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NTTファシリティーズの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

転職ナレッジ2026年9月3日
NTTファシリティーズの平均年収はいくら?年代別・職種別の実態と年収を上げる方法を解説

NTTファシリティーズは非上場のため、有価証券報告書による公式な平均年収は公開されていません。OpenWork等の口コミサイトを集計すると、平均年収はおよそ590万円から660万円程度が目安になります。NTTグループの完全子会社として、通信施設やビルの電気・空調・防災設備の設計・建設・保守を手がける総合ファシリティエンジニアリング企業です。

本記事では、非上場企業のため一次情報が限られる中でも、OpenWork・エンライトハウス(旧Vorkers)・Yahoo!ジョブカタログ等、複数の口コミサイトのデータを突き合わせながら、NTTファシリティーズの年収実態を職種別・年代別に整理します。NTTグループ特有の処遇やキャリアパスもあわせて解説します。

解説者

FOCUS AGENT:東田 尚起

FOCUS AGENT なおき

株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。

自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。

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目次
  1. NTTファシリティーズの平均年収は590万円台|非上場のため口コミベースで解説
    1. 非上場企業の年収情報の読み方
    2. NTTグループの給与テーブルとの関係
  2. NTTファシリティーズの年代別・年収推移
    1. 20代・30代の年収
    2. 40代・50代の年収
  3. NTTファシリティーズの職種別・グレード別の年収の違い
    1. 電力・電気系エンジニアの年収傾向
    2. 事務・管理部門と営業・保守職の年収傾向
    3. グレード制度と評価の関係
  4. NTTファシリティーズの年収は業界内でどのレベルか
    1. 大手電気設備工事会社との年収比較
    2. 通信キャリア系グループ会社としての位置づけ
  5. NTTファシリティーズの年収に関する口コミ・評判
    1. 給与・賞与制度への評価
    2. 資格取得と評価の関係
  6. NTTファシリティーズの働き方とNTTグループならではの処遇
    1. NTTグループ内でのキャリアパス
    2. 当直・夜勤体制と休日の実態
  7. NTTファシリティーズで年収を上げる方法
    1. 社内での昇進・資格取得の活用
    2. 転職によるキャリアアップという選択肢
    3. 未経験からファシリティマネジメント業界へ転職する場合の年収目安
  8. NTTファシリティーズの年収に関するよくある質問
    1. NTTファシリティーズの初任給はいくらですか?
    2. NTTファシリティーズはなぜ非上場なのですか?
  9. まとめ|NTTファシリティーズの年収を踏まえたキャリアの選び方

NTTファシリティーズの平均年収は590万円台|非上場のため口コミベースで解説

NTTファシリティーズは株式を上場していない非上場企業のため、他社のように有価証券報告書で平均年間給与を公式に確認することはできません。口コミサイトの集計では、平均年収は590万円から660万円程度の範囲に集中しています。

en-hyouban(旧転職会議系)では65人の回答から平均590万円(平均年齢32.4歳)、Yahoo!ジョブカタログでは396人の回答から平均656万円(平均年齢38.5歳)という数字が報告されています。回答者の年齢構成によって数字が変わりやすい点には注意が必要です。

公式な有報がない以上、これらの推定値をどう読み解けばよいか、まず前提を押さえておきましょう。

非上場企業の年収情報の読み方

NTTファシリティーズはNTT株式会社の完全子会社であるNTTアーバンソリューションズ株式会社の傘下にあり、単体で有価証券報告書を提出する義務がありません。そのため、公式な平均年間給与という一次情報そのものが存在しないのが実情です。

一部の就職情報サイトでは企業アンケートに基づく推定値として869万円(平均年齢40.1歳)という数字が紹介されているケースもありますが、これは有価証券報告書に基づくものではなく、企業への任意アンケート回答をもとにした推定値である点に注意してください。本記事では、実際の社員・元社員の投稿が積み上がっている口コミサイトの集計値を中心に、実態に近い数字を整理します。

主要な情報源ごとに数字を並べると、次のような違いがあります。

情報源平均年収回答者数・平均年齢
en-hyouban(口コミ)590万円程度65人・平均32.4歳
Yahoo!ジョブカタログ(口コミ)656万円程度396人・平均38.5歳
openwork系(口コミ)615万円程度231人
就職四季報等(企業アンケート)869万円程度平均40.1歳・有報ではない推定値

架空の精緻な数字を出すのではなく、複数のソースを横断的に見比べることが、非上場企業の年収を推し量るうえでの現実的なアプローチです。

NTTグループの給与テーブルとの関係

NTTファシリティーズはNTTグループの組織系エンジニアリング企業であり、口コミでは基本給がグレード(等級)によって決まる仕組みが採用されているとの声が多く見られます。NTTグループ全体で導入されている職能給・役割給的な考え方に近い設計になっていると推測されますが、給与テーブルそのものがグループ内で完全に共通化されているかどうかは公式には確認できません。

NTTドコモやNTTデータといった上場グループ会社の平均年収(900万円台から1,000万円台)と比べると、NTTファシリティーズの口コミベースの水準はやや控えめです。建設・設備工事という業界特性が、通信キャリア本体とは異なる給与水準を形成している可能性があります。

ワンポイントアドバイス
口コミサイトの数字を見るときのコツ

同じ会社でも口コミサイトによって回答者の年齢構成が異なるため、平均年収に差が出やすくなります。1つのサイトの数字だけで判断せず、複数のサイトを横断して幅を確認するのがおすすめです。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

非上場企業は有報という一次情報がないぶん、口コミサイトの読み方が特に重要になります。回答者数と平均年齢も一緒に確認する習慣をつけておくと安心です。

NTTファシリティーズの年代別・年収推移

NTTファシリティーズの年代別推計年収

NTTファシリティーズの年収は、年功的な処遇を背景に年代が上がるにつれて着実に伸びていく傾向がうかがえます。Yahoo!ジョブカタログの年代別集計をもとに整理すると、次のような水準感になります。

20代から30代にかけての伸び幅が大きく、現場配属を経て設備の主担当を任されるようになる時期と重なっています。

それでは、年代ごとの具体的な水準を確認していきましょう。

20代・30代の年収

20代のうちは現場配属で設備の保守・施工管理の基礎業務を経験する時期にあたり、口コミの集計では平均376万円程度、中央値でも400万円程度とされています。30代になると平均605万円程度まで伸び、20代からの伸び幅は約230万円に達します。

通信施設や大規模ビルの設備を担当する立場になると、資格手当や現場責任者としての手当が加わりやすく、若手のうちから経験を積むほど収入が伸びやすい構造になっています。

地道な現場経験の積み重ねが、その後の評価にもつながっていく大切な時期です。

40代・50代の年収

40代では平均769万円程度、中央値では800万円に達するとの報告があり、係長・課長クラスへの昇進が処遇に反映されやすい年代です。50代でも平均765万円程度とほぼ同水準を維持するとされていますが、60代以降は再雇用等の影響で平均585万円程度まで下がる傾向が見られます。

40代から50代にかけて水準が頭打ちになりやすい点は、年功序列的な要素が強い一方で、役職やポジションによる上振れ幅がそれほど大きくないことを示唆しています。

ワンポイントアドバイス
年代別データを見るときの注意点

年代別の数字はあくまで口コミの集計であり、配属現場や取得資格によって個人差が生まれやすい点に注意しましょう。特に50代以降は回答者数が少なくなりやすく、数字のブレも大きくなります。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

20代から30代にかけての伸びが大きい一方、40代以降は横ばいに近い構造です。早いうちに現場経験と資格を積み上げておくことが、その後の処遇にも効いてきそうですね。

NTTファシリティーズの職種別・グレード別の年収の違い

NTTファシリティーズの職種別平均年収の目安

NTTファシリティーズは公式には職種別・等級別の年収内訳を公表していません。ここではOpenWork系の口コミサイトに集まった職種別の実感値をもとに、傾向を整理します。

通信施設やビルの電気・空調・防災設備を扱う総合ファシリティエンジニアリング企業のため、電力・電気系エンジニア、建築・設計系、営業・保守系、事務・管理系と職種の幅が広く、現場常駐かどうかによっても年収水準にばらつきが出やすい業界です。

口コミベースの数字ではあるものの、どの職種にどのくらいの水準感があるのか、具体的に見ていきましょう。

電力・電気系エンジニアの年収傾向

口コミによると、電力職の平均年収は620万円程度、電気・電子・機械系エンジニアも615万円程度とされ、技術系職種の中では比較的安定した水準です。通信ビルや局舎の受電設備・非常用発電機など、止められないインフラを支える専門性の高い業務を担うため、資格取得によって処遇が上がりやすいポジションといえます。

第一種電気工事士や電気主任技術者といった国家資格を持つエンジニアは、現場での評価が上がりやすい傾向があるとの声も見られます。

一方で建築・設計系エンジニアは口コミベースで555万円から605万円程度と、電力・電気系よりやや控えめな水準にとどまる傾向が見られます。

事務・管理部門と営業・保守職の年収傾向

事務・管理系は口コミの幅が広く、540万円から840万円程度まで開きがあります。これは総合職採用と勤務地限定採用の違い、あるいは管理職への昇進の有無によって大きく差が出るためと考えられます。営業職・保守職は540万円から600万円程度という報告が中心です。

保守職は通信施設の24時間稼働を支える当直・夜勤対応が発生しやすく、深夜手当や当直手当が加わることで、基本給以上に実収入が積み上がるケースがあるとされています。

  • 電力・電気系エンジニアは615万円から620万円程度で技術系では安定水準
  • 建築・設計系は555万円から605万円程度
  • 事務・管理系は採用区分や昇進の有無で540万円から840万円まで開きがある
  • 保守職は当直・夜勤手当の有無で実収入に差が出やすい

この4つに共通するのは、資格や採用区分、現場手当の有無によって同じ職種でも年収に幅が生まれやすいという点です。

グレード制度と評価の関係

口コミでは「基本給は約30万円台からスタートし、グレードによって昇給幅が変わる」との声があり、NTTグループらしい等級制度が処遇の土台になっているとされています。賞与は年2回、40万円から160万円程度と幅があり、業績や個人評価によって変動する仕組みです。

評価制度については「絶対評価への移行が発表されているが、実際には年功序列や相対評価に近い運用が残っている」との指摘もあり、制度上の建前と現場の実態にギャップがあるという声が一定数見られます。

ワンポイントアドバイス
職種別データを見るときの注意点

口コミサイトの職種別数字は回答者の年齢構成や配属現場に左右されやすく、同じ職種でも現場と内勤で数字が大きく変わる点に注意しましょう。

NTTファシリティーズの年収は業界内でどのレベルか

NTTファシリティーズの口コミベースの平均年収590万円台から660万円台は、電気設備工事業界の中では平均をやや上回る水準に位置します。ただし、大手電気設備工事会社の中では突出して高いわけではありません。

設備工事業界は企業規模や手がける工事の種類によって年収水準に差が出やすいため、具体的な数字で比較することが実態把握の近道です。

NTTファシリティーズがどのような立ち位置にあるのか、同業他社との比較で具体的に見ていきましょう。

大手電気設備工事会社との年収比較

電気設備工事業界を代表する上場企業と比較すると、それぞれの平均年収は次のとおりです。

企業名平均年収データソース
関電工1,012万円程度有価証券報告書(2026年3月期)
きんでん888万円程度有価証券報告書
九電工713万円程度有価証券報告書(2025年3月期)
NTTファシリティーズ590万円〜660万円程度口コミベース(非上場のため有報非公開)

関電工・きんでん・九電工はいずれも上場企業で、有価証券報告書に基づく公式な平均年収を開示しています。NTTファシリティーズはこれらの上場電気設備工事大手と比べると、口コミベースでは控えめな水準にとどまっているのが実情です。

通信キャリア系グループ会社としての位置づけ

NTTドコモやNTTデータといったNTTグループの上場通信・IT系企業は900万円台から1,000万円台の平均年収を公表していますが、NTTファシリティーズは建設・設備工事という業界特性を持つ子会社であるため、同じグループでも給与水準は通信キャリア本体とは一線を画しています。

NTTグループの安定した経営基盤の上で、電気設備工事業界の給与水準に準じた処遇が行われている、という理解が実態に近いと考えられます。

ワンポイントアドバイス
企業間比較のコツ

同じグループ会社でも、通信キャリア本体と設備工事を担う子会社とでは業界特性が異なるため、給与水準も大きく変わります。グループ名だけで判断せず、実際に担う事業内容を確認することが大切です。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

同じNTTグループでも、通信キャリア本体と設備工事会社とでは業界の給与水準が異なります。グループの安定性と、設備工事業界としての処遇の両方を理解しておくとよさそうですね。

NTTファシリティーズの年収に関する口コミ・評判

複数の口コミサイトを比較すると、NTTファシリティーズの平均年収は590万円から660万円程度に集中していますが、就職情報サイトの企業アンケートベースでは869万円という高めの数字が紹介されているケースもあります。

この差は、口コミサイトの回答者に若手層が多いという年齢構成の偏りに加え、集計方法の違いが大きな要因です。数字だけを鵜呑みにせず、どのような母集団のデータかを確認する姿勢が欠かせません。

具体的にどのような口コミが寄せられているのか、給与制度への評価を見ていきましょう。

給与・賞与制度への評価

口コミでは、賞与は年2回で40万円から160万円程度という報告があり、業績や個人評価によって変動する構造がうかがえます。福利厚生については住宅補助やカフェテリアプランが充実しているとの声がある一方、近年は各種手当の削減が進んでいるという不満の声も見られます。

昇給頻度については「2年に1回」という報告もあり、毎年の昇給が当たり前ではない点は、他業種からの転職を検討する際に意識しておきたいポイントです。

  • 賞与は年2回で40万円から160万円程度と幅がある
  • 住宅補助・カフェテリアプラン等の福利厚生は手厚いとの声
  • 一方で各種手当の削減傾向を指摘する声もある
  • 昇給は2年に1回というペースが基本との報告がある

この4つに共通するのは、基本給の伸びは緩やかでも、賞与や福利厚生を含めたトータルの処遇で評価すべきという点です。

資格取得と評価の関係

NTTファシリティーズでは、電気主任技術者や一級建築士といった国家資格の取得が評価や昇進に影響しやすいとの口コミが複数見られます。設備の専門性が高い業務を担う企業だからこそ、資格を軸にしたキャリア形成が処遇に直結しやすい構造だといえます。

ワンポイントアドバイス
数字のギャップとの向き合い方

口コミサイトの数字は投稿者の年齢層や職種に偏りが出やすいという特性があります。複数のサイトを横断して幅を確認しながら、自分の経験や年齢に近い層の口コミを重視するのがおすすめです。

株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

口コミサイトごとに数字が違うときは、回答者数と平均年齢を必ずセットで確認してみてください。同じ会社でも見えてくる実態が変わってきます。

NTTファシリティーズの働き方とNTTグループならではの処遇

NTTファシリティーズの年収を検討するうえでは、金額だけでなくNTTグループ特有の安定した経営基盤や、グループ内でのキャリアパスとのバランスも合わせて確認しておくことが欠かせません。通信施設という止められないインフラを支える事業のため、保守業務では当直・夜勤体制が組まれている点も特徴です。

一方で、NTTグループ全体で働き方改革が進められており、有給休暇取得率や残業時間の抑制に力を入れている企業でもあります。

NTTグループ特有の事情を、具体的に見ていきましょう。

NTTグループ内でのキャリアパス

NTTファシリティーズはNTTアーバンソリューションズ株式会社の完全子会社として、NTT都市開発など不動産系グループ会社とも連携しながら事業を展開しています。グループ内での出向や異動を通じて、通信施設だけでなく大規模再開発案件の設備領域に関わる機会もあるとされ、単独の設備工事会社にはないキャリアの広がりが期待できる点は差別化ポイントの一つです。

NTTグループという後ろ盾があることで、景気変動の影響を受けにくい安定した受注基盤を持っている点も、口コミで評価されるポイントの一つです。

当直・夜勤体制と休日の実態

通信ビルや局舎の設備保守を担当する部門では、24時間365日の稼働を止められないため、当直や夜勤のシフトが組まれるケースがあります。口コミでは「夜勤明けは休みが確保されている」「当直手当が支給される」といった声がある一方、「配属先によって負荷に差がある」という指摘も見られます。

有給休暇消化率は84.5%という報告もあり、設備工事業界の中では休みを取りやすい環境が整っている企業といえます。口コミから見えてくる働き方の特徴を整理すると、次のようになります。

  • 通信ビル・局舎の保守部門は当直・夜勤シフトが組まれる
  • 当直手当・深夜手当が支給されるとの報告がある
  • 有給休暇消化率は84.5%と業界内では高水準
  • 配属先によって残業・当直の負荷に差があるとの指摘もある

この4つに共通するのは、部署配属によって働き方の実感が大きく変わりやすいという点です。

ワンポイントアドバイス
働き方を面接で確認するコツ

当直・夜勤の頻度や手当の水準は求人票だけでは分かりにくいため、面接時には「配属予定の部署では当直がどの程度発生するか」を具体的に質問すると、入社後のギャップを減らせます。

NTTファシリティーズで年収を上げる方法

NTTファシリティーズで年収を上げる2つの方向性

NTTファシリティーズで年収を上げる方法は、大きく分けて社内でのキャリアアップと、経験を武器にした転職の2つの方向性があります。

ここでは、社内での評価軸社外での市場価値という2つの視点から具体的に見ていきます。

どちらか一方に偏るのではなく、両方の視点を持っておくことが結果的に選択肢を広げることにつながります。

社内での昇進・資格取得の活用

NTTファシリティーズでは、電気主任技術者や一級建築士、一級電気工事施工管理技士といった国家資格の取得が処遇に影響しやすい構造があるとされています。技術系職種であれば、通信施設や大規模ビルの保守・施工管理の実績を積み重ねることが、評価や昇進の後押しになります。

グレードの引き上げや管理職への昇進が処遇を大きく変えるタイミングであり、日々の業務実績を数字や実績として残しておくことが、評価のタイミングで有利に働きやすくなります。

転職によるキャリアアップという選択肢

通信施設や大規模ビルの電気・空調・防災設備の設計・施工管理経験は、他の設備工事会社やゼネコン、データセンター運営会社でも高く評価されやすい専門性です。より年収水準の高い企業や、需要が拡大しているデータセンター関連企業への転職も選択肢の一つになります。

社内での昇進と転職は、どちらか一方を選ぶものではなく、まず自分の市場価値を把握したうえで比較検討するのが賢明です。

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通信インフラの設備経験は、データセンターや再生可能エネルギー分野など、想像以上に幅広い業界で評価されるものです。一度プロの視点で棚卸ししてみると、思わぬ選択肢が見えてくることもあります。

設備工事業界での経験を活かしてキャリアアップを目指す場合、実績豊富な転職エージェントに相談することで、自分では気づけなかった強みや、条件に合う求人を効率よく見つけられます。冒頭で紹介した転職エージェント診断や比較表もあわせて活用してみてください。

未経験からファシリティマネジメント業界へ転職する場合の年収目安

異業種から設備工事・ファシリティマネジメント業界の施工管理職・保守職へ転職する場合、前職の経験によって初年度の年収は400万円から550万円程度のレンジに落ち着くケースが多いとされています。電気工事士や施工管理技士の資格を持っていれば、業界未経験でも十分に評価対象になります。

通信施設特有の設備知識や、24時間稼働のインフラを支える意識を身につけながら、着実に実績を積み重ねていくことが年収アップへの近道になります。

ワンポイントアドバイス
年収アップの第一歩

いきなり転職活動を始めるのではなく、まずは自分の経験やスキルが今の市場でどう評価されるのかを客観的に知ることから始めましょう。無料の相談サービスを使えば、費用をかけずに現在地を確認できます。

NTTファシリティーズの年収に関するよくある質問

ここまで解説してきた内容を踏まえ、NTTファシリティーズの年収に関してよく寄せられる質問に回答します。

NTTファシリティーズの初任給はいくらですか?

公式に公表されている初任給のデータは限られますが、口コミベースでは大卒総合職の基本給が月額22万円から24万円程度、年収換算で1年目は350万円から420万円程度が目安とされています。NTTグループとしての採用水準に準じているとみられますが、最新の採用情報で確認することをおすすめします。

NTTファシリティーズはなぜ非上場なのですか?

NTTファシリティーズは、NTT株式会社が2023年に設立した都市開発・不動産持株会社であるNTTアーバンソリューションズ株式会社の完全子会社という位置づけにあります。グループ内の組織再編によって持株会社の傘下に入った企業のため、単体での上場や有価証券報告書の提出義務がなく、非上場のまま事業を継続しています。

ワンポイントアドバイス
面接での逆質問に使える視点

年収や評価制度について面接で質問する場合は「給与はいくらですか」と直接聞くのではなく、グレードが上がる目安の年次や、資格取得支援制度の有無を尋ねると、入社後のキャリアパスがより具体的にイメージできます。

まとめ|NTTファシリティーズの年収を踏まえたキャリアの選び方

NTTファシリティーズは非上場のため公式な有価証券報告書は存在せず、口コミサイトの集計をもとにすると平均年収はおよそ590万円から660万円程度が目安になります。就職情報サイトでは869万円という高めの推定値が紹介されることもありますが、これは有報に基づくものではなく企業アンケートベースの数字である点に注意が必要です。

職種別に見ると電力・電気系エンジニアや事務・管理系(総合職)は比較的高水準になりやすく、年代別に見ると20代から30代にかけての伸び幅が大きい一方、40代以降は横ばいに近づく傾向があります。当直・夜勤体制や有給消化率といった働き方の実態もあわせて確認しておくことで、数字だけでは見えない実態がつかめます。

NTTグループの安定した経営基盤とグループ内でのキャリアの広がりは、この企業ならではの強みです。社内での昇進を目指すにせよ、転職によるキャリアアップを検討するにせよ、まずは自分の市場価値を客観的に把握することが最初の一歩になります。今回紹介したエージェントも活用しながら、納得のいくキャリア選択につなげてください。