メイテックの営業がきつい理由は?年収・働き方の実態と転職先を解説

この記事のポイント
  • 法人営業は企業への技術提案と技術社員のキャリア支援を兼務する独特の二重業務
  • 有価証券報告書の平均年間給与は600万円、口コミの営業職平均は470万円
  • 2023年の持株会社体制移行で株式会社メイテックは新設の事業会社になった
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株式会社CAREER FOCUS/東田尚起

メイテックの営業は、一般的な法人営業とは中身がかなり違います。企業への提案と、自社の技術社員のキャリア支援という2つの役割を同時に担う点が、この記事のいちばんの要点です。

目次

メイテックの営業がきついと言われる理由

メイテックの営業がきついと言われる理由

メイテックの営業がきついと言われる背景には、企業向けの提案と自社の技術社員向けのキャリア支援を同時に担う二重業務の構造、技術者派遣という商材の専門性、そして2023年に実施された持株会社体制への移行という3つの事情があります。順に見ていきます。

技術提案とキャリア支援を兼務する二重業務

メイテックの法人営業は、求人情報や転職エージェントの紹介記事によれば、メーカーなどのクライアント企業への技術提案だけでなく、自社に正社員として在籍する技術社員(エンジニア)の就業状況の確認やキャリア相談も担当するとされています。

売上をつくる相手と、サービスを提供する相手が別人であるという構造は、一般的な法人営業にはあまり見られません。クライアントの課題を聞きながら、同時に自社のエンジニアの状況や志向も把握しておく必要があるため、情報を扱う量そのものが多くなります。

どちらか一方が得意でも、もう一方が苦手だと成果が出にくい設計になっている点は、入社前に理解しておきたいポイントです。

技術者派遣特化ゆえに商材知識が問われる

メイテックが手がけるエンジニアリングソリューション事業は、機械設計、電気・電子設計、ソフトウェア開発、ケミカルエンジニアリング、解析・評価といった技術領域を扱います(メイテック公式サイト 会社概要)。

営業が売るものはエンジニアという「人」であり、その技術力そのものです。求人情報では文系出身者も多数活躍しているとされていますが、商談の場でクライアントの技術課題をある程度理解できなければ、提案の説得力は上がりません。

保険営業や自動車販売、住宅営業といった異業界から転職してくる人も目立つとされ、前職での商材知識がそのまま通用するわけではない点は、他業界からの転職者が最初に直面しやすい壁になります。

2023年の持株会社体制移行による組織再編

メイテックグループは2023年10月、持株会社体制へ移行しました。これにともない、エンジニアリングソリューション事業を担う現在の株式会社メイテックは2023年4月3日に新設され、グループの持株会社は株式会社メイテックグループホールディングスへ商号を変更しています(メイテック公式サイト 会社概要)。

メイテックの公式サイト
出典 メイテック公式サイト 会社概要

会社の法人格そのものが変わる組織再編は、評価制度や報告ラインが一時的に揺れ動く要因になりやすいものです。持株会社の代表者と事業会社の代表者が別人になっている点からも、グループの意思決定の階層が一段増えたことがうかがえます。

組織再編の時期に在籍していた社員ほど、所属先や評価のされ方が変わった経験を持っている可能性があります。入社を検討する際は、直近の体制変更がどの程度落ち着いているかを確認しておくと安心です。

良いエンジニアを採用し続けることの難しさ

メイテックのビジネスモデルは、正社員として雇用した技術社員を顧客企業のプロジェクトへ派遣する仕組みです。売る商材そのものである技術社員を十分に採用できなければ、営業が企業へ提案できる案件の数も限られてきます。

エンジニアの採用市場は国内でも競争が激しく、技術者派遣業界全体が人材の確保に力を入れています。営業の仕事がきついと感じる背景には、個々の商談の難しさだけでなく、こうした業界構造の圧力も関係していると考えられます。

ワンポイントアドバイス
きつさの正体を分解して考える

「メイテックの営業がきつい」という評判を見たら、まず企業向けの提案の話か、技術社員のキャリア支援の話かを区別してください。どちらの負荷が大きいかで、対処の方向性はまったく変わります。

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