IIJの営業がきつい理由は?年収・働き方の実態と転職先を解説

この記事のポイント
  • IIJは1993年に国内初のインターネット接続サービスを開始した、技術者主導で育った企業文化を持つ
  • 有価証券報告書による提出会社の平均年間給与は747.2万円(2026年3月期)だが、キャリコネの個人投稿では営業職の年収に400万〜1,000万円と幅がある
  • きつさの背景には、技術者中心の社風の中での営業の立ち位置と、部門間の調整コストという組織構造がある
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IIJは日本で最初に商用インターネット接続サービスを始めた会社です。エンジニア出身の社員が多く、技術力への自負が強い社風の中で、営業職がどう立ち回っているのかを切り口に見ていきます。

目次

IIJの営業がきついと言われる理由

IIJの営業がきついと言われる理由

IIJの営業がきついと言われる背景には、技術者主導で育ってきた企業文化の中での営業の立ち位置、部門間の調整コスト、残業削減の掛け声と実態のギャップ、そして成果と待遇の結び付きという4つの論点があります。無形商材を扱うIT営業に共通する事情はIT営業がきつい理由を解説した記事で詳しく扱っているため、ここではIIJ固有の論点に絞って見ていきます。

日本初のISPとして育った技術者中心の文化と営業の立ち位置

IIJは1992年12月3日に設立され、1993年11月に国内初となるインターネット接続サービスを開始した会社です(IIJ公式サイト 沿革)。創業の経緯からエンジニアが事業の中核を担ってきた歴史があり、キャリコネに寄せられたコンサル営業職の投稿でも「エンジニアの技術力とプロ意識」を評価する声が見られます(キャリコネ 株式会社インターネットイニシアティブ)。

一方で、技術者主導の文化が強い組織では、営業職がエンジニアと対等に渡り合うだけの技術理解を求められる場面が多くなりがちです。ネットワーク・クラウド・セキュリティという専門性の高い商材を扱う以上、営業がどこまで技術を理解して提案できるかが評価にも直結しやすく、ここに難しさを感じる人がいます。

部門間の調整コストとセクショナリズム

キャリコネに投稿された法人営業職(2017年・評価2.8)の口コミでは、同じ部門内の仲は良いものの、他部門との間で仕事の押し付け合いが起きていると指摘されています(キャリコネ 株式会社インターネットイニシアティブ)。

別のネットワークエンジニア職(2016年・評価2.0)の投稿でも、部門間のセクショナリズムによって似たようなサービスが重複して開発されることがあり、開発の意義に疑問を感じたという声があります。複数の事業部門が並立する大きな組織ゆえの調整コストが、きつさとして語られやすい要因の一つです。

残業削減の掛け声と実効性のギャップ

キャリコネの法人営業職(2016年・評価1.7)の投稿には、「残業時間を削減しろとお題目は唱えているが、実際に残業を減らす仕組み・取り組みは一切ない」という記述があります(キャリコネ 株式会社インターネットイニシアティブ)。

一方、エン転職に掲載されている求人情報では、月あたりの平均残業時間は20〜30時間と公開されています(エン転職 株式会社インターネットイニシアティブの転職・求人情報)。口コミと求人情報の両方を踏まえると、掛け声だけで終わらせない運用の実態を、配属先ごとに確認する必要がありそうです。

成果が待遇に反映されにくいという指摘

法人営業職(2014年・評価3.2)の投稿では、成果を出す人に仕事が集中しやすく、それに見合う待遇差が出にくいという不満が語られています(キャリコネ 株式会社インターネットイニシアティブ)。別の新卒3年未満の法人営業職(2018年・評価1.3)の投稿では、業績・将来性への不安とともに、自社設備型サービスの比率を見直すべきだという提言も見られます。

ワンポイントアドバイス
きつさの正体を分解して考える

「IIJの営業がきつい」とまとめる前に、技術理解を求められることへの難しさなのか、部門間の調整コストなのか、評価制度への不満なのかを切り分けてみてください。原因によって、社内でできる対処と転職でしか解決しない部分が変わります。

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