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GMOインターネットグループの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

転職ナレッジ2026年9月3日
GMOインターネットグループの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

GMOインターネットグループ株式会社の平均年収は、2025年12月期の有価証券報告書によると841万円です。前年の693万円から148万円増加しており、国内の給与所得者平均(国税庁調査で460万円前後)と比べても高い水準にあります。

GMOインターネットグループは持株会社で、傘下にはGMOペイメントゲートウェイ、GMOペパボ、GMOアドパートナーズなど100社を超えるグループ会社があり、事業領域によって年収水準に差があります。本記事では有価証券報告書の数字を軸に、年代別・職種別の実態やグループ会社ごとの違い、年収を上げる方法まで解説します。

解説者

FOCUS AGENT:東田 尚起

FOCUS AGENT なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

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GMOインターネットグループの平均年収は841万円|有価証券報告書で確認

GMOインターネットグループ株式会社(東証プライム、証券コード9449)の平均年収は、2025年12月期の有価証券報告書によると841万円です。平均年齢は39.0歳、平均勤続年数は6.4年とされています。

有価証券報告書の「平均年間給与」は、賞与や基準外賃金を含めた全社員(正社員)の単純平均であり、職種や年代を問わずに算出された数字です。実際の年収は担当する事業会社や職種によって幅があるため、平均だけを見て一喜一憂しないことが大切です。

直近5年間の平均年収の推移

有価証券報告書に記載された平均年収は、直近5年間で右肩上がりに推移しています。

  • 2021年12月期 638万円
  • 2022年12月期 660万円
  • 2023年12月期 677万円
  • 2024年12月期 693万円
  • 2025年12月期 841万円

この5年間に上昇を続けているのは、業績の拡大に加えて、後述する評価制度や新卒採用時の年収水準の引き上げが影響していると考えられます。特に2025年12月期は前年から148万円の大幅増となっており、増収ペースが加速している点が特徴です。

GMOインターネットグループという持株会社の特徴

GMOインターネットグループ株式会社は、インターネットインフラ事業やネット広告・メディア事業、インターネット金融事業などを統括する持株会社です。有価証券報告書の数字は、この持株会社単体(または連結対象の一部)の集計であり、GMOペイメントゲートウェイやGMOペパボといった上場・非上場のグループ会社は、それぞれ別の給与体系と年収水準を持っています。

グループ会社ごとの違いは、後述の「グループ会社別の年収の違い」で詳しく解説します。

ワンポイントアドバイス
有価証券報告書の数字の見方

有価証券報告書の平均年収は全社員の単純平均です。新卒からベテランまでを含んだ数字のため、年代別・職種別の実態と照らし合わせて判断することが大切です。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

平均年収が5年連続で上昇しているのは、業績拡大と評価制度の見直しが背景にあると考えられます。数字の推移からも、成長を続けている会社であることが読み取れますね。

GMOインターネットグループの年代別の年収|20代から40代の実態

GMOインターネットグループの年代別平均年収

有価証券報告書には年代別の内訳までは開示されていませんが、口コミサイトの集計データを見ると、年代によって年収の伸び方に特徴があることがわかります。

全社平均が841万円まで伸びている一方、口コミベースのデータは会社全体ではなく回答者の職種や役職に偏りが出やすい点には注意が必要です。

それでは、20代から順に具体的な水準を見ていきましょう。

20代の年収

25〜29歳の平均年収は467万円程度、最高額は800万円程度と報告されています。新卒入社直後から成果次第で年収を伸ばせる余地がある一方、平均としては20代後半でもまだ大きくは伸びていない段階です。

後述する新卒採用プログラムの水準と比べると、入社数年目の時点では制度上の保証額に近い水準で推移するケースが多いとみられます。

30代の年収

30〜34歳の平均年収は475万円程度、最高額は900万円程度です。35〜39歳では平均401万円程度という報告もあり、年代が上がっても平均値が一様に伸び続けるわけではない点は、年功序列とは異なる評価制度が影響していると考えられます。

個人差が大きく、成果を出したメンバーとそうでないメンバーの差が年代内で広がりやすい傾向がうかがえます。

40代以降の年収

40〜44歳の平均年収は460万円程度、45〜49歳では613万円程度まで伸びるという報告があります。年代を重ねるごとに右肩上がりに伸びるというより、マネジメント職への昇格や評価等級の上昇があった層で年収が大きく伸びる構造だといえます。

全社平均が841万円まで上昇している背景には、こうした年代別データではまだ反映しきれていない、直近の評価制度改定や賞与水準の引き上げがあると考えられます。

ワンポイントアドバイス
年代別データを見るときの注意点

年代別の数字はあくまで口コミの集計値です。担当する職種や評価によって個人差が大きいため、平均値だけで自分の適正年収を判断しないようにしましょう。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

年代が上がるほど一律に年収が伸びるわけではなく、評価やポジションによって差がつきやすい会社だといえそうです。早いうちから成果を意識して動くことが年収アップの近道になりそうですね。

GMOインターネットグループの職種別・グループ会社別の年収の違い

GMOインターネットグループの職種別平均年収

GMOインターネットグループは、エンジニア・営業・企画管理・クリエイティブなど幅広い職種を抱えており、職種によって年収水準に差があります。あわせて、グループを構成する各事業会社によっても年収水準は大きく異なります。

職種別の年収

口コミベースの集計では、ITエンジニア職が平均559万円程度で最も高く、企画・事務・管理系が487万円程度、クリエイティブ系が484万円程度、営業系が442万円程度という水準です。

職種平均年収平均年齢
ITエンジニア559万円程度32.2歳
企画・事務・管理系487万円程度36.3歳
クリエイティブ系484万円程度35.8歳
営業系442万円程度35.1歳

インターネットインフラ事業を中核とするグループらしく、エンジニア職の年収水準が他職種より高い傾向にあります。専門性の高いスキルを持つ人材ほど、グループ内での市場価値が評価されやすい構造だといえます。

グループ会社別の年収の違い

GMOインターネットグループの傘下には100社を超えるグループ会社があり、有価証券報告書を公開している上場子会社を比較すると、事業領域によって平均年収に大きな差があることがわかります。

グループ会社平均年収主な事業領域
GMOペイメントゲートウェイ955万円程度決済代行
GMOインターネットグループ(持株会社)841万円程度グループ統括
GMOペパボ611万円程度ホスティング・EC支援
GMOアドパートナーズ522万円程度ネット広告

決済という専門性の高い金融インフラを扱うGMOペイメントゲートウェイは、グループ内でも特に高い年収水準にあります。同じGMOグループでも、金融系・インフラ系・広告系・ホスティング系など事業の性質によって年収レンジが変わるため、グループ内でのキャリアを考える際は、どの事業会社に所属するかも重要な判断材料になります。

ワンポイントアドバイス
グループ会社を比較するコツ

GMOグループは持株会社の傘下に多数の上場子会社を持つ構造です。応募先の会社が有価証券報告書を公開している場合は、応募前に必ず個別の平均年収を確認しておくと、入社後のギャップを防げます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

同じGMOグループでも、決済系のように専門性が高く利益率の高い事業を担う会社は年収水準が高くなる傾向があります。グループ内でのキャリアチェンジを視野に入れるのも一つの選択肢ですね。

GMOインターネットグループの年収の業界内での位置づけ

GMOインターネットグループの平均年収841万円(2025年12月期)は、インターネット業界の中でも上位クラスに位置づけられます。同業の広告・IT系企業と比較しても、遜色ない水準です。

次の項目で、具体的な企業名とあわせて比較していきましょう。

同業他社との年収比較

企業名平均年収データソース
GMOインターネットグループ841万円程度有価証券報告書(2025年12月期)
プロトコーポレーション638万円程度有価証券報告書
アドウェイズ425万円程度有価証券報告書
IT・広告業界平均500万円前後業界統計参考値

同じくインターネット関連事業を展開する上場企業と比べても、GMOインターネットグループの平均年収は高水準です。2025年12月期にかけての伸び幅の大きさも、業界内での競争力を高める要因になっていると考えられます。

平均年収が高い背景

平均年収が業界内で高い水準にある背景には、決済やインフラなど利益率の高い事業をグループ内に持つ収益構造と、四半期ごとに成果を反映する評価制度があると考えられます。ただし平均年収の高さは、後述する評価制度による差も含んだ数字である点には注意が必要です。

ワンポイントアドバイス
業界比較のコツ

平均年収だけでなく、賞与の比率や評価制度の仕組みまで理解した上で比較すると、入社後の年収イメージがより具体的になります。

GMOインターネットグループの年収に関する口コミ・評判

口コミサイトでは、正社員の平均年収は488万円程度(平均年齢34歳)という報告もあり、有価証券報告書の841万円とは差があります。この差は、有価証券報告書が賞与や役職者を含む全社員の単純平均である一方、口コミの回答者層に若手や特定職種が偏りやすいことが背景にあるとみられます。

口コミベースの年収レンジは300万〜900万円程度と報告されており、役職や評価によって差が大きいことがうかがえます。

数字にばらつきが出る理由

有価証券報告書と口コミサイトで数字に差が出るのは珍しいことではありません。有価証券報告書は在籍する全正社員の給与を単純平均した数字である一方、口コミサイトは投稿した社員の年代や職種に偏りが出やすく、特定の年収層の声が集まりやすいという特徴があります。

  • 有価証券報告書は全社員の単純平均、口コミは回答者に偏りが出やすい
  • 四半期ごとの評価制度により、年による変動幅が大きいとされる
  • 新卒採用プログラムの年収水準引き上げが平均値を押し上げている可能性がある

この3つに共通するのは、平均年収の数字だけでなく、算出方法や評価制度の仕組みまで理解することが実態把握には欠かせないという点です。

額面と手取りの目安

年収841万円の場合、社会保険料や税金を差し引いた手取り額は目安でおよそ600万円から630万円程度になります。額面と手取りの差は年収が上がるほど大きくなる点にも注意しておきましょう。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

数字にばらつきがあるときは、有価証券報告書のような一次情報と口コミの両方を見比べて、実態をレンジで捉えるのがおすすめです。

ワンポイントアドバイス
数字の見方のコツ

転職を検討する際は、平均値だけでなく、選考や面談の場で職種別・グループ会社別の具体的な条件を確認することが何より確実です。

GMOインターネットグループで年収を上げる方法

GMOインターネットグループで年収を上げる方法は、大きく分けて社内での評価アップと、グループ内外での転職によるキャリアアップの2つの方向性があります。

ここでは、社内での評価制度の活用グループ内外でのキャリアチェンジという2つの視点から具体的に見ていきます。

社内での評価制度の活用

GMOインターネットグループは「ミッショングレード制」と呼ばれる評価制度を導入しており、四半期ごとに評価が行われる仕組みになっています。年功序列ではなく、四半期単位で成果を出し続けることが年収アップに直結しやすい制度だといえます。

また、新卒採用では「新卒年収710万円プログラム」など、入社時点から高い年収水準を提示する制度も設けられています。こうした制度の存在からも、成果や専門性を重視する評価文化がうかがえます。

同社は経営理念として「スピリットベンチャー宣言」を掲げ、社員を「パートナー」と呼ぶなど、成長意欲やチャレンジ精神を重視する社風で知られています。四半期評価のタイミングに向けて、日々の成果を数字として残しておくことが評価に有利に働きやすくなります。

グループ内外でのキャリアアップという選択肢

GMOインターネットグループは100社を超えるグループ会社を抱えているため、グループ内であっても、より年収水準の高い事業会社への異動やキャリアチェンジという選択肢があります。前述のとおり、決済系のGMOペイメントゲートウェイのように、専門性の高い事業を担う会社は年収水準が高い傾向にあります。

グループ外への転職を検討する場合も、インターネットインフラや決済、広告といった分野での経験は、業界を問わず高く評価されるポータブルスキルです。

社内でのキャリアアップとグループ内外への転職は、どちらか一方を選ぶものではなく、まず自分の市場価値を把握したうえで比較検討するのが賢明です。

ワンポイントアドバイス
年収アップの第一歩

グループ内外どちらのキャリアを選ぶにしても、自分の経験がどう評価されるかを客観的に把握することが第一歩です。無料の相談サービスを使えば、費用をかけずに現在地を確認できます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

インターネットインフラや決済分野での経験は、想像以上に幅広い業界で評価されるものです。一度プロの視点で棚卸ししてみると、思わぬ選択肢が見えてくることもあります。

GMOインターネットグループでの経験を活かしてキャリアアップを目指す場合、実績豊富な転職エージェントに相談することで、自分では気づけなかった強みや、条件に合う求人を効率よく見つけられます。冒頭で紹介した転職エージェント診断や比較表もあわせて活用してみてください。

まとめ|GMOインターネットグループの年収を踏まえたキャリアの選び方

GMOインターネットグループの平均年収は、2025年12月期の有価証券報告書によると841万円で、前年から148万円増加しています。持株会社としての全社平均であり、傘下のグループ会社ごとに年収水準は異なる点をおさえておく必要があります。

職種別に見るとエンジニア職が559万円程度で最も高く、グループ会社別ではGMOペイメントゲートウェイの955万円程度からGMOアドパートナーズの522万円程度まで幅があります。平均値だけを見て判断するのではなく、職種別・グループ会社別の実態を踏まえたうえで自分のキャリアプランと照らし合わせることが大切です。

社内での評価制度を活用するにせよ、グループ内外でのキャリアアップを検討するにせよ、まずは自分の市場価値を客観的に把握することが最初の一歩になります。今回紹介したエージェントも活用しながら、納得のいくキャリア選択につなげてください。