リゾートトラストの営業がきつい理由は?年収・働き方の実態と転職先を解説

この記事のポイント
  • 高額な会員権を扱うため、1件あたりの商談が長く成約までの重圧が大きい
  • 営業職の口コミ平均年収は642万円で社内の他職種より高い水準にある
  • 新規開拓の営業職(主に新卒)と既存会員向けのセールス&マーケティング職(主に中途)で役割が分かれる
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リゾートトラストは「拘束時間が長いからきつい」というより、「高額な商材を扱う重みと役割の分業からくるきつさ」が特徴的な会社です。どちらの意味のきつさなのかを分けて考えると、実態が見えやすくなりますよ。

目次

リゾートトラストの営業がきついと言われる理由

リゾートトラストの営業がきつい理由

リゾートトラストの営業がきついと言われる背景には、扱う商材の価格帯、役割の分業、育成の仕組みという3つの要因があります。会員制リゾートホテルの会員権という特殊な商材ゆえの事情を順に見ていきます。

数百万円規模の会員権を扱う重圧

リゾートトラストが扱う会員権は、新規施設の場合で1口あたり数百万円から数千万円규模になることもあります。たとえば開業前の「サンクチュアリコート日光」は税込744万円から3,476万円で販売され、開業前に完売した実績があります。

一般的な消耗品やサービスの契約とは桁が違う金額を扱うため、1件の成約が与える達成感も大きい一方、未達の重みも相応に大きくなります。数万円の商材を月に何十件も売る営業とは、プレッシャーの質がそもそも異なります。

会員権は現金一括だけでなく分割払いやローンを組むケースもあり、顧客の資産状況や将来のライフプランまで踏み込んで提案する必要があります。商品説明だけでなく、資金計画への助言力も求められる点が負荷を高めています。

新規営業と既存会員対応で役割が分かれる

リゾートトラストの営業には大きく2つの役割があります。新規顧客に会員権そのものを販売する新規営業と、すでに入会した会員に対して旅行プランや追加の会員権を提案するセールス&マーケティング職です。

リクルートのインタビュー記事によると、同社は中途採用で会員権の「営業職」そのものは募集しておらず、会員への旅行提案を担うセールス&マーケティング職を中途で採用しているとされています(リクルート 直スカウト リゾートトラスト取材記事)。

  • 新規営業=会員権そのものの新規契約が成果指標になる
  • セールス&マーケティング=既存会員の満足度と追加提案が成果指標になる
  • 新卒は主に新規営業、中途は主にセールス&マーケティングへ配属される傾向がある

同じ「営業」という言葉で語られていても、担当するフェーズによって求められる動き方も評価のされ方も違います。求人票だけを見て職種のイメージを一つに決めつけないほうが実態に近づけます。

評価スコアに見る「育成より実践」の文化

社員口コミサイトOpenWorkの評価では、総合評価は3.42です。8項目の内訳を見ると、法令順守意識が3.7と高い一方、人材の長期育成は2.6と8項目中もっとも低いスコアになっています(OpenWork リゾートトラストの企業ページ)。

評価項目スコア
待遇面の満足度3.3
法令順守意識3.7
人材の長期育成2.6
20代成長環境3.3
風通しの良さ3.0
社員の士気3.2
人事評価の適正感3.6
社員の相互尊重3.6
総合評価3.42

この組み合わせから読み取れるのは、ルールや評価の仕組みは整っているものの、じっくり育ててもらう環境ではなく、早い段階から実践の中で結果を出すことが求められる社風だということです。

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「教えてもらうのを待つ」より「自分で動いて学ぶ」姿勢が合う人の方が、リゾートトラストの営業では力を発揮しやすい印象です。

商談期間の長さと決裁までの不確実性

高額な会員権は、顧客が即決することはまれです。家族との相談や資金計画の検討を挟む分だけ商談期間が延び、見込み客が最後まで契約に至るかどうかが読みにくい状態が続きます。

月次や四半期の目標管理がある以上、決裁が長引く案件を複数抱えながら新規の見込み客も開拓し続ける必要があります。数字が動かない期間が続くと、精神的な負荷を感じやすくなります。

さらに、成約した顧客が入会後も満足し続けるかどうかまで責任の範囲が及ぶ点も特徴です。契約した瞬間がゴールではなく、その後の利用体験まで含めて評価につながる構造が、独特の緊張感を生んでいます。

ワンポイントアドバイス
きつさの正体を分解して考える

同じ「きつい」でも、残業が多いのか、成約までのプレッシャーなのか、役割の分業に馴染めないのかで打つ手は変わります。リゾートトラストの場合は残業時間そのものは突出して長くないため、時間以外の要因を疑うほうが実態に合います。

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