はじめまして。
「すべての若者がキャリアを通じて熱狂できる人生」を目指す、FOCUS AGENTの東田(ひがしだ)です。
コンサル転職がほかの職種と決定的に違うのは、選考の中身です。職務経歴書の実績だけでは通らず、その場で出されたビジネス課題に構造を与えて答えるケース面接を突破しなければなりません。
しかも、総合系・戦略系・IT系・FASでは、見られる力も面接の設計もまったく別物です。どのファーム群を狙うかを決めないままエージェントを選ぶと、対策の方向がずれたまま選考に入ることになります。
この記事では、ファームの4分類と選考の重心を整理したうえで、11社の転職エージェントを「コンサル特化型」「専門領域特化型」「ハイクラス総合型」の3タイプに分けて紹介します。支援実績や求人数は、すべて各社の公式サイトで実際に確認した数字だけを載せました。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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| エージェント | 求人数 | 詳細 | 公式サイト |
|---|---|---|---|
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公開求人数76万件超 | 業界最大級の求人数。未経験からハイクラスまで幅広く対応する、まず登録したい定番エージェント。 | 無料登録 |
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業界特化求人5,000件超 | 広告・Web・マスコミ業界に特化。業界出身アドバイザーが対応し、年収800万円以上の求人も約4割。 | 無料登録 |
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| エージェント | 評価 | クチコミ | 公式サイト |
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コンサル転職エージェント選びを左右する業界の採用事情

コンサルティングファームの中途採用が止まらない理由は、市場が伸びているのに案件を回す人が足りていないところにあります。需要が先に膨らみ、供給が追いついていない状態です。
そのため求人の母数は多く、未経験枠も開いています。ただし採用基準そのものが緩んでいるわけではなく、ケース面接で落ちる人は今も落ちます。
市場の拡大とデリバリー人材の不足
IDC Japan「国内ビジネスコンサルティング市場予測」によると、国内ビジネスコンサルティング市場は2024年に支出額ベースで前年比10.8%増の7,987億円になりました。2025年も前年比11.2%増と、2桁成長が続く見込みです。
同調査では2024年から2029年のCAGR(年間平均成長率)を9.9%と予測し、2029年には1兆2,832億円に達するとしています。企業のAI導入とビジネスのモダナイズ需要が牽引役です。
注目したいのは、同じ調査が市場成長の最大の阻害要因としてデリバリー人材の不足を挙げている点です。案件はあるのに手が足りない状況が、中途採用の継続を支えています。
| 項目 | 数値 | 内容 |
|---|---|---|
| 2024年の市場規模 | 7,987億円 | 支出額ベース、前年比10.8%増 |
| 2025年の成長率見込み | 前年比11.2%増 | 2桁成長が継続する見込み |
| 2024〜2029年のCAGR | 9.9% | 年間平均成長率の予測値 |
| 2029年の市場規模予測 | 1兆2,832億円 | AI適応と業務変革の需要が牽引 |
| 最大の阻害要因 | デリバリー人材の不足 | 解消されていないとIDCは指摘 |
出典 IDC Japan「国内ビジネスコンサルティング市場予測を発表」(2025年12月10日)
株式会社CAREER FOCUS/東田尚起求人が多い時期ほど「今なら入れる」と焦りがちです。ただ、人が足りないのは現場であって、採用の目線が下がったわけではありません。母数が多いうちに、対策の質を上げて臨むのが正解です。
ファームの4分類と選考の重心
コンサルティングファームは、大きく総合系・戦略系・IT系・FASを中心とした専門系の4つに分かれます。同じ「コンサルタント」の求人でも、評価される経験はこの4つでまったく違います。
総合系は採用数が最も多く、業界知見と実行力が見られます。戦略系は採用枠が絞られ、ケース面接が事実上の主戦場です。
IT系はDX推進や基幹システム刷新の経験が直接効き、SE出身者の受け皿になっています。FASや組織人事系では、M&Aや人事制度設計といった専門領域の実務経験そのものが問われます。


| 分類 | 代表的なファーム | 選考で見られる力 | 未経験からの入りやすさ |
|---|---|---|---|
| 総合系 | アクセンチュア、BIG4系、アビームコンサルティングなど | 業界知見と実行力、チームでの推進力 | 枠が広く、事業会社からの転職も多い |
| 戦略系 | マッキンゼー、BCG、ベイン、A.T.カーニーなど | 構造化と示唆出しの速さ、ケース面接の完成度 | 枠が少なく、学歴と地頭の比重が高い |
| IT系 | アクセンチュアのテクノロジー部門、SIer系コンサルなど | DX推進、基幹システム刷新、要件定義の経験 | SE・社内SEからの転身が現実的 |
| FAS・専門系 | BIG4のFAS部門、組織人事系ファームなど | M&A・事業再生・人事制度設計の実務 | 資格や専門実務がないと通りにくい |
個別ファームの年収水準を先に知りたい方は、BCGの平均年収やKPMGコンサルティングの平均年収、クニエの平均年収も参考になります。
エージェントの選考対策力が結果を左右する理由
コンサルの面接は、その場で提示されたビジネス課題に対して解決策を論理的に導くケース面接が中心です。評価されるのは正解の有無ではなく、論点の切り方と思考の進め方になります。
この形式は独学の効率が悪いところに特徴があります。自分の思考の癖は自分では見えず、第三者に何度も突っ込まれて初めて矯正されるからです。
志望動機も同じです。「なぜコンサルなのか」「なぜそのファームなのか」を二段構えで詰められるため、ファームごとの過去の質問傾向を持っているエージェントかどうかで準備の精度が変わります。
- ケース面接
市場規模の推定や売上改善の打ち手を、制限時間内に構造化して説明する形式。論理的思考力と思考の柔軟性が見られます。 - 志望動機の深掘り
業界選択とファーム選択の両方に一貫した理由が求められます。転職後にやりたいことまで聞かれる場面が多くなっています。 - 職務経歴書の翻訳
事業会社での実績を、ファーム側が評価する言葉に置き換える作業が必要です。ここは担当者の経験差が最も出る部分です。
3つに共通するのは、いずれも「自分の経験をファームの評価軸に翻訳する」作業だという点です。翻訳の精度を上げる相手として、エージェントを選ぶことになります。
初回面談の時点で「今この場で簡単なケースを出してもらえますか」と頼んでみてください。その場で出せる担当者かどうかで、そのエージェントの選考対策の厚みが一度で分かります。
コンサル転職エージェントおすすめ11社の比較
ここからは、コンサル転職で候補に入る11社を比較します。支援実績や求人数は、2026年9月25日に各社の公式サイトを実際に開いて確認したものです。
注意したいのは、各社が掲げる数字は集計の基準も対象期間もばらばらだという点です。累計の支援人数を出す社、掲載求人数を出す社、絞り込み条件付きの件数を出す社が混在しています。
そこで本記事では、各社がどんな表現で数字を出しているかと、確認した時点をあわせて記載しました。他社の比較記事で見かける数字も、出どころと時点を確かめる癖をつけておくと判断を誤りません。
支援実績と得意領域の比較
まずは各社が公式サイトで掲げている実績と、守備範囲を並べます。数字の大きさより、自分が狙う領域と重なっているかを見てください。
| エージェント | 公式サイトで確認した実績・求人数(2026年9月25日確認) | 得意領域 |
|---|---|---|
| アクシスコンサルティング | 創業20年で現役コンサルタント10,000人以上・転職志望者約100,000名を支援。求人の約78%が非公開 | コンサル全般とポストコンサル |
| ムービン・ストラテジック・キャリア | コンサル転職支援実績30年連続No.1、人気コンサルへの累計支援数10,000人以上 | 戦略系・外資系ファーム |
| MyVision | 平均年収UP額156万円、200社以上のコンサルファームとのコネクション | 総合系・戦略系・公共領域 |
| アサイン | ベイカレントより2年連続で年間支援実績No.1を獲得(2026年9月17日発表) | 20代・30代のハイエンド層 |
| コトラ | 掲載求人数37,558件(2026年9月24日更新)、登録者数140,600人 | 金融・FAS・IT/DX |
| ヤマトヒューマンキャピタル | 求人数6,000件以上、年間5,000名が登録・相談 | M&A・PEファンド・投資銀行 |
| MS-Japan | 取り扱い求人数10,000件以上、非公開求人約90% | 会計・法務・人事などの管理部門と士業 |
| ビズリーチ | 導入企業43,900社以上(累計)、登録ヘッドハンター9,400人以上 | ハイクラスのスカウト |
| JACリクルートメント | コンサル職転職者のうち年収800万円以上が64.1% | 管理職・専門職・外資系 |
| リクルートダイレクトスカウト | 年収200万円以上で絞った求人一覧631,640件 | ハイクラスのスカウト |
| リクルートエージェント | 非公開求人25万件以上、転職決定数No.1 | 全業種・全職種の総合型 |
出典 アクシスコンサルティング公式サイト/ムービン公式サイト/MyVision公式サイト/アサイン公式サイト/コトラ公式サイト/ヤマトヒューマンキャピタル公式サイト/MS-Japan公式サイト/ビズリーチ公式サイト/JACリクルートメント「コンサルに強いおすすめ転職エージェント」/リクルートダイレクトスカウト求人検索/リクルートエージェント公式サイト(いずれも2026年9月25日に確認)
対象年収帯とサポート形態の比較
次に、どの年収帯を主戦場にしていて、支援がどんな形で届くかを並べます。ここがずれていると、担当者の腕がよくても提案は刺さりません。
| エージェント | 想定年収帯の目安 | サポートの特徴 | タイプ |
|---|---|---|---|
| アクシスコンサルティング | 600〜2,000万円 | 現役コンサルとポストコンサルの両方を長期で支援 | コンサル特化 |
| ムービン・ストラテジック・キャリア | 600〜2,000万円 | 書類・面接・ケースまでコンサル出身者が対応 | コンサル特化 |
| MyVision | 500〜1,500万円 | 元コンサルの担当者がファーム別に対策を組む | コンサル特化 |
| アサイン | 400〜1,200万円 | 20代・30代のキャリア設計から逆算した提案 | コンサル特化(若手) |
| コトラ | 600〜2,000万円 | 金融・FAS・IT/DXの領域別チームが担当 | 専門領域特化 |
| ヤマトヒューマンキャピタル | 600〜2,000万円 | M&A・PE・投資銀行の難関職種に絞った支援 | 専門領域特化 |
| MS-Japan | 400〜1,200万円 | 資格と管理部門の実務を軸にした求人紹介 | 専門領域特化 |
| ビズリーチ | 600〜2,000万円 | 企業とヘッドハンターの双方からスカウトが届く | スカウト型 |
| JACリクルートメント | 800万円〜 | 企業側と求職者側を同じ担当が見る両面型 | ハイクラス総合 |
| リクルートダイレクトスカウト | 600〜1,500万円 | ヘッドハンターを自分で指名できる | スカウト型 |
| リクルートエージェント | 300〜1,000万円 | 求人の母数が大きく、相場の把握に向く | 総合型 |
年収帯の目安は、各社が公式サイトで示すターゲット層と掲載求人の水準から整理したものです。たとえばJACリクルートメントの公開データでは、同社経由でコンサルタント職に転職した人のうち年収800万円以上が64.1%、2,000万円超が3.7%と示されています。



比較表を眺めるときは、実績の数字を横並びで比べないでください。累計と年間、公開求人と非公開求人が混ざっています。見るべきは「自分の狙う領域を担当しているチームがあるか」の一点です。
面談で実績を説明されたら「それは累計ですか、直近1年ですか」と一度だけ確認してください。即答できる担当者は自社のデータを把握しており、その後の提案の根拠も信頼しやすくなります。
総合系・戦略系ファームに強いコンサル特化型の転職エージェント4選


総合系や戦略系のファームを狙うなら、まず押さえたいのがコンサル専業のエージェント4社です。ファーム別の質問傾向と模擬ケースの蓄積が、総合型との最大の差になります。
この4社はいずれも、コンサル出身または業界専任の担当者が対応します。書類の書き方から面接後のフィードバックまで、一連の流れで見てもらえるのが強みです。
1. アクシスコンサルティング 現役コンサルとポストコンサルの両輪


公式サイトには、創業から20年間で10,000人以上の現役コンサルタントと約100,000名の転職志望者を支援した実績が記載されています。BIG4コンサルタントの3人に1人が登録するサービスとも明記されています(2026年5月時点)。
特徴的なのは、ファームへの転職だけでなくポストコンサルまで同じ窓口で扱う点です。事業会社のCxOやPE・VCへの道筋も含めて相談できます。
- 特徴
保有求人の約78%が非公開と公表されています。新組織の立ち上げ情報をファーム側から事前に受け取る体制があり、公開前のポジションに当たれる可能性があります。 - こんな方におすすめ
総合系ファームを本命にしつつ、5年後10年後の出口まで含めて相談したい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
初回面談では「転職後3年でどのポジションを狙うか」まで話してください。ポストコンサルの求人を握っている相手なので、逆算した提案が返ってきます。
出典 アクシスコンサルティング公式サイト(2026年9月25日確認)
2. ムービン・ストラテジック・キャリア 戦略系と外資系への支援実績


公式サイトでは、コンサル転職支援実績30年連続No.1(厚生労働省職業安定局によるコンサル特化型転職エージェントの支援実績数比較)を掲げています。人気コンサルへの累計支援数は10,000人以上です。
同社が公表しているコンサル未経験者の割合は約83%で、異業界・異業種からの転職が大多数を占めています。1996年創業で、東証グロース市場に上場しています。
- 特徴
ケース面接対策の専用コンテンツを公開しており、面談でも書類・面接・ケースまで通して対応します。戦略ファーム別の転職特集ページが整理されている点も実務的です。 - こんな方におすすめ
戦略系や外資系ファームを本命に据え、ケース面接に本腰で臨みたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
同社のケース面接対策ページを読んでから面談に行くと、話が一段深いところから始まります。予習した状態で模擬ケースを受けるのが最も効率的です。
出典 ムービン・ストラテジック・キャリア公式サイト(2026年9月25日確認)



未経験者の割合が8割を超えるという数字は、裏返せば「業界経験がなくても土俵に上がれる」という意味です。落ちる人の多くは経験不足ではなく、準備不足で落ちています。
3. MyVision 200社以上のファームとの接点


公式サイトのトップには、平均年収UP額156万円、コンサル業界転職支援実績No.1、Google口コミ4.8という3つの数字が並びます。200社以上のコンサルファームとのコネクションを強みに掲げています。
支援実績の内訳として、コンサル未経験が82%、経験ありが18%という比率も公開されています。異業種からの転職を前提にした支援設計です。
- 特徴
元コンサル出身のキャリアアドバイザーが、ファーム別のカルチャーと選考傾向を踏まえて対策を組みます。1day選考会や特別選考会の枠を持っている点も特徴です。 - こんな方におすすめ
総合系を軸に複数のファームを並行で受け、比較しながら決めたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
200社との接点があるということは、逆に候補が広がりすぎるということでもあります。「絶対に外せない条件」を2つだけ先に伝えると、提案が絞られて動きやすくなります。
出典 MyVision公式サイト(2026年9月25日確認)
4. アサイン 20代・30代のハイエンド層に特化


20代から30代のハイエンド層に絞ってキャリア支援を行うエージェントです。公式サイトでは、ベイカレントより2年連続で年間支援実績No.1を獲得したことが2026年9月17日付で公表されています。
受賞実績としてJAPAN HEADHUNTER AWARDS 2025年の顧客満足度部門MVPも掲載されています。転職を点ではなく線として捉える方針を掲げ、転職後の支援にも触れています。
- 特徴
キャリア面談の予約と転職サイトの登録が分かれており、まず面談だけ受けるという使い方ができます。自身の強みを診断するアプリも提供しています。 - こんな方におすすめ
20代後半から30代前半で、コンサルを含めた複数の選択肢を並べて考えたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
若手向けのエージェントは「まず転職ありき」で話が進む場合があります。今すぐ動くつもりがないなら、その前提を最初に伝えてから面談に入ってください。
出典 株式会社アサイン公式サイト(2026年9月25日確認)
コンサル特化型は扱うファームが重なります。3社以上に登録すると同じファームへの推薦がぶつかり、選考が止まる原因になります。特化型は2社までにして、残りは性格の違う総合型で補ってください。
IT系・FAS・組織人事系に強いコンサル転職エージェント3選


IT系コンサルやFAS、組織人事系を狙う場合は、領域に専任チームを持つエージェントの方が話が早くなります。案件の中身まで説明できるかどうかが、専門領域では決定的な差になるからです。
ここで紹介する3社は、いずれもコンサル業界だけを見ているわけではありません。金融・M&A・管理部門といった隣接領域まで含めて扱うため、ファーム以外の選択肢も同時に見えます。
5. コトラ 金融とIT/DX領域の専任体制


公式サイトの掲載求人数は37,558件(2026年9月24日更新)です。あわせて有効求人企業数2,500社、有効求人数40,100件、登録者数140,600人という数字も2026年9月時点として掲載されています。
職種の入口が金融・不動産、コンサルティング、経営幹部・管理系ビジネス、IT/DXエンジニアに分かれており、領域ごとに担当が付く構造です。FAS志望でファイナンスの実務を持つ方と相性がよくなります。
- 特徴
金融機関出身のコンサルタントが在籍し、バリュエーションやコーポレートファイナンスといった専門用語の粒度で会話ができます。業界情報と用語辞典のコンテンツも整備されています。 - こんな方におすすめ
銀行・証券・監査法人などからFASや金融系コンサルへ移りたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
専門領域のエージェントでは、職務経歴書に案件の規模と自分の担当範囲を必ず数字で書いてください。「M&A支援」ではなく「売上50億円規模の買収でDDの財務パートを担当」と書けば、紹介の精度が変わります。
出典 コトラ公式サイト(2026年9月25日確認)
6. ヤマトヒューマンキャピタル M&A・PEファンドへの転身支援


公式サイトによると、年間5,000名の求職者が登録・相談しており、求人数は6,000件以上です。転職から1年後の平均年収UP率は約186%(同社調べ)と記載されています。
M&A、PEファンド、VC、投資銀行といった難関職種への支援に絞り込んでいるのが特徴です。FAS部門を狙う方にとっては、ファームと事業会社側の両方を見比べられる窓口になります。
- 特徴
企業トップとの関係性から生まれる非公開求人を強みに掲げています。未経験から難関職種へ移った支援実績も公開されています。 - こんな方におすすめ
FASやM&Aアドバイザリーを軸に、ファンド側まで含めて検討したい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
年収UP率のような数字は、母集団の取り方で大きく変わります。面談では「自分と同じ経歴の人が実際にいくらで決まったか」を直接聞いてください。
出典 ヤマトヒューマンキャピタル公式サイト(2026年9月25日確認)



FASや組織人事は、総合系ファームの中の一部門として採用されるケースもあります。ファーム名で探すのではなく、やりたい仕事の内容で探した方が求人は広がります。
7. MS-Japan 会計・法務・人事の実務からの転身


管理部門と士業に特化して35年以上の歴史を持つエージェントです。取り扱い求人数は業界最大級の10,000件以上、非公開求人は約90%と公式サイトに記載されています。
公認会計士・税理士・弁護士といった資格者や、経理財務・法務・人事の実務経験者が主な対象です。FASや組織人事コンサルへの転身では、この専門性がそのまま評価軸になります。
- 特徴
転職支援実績No.1を掲げており、その根拠として厚生労働省「人材サービス総合サイト」における管理部門・士業領域の就職者数(2025年度実績を自社集計)を明示しています。 - こんな方におすすめ
監査法人や事業会社の管理部門から、会計系・人事系のコンサルへ移りたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
管理部門特化のエージェントは、事業会社の求人も同時に見せてくれます。コンサル一本に絞る前に、同じ専門性で事業会社に行った場合の条件も並べて比べておくと判断がぶれません。
出典 MS-Japan公式サイト(2026年9月25日確認)
専門領域のエージェントでは、担当者がどの業界の出身かで説明の解像度が変わります。「ご自身はどの領域のご経験がありますか」と一度聞いておくと、どこまで踏み込んだ話ができる相手か判断できます。
ハイクラス・ポストコンサルまで見据えた総合型の転職エージェント4選


コンサル特化型だけで動くと、自分の市場価値がコンサル業界の物差しでしか測れなくなります。総合型とスカウト型を1社ずつ併走させておくのが現実的です。
この4社は、ファーム以外の選択肢も同時に見えるのが利点です。コンサル転職を決めた後も、ポストコンサルの相場を知る窓口として使い続けられます。
8. ビズリーチ 企業とヘッドハンターの双方から届くスカウト


公式サイトには、年収1,000万円以上の求人が5割以上(2026年1月末時点)、導入企業数43,900社以上(累計、2026年4月末時点)、登録ヘッドハンター数9,400人以上と記載されています。
コンサル転職では、職務経歴書を登録しておくだけでファーム側やヘッドハンターから声がかかる点に価値があります。自分の経歴がどの年収帯で評価されるかを、応募する前に把握できます。
- 特徴
企業からの直接スカウトと、ヘッドハンター経由の提案の両方が届きます。コンサルファームだけでなく、事業会社の経営企画やPE投資先の幹部ポジションも視野に入ります。 - こんな方におすすめ
応募する前に、自分の市場価値を数字で確かめておきたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
登録直後に届くスカウトは一斉配信が混ざります。判断材料にするのは、職務経歴書の中身に触れている個別のスカウトだけにしてください。
出典 ビズリーチ公式サイト(2026年9月25日確認)
9. JACリクルートメント コンサル職の年収800万円以上が64.1%


同社が公開しているコンサル転職の支援データでは、JAC経由でコンサルタント職に転職した人のうち年収800万円以上が64.1%、800万円から1,500万円が55.9%、2,000万円超が3.7%となっています(2024年1月から2025年12月の実績)。
戦略・総合・IT・FAS・人事組織それぞれに専門チームを置く体制を公表しており、同じ担当者が企業側と求職者側の両方を見る両面型で運営されています。
- 特徴
両面型のため、求人票に書かれていない組織の事情や期待される役割まで説明が返ってきます。外資系・日系グローバル企業の案件も厚く、英語を使う環境を探す場合にも向きます。 - こんな方におすすめ
年収800万円以上を狙い、管理職や専門職としてファームに入りたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
両面型の担当者には、企業側が今どのポジションで困っているかを直接聞けます。「このポジションの前任者はどうなりましたか」という質問が最も情報量の多い一手です。
出典 JACリクルートメント「コンサルに強いおすすめ転職エージェントは?」(2026年9月25日確認)
10. リクルートダイレクトスカウト ヘッドハンターを自分で選べる


求人検索で年収200万円以上の条件に絞ると、掲載求人は631,640件と表示されます(2026年9月25日確認)。ハイクラス向けのスカウトサービスとして、レジュメを登録するとヘッドハンターから提案が届きます。
ビズリーチとの違いは、ヘッドハンターを自分で検索して指名できる点です。コンサル業界を専門にするヘッドハンターを自分で選び、直接相談できます。
- 特徴
エージェント求人と企業ダイレクトの求人が同じ画面に並びます。待つだけでなく自分から探しにいけるため、スカウト型のなかでは能動的に使える設計です。 - こんな方におすすめ
コンサル領域に詳しいヘッドハンターを、自分の判断で選びたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
ヘッドハンターを選ぶときは、得意領域の欄に具体的なファーム名や職種が書かれている人を優先してください。「ハイクラス全般」とだけ書かれている場合、コンサルの知見は期待しにくくなります。
出典 リクルートダイレクトスカウト求人検索(2026年9月25日確認)
11. リクルートエージェント 相場を測る土台としての求人量


公式サイトには非公開求人25万件以上、転職決定数No.1と表示されています(2026年3月31日時点、求人数は採用予定人数)。コンサル専門ではありませんが、求人の母数が圧倒的です。
コンサル転職においては、ファームと事業会社の条件を同じ土俵で比べる役割を担います。ファーム一本に絞る前に、事業会社側の提示額を知っておくと交渉の基準ができます。
- 特徴
担当アドバイザーからの紹介と、企業からのスカウトの両方が届きます。業界別の専任体制があるため、初回面談で担当者の守備範囲を確かめやすい構造です。 - こんな方におすすめ
コンサル以外の選択肢も並べたうえで、納得して決めたい方。 - 東田のワンポイントアドバイス
総合型では提案の量が多くなります。「コンサルファームと、同じ年収帯の事業会社を半々で出してください」と最初に頼むと、比較しやすい形で届きます。
出典 リクルートエージェント公式サイト(2026年9月25日確認)



総合型を併用する目的は、求人を増やすことではありません。コンサル以外の相場を知って、ファームの提示額が本当に高いのかを自分で判断できるようにするためです。
同じファームに複数のエージェントから推薦が入ると、先に届いた方が有効になり、もう一方の選考は進みません。受けたいファームが決まったら、どのエージェント経由で出すかを先に決めてから応募してください。
コンサル転職エージェントの選び方


11社を並べても、実際に登録するのは3社前後です。順番に4つの軸を当てはめれば、候補は自然に絞れます。
最初に決めるのは、狙うファームの分類です。ここが決まらないまま登録すると、エージェント側も提案の方向を定められません。
志望するファームの種類で選ぶ
戦略系を本命にするなら、戦略ファームへの支援実績を明示しているエージェントを選びます。ムービンのように特定ファームへの支援数を公表している社なら、傾向の蓄積があると判断できます。
総合系が本命なら、扱うファーム数の多さが効いてきます。MyVisionのように200社以上との接点を持つ社であれば、比較しながら選ぶ動きが取れます。
FASや組織人事系は、専門領域のエージェントの方が話が早くなります。コトラやヤマトヒューマンキャピタルのように領域を絞った社を軸にしてください。
ケース面接対策の中身で選ぶ
「面接対策あり」という表記はどのエージェントにもあります。問題は中身で、模擬ケースを何回やってくれるか、その場でフィードバックが返ってくるかを確認する必要があります。
判断が早いのは、初回面談で簡単なケースを出してもらう方法です。出題できない担当者は、そもそも対策の実務を持っていません。
加えて、志望動機の詰め方も見てください。「なぜコンサルか」と「なぜそのファームか」を分けて聞いてくる担当者は、実際の面接の流れを知っています。
未経験かコンサル経験者かで選ぶ
未経験から挑む場合は、未経験支援の比率が高い社を選ぶと話が通じやすくなります。ムービンは約83%、MyVisionは82%と、いずれも支援実績の大半が未経験者です。
すでにファームに在籍していて次を考える場合は、事情が変わります。同じファームの人を多く見ている社の方が、評価の相場や異動のタイミングまで含めて助言できます。
アクシスコンサルティングのように現役コンサルの支援実績を軸に置く社は、この用途に向いています。ポストコンサルの求人も同じ窓口で扱うため、業界に残るか出るかの判断材料も揃います。
転職後のキャリアまで見据えて選ぶ
コンサル転職はゴールではなく通過点になることが多い職種です。入社後3年から5年で、事業会社やファンドへ移る人が一定数います。
そのため、ファームに入った後も相談できる相手を1人は確保しておくと安心です。ポストコンサルの求人を扱う社や、ハイクラスのスカウトサービスがこの役割を担います。
- コンサル特化型から1〜2社
狙うファームの分類に合わせて選びます。ケース面接対策の主役になる相手です。 - 専門領域特化型から0〜1社
FASや組織人事など、専門性で勝負する場合だけ追加します。 - ハイクラス総合型・スカウト型から1社
コンサル以外の相場を測り、提示額の妥当性を判断するために使います。
3つに共通するのは、役割を重ねないことです。同じ性格のエージェントを並べても、届く求人は増えません。



どの分類を狙うか決められないという相談はよくあります。その場合は、まず総合系で模擬ケースを受けてみてください。実際に頭を使ってみると、向き不向きが自分で分かります。
ファーム名・推薦したエージェント・応募日を1枚の表で管理してください。複数社を使う以上、重複推薦を防げるのは自分だけです。表があれば、面談での説明も正確になります。
コンサル転職でエージェントを使いこなすコツ
登録して終わりにすると、コンサル転職では特に結果が出ません。選考期間が長く、対策の量が結果に直結するためです。
在職中に進める前提で、動き方を3つに整理します。どれも1週間単位で回す作業です。
実績を数字と構造で棚卸しする
コンサルの書類選考では、何をしたかより「どんな課題に対して、どう考えて、何が変わったか」が見られます。売上や件数だけを並べても評価されません。
課題・打ち手・結果の3点セットを、直近3つの案件について書き出してください。このメモがあると、担当者が書類を組み立てる速度が変わります。
数字は必ず入れます。「業務を効率化した」ではなく「月40時間の作業を12時間に減らした」と書ける状態にしておきます。
ケース面接の練習量を確保する
ケース面接は場数がそのまま結果になります。独学の問題集を1周するより、第三者に出題してもらって詰められる方が効果的です。
目安として、本命ファームの面接までに模擬ケースを5回以上は経験しておきたいところです。エージェントの面談を、その機会として使ってください。
練習では、答えの良し悪しより詰まった瞬間に何が起きていたかを振り返ります。前提を置けなかったのか、論点を分けられなかったのかで、次にやる練習が変わります。
複数社の提案を突き合わせる
同じ経歴を見せても、エージェントによって提案されるファームは変わります。その差が、自分の経歴がどう読まれているかを教えてくれます。
提案が大きく食い違った場合は、双方に理由を聞いてください。片方が把握していない情報を持っていることが分かる場面が出てきます。
その際に重複推薦だけは避けます。受けたいファームが重なったら、先に相談した方に一本化するのが無難です。



在職中の方は、面談を平日夜と土曜に固めるとリズムが作れます。週に1回はケースを解く時間を確保しておくと、本番までに感覚が鈍りません。
面接が終わったらその日のうちに、出された問題と自分の答え方をメモして担当者に送ってください。次の面接に向けた修正点が具体的に返ってきますし、同じファームの別ラウンドにも対策が効きます。
コンサル転職エージェントに関するよくある質問
面談前によく聞かれる4つの疑問に答えます。いずれも、動き出す前に整理しておくと迷いが減る内容です。
前提として、転職エージェントの利用料は求職者側には発生しません。費用は採用した企業が負担する仕組みです。
コンサル転職では何社のエージェントに登録すべきですか
3社前後が目安です。コンサル特化型から1社か2社、ハイクラス総合型またはスカウト型から1社という組み合わせが基本形になります。
特化型を3社以上入れるのはおすすめしません。扱うファームが重なるため、同じ企業への推薦がぶつかって選考が止まる場面が出てきます。
専門領域を軸にする方だけ、FASや管理部門に強い社を1社追加してください。合計で4社を超えると、在職中の連絡対応が現実的に回らなくなります。
未経験からコンサルに転職できますか
可能です。コンサル特化型エージェントが公開している支援実績では、未経験者が大半を占めています。ムービンは約83%、MyVisionは82%という数字を公式サイトに掲載しています。
ただし分類によって難易度は大きく変わります。総合系とIT系は事業会社やSIerからの転職が現実的である一方、戦略系は採用枠が限られ、ケース面接の完成度が求められます。
未経験で挑むなら、業界知見か職種スキルのどちらかを武器として残す形が通りやすくなります。金融出身なら金融向けコンサル、SE出身ならITコンサルという組み立てです。
ケース面接の対策はどこまでエージェントに頼れますか
模擬ケースの出題とフィードバックまでは、コンサル特化型であれば対応する社がほとんどです。ムービンのように、ケース面接対策の解説コンテンツを公開している社もあります。
一方で、思考の型そのものを短期間で作るのは本人の作業です。市販の対策本を1冊通した状態で模擬ケースに臨むと、指摘の吸収が早くなります。
総合型エージェントにケース面接の細かい対策まで求めるのは現実的ではありません。役割を分けて、対策は特化型に寄せてください。
コンサル転職で年収はどのくらい上がりますか
各社が公開している実績では、MyVisionが平均年収UP額156万円、ヤマトヒューマンキャピタルが転職1年後の平均年収UP率約186%(同社調べ)としています。いずれも母集団の取り方が異なるため、目安として見てください。
到達水準としては、JACリクルートメントの公開データが参考になります。同社経由でコンサルタント職に転職した人のうち、年収800万円以上が64.1%を占めています。
ファーム別の水準はBCGの平均年収やドリームインキュベータの平均年収、船井総合研究所の平均年収の記事で整理しています。選考の難易度はアクセンチュアへの転職難易度やPwCコンサルティングの転職難易度もあわせて確認してください。



年収UPの数字は、元の年収が低かった人の大幅アップも含まれます。自分の場合いくらになるかは、同じ経歴の決定事例を担当者に聞くのが一番確実です。
オファーが出たら、基本給と賞与の比率、初年度の賞与がどう扱われるかまで確認してください。ファームは賞与の変動幅が大きく、提示額と実際の入金額が離れる場合があります。
まとめ|コンサル転職エージェントはファームの分類から逆算して選ぶ
コンサル転職の入口は、いま広く開いています。IDC Japanの国内ビジネスコンサルティング市場予測では、2024年の市場規模が7,987億円で前年比10.8%増、2029年には1兆2,832億円に達すると見込まれており、デリバリー人材の不足が最大の阻害要因として挙げられています。
それでも選考基準は下がりません。ケース面接と志望動機の詰めで落ちる人は、求人が多い時期でも落ちます。
だからこそ、エージェントは求人数ではなく選考対策の中身で選んでください。最後に、今日から取れる行動を整理します。
- 狙うファームの分類を決める。総合系・戦略系・IT系・FASのどこを本命にするかを先に固める。
- コンサル特化型から1〜2社、ハイクラス総合型またはスカウト型から1社に登録し、初回面談を受ける。
- 初回面談で模擬ケースを出してもらい、対策の厚みを自分の目で確かめる。
コンサル転職は、準備した分だけ結果が変わる領域です。まずは1社の面談を予約して、自分の経歴がどう読まれるかを確かめるところから始めてください。
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