M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,265万円です(2025年9月期 有価証券報告書)。平均年齢は32.4歳、平均勤続年数は3.30年、単体従業員数は296名となっています。
国内の給与所得者の平均給与は478万円、正社員に限っても545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。M&Aキャピタルパートナーズの水準はその約4.2倍にあたり、東証上場企業の中でも突出した金額です。
ただし2,265万円はあくまで全社平均です。未経験入社の初年度と管理職クラスでは1,000万円を超える差が生まれており、年代やグレードによって中身は大きく変わります。この記事では有価証券報告書の数字を起点に、年代別・グレード別の実態と、成果報酬型M&A仲介という特殊な業界で年収を上げる道筋を整理します。
FOCUS AGENT:東田 尚起

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起M&Aキャピタルパートナーズは、東証上場企業の平均年収ランキングで長年トップを維持してきた会社です。ただし成果報酬の比率が高いぶん、年によって平均値の振れ幅も大きいので、まずは数年分の推移から見ていきましょう。
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,265万円|有価証券報告書の最新データ


M&Aキャピタルパートナーズの直近の平均年収は2,265万円です(2025年9月期 有価証券報告書、平均年齢32.4歳、平均勤続年数3.30年、単体従業員296名)。出典はM&Aキャピタルパートナーズ IR情報で、経年の数字はIR BANK M&Aキャピタルパートナーズ 平均年収の推移にまとまっています。
有価証券報告書の平均年間給与は、賞与とインセンティブを含み、単体の従業員だけを対象にした金額です。連結では406名まで広がりますが(2026年6月30日時点、M&Aキャピタルパートナーズ 採用サイト 会社概要)、年収の数字自体は単体従業員のものだと押さえておくと実態に近づきます。
まず6年分の推移から、この2,265万円がどの位置にある数字なのかを確認します。
直近6年の平均年収推移
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は、2020年9月期から2025年9月期までの6年間で4万円減っています。ただし単調に下がったわけではなく、2022年9月期に一度大きく跳ね上がっています。
| 決算期 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 |
|---|---|---|---|
| 2020年9月期 | 2,269万円 | 31.4歳 | 122名 |
| 2021年9月期 | 2,688万円 | 32.2歳 | 150名 |
| 2022年9月期 | 3,161万円 | 32.0歳 | 159名 |
| 2023年9月期 | 2,478万円 | 32.4歳 | 206名 |
| 2024年9月期 | 2,277万円 | 32.2歳 | 244名 |
| 2025年9月期 | 2,265万円 | 32.4歳 | 296名 |
出典はIR BANK M&Aキャピタルパートナーズ 平均年収の推移(有価証券報告書の記載値を集計)です。
注目したいのは従業員数の動きです。122名から296名へと6年で2.4倍に増えている一方、平均年収はピークの3,161万円から896万円下がっています。採用を積極化した年ほど平均値が下がる傾向がはっきり出ています。
平均年収がピークから896万円下がった理由
2022年9月期の3,161万円をピークに、平均年収は3年連続で下がっています。この間、従業員数は159名から296名へ86%増えました。
M&Aキャピタルパートナーズの報酬は、月額固定給に加えて案件成約時のインセンティブ、年2回の業績連動賞与、年4回の360度評価インセンティブで構成されています(マイビジョン M&Aキャピタルパートナーズ 年収・給与制度)。インセンティブ比率が高い給与体系では、採用から日が浅い社員が増えるほど、全社平均は下がりやすくなります。
つまり896万円の下落は、報酬制度そのものが悪化したわけではなく、急拡大する組織の中で成果を積み上げ中の若手比率が増えたことが主因と見るのが妥当です。実際、平均勤続年数は2.98年から3.30年とむしろ伸びています。
M&Aキャピタルパートナーズの企業情報と事業モデル


M&Aキャピタルパートナーズは2005年10月設立、東京都中央区八重洲に本社を置く東証プライム上場の独立系M&Aアドバイザリー会社です(証券コード6080)。譲渡企業と譲受企業の間に立ち、中立的な立場でM&Aの成立を支援する仲介専業ファームにあたります。
LSEG(ロンドン証券取引所グループ)が発表した「日本M&Aレビュー 2024年」では国内M&A案件数1位を獲得し、東京商工リサーチの調査でもM&A仲介業界10冠を達成しています(M&Aキャピタルパートナーズ 採用サイト 会社概要)。レーマン方式による明瞭な報酬体系と、大型案件に集中する事業モデルが特徴です。
この構造が年収に与える影響は単純です。1件あたりの成約報酬が大きいほど、少人数の組織でも高い原資を確保できます。裏を返せば、案件を成約できるかどうかで個人の年収が大きく動く仕組みでもあります。
有価証券報告書の2,265万円はM&Aキャピタルパートナーズ単体の従業員が対象です。連結では406名まで広がり、グループ会社の社員は別の給与体系で働いている場合があります。求人票の提示年収を見るときは、どの範囲の数字と比べているのかを先に確認しておくと判断を誤りません。
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M&Aキャピタルパートナーズの年代別・グレード別の年収の違い


有価証券報告書には年代別・グレード別の内訳は記載されません。そのため以下の数字は、転職エージェントが開示している採用時の年収モデルをもとにした実態値です。
中途入社の場合、グレードが上がるごとに年収保証額が数百万円単位で切り上がる仕組みになっています(マイビジョン M&Aキャピタルパートナーズ 年収・給与制度)。
| グレード | 想定年収 | 内訳 |
|---|---|---|
| 社員・主任クラス | 620万円 | 固定年収420万円+お祝金200万円 |
| 課長・次長クラス | 1,300万円 | 年収保証1,000万円+お祝金300万円 |
| 部長クラス | 1,700万円 | 年収保証1,200万円+お祝金500万円 |
未経験入社・若手の年収
未経験からの入社でも初年度の想定年収は620万円です。国内の同年代の平均給与が400万円前後であることを踏まえると、入社初年度の時点で既に上回っています。
この金額はあくまで保証部分で、ここに案件成約時のインセンティブが加わります。20代でも成約実績次第では年収が倍以上に跳ねることが珍しくないのは、インセンティブ比率が高い報酬体系ならではです。
一方で、成約に至らない期間が続くと、年収は保証額に近い水準にとどまります。平均年齢が32.4歳と若い組織である分、年収の個人差は年代差よりもグレードと成果の差で決まる面が大きくなります。
課長・次長以上の年収
課長・次長クラスの想定年収は1,300万円、部長クラスでは1,700万円です。社員・主任クラスとの差は1,000万円を超え、グレードが上がるほど年収保証額の上げ幅も大きくなります。
この水準でも全社平均の2,265万円には届きません。平均値を押し上げているのは、成約実績を積んだ現場のアドバイザー層のインセンティブ収入であって、役職の高さが直接年収を決めるわけではない点が、この会社の報酬体系の特徴です。
管理職へ上がるほど安定はしますが、インセンティブで稼ぐ現場プレーヤーのほうが年収の上限は高くなりやすい構造になっています。
額面年収と手取りの差
表に並ぶ金額はすべて額面です。実際に口座に入る金額は、社会保険料と所得税・住民税が引かれたあとの手取りになります。
目安として、年収1,300万円なら手取りは830万円から870万円程度、年収2,265万円なら手取りは1,300万円から1,400万円程度です。額面が上がるほど税率が上がるため、手取りの伸びは額面の伸びより緩やかになります。
インセンティブ収入は賞与扱いになることが多く、月々の手取りと四半期ごとの手取りで金額の波が大きい働き方になる点も押さえておきたいところです。
求人票の想定年収は年収保証額だけのケースとインセンティブ込みのケースが混在しています。面談では、保証部分とインセンティブ部分の比率、過去の社員の成約実績ベースの年収分布を具体的に確認してください。
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M&Aキャピタルパートナーズの年収が業界トップの理由


M&Aキャピタルパートナーズは、東証上場企業の平均年収ランキングで10年連続トップという実績を公表しています(M&Aキャピタルパートナーズ 採用に関するプレスリリース)。単年の数字ではなく、継続的に高水準を維持している点が特徴です。
この背景には、完全成果主義の報酬体系と、大型案件に経営資源を集中させる事業モデルの2つがあります。
完全成果主義の報酬体系
M&Aキャピタルパートナーズの報酬は、年功序列ではなく実力主義・成果主義に基づいています。月額固定給に加え、案件成約時のインセンティブ、業績連動賞与、360度評価インセンティブという複数の仕組みが組み合わさっています(マイビジョン M&Aキャピタルパートナーズ 年収・給与制度)。
M&A仲介の報酬はレーマン方式と呼ばれる段階料率で決まり、1件の成約で数千万円単位の手数料が発生することもある業界です。この手数料の一部が個人のインセンティブに還元される設計が、年収の天井を押し上げています。
大型案件に集中する事業モデル
M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業の事業承継を主戦場としながらも、1件あたりの規模が大きい案件に経営資源を集中させてきました。LSEGの「日本M&Aレビュー 2024年」で国内M&A案件数1位を獲得した実績は、その積み重ねの結果です(M&Aキャピタルパートナーズ 採用サイト 会社概要)。
単体従業員296名という少数精鋭の組織で、連結売上高191億6,600万円、営業利益63億7,500万円(2024年9月期)をあげている点からも、1人あたりの生産性の高さがうかがえます。人数を絞って高単価案件に集中する戦略が、業界トップの年収につながっています。
成果報酬の比率が高い会社ほど、好調な年と不調な年の個人差・年次差が大きくなります。平均値だけを見るのではなく、成約できなかった年にどこまで年収が下がり得るかも、入社前に確認しておくと安心です。



10年連続トップという数字だけを見ると華やかですが、裏側にあるのは徹底した成果主義です。安定よりも成果に応じた報酬を求める人に向いている環境だと考えてください。
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M&Aキャピタルパートナーズの年収をM&A仲介業界3社と比較
M&Aキャピタルパートナーズの年収は、同業のM&A仲介各社と並べるとさらに際立ちます。ここでは日本M&Aセンターホールディングス、ストライク、オンデックの3社と比較します。
いずれも東証に上場しM&A仲介・アドバイザリーを手がける会社で、有価証券報告書の数字で同じ基準で並べられます。
| 企業名 | 平均年収 | 平均年齢 | 従業員数 | 決算期 |
|---|---|---|---|---|
| M&Aキャピタルパートナーズ | 2,265万円 | 32.4歳 | 296名 | 2025年9月期 |
| ストライク | 1,521万円 | 33.2歳 | 452名 | 2025年9月期 |
| 日本M&Aセンターホールディングス | 1,300万円 | 34.2歳 | 918名 | 2026年3月期 |
| オンデック | 726万円 | 36.63歳 | 57名 | 2025年11月期 |
出典はIR BANK M&Aキャピタルパートナーズ、IR BANK ストライク、IR BANK 日本M&Aセンターホールディングス、IR BANK オンデックです。M&Aキャピタルパートナーズは4社の中で最も高く、最下位のオンデックとは1,539万円の差があります。
日本M&Aセンターホールディングスの年収


日本M&Aセンターホールディングスの平均年収は1,300万円です(2026年3月期、平均年齢34.2歳)。M&Aキャピタルパートナーズとの差は965万円です。
同社は1991年創業、M&A・事業承継の成約実績で国内最大手の一角を占める会社です。従業員数が900名を超える大所帯である分、1人あたりの成約件数・単価はM&Aキャピタルパートナーズより平準化されやすい構造になっています。
仲介の取扱件数そのものは業界最大級である一方、組織規模が大きいぶん平均年収では少数精鋭型のM&Aキャピタルパートナーズに及ばない形です。
ストライクの年収


ストライクの平均年収は1,521万円です(2025年9月期、平均年齢33.2歳、従業員452名)。M&Aキャピタルパートナーズとは744万円の差があります。
ストライクは1997年設立、公認会計士・税理士が主導する形でスタートしたM&A仲介会社で、日本初のインターネットベースのM&Aマッチングサイトを運営してきた実績があります。直近5年で従業員数は140名から452名へ3倍以上に増え、平均年収も1,357万円から1,521万円まで伸びています(IR BANK ストライク)。
急拡大しながらも平均年収を落とさず伸ばしている点は、同じ急成長局面で平均年収が下がったM&Aキャピタルパートナーズとの違いです。採用ペースと報酬制度の設計次第で、拡大期の数字の動き方が変わることがわかります。
オンデックの年収


オンデックの平均年収は726万円です(2025年11月期、平均年齢36.63歳、従業員57名)。4社の中では最も低く、国内正社員平均545万円に近い水準です。
オンデックは2005年創業、大阪に本社を置くM&Aアドバイザリーファームで、東証グロース市場に上場しています。従業員57名という小規模な組織で、直近5年の平均年収は703万円から906万円の幅で推移してきました(IR BANK オンデック)。
同じM&A仲介業界でも、726万円から2,265万円まで1,539万円の幅があります。会社の規模や上場市場の違いだけでなく、扱う案件の規模が報酬水準を大きく左右する業界だということがわかります。
M&A仲介業界で年収を比較するときは、会社の知名度よりも「大型案件に強いか、中小案件が中心か」を見ると実態に近づきます。求人票だけでなく、その会社の過去の成約事例の規模感も調べておくと判断材料になります。



同じM&A仲介という業種でも、4社を並べると年収帯がはっきり分かれているのがわかります。転職先を考えるときは、会社の規模だけでなく、どの価格帯の案件を主戦場にしているかまで見ると、提示年収の予想が立てやすくなりますよ。
20代の第二新卒・既卒向けで、入社3か月後の定着率は96%と高水準です。
M&Aキャピタルパートナーズの年収に関する口コミ・評判


大手求人サイトの推定データでは、M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は717万円、年収範囲は420万円から1,200万円とされています(ONE CAREER PLUS M&Aキャピタルパートナーズ 給与・年収)。有価証券報告書の2,265万円とは1,548万円もの差があります。
この差が生まれる理由は、求人サイトの推定値が求人票に記載された募集時点の年収レンジを集計したものであるのに対し、有価証券報告書の数字は在籍社員のインセンティブ込みの実績給与だからです。入社時点の年収と、数年在籍して成果を積み上げた後の年収では、数字の意味がまったく異なります。
求人票の年収レンジだけを見て会社の給与水準を判断すると、実態より低く見積もってしまう可能性がある会社だといえます。
給与制度に対する社員の評価
年功序列ではなく実力主義・成果主義に基づいた報酬制度が整っている点は、M&Aキャピタルパートナーズの評判として広く知られています(マイビジョン M&Aキャピタルパートナーズ 評判・口コミ)。
高年収や早期の成長が実現できる環境である一方、働き方やカルチャーは人を選ぶ側面があるという声もあります。完全成果主義の環境は、裏を返せば成果が出なければ収入も伸びにくいということです。
安定した年功型の給与を望む人よりも、成果に応じた報酬を積極的に取りに行きたい人のほうが、この会社の制度とは相性がよいといえます。
インセンティブ中心の給与構造
M&Aキャピタルパートナーズの給与は、固定給の比率が低くインセンティブの比率が高い構造です。月々の収入は保証額が中心になる一方、案件が成約した四半期には大きく跳ね上がります。
この構造は、好調な年の年収を押し上げる一方で、組織が拡大し成約前の若手比率が増えると全社平均を押し下げる方向にも働きます。2022年9月期から2025年9月期にかけての下落は、この裏返しの側面が大きいと考えられます。
案件成約時のインセンティブに加え、360度評価インセンティブという仕組みがある点も特徴です。成約実績だけでなく、周囲からの評価も報酬に反映される設計になっています。
求人サイトの推定年収は、募集要項の保証額ベースで集計されていることが多く、在籍社員の実績平均より低く出る傾向があります。面接では求人票の金額だけでなく、同期入社した社員の実際の年収分布まで聞いておくと判断材料が増えます。



求人票の年収レンジと有価証券報告書の実績平均に1,500万円以上の差が出る会社は珍しいです。この差そのものが、インセンティブの伸びしろの大きさを表していると捉えることもできますよ。
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M&Aキャピタルパートナーズで年収を上げる方法


M&Aキャピタルパートナーズで年収を上げる道は大きく2つあります。社内で成約実績を積み上げてインセンティブを増やす方法と、外部へ転職してキャリアアップする方法です。
この会社の報酬体系を踏まえると、まず現実的なのは社内での成果の積み上げです。
社内で成約実績とインセンティブを積み上げる
M&Aキャピタルパートナーズの年収は、グレードよりも成約実績に連動する比率が高い設計です。課長・次長クラスの年収保証1,300万円より、現場で成約を重ねるアドバイザーの方が年収の上限が高くなりやすいのはこのためです。
評価は四半期ごとのインセンティブと360度評価インセンティブの組み合わせで決まります。担当案件の成約件数と単価を同時に伸ばすことが、年収を上げる最も直接的な方法です。
大型案件を任されるようになるまでの期間は、小規模案件での成約実績の積み上げが評価の土台になります。経験が浅いうちは案件数そのものをこなし、信頼を積み上げる動き方が結果的に近道になります。
転職によるキャリアアップ
社内での成約ペースが伸び悩む場合、同業他社への転職も選択肢になります。ストライク1,521万円、日本M&Aセンターホールディングス1,300万円といった同業大手も、国内正社員平均を大きく上回る水準にあります。
ただしM&Aキャピタルパートナーズと同水準の年収を他社で得るのは簡単ではありません。全社平均がそのまま個人の提示年収になるわけではなく、転職先でも成約実績を一から積み直す必要がある点は変わりません。
M&A仲介の経験とネットワークは、事業会社の経営企画やPMI(買収後の統合)支援、独立系のアドバイザリー業務でも評価されます。業界内でのキャリアアップだけでなく、M&A経験を生かした業界外への転職も視野に入れる価値があります。
提示年収の相場を知るには、同じ業界の求人を複数社分まとめて見られる転職エージェントの利用が早道です。非公開求人を含めて現在の市場価値を確認してから、社内で成果を積むか転職するかを決める順番が合理的です。
転職を決めていなくても、エージェントに職務経歴を見てもらえば現在の想定年収レンジがわかります。M&A仲介の経験は希少性が高く、社内の成果と外部の提示額を同じ物差しで比べられるようになります。



成果報酬型の会社では、転職を考える前に自分の成約実績を数字で整理しておくことが重要です。社内評価と市場評価を突き合わせると、次の一手が見えやすくなりますよ。
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M&Aキャピタルパートナーズの年収に関するよくある質問
M&Aキャピタルパートナーズの年収について、検索されることの多い疑問をまとめます。数字はいずれも公開資料をもとにしています。
M&Aキャピタルパートナーズの初任給はいくらですか
未経験からの中途入社の場合、初年度の想定年収は620万円です(固定年収420万円+お祝金200万円、マイビジョン M&Aキャピタルパートナーズ 年収・給与制度)。
この金額は保証部分であり、案件成約時のインセンティブが加わると初年度からさらに上積みされる可能性があります。グレードが上がるほど保証額も段階的に引き上がる設計です。
M&Aキャピタルパートナーズは未経験でも高年収を目指せますか
未経験入社でも初年度620万円からスタートし、成約実績を積めばインセンティブで年収を伸ばせる設計になっています。実際、平均年齢は32.4歳と若く、業界未経験からキャリアを築いた社員も多い組織です。
ただし完全成果主義のため、成約に至らない期間が続くと年収は保証額に近い水準にとどまります。高年収を狙うなら、営業経験や財務・会計の知識を事前に身につけておくと立ち上がりが早くなります。
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は今後も下がりますか
直近3年は2022年9月期の3,161万円をピークに、2,478万円、2,277万円、2,265万円と緩やかに下がっています。ただし下落幅は年々縮小しており、2024年9月期から2025年9月期の減少は12万円にとどまりました。
従業員数の増加ペースが落ち着けば、平均年収の下落も落ち着く可能性があります。一方で採用を継続的に拡大する方針であれば、しばらくは横ばいから緩やかな下落が続くと見るのが妥当です。
いずれの水準でも、東証上場企業の中では引き続きトップクラスであることに変わりはありません。
M&Aキャピタルパートナーズの決算期は9月で、有価証券報告書は例年12月頃に提出されます。転職活動中に年収を確認するなら、IR情報の有価証券報告書ページで最新版を見るのが最も確実です。転職サイトの数字は更新が遅れていることがあります。
フリーター・既卒・未経験者向けで、未経験OKの求人が約8割を占めます。
まとめ
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,265万円です(2025年9月期 有価証券報告書、平均年齢32.4歳、平均勤続年数3.30年)。国内正社員平均545万円の約4.2倍にあたる水準です。
ただし全社平均は2022年9月期の3,161万円をピークに下がり続けています。従業員数が122名から296名へ急拡大する中で、採用から日が浅い社員の比率が増えたことが主因です。
同業のM&A仲介各社と比べると、ストライク1,521万円、日本M&Aセンターホールディングス1,300万円、オンデック726万円で、M&Aキャピタルパートナーズは4社の中で最も高い水準にあります。東証上場企業の平均年収ランキングでも10年連続トップという実績があります。
この高年収を支えているのは、完全成果主義の報酬体系と、大型案件に経営資源を集中させる事業モデルです。グレードが上がるよりも、成約実績とインセンティブの積み上げが年収を直接押し上げる構造になっています。
年収を上げる道は、社内で成約実績を積み上げる方法と、M&A仲介の経験を生かして転職する方法の2つです。求人票の年収レンジだけで判断せず、在籍社員の実績ベースの年収分布まで確認することが、この会社を検討するうえでの近道になります。
出典・参考情報
本文中で参照した情報源は以下の通りです。









