インフラエンジニアはやめとけと言われる理由と向いている人の特徴

この記事のポイント
  • インフラエンジニアの平均年収は約487万円(求人ボックス調べ)で、企業規模や経験で差が大きい
  • クラウド利用企業は80%超(総務省調査)で、構築作業より設計・自動化が中心になりつつある
  • SREへ転身すると年収850万円台も見込め、自動化スキルの有無が分かれ目になる
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「インフラエンジニア やめとけ」と検索すると、夜間対応や評価されにくさを挙げる記事が数多く並びます。サーバーやネットワーク、クラウド基盤を24時間止めないという仕事の性質上、負担の大きい場面が存在するのは事実です。

この記事では、インフラエンジニアが「やめとけ」と言われる理由を、オンコール対応の実例や年収データなど一次情報を踏まえて整理します。厳しい面を隠さず、正直に扱います。

悪い面だけで終わらせず、クラウド化でどう仕事が変わったか、SREやクラウドエンジニアへのキャリアパスまで含めて解説します。向き不向きを具体的に判断できる材料を揃えました。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

「インフラエンジニア やめとけ」と検索している方の多くは、職種そのものより働き方に不安を感じているはずです。夜間対応の実態とキャリアの選択肢を、できるだけ具体的にお伝えします。

目次

インフラエンジニアがやめとけと言われる理由

インフラエンジニアがやめとけと言われる理由

理由はひとつではありません。24時間体制でシステムを稼働させ続けるという特性から生じる複数の要因が重なっています。勤務形態、評価のされ方、学習負担、身体的な負担という代表的な5つの角度から見ていきます。

24時間体制の障害対応とオンコール勤務

サーバーやネットワーク機器は休日も夜間も稼働し続けるため、障害が発生すれば時間を問わず対応が求められます。多くの現場ではオンコール担当を交代制で設け、担当期間中は携帯電話を手元に置いて待機する体制が敷かれています。

写真共有アプリ「家族アルバム みてね」の開発チームでは、SREのオンコール担当を1名が1週間単位で交代する体制をとっているとされます。一次担当が時間内に対応できない場合や自ら判断した場合は、チーム全員が二次対応としてエスカレーションを受け持つ仕組みも用意されているといいます。

同チームでは、アラートの基準を翌営業日の定例で見直し、不要な呼び出しを減らす工夫も続けているとされています。呼び出しの多さを個人の我慢で解決するのではなく、仕組みで減らそうとする姿勢がうかがえます。

オンコール中の待機に手当や振替休日を付ける企業もあれば、明確な規定がない企業もあります。求人票や面接で、対応頻度と手当の有無を確認しておくことが、働き方を見極める材料になります。

夜間・休日のメンテナンス作業

システムの切り替えやアップデートは、利用者の少ない深夜や休日にまとめて行われることが多くなります。日中に作業すると業務への影響が出るため、計画的なメンテナンスほど夜間に回されやすい構造があります。

設計・構築を担当するエンジニアは基本的に日勤ですが、切り替え作業の当日だけ夜勤になるケースが一般的です。運用・監視を担当する現場では、シフト制そのものが夜勤を含む勤務体系になっていることも珍しくありません。

毎週発生するわけではないものの、昼夜逆転した生活を避けたい人にとっては負担に感じやすい働き方です。求人票の「勤務形態」欄だけでなく、実際の夜勤頻度を面接で確認しておくと安心です。

成果が見えにくい評価構造

インフラエンジニアの仕事は「止まらないのが当たり前」と見なされやすく、問題が起きなければ目立った評価を受けにくい面があります。逆に障害が起きると、原因を厳しく追及される立場になりやすいとされています。

新しい機能を生み出す開発エンジニアと比べ、成果を数字や成果物で示しにくいという指摘もあります。評価制度が稼働率や障害対応件数といった指標に基づいているかどうかは、入社前に確認しておきたいポイントです。

常にスキルアップが求められる環境

サーバーOS、ネットワーク、クラウド、セキュリティと、インフラエンジニアが押さえておくべき技術領域は年々広がっています。学習を止めると評価が頭打ちになりやすい職種であり、業務時間外の自己学習が前提になっている現場も少なくありません。

IT業界そのものや新しい技術に関心を持てない人にとっては、この継続学習の負担が「やめとけ」と感じる一因になります。逆に、技術の変化を楽しめる人にとっては、学んだ分だけ市場価値を伸ばしやすい環境でもあります。

データセンターでの体力的な負担

クラウド化が進んだとはいえ、オンプレミス環境を持つ企業では、サーバーラックの設置やケーブル配線、機器の運搬といった物理的な作業が今も発生します。空調で温度管理されたデータセンターでの作業は、気温差や立ち仕事が続くことによる身体的な負担を伴います。

深夜のメンテナンスでは、重量のあるサーバー機器を運搬しながら作業することもあり、体力面の負担が夜間対応の負担と重なりやすい点も「やめとけ」と言われる一因になっています。クラウド中心の案件に移ることで、こうした物理作業の負担は軽減できます。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

物理的な作業の負担は、オンプレミスからクラウド中心の案件に移ることでかなり軽減できます。今の職場の業務内容に不安がある方は、クラウド比率の高い求人を探してみるのも一つの手です。

ワンポイントアドバイス
オンコール条件は面接で必ず確認

求人票に「オンコールあり」とだけ書かれている場合でも、対応頻度・手当の有無・振替休日の制度は企業によって大きく異なります。面接で具体的な回数と金額を質問しておくと、入社後のギャップを減らせます。

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