- ラクスの営業はインサイドセールスとフィールドセールスの分業体制が基本で、数字が常に可視化されやすい
- 有価証券報告書の平均年間給与は665万円(2026年3月期、提出会社全体)で、営業職限定の数字ではない
- 口コミでは残業が月平均16.5時間と少ない一方、人事評価の適正感は2.9と8項目中で相対的に低い
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- ラクスの営業がきついと言われる理由
- ラクスの営業の年収
- ラクスの労働時間と働き方の実態
- ラクスの営業職の種類と役割
- ラクスの営業に向いている人と向いていない人
- ラクスの営業がきついと感じたときの対処法
- ラクスの営業経験が活きる転職先
- ラクスの営業に関するよくある質問
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起ラクスは「楽楽精算」のCMでおなじみのSaaS企業ですが、営業の現場は分業体制と高い成長目標が特徴です。同じSaaS営業でもサイボウズとは違う構造なので、まずはその中身から見ていきましょう。
ラクスの営業がきついと言われる理由


ラクスの営業がきついと言われる背景には、インサイドセールスとフィールドセールスに分かれた分業体制、パートナー経由ではなく自社主導で進める新規開拓中心の営業スタイル、売上成長率と営業利益率の合計で高い基準を掲げる成長目標、評価の納得感に関する口コミの傾向という4つがあります。順に見ていきます。
アポ取りと商談が分業され数字が常に可視化される
ラクスの営業はインサイドセールスが電話・メールでアポイントを設定し、フィールドセールスが訪問やオンライン商談でクロージングするという分業体制が基本です。求人情報では、インサイドセールスの1日の架電件数が20〜30件を目安とする募集も確認できます(en-ambi 求人情報)。
分業体制は専門性を高めやすい一方、架電数や商談化率といった中間指標が細かく数字で管理されやすく、成果が見えやすい分だけプレッシャーも感じやすい働き方です。自分で商談の最初から最後まで完結させたい人にとっては、役割が分断されている点が窮屈に感じられることがあります。
パートナー経由でなく自社主導の新規開拓が中心
同じSaaS業界でも、サイボウズが国内売上の8割超をパートナー企業経由で立てているのに対し、ラクスは自社の営業組織が直接架電し商談を進める新規開拓が中心とされています。パートナー企業を介さない分、商談の立ち上がりから成約まで自社の営業力がそのまま成果に直結します。
新規開拓中心のスタイルは、商談経験を幅広く積める反面、断られる場面に日常的に向き合う必要があり、精神的な消耗を感じやすい働き方でもあります。
Rule of 50と呼ばれる高い成長目標
ラクスの求人情報では、売上成長率と営業利益率の合計で50%以上を目指す「Rule of 50」という基準が掲げられていることが確認できます(en-ambi 求人情報)。成長と効率性の両方を同時に高い水準で求める考え方で、営業現場にもその達成に向けた数値意識が浸透しやすい環境です。
成長企業ならではの前向きな目標ですが、達成基準が高い分、個人の数字にも継続的な伸びが求められやすく、現状維持では評価されにくいと感じる声につながります。
評価の納得感に関する口コミの傾向
口コミサイトでは、人事評価の適正感が2.9、長期育成が2.8と、他の項目に比べて低いスコアが出ています(OpenWork 社員クチコミ)。成果が数字で見えやすい分業体制と合わせて考えると、評価基準そのものへの納得感が課題として感じられやすい構造だとわかります。
法令順守意識は4.8と高く、制度面の整備自体は進んでいます。きつさの正体は労働時間ではなく、評価の納得感と成長目標の高さにあると見るのが実態に近いといえます。
「ラクスの営業がきつい」と感じたとき、それが分業体制によるプレッシャーなのか、新規開拓そのものの難しさなのか、評価基準の見えにくさなのかを分けて考えると、取るべき対応が変わります。
ラクスの営業の年収


ラクスは東証プライム上場企業のため、有価証券報告書による平均年間給与が公式に開示されています。ただしこれは提出会社(単体)の全社員平均であり、営業職に限定した数字ではない点に注意が必要です。
有価証券報告書の平均年間給与は665万円
ラクスの有価証券報告書によると、2026年3月期の平均年間給与は665万円(6,647千円)です。提出会社の従業員数は2,190人(平均年齢32.7歳、平均勤続年数3.2年)で、前事業年度比2.5%の増加とされています(EDINET 有価証券報告書)。
国税庁の調査では給与所得者全体の平均給与は478万円、正社員に限っても545万円です(国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査)。665万円はその約1.2〜1.4倍の水準にあたります。
| 区分 | 平均年間給与 | 出典の性質 |
|---|---|---|
| ラクス 提出会社平均(2026年3月期) | 665万円 | 有価証券報告書(公式開示) |
| ラクス 口コミ平均 | 584万円 | OpenWork(口コミ集計) |
| 正社員(正職員)の平均 | 545万円 | 国税庁統計 |
| 給与所得者全体の平均 | 478万円 | 国税庁統計 |
口コミに見る年収のレンジと営業職データの乏しさ
口コミサイトのOpenWorkでは、回答者235人の集計で平均年収584万円とされています(OpenWork 社員クチコミ)。有報の665万円より低めに出ているのは、回答者の年齢層や職種構成が異なるためと考えられます。
ここで注意したいのは、有報の665万円もOpenWorkの584万円も、どちらも全職種・全社員を対象にした平均であり、営業職だけを切り出したデータではない点です。インサイドセールスとフィールドセールスでは成果指標も給与の構成も異なる可能性がありますが、それを裏づける公開データは見つかりませんでした。
「平均665万円」という数字だけを見て判断すると、自分が配属される可能性のある役割の実態とずれることがあります。面接では、インサイドセールスとフィールドセールスそれぞれの年収レンジを具体的に確認してください。



有価証券報告書の665万円は心強い数字ですが、これはラクスで働く全員の平均です。インサイドセールスなのかフィールドセールスなのかで、実際の年収の組み立て方は変わってくるはずです。
ラクスの労働時間と働き方の実態


高い成長目標を掲げる一方で、労働時間そのものは必ずしも長くないという口コミも見られます。公開されている数字を具体的に見ていきます。
口コミの残業時間は月平均16.5時間
OpenWorkの口コミでは、月平均残業時間は16.5時間とされています(回答317人の集計)。厚生労働省の調査では所定内給与額の平均が月34.1万円とされており(厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査)、これと比べても、ラクスの残業時間は業界平均より短めの水準にあると読み取れます(OpenWork 社員クチコミ)。
ただしこの数字も全社員の集計であり、架電数や商談件数が積み上がりやすい時期の営業職に限定したデータではありません。
有給消化率は86.8%
有給休暇の消化率は86.8%と高水準です。法令順守意識4.8という8項目中でも特に高いスコアと合わせて見ると、制度面の運用は一定の水準にあると考えられます(OpenWork 社員クチコミ)。
休みを取りづらい空気があるかどうかという点では、ラクスは比較的恵まれた部類に入ります。きつさの要因を考えるときは、時間的な負担よりも、評価や成果の出し方に起因する部分を疑ったほうが実態に近くなります。
評価の適正感と長期育成のスコアは相対的に低い
OpenWorkの8項目のスコアを見ると、法令順守意識4.8、20代成長環境4.0が高い一方、人事評価の適正感は2.9、長期育成は2.8と、他の項目に比べて低くなっています(総合評価3.75、回答317人)。
待遇面の満足度も相対的に低く、働きやすさを支える制度面の評価の高さと、評価や処遇に対する納得感の間にギャップがあることが、この数字から見えてきます。分業体制で成果が数字として見えやすいからこそ、その評価方法に対する納得感が問われやすい構造だといえます。
| 評価項目 | スコア |
|---|---|
| 法令順守意識 | 4.8 |
| 20代成長環境 | 4.0 |
| 社員の相互尊重 | 3.9 |
| 風通しの良さ | 3.8 |
| 人事評価の適正感 | 2.9 |
| 長期育成 | 2.8 |
| 総合評価 | 3.75 |
担当予定の役割(インサイドセールスかフィールドセールスか)、評価の具体的な基準、架電数や商談件数などの中間指標がどこまで評価に反映されるか。この3つは面接で聞いても失礼にあたりません。
ラクスの営業職の種類と役割


ラクスの営業は一枚岩ではありません。インサイドセールス・フィールドセールス・カスタマーサクセスのどの役割を担当するかによって、仕事の中身も評価の軸も大きく変わります。
インサイドセールス
電話やメールで見込み顧客にアプローチし、アポイントの設定や継続的な情報提供(ナーチャリング)を担います。1日の架電件数の目安が求人情報に明記されているケースもあり、日々の活動量が数字として管理されやすい役割です。
フィールドセールス
インサイドセールスが設定したアポイント先を訪問、またはオンラインで商談し、提案からクロージングまでを担当します。一般的な法人営業のイメージに近い働き方で、楽楽精算をはじめとする楽楽クラウドシリーズの提案が中心です。
カスタマーサクセス寄りの提案
導入後の顧客に対して活用方法を提案し、定着を支援する役割です。新規の契約獲得よりも、既存顧客の継続利用やアップセル・クロスセルといった利用範囲の拡大が評価の軸になります。


| 役割 | 主な業務 | 評価の中心 |
|---|---|---|
| インサイドセールス | 電話・メールでのアポイント設定、見込み客の育成 | 架電数・商談化率 |
| フィールドセールス | 訪問・オンライン商談での提案とクロージング | 受注数・受注金額 |
| カスタマーサクセス寄りの提案 | 導入後の活用支援、アップセル・クロスセル | 継続利用・利用範囲の拡大 |
求人票に「営業職」とだけ書かれている場合、この3つのうちどれを担当するのかは面接で確認しないと分からないことが多くあります。株式会社ラクスは2000年11月1日設立、東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役社長は中村崇則氏です(ラクス 会社概要)。



求人に「営業職」とだけ書かれていても、インサイドセールスなのかフィールドセールスなのかで、1日の過ごし方も評価のされ方もまったく違います。応募前に必ず確認してください。
同じ「営業職」の募集でも、インサイドセールスとフィールドセールスでは日々の業務がまったく違います。募集要項に役割が明記されていない場合は、面接の早い段階で確認してください。
ラクスの営業に向いている人と向いていない人
ここまでの実態を踏まえると、向き不向きはいくつかの軸で整理できます。
向いている人の特徴
数字で成果を管理されることに前向きで、高い成長目標に向けて継続的に行動量を積み上げられる人が向いています。
- 架電数や商談化率など数字で進捗を管理されることに抵抗がない
- 分業体制の中で自分の役割に専門性を発揮したい
- 断られる場面があっても新規開拓を前向きに続けられる
- 成長企業特有の高い目標設定にやりがいを感じられる
法令順守意識や20代成長環境のスコアが高いことからも、制度が整った環境で着実にスキルを積みたい人には合う環境だといえます。特にインサイドセールスからキャリアをスタートする場合、ロールプレイング研修や先輩のOJTを通じて型を学べる体制が整っているため、営業未経験からでも段階的にスキルを積み上げやすいといえます。
逆にいえば、最初から我流で進めたいタイプよりも、決められた型をまず吸収し、その後で自分なりの工夫を加えていきたいタイプのほうが、この会社の育成の仕組みと相性がよい傾向にあります。
向いていない人の特徴
逆に、商談の最初から最後まで自分一人で完結させたい人や、評価基準の曖昧さにストレスを感じやすい人には向きません。人事評価の適正感が2.9、長期育成が2.8という数字は、その点を率直に示しています。
- 分業体制で役割が分断されることに窮屈さを感じる
- 評価基準が数字だけで明確に決まっていることを重視する
- 新規開拓より既存顧客との関係構築を重視したい
- 高い成長目標に継続的に向き合うことに抵抗がある
未経験から営業職への転職を考える場合は、未経験者におすすめの転職エージェントも参考になります。
向いていない人の特徴に当てはまるからといって、すぐに転職を考える必要はありません。多くの場合、配属された役割を変えるだけで解決できる部分と、会社の文化そのものに起因していて変えにくい部分が混在しています。次の見出しで、この2つを切り分ける考え方を詳しく解説します。
ここで挙げた特徴は優劣ではありません。分業体制の中で専門性を発揮できる人もいれば、商談を一気通貫で担当したい人もいます。
ラクスの営業がきついと感じたときの対処法


きついと感じたときは、原因が会社全体の目標設定にあるのか、配属された役割特有の事情にあるのかを切り分けると、選択肢が広がります。
担当領域を変える
インサイドセールスとフィールドセールスでは求められる力がそもそも異なります。架電中心の働き方がきつさの原因なら、社内でフィールドセールスへの異動を相談する余地があります。
20代成長環境のスコアが4.0と比較的高い組織なので、上長への相談自体のハードルは比較的低いと考えられます。
評価の基準を自分から言語化する
評価の適正感が相対的に低いということは、裏を返せば評価基準を明確にしてもらうための対話の余地があるということです。架電数や商談化率といった中間指標と、最終的な受注実績がどのような比重で評価されるのかを上司に確認することが有効です。
転職を検討する
環境そのものが合わないと判断した場合は転職です。新規開拓を分業体制の中でやり切ってきた経験は、市場で評価されやすい強みです。業界全体のきつさを先に把握しておきたい場合は、SaaS営業がきつい理由とIT営業がきつい理由もあわせて読むと、会社固有の問題か業界共通の問題かを切り分けやすくなります。
| きつさの原因 | 社内で対処できるか | 転職で解決するか |
|---|---|---|
| 担当役割が合わない | できる(インサイドセールス⇔フィールドセールスの異動) | 役割を指定して応募すれば解決しやすい |
| 評価基準が見えにくい | できる(上司との対話で言語化) | 評価制度が明確な企業を選べば解決する |
| 高い成長目標の文化が合わない | 難しい | 成長目標を前面に出さない企業を選べば解決する |
上2つは社内で動かせる変数です。3つ目は会社の文化そのものなので、社内では変えにくく、転職でしか解決しない部分です。
直近1か月だけで判断すると、担当する商材やリードの質を実力と取り違えます。少なくとも四半期単位で結果を並べて、傾向として苦しいのか一時的なのかを見てから動いてください。



「きつい」と感じた原因が、会社の文化そのものではなく配属された役割だった、というケースは実際によくあります。転職を考える前に、社内で動かせる変数がないかを一度洗い出してみてください。
ラクスの営業経験が活きる転職先


ラクスでの営業経験は、分業体制の中で成果を出す力と新規開拓の提案力として、幅広い業界で評価されます。
評価されやすいスキル
インサイドセールスとフィールドセールスの分業の中で数字を積み上げてきた経験は、仕組み化されたSaaS営業の実務経験として、同じ体制を持つ企業で高く評価されます。パートナー経由ではなく自社で新規開拓を続けてきた経験も、提案力の証明として生きてきます。
- インサイドセールス・フィールドセールスいずれかの実務経験
- パートナー経由ではない自社主導の新規開拓経験
- 高い成長目標に向けて数字を積み上げてきた経験
- 無形商材(クラウドサービス)の提案力
職務経歴書では「頑張った」ではなく、担当した役割、架電数や商談化率、具体的な受注件数を数字で並べてください。
転職先の選択肢
他のSaaS企業の新規開拓営業が最も近い選択肢です。インサイドセールスとフィールドセールスの分業体制が増えているため、これまでの動き方をそのまま持ち込めます。
法人向けのIT・業務システム営業も候補になります。IT営業がきつい理由で触れられているような無形商材の提案力は、業界を越えて評価されやすい強みです。
マーケティング支援企業やSaaS企業のインサイドセールス部門への転身も選択肢の一つです。リード育成のノウハウをそのまま生かせます。視点を変えて、事業会社側でSaaSの導入や活用を推進する企画職に移る道もあります。
いずれの選択肢でも、面接では「架電からクロージングまでのどの範囲を担当していたか」「新規開拓とアップセルのどちらに比重を置いていたか」を具体的に説明できると、経験の中身が正確に伝わります。役割が分業されている会社出身だからこそ、担当範囲を数字と合わせて言語化する準備が選考を有利に進めます。
年代によって現実的な選択肢は変わります。30代なら30代におすすめの転職エージェント、IT業界内での移動を考えるならIT転職エージェントおすすめを参考にしてください。
ラクスの有報ベースの平均665万円は、正社員平均545万円を上回る水準です。同水準を維持できる転職先は限られるため、年収が下がっても得られるものが何かを先に言語化しておいてください。
ラクスの営業に関するよくある質問
ラクスの営業は本当にきついですか?
労働時間の面では、口コミの月平均残業16.5時間、有給消化率86.8%と極端な水準ではありません。きついと言われるのは、インサイドセールスとフィールドセールスに分かれた分業体制、パートナー経由ではない自社主導の新規開拓、売上成長率と営業利益率の合計で高い基準を掲げる成長目標、人事評価の適正感2.9という数字が示す評価基準の見えにくさによるものです。
ラクスの営業の年収はいくらですか?
有価証券報告書による2026年3月期の平均年間給与は665万円です(提出会社の全社員平均)。口コミサイトのOpenWorkでは回答者235人の集計で平均584万円とされています。いずれも営業職に限定したデータではない点に注意が必要です。
未経験からラクスの営業に転職できますか?
求人情報では法人向け営業経験があれば業界不問とされるケースがあり、ポテンシャル採用の枠も存在します。ただし入社後はロールプレイング研修やOJTを経て独り立ちする流れが一般的で、架電や商談の型を早期に身につける姿勢が求められます。
ラクスの営業はどんな役割に分かれていますか?
営業はインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス寄りの提案という3つの役割に分かれます。ラクスは単一の会社ですが、担当する役割によって商談相手も評価の軸もまったく異なります。
ラクスはなぜ成長目標が高いと言われるのですか?
求人情報では、売上成長率と営業利益率の合計で50%以上を目指す「Rule of 50」という考え方が掲げられています。2000年の設立から東証プライム上場企業へと成長してきた経緯もあり、成長を維持するための数値目標が営業現場にも浸透しやすい環境です。
ラクスの営業経験は転職市場で評価されますか?
評価されます。インサイドセールスとフィールドセールスの分業体制の中で数字を積み上げてきた経験や、パートナー経由ではない自社主導の新規開拓経験は、他のSaaS企業や法人向けIT営業でそのまま活きます。事業会社側でSaaSの導入を推進する企画職に移る道もあります。
口コミサイトの評価は回答者の職種と在籍時期に左右されます。気になった点は求人票の記載や面接での質問で裏を取ってください。とくに担当する役割と評価基準は、会社側も具体的に答えられる項目です。
まとめ
ラクスの営業がきついと言われる理由は、労働時間ではなく、インサイドセールスとフィールドセールスに分かれた分業体制と、パートナー経由ではない自社主導の新規開拓、高い成長目標にあります。成果が数字として可視化されやすい分、評価基準への納得感が課題になりやすい構造も見えてきます。
口コミの総合評価は3.75と高く、法令順守意識や20代成長環境など複数の項目が高水準です。一方で人事評価の適正感は2.9、長期育成は2.8と相対的に低く、制度の整備と評価の納得感の間にギャップがあることが数字に表れています。
年収は有価証券報告書ベースで665万円(2026年3月期、提出会社の全社員平均)と、正社員平均545万円を上回ります。ただし営業職に限定したデータは公開されておらず、インサイドセールスかフィールドセールスかで実態は変わり得る点に注意が必要です。
残業は口コミ平均で月16.5時間、有給消化率は86.8%で、時間の面では極端ではありません。きついと感じたときは、原因が会社全体の目標設定にあるのか、配属された役割特有の事情にあるのかを切り分けてください。
そのうえで環境が合わないと判断したなら、分業体制の中で数字を積み上げてきた経験や、自社主導の新規開拓経験は、他のSaaS企業や法人向けIT営業でも評価されます。会社の実態を事前に確認する姿勢が、次のキャリアでのギャップを減らします。
出典・参考情報
- ラクス株式会社 会社概要
- EDINET 株式会社ラクス 有価証券報告書(第26期)
- OpenWork ラクスの社員クチコミ
- en-ambi ラクス 求人情報(インサイドセールス・フィールドセールス)
- 国税庁 令和6年分 民間給与実態統計調査
- 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査
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FOCUS AGENT:東田 尚起


株式会社リクルートにてHR領域に従事。
求人広告営業(indeed/リクナビnext)をメインに、転職エージェントとしても従事。
自ら立ち上げた就職系メディアの事業売却を経験し、転職支援と日系企業を中心に複数社のRPO業務も担う。









