 | 位置づけ |
|---|---|---|
| 20代後半 | 550万円台 | アナリスト・ジュニアコンサルタント中心 |
| 30代前半 | 650万円台 | コンサルタントへの昇格で差が出始める |
| 30代後半 | 800万円台 | シニアコンサルタント級への到達ライン |
| 40代 | 1,000万円前後 | マネージャー昇格の有無で分岐 |
| 50代 | 1,200万円台 | シニアマネージャー・ディレクター層 |
出典はOpenWorkの口コミ集計です(OpenWork キャップジェミニ株式会社 年収・給与制度)。あくまで統計的な推計であり、個人の実額とは幅があります。
20代・30代の年収
20代後半の推計は550万円台です。国内の同年代の平均給与が400万円前後であることを踏まえると、入社数年の時点で既に上回っています。
30代に入ると昇格による差が表面化します。推計では30代前半650万円台、30代後半800万円台で、コンサルタントからシニアコンサルタントへの昇格が分岐点になります。
30代でマネージャーに到達すれば年収1,200万円以上も見込めるという声もあり、昇格スピードによって同年代でも数百万円の差が生まれます。
40代・50代の年収
40代の推計は1,000万円前後です。マネージャーに昇格しているかどうかで、この年代の年収は大きく分かれます。
50代の推計は1,200万円台です。40代でディレクターに到達すれば年収2,000万円超も射程圏内という情報もあり、上位グレードに進んだ場合の伸びしろは大きい会社です。
一方で、昇格が止まったまま年齢を重ねた場合は、年功による自動的な昇給がほとんど期待できません。年俸制の会社に共通する構造ですが、キャップジェミニでもこの傾向は強いといわれています。
額面年収と手取りの差
表に並ぶ金額はすべて額面です。実際に口座に入る金額は、社会保険料と所得税・住民税が引かれたあとの手取りになります。
目安として、年収600万円なら手取りは460万円から480万円程度、年収900万円なら手取りは660万円から690万円程度です。額面が上がるほど税率が上がるため、手取りの伸びは額面の伸びより緩やかになります。
キャップジェミニは基本給に見込み残業代が含まれる年俸制のため、月々の手取りは比較的安定しやすい一方、繁忙期に残業代で上乗せを狙うという発想は通用しにくいという声もあります。
キャップジェミニの年収は年齢よりもグレードで決まります。同じ30代でも数百万円の差が生じるため、求人や口コミの年収を見るときは、対象がどのグレードの社員なのかをまず確認してください。



年俸制の会社は、昇格したタイミングで年収が一気に上がる代わりに、昇格が止まると横ばいが続きます。自分が今どのグレードにいるのか、次の昇格条件は何かを定期的に確認しておくことをおすすめします。
キャップジェミニの職種別・グレード別の年収の違い


職種による差は明確です。口コミ集計では、コンサルタント職779万円、エンジニア・SE職607万円、アナリスト職467万円と、最も高い層と低い層で312万円の開きがあります(OpenWork キャップジェミニ株式会社 年収・給与制度)。
全体平均803万円に対し、エンジニア・SE職とアナリスト職はいずれも平均を下回ります。平均年収だけを見て自分の想定年収を組み立てると、実態との差に戸惑うことになります。
| 職種 | 平均年収 | 年収範囲 | 回答者数 |
|---|---|---|---|
| コンサルタント | 779万円 | 432万円~2,800万円 | 130人 |
| エンジニア・SE | 607万円 | 360万円~1,200万円 | 27人 |
| アナリスト | 467万円 | 400万円~525万円 | 5人 |
コンサルタント職の年収傾向
コンサルタント職は口コミ集計での平均が779万円で、回答者130人と最も回答数が多い職種です。年収範囲は432万円から2,800万円と幅が広く、グレードによる差がそのまま反映されています。
プロジェクトの規模や担当領域によって求められるスキルが変わるため、SAPやクラウド基盤など専門性の高い分野を担当できるコンサルタントほど昇格が早いという声があります。
マネージャーに昇格すると年収1,200万円以上が視野に入り、さらにシニアマネージャーやディレクターへ進めば2,000万円を超える水準に届きます。
エンジニア・SE職の年収傾向
エンジニア・SE職の平均は607万円で、コンサルタント職より172万円低い水準です。年収範囲は360万円から1,200万円と、コンサルタント職ほどの上振れはありません。
キャップジェミニ・エンジニアリングという専門ブランドを持ち、製造業向けのエンジニアリングサービスに強みがある点が特徴です。開発・保守系の職種は、コンサルティング系の職種と比べて評価の物差しが異なるという指摘もあります。
技術専門職としてキャリアを積む場合、特定の技術領域を深めることで市場価値を高める道と、コンサルタント職へ転向して評価軸を変える道の両方が選択肢になります。
アナリスト職とグレード制度の関係
アナリスト職の平均は467万円で、回答者数は5人と少なく参考値にとどまります。年収範囲は400万円から525万円と、他の職種と比べて振れ幅が小さいのが特徴です。
アナリスト職は新卒や若手が多く配置されるポジションで、数年でコンサルタントへ昇格するのが標準的なキャリアパスとされています。昇格すればアナリスト職の年収帯からは早期に抜け出せる設計です。
グレードが1つ上がると年収が段階的に動く仕組みのため、年功で緩やかに上がるというより昇格イベントで動くタイプの会社といえます。
同じコンサルタント職でも、担当する業界やSAP・クラウドなどの専門領域によって評価が変わります。求人票を見るときは職種名だけでなく、募集要項に書かれた専門領域まで確認すると、想定年収の精度が上がります。
キャップジェミニの年収を外資系ITコンサル3社と比較
キャップジェミニの年収水準を判断するには、同じ外資系ITコンサルティングファームと並べるのが実態に近づく方法です。ここではアクセンチュア、デロイト トーマツ コンサルティング、PwCコンサルティングの3社と比較します。
いずれも日本では非上場のため、有価証券報告書ではなく、同じOpenWorkの口コミ集計という基準で数字をそろえています。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 回答者数 |
|---|---|---|---|
| キャップジェミニ | 803万円 | 33歳 | 205人 |
| アクセンチュア | 878万円 | 32歳 | 3,963人 |
| デロイト トーマツ コンサルティング | 942万円 | 32歳 | 1,629人 |
| PwCコンサルティング | 1,012万円 | 32歳 | 902人 |
出典はいずれもOpenWorkの口コミ集計です(OpenWork アクセンチュア 年収・給与制度、OpenWork デロイト トーマツ 年収・給与制度、OpenWork PwCコンサルティング合同会社 年収・給与制度)。キャップジェミニは4社の中で最も低く、最も高いPwCコンサルティングとは209万円の差があります。
アクセンチュアの年収


アクセンチュアの平均年収は878万円です(回答者3,963人、平均年齢32歳)。キャップジェミニとの差は75万円で、4社の中では最も近い水準にあります。
アクセンチュアは戦略からテクノロジー実装まで幅広い領域をカバーする総合コンサルティングファームで、国内従業員数もキャップジェミニより桁違いに多い規模です。回答者数の多さは、それだけ国内での採用規模が大きいことを裏づけています。
職種別ではキャリアレベル制度により、戦略職やマネージャー職で年収が大きく伸びる仕組みがキャップジェミニと共通しています。
デロイト トーマツ コンサルティングの年収


デロイト トーマツ コンサルティングの平均年収は942万円です(回答者1,629人、平均年齢32歳)。キャップジェミニとは139万円の差があります。
デロイトは会計系ファームを母体に持つコンサルティングブランドで、M&Aやリスクアドバイザリーなど高単価領域を強みにしています。職種別ではマネージャー職の平均が1,256万円と、上位グレードでの伸びが大きいことが平均を押し上げています。
同じITコンサル領域でも、会計・監査を出自に持つファームとITベンダーを出自に持つキャップジェミニでは、評価される専門性の種類が異なります。
PwCコンサルティングの年収


PwCコンサルティングの平均年収は1,012万円です(回答者902人、平均年齢32歳)。4社の中で最も高く、キャップジェミニとは209万円の差があります。
PwCはBIG4系のコンサルティングブランドで、戦略立案から業務改革まで一気通貫で提供する体制を強みにしています。マネージャー職の平均が1,278万円と、キャップジェミニの同グレード帯より高めに出ています。
同じ外資系コンサルでも、BIG4系とITベンダー系では単価設定とキャリアパスの前提が異なります。転職先を検討するときは、ブランドの規模だけでなく、どの領域の専門性を評価してもらえるかを合わせて確認したい部分です。
全社平均の差は入口の目安に過ぎません。同じマネージャー職同士、同じ専門領域同士で比べないと判断を誤ります。転職を検討する際は、応募先の具体的なポジションの年収レンジを個別に確認してください。



4社を並べると、外資系ITコンサルの中でもキャップジェミニはやや控えめな水準に見えます。ただしエンジニアリング領域に強みを持つ会社なので、専門性次第では他社より評価されるケースもありますよ。
キャップジェミニの年収に関する口コミ・評判
口コミサイトの評価を見ると、金額の水準そのものより、給与制度の仕組みに関する声が目立ちます。年俸制であることと、基本給に見込み残業代が含まれる点が繰り返し言及されています。
業界平均のコンサルティング・シンクタンク業界866万円と比べると、803万円というキャップジェミニの平均はやや下回る水準です。ただし新卒3年目以降の昇給スピードには一定の評価があります。
給与制度に対する社員の評価
年俸制を採用しており、基本給に見込み残業代が含まれるケースが多いという指摘が複数あります(OpenWork キャップジェミニ株式会社 年収・給与制度)。年間の総額が最初から決まっているため、月々の手取りは安定しやすい制度です。
新卒入社の場合、入社から3年目あたりで昇給が見込まれる一方、それ以降の昇給ペースについては「あまり期待しない方がよい」という声もあります。年功による自動昇給ではなく、昇格を伴う昇給が基本という考え方です。
地域差についての言及もあり、東京と地方の拠点では給与水準に差があるとされています。勤務地を選べる場合は、この点も条件確認に含めておきたいところです。
評価制度とグレードによる年収差
業界内での評価としては「標準的な給与水準」という声が多く、突出して高いわけでも低いわけでもない位置づけです。それでも、グレードが上がったときの伸び幅は大きいという特徴があります。
口コミに共通するポイントを整理すると、次のようになります。
- 年俸制で基本給に見込み残業代を含む
- 新卒は入社3年目ごろに最初の昇給が見込める
- それ以降は昇格が伴わないと昇給しにくい
- 東京と地方拠点で給与水準に差がある
この4点に共通するのは、年収を伸ばす鍵が年数ではなく昇格にあるという点です。次の章では、この昇格を含めた年収の上げ方を具体的に整理します。
基本給に見込み残業代が含まれる制度では、その時間数を超えた分が追加で支払われるかどうかが実質的な待遇を左右します。オファー面談では、見込み残業の時間数と、超過分の扱いを必ず確認してください。
キャップジェミニで年収を上げる方法


キャップジェミニで年収を上げる道は3つあります。社内でグレードを上げる、需要の高い専門領域へ異動する、外部へ転職するという選択です。
年俸制でグレードが年収を決める会社のため、まず現実的なのは社内での昇格です。昇格の条件と評価の基準を早い段階で把握しておくことが遠回りを防ぎます。
社内でのグレードアップと昇進
キャップジェミニの評価は実績連動型です。プロジェクトでの成果を可視化し、昇格タイミングを逃さないことが、年収を伸ばす最も現実的な手段になります。
アナリストからコンサルタント、コンサルタントからマネージャーへと段階を踏むごとに、年収は数百万円単位で動きます。評価面談の前に、自分が担当した案件の成果を数値や事実で整理しておくと交渉材料になります。
昇格の遅れは年収の伸び悩みに直結するため、評価基準があいまいに感じる場合は、上司やメンターに具体的な昇格条件を確認しておくことをすすめます。
専門領域への異動とスキル獲得
社内での異動や研修を通じて、クラウド・AI・SAPなど需要の高い専門領域へ関わることも年収アップの道筋です。専門性の高い案件は単価が高く、担当者の評価にも直結しやすい領域です。
キャップジェミニはグローバルでAI関連の投資を強化しており、日本法人でもデータ・AI領域の案件が増える傾向にあります。この波に乗れるスキルを持つ社員は、社内公募や異動の機会で優先されやすくなります。
- クラウド基盤(AWS・Azure・GCP等)の実装スキル
- 生成AI・データ分析を活用した業務改革の知見
- SAPなど基幹システムの導入・刷新の経験
これらの領域は社内評価だけでなく、外部の転職市場でも評価されやすい経験になります。社内で身につけたスキルがそのまま市場価値につながる点は、専門領域を選ぶメリットです。
転職によるキャリアアップ
社内での昇格が見通せない場合、転職が選択肢になります。デロイト トーマツ942万円、PwCコンサルティング1,012万円といった同業他社は、平均で見るとキャップジェミニを100万円以上上回ります。
ただし全社平均の差がそのまま個人の提示年収に反映されるとは限りません。同職種・同グレードで比較することが、現実的な判断につながります。
キャップジェミニで培ったエンジニアリング領域や特定業界の専門性は、同じITコンサル業界の他社でも即戦力として評価されやすい経験です。経験を捨てずに済む転職先を選べば、年収の維持と上積みの両方を狙えます。
提示年収の相場を知るには、同じ領域の求人を複数社分まとめて見られる転職エージェントの利用が近道です。非公開求人を含めて現在の市場価値を確認してから、社内に残るか外に出るかを決める順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。社内の昇格ペースと外部の提示額を同じ物差しで比べられるようになり、どちらを選ぶにしても判断材料が増えます。



非上場企業は数字が見えにくい分、社内での評価軸を早めに理解した人ほど有利です。専門領域を選ぶときは、社内評価と社外の市場価値の両方が伸びる分野を意識すると、後々の選択肢が広がりますよ。
キャップジェミニの年収に関するよくある質問
キャップジェミニの年収について、検索されることの多い疑問をまとめます。数字はいずれも公開されている口コミ・求人データをもとにしています。
キャップジェミニの平均年収はいくらですか
OpenWorkの口コミ集計では803万円です(正社員205人の回答、平均年齢33歳)。国内の正社員平均545万円と比べると約1.5倍の水準にあたります(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。
年収範囲は360万円から3,600万円と幅広く、グレードによる差が大きい会社です。平均値だけでなく、自分の職種・グレードに近い層の数字を確認することが大切です。
キャップジェミニに有価証券報告書はありますか
日本法人のキャップジェミニ株式会社は非上場のため、日本国内向けの有価証券報告書は存在しません。親会社のキャップジェミニSEはフランスのユーロネクスト・パリに上場しており、グループ全体の決算はそちらで開示されています。
そのため日本法人単体の平均年収を知る手がかりは、OpenWorkなどの口コミサイトや求人票の想定年収が中心になります。同じ立場の外資系コンサルティングファームの多くも同様の状況です。
キャップジェミニの年収は他の外資系コンサルと比べて高いですか
口コミ集計で比較すると、アクセンチュア878万円、デロイト トーマツ942万円、PwCコンサルティング1,012万円に対し、キャップジェミニは803万円です。4社の中では最も低い水準にあります。
ただし国内の正社員平均545万円と比べれば高水準であることに変わりはありません。エンジニアリング領域の専門性や、グレードが上がったときの伸び幅を踏まえて総合的に判断したい部分です。
口コミサイトの平均年収は、新しい回答が増えるたびに数字が変動します。転職活動の直前には、記載時点の回答者数と平均年齢を確認し、自分の年齢層に近いデータかどうかを見ておくと精度が上がります。
まとめ
キャップジェミニの平均年収は803万円です(OpenWork調べ、正社員205人の回答、平均年齢33歳)。国内の正社員平均545万円の約1.5倍にあたる水準です。
日本法人は非上場のため有価証券報告書はなく、口コミサイトと求人データを組み合わせて実態をつかむ必要があります。架空の精緻な数字ではなく、検証可能な口コミ集計をもとに判断することが大切です。
職種別ではコンサルタント779万円、エンジニア・SE607万円、アナリスト467万円と、職種とグレードで312万円の開きがありました。同業他社と比べると、アクセンチュア878万円、デロイト トーマツ942万円、PwCコンサルティング1,012万円で、キャップジェミニは4社の中で最も低い水準です。
年収を上げる道は、社内でのグレードアップ、クラウド・AI・SAPなど需要の高い専門領域への異動、外部への転職の3つです。年俸制でグレードが年収を決める会社のため、実績を可視化して昇格タイミングを逃さないことが最も現実的な近道になります。
転職を検討する場合は、全社平均ではなく同職種・同グレードで比較してください。エンジニアリング領域や特定業界の専門性を持ち込める転職先を選べば、経験を捨てずに年収を上げる余地が生まれます。









